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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[350]森崎名無しさん:2009/12/20(日) 21:51:43 ID:??? ちょwwwJOKERwwwwwww
[351]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:29:16 ID:??? >えーりんの話→ クラブ7 =永琳「喘息を緩める薬を作っておいたわ……彼女に渡しておいて」 流石の天才! ============================================================================================== 永琳が咲夜へと投げ寄越したのは、永琳自身が処方した喘息の薬。 呼吸器の機能を和らげる機器に、3つの錠剤であった。 永琳「食後に3錠。 30分以内に経口する事」 咲夜「…………」 月の天才・八意永琳の本業は医者――薬剤師としての仕事である。 あらゆる薬を作ることの出来る能力を持つ永琳にとって、喘息を和らげる薬を作る事など造作も無い事。 咲夜は未だに懐疑的な目を永琳へと向けていたが……薬は懐へとしまわず未だに持ったまま、口を開く。 咲夜「それで、何をして欲しいの?」 永琳「理解が早くて助かるわ……」 咲夜「あなたが何の利も無く、敵に塩を送る真似をする訳が無いでしょう」 永琳「心外ね……。 私としても、あのパチュリー・ノーレッジと全力で一度戦ってみたかった。 そこは本心よ。 あくまでも、それが手段と一致したというだけ」 紅魔ルナダイヤルズのスーパーサブ、パチュリー・ノーレッジ。 フィジカルが極度に弱く、更に喘息により試合活動時間が低い事を除けば。 永遠亭の永琳に匹敵する程の実力を持つと、噂される選手である。 当然永琳としてもパチュリーに興味はあり、全力で勝負をしたいと思うのはサッカーをやる者として当然の考えである。 ただし、純粋にそれだけを思って咲夜にパチュリーの為の喘息薬を渡した訳ではないのだが……。 ともかく、まずは何が狙いかを聞いてからこの薬は受け取ろうと、咲夜は永琳の真の狙いについて聞き出す。 咲夜「それで?」 永琳「ええ、実はね……」
[352]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:30:17 ID:??? 咲夜と永琳が密会をしている頃。 一方で反対側の通路では、昼食の買出しへと駆り出された藍が一人売店へと向かっていた。 焼きそば、パン、それに弁当などを買い込み両手一杯の袋を持って戻ろうとしていた藍だが……。 不意に背後から感じる視線に気づき、ぴたりと歩みを止める。 藍「紫様、音もなく出てくるのはお止め下さい……」 紫「でも、音を出せば音を出したで怒るでしょう?」 背後を振り向かず声を出せば、返ってくるは主の声。 やれやれと溜息を吐きつつ振り向くと、そこには隙間から上半身だけを出し。 笑みを浮かべながら扇子を振っている八雲紫の姿があった。 藍「して、何か用ですか? 今から昼食なのですが……」 紫「用という程ではないのだけど……そうね、改めて確認かしら」 藍「はあ……」 紫「ずばり、藍。 今のオータムスカイズについてどう思う?」 藍「それは……無論、かなり強くなってきていると誰もが判断するでしょう。 もはや私の力でも及ばないほどです」 かつては藍よりもかなり低い能力しか持っていなかったオータムスカイズ。 藍の所属するネオ妬ましパルパルズはリベンジに魂を燃やし今大会で勝利を収めたものの。 その後の試合でオータムスカイズはそれ以上の活躍をしてみせた。 誰に聞いても、強豪……名門と返事が返ってくるほどにまで、見事に成長を仕切っている。
[353]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:31:29 ID:??? 藍「まだまだ弱点はあります。 やはり選手一人一人が特化している為、非常に癖がある。 ですがその弱点をそれぞれがカバーし合い、正に無敵と言える程の実力を見せています。 あれもまた、一つのチームとしての完成形ではないかと一つ学ばせてもらいましたよ」 紫「そうね……では、彼らが私に敵うと思う?」 藍「……難しい質問です」 強くなったとはいえ、紫の能力は幻想郷一である。 果たしてオータムスカイズが敵うかと言えば当然答えはしにくいが……。 藍「それでも、紫様も圧勝は出来ないでしょう。 それ程までに、オータムスカイズは強い」 紫「うーん……でしょうねぇ。 本当、まさか風見幽香たちまで入るとは思わなかったから。 私のチームに幽々子が手を貸してくれて、藍や妖夢が戻ってきてくれてもきっと難しい戦いでしょうね」 藍「ええ……」 しばし両者は沈黙。静寂が辺りを包み込むが……再び紫が口を開く。 紫「そろそろ……頃合だと思うのよね」 藍「……しかし、あまりにも急すぎるのは彼にとっても困るでしょう」 紫「ええ……橙はどう言っているの、彼のこと」 藍「それなりには慕っている様子です。 ただ、あまり話自体はした事が無いようですから、ショックは小さいかと。 どうやら名無しの妖精や豊穣の神達とは仲が良いようですが……」 紫「妖精達に関しては多少喚こうが関係は無いわ。豊穣の神も分別は弁えているでしょう。 ……明日の決勝」 藍「はい」 紫「明日の決勝の結果次第では……反町君に、改めて話をする必要があるわね」
[354]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:32:37 ID:??? 一方その頃、藍と紫が何やら不穏な話をしているとは露知らず。 反町は一人、着替えを済ませていつもの如く控え室の前で座り込んでいた。 後半の半分はベンチに座っていた為、多少なりと体力は回復したが……。 それでもまだ完全とは言えず、時折意識が朦朧とする事がある。 反町(うー……疲れた、腹減った。 早く帰って寝たい……けど、午後の試合は見たいんだよなぁ。 ああ、どうしよう……) 午後は永遠亭ルナティックスと紅魔ルナダイヤルズの試合。 明日の決勝に向け、どちらが勝ちあがってくるのかこの目で見ておく必要もある上。 個人的にも三杉の活躍、そしてパチュリーと永琳の勝負にも興味がある。 どうしたものかと考える反町だったが……その時、向かいの廊下から誰かの足音が聞こえてきた。 果たしてその足音の正体とは……。 先着1様で、 足音の正体→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→新田「あれ?ここは……」 新田!13スレ目で隼スルーされた新田じゃないか! ダイヤ・ハート→守矢フルーツズの皆さんだ! スペード→永遠亭ルナティックスの面々だ! クラブ→紅魔ルナダイヤルズのお人達だ!
[355]森崎名無しさん:2009/12/20(日) 22:32:56 ID:??? 足音の正体→ スペードJ
[356]森崎名無しさん:2009/12/20(日) 22:41:07 ID:??? 橙抜けるのかな
[357]森崎名無しさん:2009/12/20(日) 22:45:59 ID:??? 「反町と親しい奴はだれか」っちゅー話だから・・帰還フラグじゃね? ゆかりん的にはオータムスカイズが最強&安定になられちゃ困るわけだしさ。
[358]森崎名無しさん:2009/12/20(日) 22:54:24 ID:??? いや、勢力の小さいチームに移籍させて、また革命させるんじゃないかな
[359]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:55:31 ID:??? >足音の正体→ スペードJ =永遠亭ルナティックスの面々だ! ============================================================================= 曲がり角を曲がって姿を現したのは、永遠亭ルナティックスの面々であった。 先頭を歩くのは、やはり絶世の美女と言うべき麗しい黒い髪を持つキャプテンの蓬莱山輝夜。 その背後には従者である八意永琳が付き従い。 その両側にピンクのワンピースを着た因幡てゐ、椛の解説によるとうどんげという名前のウサ耳少女が並んでいる。 そして、かつて反町達と対戦をした歴史と半獣人里の会のキーマン、上白沢慧音。 ベジータ、ナッパ、ラディッツ、悟空という面々も姿を見せていた。 慧音「む……やぁ、お疲れ様だったな、反町君」 反町「あ……ど、どうも」 控え室の前で座り込む反町をいち早く見つけた慧音は、その五重塔のような帽子が落ちないか不安になるほど頭を下げ一礼。 慌てて反町も立ち上がり一礼し、永遠亭ルナティックスの面々に挨拶をする。 反町「オータムスカイズのキャプテン、反町です。 えっと……もしかして、控え室に?」 永琳「八意永琳よ、以前にも一度会っているけど……とりあえず、よろしく。 ええ、少し試合開始時間には間が空くけど早めに作戦会議をしたくてね……まだ使用中かしら?」 反町「は、はい。 すみません……」 輝夜「いいのよ、私達が勝手に来ただけなのだから……反町君だったかしら? よろしくね」 反町「あ、は、はい!」 しゃなりしゃなりと正に大和撫子といった雰囲気で反町に笑いかけ、握手を求める輝夜。 世の男性の100人中98人は魅了するであろう微笑を向けられ思わず反町はどもりつつ。 照れたように頬を赤く染めながら、握手を交わす。 握ればわかるが、なんともか細く柔らかい手だ。白魚のような手とは正にこのことか。 舞い上がる反町ではあったが……しかし、そんな反町をどこか哀れそうな目で見つめる者もいる。
[360]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 22:56:31 ID:??? うどんげ(姫様……いつもこんな感じなら、私も困らないのに……) てゐ(色仕掛けは私には出来ないからな〜。 本当、魔性の女だねぇ) 輝夜(こいつが妹紅のいるチームのキャプテンねぇ……うーん、どこがいいのかしら? 顔も悪くは無いけど……ありふれてるっちゃありふれてる顔だしねぇ) ラディッツ「久しぶりだな、反町! 今日の試合も活躍したんだって?」 反町「あ、ラディッツさん。 いや、活躍と言えるかどうか……」 悟空「あの守矢フルーツズから2点取ったんだろ? 大活躍じゃねーか! へへっ、オラ、またワクワクしてきたぞ!」 輝夜と握手を交わした後は、ラディッツにその両手を取られ強く握り締められる。 ラディッツには未だに反町に対する感謝の気持ちが残っているらしく。 悟空、それにナッパやベジータが反町を見る目も少し柔らかなものだ。 しかし、どこか彼らの様子が疲れているようにも見える辺り……酒商店の仕事も大変なのだろう。 反町(皆が出てくるまでに時間がありそうだな……誰かと話そうかな? ん……そういえば……あのピンクのワンピースの子は妹紅さんとの仲介をしてくれたんだよな。 お礼を言っておくべきだろうか?) A.輝夜と話をする B.永琳と話をする C.うどんげと話をする D.てゐと話をする E.酒商店ベジータの面々と話をする F.慧音と話をする G.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
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0ch BBS 2007-01-24