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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】
[696]森崎名無しさん:2010/04/15(木) 18:38:40 ID:??? >>689 デス様ネタのオチが期待通りに「あじゃぱァー!!」で散ってくれたんで最高デスw 大人の事情で「マンモス哀れな奴」が「宇宙的に哀れな奴」に替わったのは残念でなりません・・・
[697]キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:47:22 ID:??? >>695 正直いるかなぁここ?とは思いつつもこの場面で余り引っ掛けみたいな変な選択肢も置けないので まぁ儀式みたいなものでしょうがないのかなとwでもこっちも決まるの早くてビックリですwかなり嬉しいですw >>696 満足してもらえたのなら良かったデスwマンモス〜のくだりは更に大人な事情で使う事すら 厳しいご時勢になってしまいましたからねぇ〜…「夢冒険」とか好きだったのに… A 「諦めん…!」 超モリサキ3「諦めん…」 ガーネフ「ん?何か言ったか?」 超モリサキ3「俺は…諦めん…!」 最初は己に言い聞かせるようにポツリ呟く。そして次に言葉にするときは自分の思いをガーネフに宣言するかのように はっきりとそして力強く叫びガーネフを睨みつけ、腰を深く落としセービングの構えを取る。 そしてそれに呼応するかのように彼のポケットからは淡い碧の光が漏れ出た。 超モリサキ3「俺は…絶対に諦めん…!!」 諦められない理由がある。これまでこの世界で戦ってきた好敵手達。自分の還るべき場所全日本Jrユース。 傷つきながらも戦ったオールスターズの仲間達の事を思えばどうしてここでおめおめと自分だけが逃げられようか。 そしてここで逃げるのは何よりオールスターズキャプテンとして、いや森崎有三という一個人すら裏切る事になるからだ。 しかしそんな超モリサキの悲壮な覚悟などガーネフにとっては今まで幾度と無く見てきた茶番の中の一つでしかなく…
[698]キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:48:24 ID:x7kWsLY2 ガーネフ「ふぉふぉふぉ…いいだろう…ならばしかとその身に受けよ。そして己の決意を後悔するがいい…! ……暗黒魔法……マフー…!」 冷酷に超モリサキに対して魔力を解き放つ。ガーネフの周りに再び闇が生まれ、悪霊が無数這い出る。 そしてその悪霊はガーネフの持つボールをかっさらうと一斉に超モリサキへと襲い掛かる。 超モリサキ3「くッ…くそ…動け…動けよ…!!」 超モリサキも悪霊を恐れずボールに対しダイブしようと試みるが、すでに足がマフーの闇に囚われ全く動く事が出来ない。 徐々に超モリサキの目の前の視界を悪霊達が支配していく。 超モリサキ3「俺は…諦めん…諦めんと言ったら諦めん……俺は…諦めるわけには…いかないんだぁぁ!!!」 シュナイダー・ピエール「「モリサキィィィィィィィ!!!」」 そして超モリサキの最後の絶叫が悪霊に覆い尽くされるのと、シュナイダー、ピエールの絶叫が グラウンドに響くのは同時の事であった…
[699]キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:49:34 ID:??? 一方コッパとジョアンのお陰でとりあえずの危機を脱したヤン達はというと… ヤン「ふぅ〜…全くこの城を作った奴は狂ってるとしか言いようが無いな…利便性というものをまるで無視している」 ジョアン「まぁゾーマとしてみれば利便性などいらんじゃろうからなぁ…」 地下4階に降り立ったところでこの城の作りに対して憤慨するヤンだが、ジョアンの言うとおりこの城は城と言うより 要塞としての意味合いが強く、だからこそ利便性を追求する意味が無い。無論ヤンとてそこの事は重々承知してはいるのだが、 迫り来る獰猛な魔物達、わざわざ玉座の後ろに隠された階段、歩くとつるつる滑る床、およそ訪問者を丁重に扱おうという意思が 全く見られない作りにヤンは辟易していた。この城の事を知っているジョアンの案内が無ければここまで辿り着く事さえ 出来なかったかもしれない。最もゾーマに言わせれば逆の意味でこれが訪問者を丁重に扱っているという事になるのだろうが。 コッパ「…というかさ…おかしいだろ!!」 真理「急にどうしたの?何がおかしいって言うのよ?」 唐突に喚きだすコッパに不思議そうに声を掛ける真理だったが、コッパはヤンを指差し、 コッパ「そっちのおっちゃんの頭の中身がだよ!!どんな頭してたらあんな道具の使い方が思いつくんだよ!!」 ヤン(お、おっちゃん…まさか私の事か?) その無自覚な言葉にヤンが傷ついているのはさておき、コッパが何を驚愕しているのかと言うと、ここまで来るにあたって 自分が持ってきた道具の数々をヤンがこれまで見たことも無いような奇想天外な使い方を見せたことにあった。 初めの内はヤンの使い方に「それはない」「これだから初心者は…」などと否定的だったのだが、 それが実は緻密に計算され尽くされたものであるというのを気付くのには多少の時間が必要だった。 結局ここまで魔物にも襲われる事すらなく無傷で辿り着けたのはひとえにヤンのお陰だろう。 そしてその事は今まで数々の冒険をこなして来ているが故にコッパにとってはちょっとしたカルチャーショックといったところだった。
[700]キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:50:40 ID:??? 透「う〜ん…ヤン提督だからなぁ〜としか答えようが無いかなぁ…」 コッパ「そんなの理由に…」 コッパの言葉に対して事も無げに理屈にならないような理屈を透が言うと、それでも納得いかないのか、 更に何かを言い募ろうとしたところで、 ドォォォォォォォン と、上の階で何かが爆発したような音が聞こえてくる。 ジョアン「な、何じゃ?今の音は?」 ヤン「ああ…気にしなくて大丈夫ですよ。私がちょいと上の階で魔物達に罠を仕掛けたんです。それがどうやら 上手く発動したみたいですね。一応後顧の憂いは絶っておきたかったものですから…これでひとまず後門の狼に気にせずに 前門の虎のみに集中できますよ」 ジョアン「い、いつの間に…」 驚きを見せるジョアンを落ち着かせるようにヤンはあえてあっさりと言っているが、実際はヤンの緻密な計算で 魔物達を一つの部屋に纏め、そこにヤンの虎の子のゼッフル粒子(一定量以上の熱エネルギーを受けると爆発する性質を持つ)を 予め流し込んでおり、それが何らかの要因で爆発したと言う事だった。その何らかの要因に関しては仕掛けたヤン本人も幾通りか 発動パターンを用意していたので爆発した今となってはそのどれかが発動したのだろうという事位しか分からない。 ただ確実に言える事はこれでヤン達の生命を脅かす存在は少なくとも上の階には存在しないという事だった。
[701]キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:51:42 ID:??? 透「ね?こういう人なんだよ」 コッパ「……」 透の言葉にコッパはもはや何も言葉を返す事が出来なかった。 チキ「……」 真理「どうしたのチキちゃん?」 自らの小さな体を更に縮こまらせながら若干震えを見せているチキに対して真理が心配そうに声を掛けるが、 それに対しチキはゆるやかに首を振ると、 チキ「…さっきから胸が苦しいの…誰か居なくなっちゃってるんじゃないかって考えると…チキ怖いよ…」 表情は真っ青に呻く様にか細く呟く。そして両手で自分の体を抱き大きく震える。 ヤン「(…チキはこの先にある“何か”を感じ取っているのかもしれないな…)…先を急ごう…」 チキのマムクートとしての感性はヤン達普通の人間のそれとは異なる筈である。だからこそチキのその様子には ヤンも決して楽観視出来る状況ではなく、険しい表情で先を促す。そのヤンの表情で他の者も警戒心を濃くし、 表情を引き締め無言で先に進んだ。 そして… 最後の地下への階段を下りた時彼らが目にしたのは…
[702]キャプ森ロワ:2010/04/16(金) 10:54:55 ID:??? 選択肢も判定もないですがとりあえずここまでです。 次も長文になるので時間は掛かると思いますが、結構肝の場面になると思うので ゆっくりと納得いくまで頑張りたいとは思ってますデス。それでは〜
[703]森崎名無しさん:2010/04/16(金) 11:29:16 ID:??? 乙デス。 提督ならある意味チートより厄介でゲームシステムとか無視して色々やれそうだ…www そして多分デス様がさっきのネタの通りマフーを耐えても @積尸気冥界波はスターライト以外ダメージのないガーネフにはやっぱり通じない Aそれでも某悪魔神官クリ○フトのように馬鹿のひとつおぼえで連発するデス様に呆れた蟹座の聖衣がキャストオフ Bあじゃぱアーッ! この展開しか予想出来ないw
[704]キャプ森ロワ:2010/04/27(火) 00:55:48 ID:??? 森崎が目を開くとそこは辺り一面闇が支配する世界だった。まだはっきりしない意識の中でぼんやりとデジャヴを感じる。 森崎(そういや…初めてあの世界で初めて目を覚ました時もこんな感じだったけ…) デジャヴの原因が分かりその時の事を思い出し思わず苦笑する森崎。そしてその時と同じく周りを見渡す。 その世界は確かに闇が支配しているが、ところどころで星の輝きみたいなものが見られ、その輝き一つ一つが とても幻想的で綺麗な世界だった。宇宙…この世界の事を表す単語に何となくだがこの言葉が森崎の頭に浮んだ。 無論森崎は宇宙に行った事などあるはずもないし、一生涯行く事も無いだろう。しかしいつからそこにいたのだろう 森崎に背を向け目の前に立つ少年の後姿を見ると自分の考えはあながち間違ってないとも思えた。 森崎「カミーユ…」 少年の名を呼ぶ森崎の声色には喜び、後悔、戸惑いなど様々な感情がない交ぜになっていた。 しかしその声が聞こえていないのだろうかそれとも無視しているのだろうか少年が振り返る事はない。 森崎「…そう…だよな…怒って当然だな…お前があそこまでやったのに…お前に指示を出した俺は結局ゴールを 守るどころか何も出来なかったんだ…」 その後姿に思わず懺悔めいた事を吐露する森崎。そしてその言葉を受けてか少年…カミーユがゆっくりと 森崎の方へ振り返る。森崎を無言で真っ直ぐに見つめるその表情は儚く澄んでおり、今にも消え入りそうな 表情だった。しかし罪悪感からか森崎にはそのカミーユの瞳が自分を責めているように感じられ… 森崎「…そんな目で見るなよ……だってしょうがないだろ!!お前だって見たろ?俺は…森崎有三って人間は どこの世界でも凡人で…シュナイダー、ピエールや翼達みたいなサッカーの才能も無ければ、光太郎さんや アルスみたく強くも無い…ヤン提督のようにも出来もしないし、そしてお前みたいな特殊な力も持ってない… ただの人間なんだよ……そんな奴が絶対に諦めないとか粋がったところであんな化け物どもと張り合おうって方が 無理な話なんだ…所詮はこれが俺の限界なんだ…これ以上…俺に何が出来るって言うんだよ…!!」
[705]キャプ森ロワ:2010/04/27(火) 00:56:52 ID:??? 本当はこんな事を言うつもりではなかった。森崎はただカミーユに謝りたかっただけだった。謝って楽になりたかったのだ。 しかしカミーユの澄んだ瞳を目にするとそんな自分の浅はかな考えが見透かされたような気がして羞恥心からか抑えが効かず、 今まで騙し騙し押さえ込んでいたモノが次から次へと溢れ返り、それはいつしか自分を卑下する自己嫌悪に成り代わっていた。 しかし… カミーユ『本当にお前はそう思ってるのか?』 そのカミーユの声にいつの間にか頭を垂れていた森崎は弾かれたように顔を上げる。だがカミーユと目が合うとすぐまた俯く。 森崎「…思うも何も…そうなってるじゃねぇかよ…俺は負けたんだ…結局…森崎有三って人間はどの世界でも 何をしようが凡人っていうしがらみからは逃れられなかったんだ…運命には勝てなかったんだよ…」 カミーユ『…凡人…運命には勝てない…か…俺はそうは思わないけどな…』 森崎「気休めはよせよ!!お前が俺の何を知ってるって言うんだ!?どうしてそんな事が言えるんだよ!?」 カミーユの言葉に激昂する森崎だったが、カミーユはそれを諭すかのように微笑をたたえ… カミーユ『彼らの声が聞こえるからさ…』 森崎「え?」 カミーユ『お前にも聞こえるはずだ…だってあれはお前を呼んでいるんだから…』 そしてカミーユは森崎に後ろを振り向くように促す。促されるまま後ろにゆっくりと振り返る森崎の目に映るのは…
[706]キャプ森ロワ:2010/04/27(火) 00:58:24 ID:??? 早田『森崎!な〜にしょげてんだよ!やめとけって…そんなのお前のキャラじゃねぇんだからよ!』 次藤『全くタイ…そがんの森崎には似合わんタイ!』 井沢『そうだぜ森崎…思い出せよ…南葛での3連覇や国際Jrユース大会の事を…』 滝『お前がいなかったら俺達はどこかで負けていたかもしれないんだぜ?』 来生『ハッハァ!!お前がヘタレても俺様が代わりにキャプテンになってやらァ!!だから後の事は心配するな!』 山森『キャプテン…俺は今までキャプテンがどれだけ頑張ってきたのかを知ってます…だから…』 中里『拙者をサッカーの世界によんだのはお主であろう?それなのにお主が先に逃げ出そうとしてどうするでゴザルか!!』 松山『確かにお前の奇行には疑問を持つこともあるけど…お前は俺以上にサッカーに対しては真摯取り組んでいたじゃないか!! …俺は信じてるぞ…森崎有三はこんなところで終わる男じゃないって…』 岬『松山の言うとおりだよ…君はもっとふてぶてしくないと…(というかそうなって貰わないと困るんだよね…)』 三杉『君は確かにサッカーの天才じゃない…凡人かもしれない…だけど僕の知っている森崎有三ならこう言うだろうね… 『そんなの知った事か!それでも俺は諦めん』ってね…』 日向『森崎…てめぇ…誰が勝手に屈服していいって言った?…いいか!良く覚えとけ!!てめぇを屈服させるのは 他の誰でもない…この日向小次郎様だ…!』 若林『無様だな…森崎…いい気味だと言いたいところだが今回ばっかりは立って貰うぞ…てめぇを地獄に叩き落すのは この俺…若林源三だ!!だからそれまでお前には負けてもらっちゃ困るんだよ!!』
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