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【異性運○】小田Jr.の野望5【金運×】
[879]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 20:22:17 ID:S66TeyR6 えりる「はい。今ではご主人様と幸せに暮らしています。えりんもお元気そうでなによりです」 えりん?「…ま、私はELRと違って局地仕様だからね。パーツの限界が来るまでここでぼちぼち暮らすわ」 えりる「そうですか…。でもえりんもいつかきっといいご主人様がきますよ」 えりん?「あなたのそういうところ…嫌いじゃないけど、機械仕掛けの人形に言ってもいい台詞じゃないわよ」 えりる「てへへ…。そうでした。それじゃ!えりんまた会う日まで!」 えりん?「ん。それじゃね。そこの子供。あなたは幸せ者なんだから幸せにしてあげなよ。」 そういいつつ、えりんと呼ばれた白衣を身に纏っていた女性がジュニアがきた方の廊下を歩き出すのだった。 小(ふむ…あれもたぶん、えりると同型なのか?姿形は全然違うけど…) えりるは中肉中背、胸が多少貧相だがそれ以外は特筆すべきことがない…あえて言えばその顔は 鼻が多少低く、やや童顔で総じてやや平均に劣る…それくらいである。 それに比べえりんと呼ばれた女性は、えりるよりコブシ半個分せが高く、全体的にスマートな印象。 やや青みがかったショートカットは知的な美人だという印象だった。
[880]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 20:23:30 ID:S66TeyR6 小「…つまらない事を聞くけど、えりるもあの顔になれるのか?」 えりる「はいもちろんです。外皮ならどんな形にも慣れますよ。あ、でも身長はボディを 変えなきゃいけないのでそれなりの時間が必要ですが」 小「へぇ。因みに姿かたちが変わる可能性がある固体をどうやって認識しているんだ?」 えりる「それは単純に私達の微弱な波形が固体認識させてくれます。だからその気になれば 数百メートル先でもお互いの位置や意思を疎通させることも出来ますよ」 小「なるほど…ね」 小(つまりその気になれば会話も必要ない…なのに一々言葉で意思疎通させる…開発した人間の趣味か?) ジュニアはようやくここが普通ではないことを認識すると、丁度えりるの足が止まる。 えりる「ん。ここです。それじゃ覚悟はいいですか?」
[881]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 20:24:51 ID:S66TeyR6 えりるはそういうとがらがらとドアを開ける。 ジュニアの見た光景→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ 白衣を着た普通のおっさんだった。 ハート 意外なことに若い女性だった。 スペード 老獪そうなじーさんだった。 クラブ 成原成行と書かれたプレートが貼ってあった。 となります。
[882]森崎名無しさん:2009/12/25(金) 20:31:58 ID:??? ジュニアの見た光景→ スペード2
[883]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 21:32:49 ID:S66TeyR6 ジュニアの見た光景→スペード2 スペード 老獪そうなじーさんだった。 その光景はやはりジュニアの思ったものとはかけ離れていた。機械仕掛けの研究機器が殆どだと 思っていたが実際にそれっぽい機器は遠心分離機やドラフト、培養庫くらいしかなく、それ以外は 様々な薬品の入った戸棚に、その脇にはピペットや試験管、ランプなど意外なほどレトロだった。 ???「よくきたな、えりる。それに小田猛君。」 その部屋に釘付けだったジュニアはその部屋に主の声でようやく我にかえる。 小「あ、すいません。俺は小田猛…って知ってますね…」 ジュニアは出来るだけ平静にその声の主を探して驚く。その顔は片目にモノグラスをかけており、 天頂はつるっぱげ、両脇にはふさふさと白髪を生やしているが全体的に異形を思わせるそれだった。 ???「ふぉっふぉっふぉ、意外かね。このラボの中の機材が?」 声の主は面白そうに笑いながら話を続ける。 ???「わしの担当は有機スキン。つまりえりるの外装部分じゃからな。他にもハードウェアと ソフトウェアを担当する奴がいるんだが、あいにく留守でな。今日はわしがもてなしてやろう」 小(むふ…ということは今日わかりそうなのは外装のみか…)
[884]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 21:33:58 ID:S66TeyR6 ジュニアはえりるの秘密に迫れるのではという高揚感がやや落ち着いていく。 えりる「博士!それじゃえりるちゃん早速オーバーホールに向かいますね。ご主人様、おじいちゃん博士は 一番お優しい方なので安心してください!」 そういうと、ジュニアの返事も待たずにえりるは部屋から出て行く。 小「おい!…いっちまった…。」 どうする? A.とりあえずママンから預かったお土産を渡す。 B.博士の名前を聞く。 C.どうして呼んだのか聞く。 E.その他 先に1票入ったものを選択します。
[885]森崎名無しさん:2009/12/25(金) 21:40:11 ID:GKL2RuTY A
[886]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 22:33:54 ID:S66TeyR6 A.とりあえずママンから預かったお土産を渡す。 数秒の沈黙… 小(う、く、空気が重い…そ、そうだ!) ジュニアはとっさにお土産があった事を思い出し、話の取っ掛かりにと差し出す。 博士「おお、悪いの。これが南葛名物かまぼこと豆腐じゃな」 博士は袋の中身を見ずにそう答える。 小(え?なんでわかったんだ?) 袋は所謂何も書かれていない紙袋に包まれており、それをあけない限り決して中身などわかりようも ないはずだった。 博士「ん?…そうか、知らんのか?えりるには通信機能がついておってな。時折こうして情報を 流すんじゃ。といっても個人情報になるものはえりる自身が判断してカットしておるから安心するのじゃ。 ま、えりるの日記みたいなものと思ってくれればよい」 小「…だから俺の姿をみて一目でわかった…と?」 博士「まぁそれ以前に例のかふぇで猛君の姿は捉えておるし、何よりえりるがご主人様というのは 今のところ猛君だけじゃろう?」 小「…なるほど。だからセキュリティもなにもない…と」 博士「そのとおり」
[887]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 22:35:01 ID:S66TeyR6 小(ふむ…えりるには通信機能があるのか…パソコン買ったらLANの代わりになるかもな…) えりるはまだ帰ってくる気配が全くないな…どうしよう? A.博士の名前を聞く。 B.どうしてえりるがうちに来ることになったのか聞く。 C.えりるの通信機能についてもう少し詳しく聞く。 D.えりるのパーツについて聞く。 E.えりるのメンテについて聞く。 F.その他 先に1票入ったものを選択します。
[888]森崎名無しさん:2009/12/25(金) 22:39:36 ID:CA1WMxv+ B
[889]小田ジュニアの野望:2009/12/25(金) 23:07:50 ID:S66TeyR6 B.どうしてえりるがうちに来ることになったのか聞く。 小(……今までの最大の疑問でもぶつけてみるか…ムダだろうけど) そんな事を思いながら博士にだめもとで聞いてみる。 小「そういえばえりる…ELR-00…でしたっけ?何故うちに来ることになったんですか?」 一瞬の沈黙…そして博士は重々しく口を開く… 博士「実はな…じゃんけんに勝ったからじゃ。」 小「は?」 博士「だからじゃんけんに勝ったじゃろ?だからじゃ」 確かにえりるとの本当の出会いは秋葉原のメイド喫茶で、じゃんけん勝負に4連勝という軽い奇跡を 起こした結果だった。 小「でも、4連勝できる可能性は1/100以上の確率です。その程度の確率で決まるものですか?」 流石にそんな戯言を真に受けるほどお人よしではないジュニアは正論で看破する。
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0ch BBS 2007-01-24