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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[515]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:17:40 ID:??? >天才・八意永琳→ スペード4 =まだ狙いはわからない。しかし、警戒だけはしておこう……。 ======================================================================================= 永琳(FWとして十分な実力を持つ美鈴をDFに下げる意味はまるで無い。 しかし……あのパチュリー・ノーレッジに何も考えが無い筈もまた無い) 狙いこそわからないものの、警戒するに越した事は無いと判断をする永琳。 一方でパチュリーは無表情のままではあるが、困惑をする永琳を見てまずは一つ目の策が成功と薄く笑みを浮かべる。 パチュリー(天才とは得てして自身の予想を超えるものに弱い。 でも、まだまだこんなものではないわよ……私の知識、あなたの頭脳に敵うかどうか試させて貰うわ) 今日の試合、永琳にとってはライバルである咲夜との戦いであると同時。 喘息さえなければ永琳にも匹敵とすると言われているパチュリーとの戦いでもある。 果たして永琳は2人を相手に勝ちあがる事が出来るのか……。 疑問を残したまま、コイントスで先制権を得た永遠亭ルナティックスのボールで試合が開始される。 ピィーッ!! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「さぁ〜、試合が開始されました! 果たして決勝でオータムスカイズと当たるチームはどちらか!? 永遠亭ルナティックス、まずはFWのうどんげ選手から中央の永琳選手へとボールが渡る! 永琳選手、どうやって試合を組み立てるか……あ、ああああ〜!?」 反町「な……なんだぁ!?」
[516]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:18:42 ID:??? 試合が開始されると同時、早速永琳へと渡るボール。 果たしてこれからどうやってゲームが動いていくのかと観客達が息を飲む中……。 なんと、永琳はその場でリフティングを開始。 ぽん、ぽん、とボールを跳ねつけながら薄い笑みを浮かべつつゆっくりとルナダイヤルズ陣営へと切り込んで行く。 慌ててそれを見たメイドHがタックルに向かうも……。 メイドH「あ、ああ!?」 永琳「…………」 しかし、まるでボールは意思を持ったかのように動き回りメイドHのタックルをものともせず。 永琳は何事も無かったかのようにゆっくりゆっくりと進撃。 そして、そんな中でパチュリーへと視線を向け……右手でくいくい、と自身に向かってくるよう挑発をする。 観客「お、おおおおお! そうだ、いけー、パチュリー!!」「永琳とパチュリーの正面対決だと!?これだけでご飯3杯いける!」 永琳「お手合わせ願えるかしらね……」 パチュリー「……本当、天才ってのは厄介ね。 ここでボールを奪われたらどうするつもりかしら。 自己の欲求の為にチームに迷惑をかける……考えられない事だわ」 永琳「私が勝てば何の問題も無いのよ」 パチュリー(多少揺さぶれたとは思ったけど、メンタルが強いわね……。 まあ、こちらも純粋に勝負をしたいといえばそうではあるし……行きましょうか!) 永琳のマイペースぶりに辟易しつつも、パチュリーはやや早足で永琳の元へ。 多少激しい運動ではあるが、薬が効いているのかまだ発作は起こっていない。
[517]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:20:04 ID:??? ジョン「あああああああああああっとぉ!! いきなり試合の目玉とも言えるカードの対決!! 永琳選手へとパチュリー選手が向かったァ!! この試合の中盤争いを決める大事な勝負、果たしてどちらに軍配が上がるか!?」 穣子「いきなりね!」 静葉「両者天才と謳われたもの……どちらが勝つかしら……?」 反町「やっぱり永琳さんじゃないか? あの人のドリブルは凄い……」 アリス「でも……パチュリーだって、負けてはいないわよ」 藍「うむ。 フィジカル、スタミナ以外の面では……或いは八意永琳を凌駕しているかもしれん。 勝負してみなければ……結果はわからんな」 永琳「来なさい、パチュリー・ノーレッジ」 パチュリー「言われなくても行くわよ……こういう積極的なのは好きじゃないのだけど……」 先着1名様で、【一緒に引いてください】 永琳→ !cardドリブル 58 +(カードの数値)= パチュリー→ !cardタックル 55+(カードの数値)= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ドリブル成功! そのまま永琳、パチュリーを抜き去り咲夜と対決 =1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(悟空がフォロー、ベジータと咲夜で競り合い、咲夜がフォロー) ≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。 ※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。
[518]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/12/22(火) 22:23:45 ID:??? 永琳→ クラブ6 ドリブル 58 +(カードの数値)= 天才ですから
[519]森崎名無しさん:2009/12/22(火) 22:24:30 ID:??? 永琳→ ダイヤ7 ドリブル 58 +(カードの数値)= パチュリー→ クラブ8 タックル 55+(カードの数値)=
[520]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:40:30 ID:??? >永琳→ ダイヤ7 ドリブル 58 +(カードの数値)=65 >パチュリー→ クラブ8 タックル 55+(カードの数値)=63 >≧2→ドリブル成功! そのまま永琳、パチュリーを抜き去り咲夜と対決 ================================================================================== 永琳(単純なフェイントでは抜けない……) パチュリー(もっと自惚れなさい、私……相手が稚拙なフェイントをかけてくるとは思えないわ……!) 天才同士であるからこそ、お互いの読みが合致する永琳とパチュリー。 永琳の巧みなフェイントもパチュリーは看破し、パチュリーの奇を衒ったディフェンスは読まれ。 お互い有効な手立てを見せられぬまま、そのまま中盤で混戦となる。 その激しい攻防に熱狂していた観客達もいつしか静寂に包まれ、静かに勝負を見守るが……。 2人の勝敗は、意外なほどにあっさりとついてしまう。 パチュリー「っ!?」 永琳「1度目の勝負は……私の勝ちね!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「あ、ああああっとぉ! パチュリー選手、永琳選手に抜かれたァァァァ!! ボール争いの最中、バランスを崩したパチュリー選手! 永琳選手は悠々と抜き去り突破します!!」 お互い、技術ならばほぼ互角とも言える勝負。 しかしながらやはり最後の決め手となったのは、純粋な体力の勝負。 喘息が今は治まったとはいえ、元々スタミナ自体も殆ど無いパチュリーに対し。 一方で永琳のスタミナはオータムスカイズの妹紅とも張り合う程である。 僅か数分とはいえ、激しい攻防をする内にパチュリーの体は次第に思うように動かなくなり。 永琳はその隙を見逃さず、あっさりと抜き去ったのだ。 パチュリー(ぐっ……くそっ、私に体力があれば……!)
[521]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:42:21 ID:??? 反町「やっぱり永琳さんが……!」 にとり「待ちな、反町! まだ永琳の突破が決まった訳じゃない……次はもっと厳しい勝負だよ!」 永琳がこのまま一気にゴールまで進むのではないかと前のめりになる反町に。 にとりは注意をしながら、フィールドに立つ紅魔ルナダイヤルズのボランチへと視線を向ける。 咲夜「行くわよ、八意永琳!」 永琳「さて……止められるかしらね?」 ジョン「ああああっとぉ! しかし、ここで永琳選手に挑みかかるのは咲夜選手! そうです、紅魔ルナダイヤルズの守備はボランチからが激しい! 果たして永琳選手、咲夜選手を抜き去ることが出来るのか!?」 先着1名様で、【一緒に引いてください】 永琳→ !card月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)= 咲夜→ !card切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ドリブル成功! 天才八意永琳ここにあり! そのままうどんげとワンツーをし、一気にゴール前へ =1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(悟空がフォロー、ベジータと美鈴で競り合い、美鈴がフォロー) ≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。 ※永琳の数字がAで「月の頭脳」が発動し15扱い。 ※咲夜の「切れたナイフタックル」には吹っ飛び係数4がついています。
[522]森崎名無しさん:2009/12/22(火) 22:43:19 ID:??? 永琳→ スペード6 月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)= 咲夜→ ダイヤ8 切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)=
[523]森崎名無しさん:2009/12/22(火) 22:43:34 ID:??? 永琳→ ダイヤQ 月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)= 咲夜→ ハートK 切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)=
[524]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:07:09 ID:??? >永琳→ スペード6 月の頭脳的ドリブル 62 +(カードの数値)+(天才の証明+1)=69 >咲夜→ ダイヤ8 切れたナイフタックル 64+(カードの数値)+(咲夜の世界+2)=74 >≦−2→紅魔ルナダイヤルズ、ドリブルを阻止。 ================================================================================= ズババババッ タタタッ!! 緩急をつけ、更には多様なフェイントを織り交ぜて咲夜を抜き去ろうとする永琳。 月の頭脳という異名に恥じぬ芸術的なドリブルは見るものを圧倒し。 生半可なディフェンスではただ棒立ちをして永琳を通すだけとなるだろうが……。 しかし、そのドリブルを見極める事が出来る数少ないディフェンスの名手がここにはいた。 咲夜「このバイタルエリアに切り込んできた瞬間……あなたのボールは、私のもの!」 永琳「くっ……!?」 ズバアアアアアアアアアッ!! 切れ味鋭いナイフを投げつけ、ボールを止めてから飛び掛るようにして奪い取る咲夜の必殺技。 切れたナイフタックル。 幻想郷では超一流であるそのタックルの技は永琳を吹き飛ばし。 咲夜はあっさりとボールまで奪い取る事に成功する。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「出ました! 切れたナイフタックル! 流石の永琳選手もこのタックルの前には容易に突破が出来ないィィィッ!!」
[525]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 23:08:44 ID:??? 永琳「流石は咲夜……そして、切れたナイフタックルね……!」 うどんげ「や、やっぱり切れたナイフタックルは凄い!」 ベジータ「や、奴はスーパーボランチなのだ……もう駄目だ……おしまいだ! 皆切れたナイフタックルで吹き飛ばされるんだ!」 悟空「オラ、ワクワクしてきたぞ! 切れたナイフタックルってのはすげぇな!」 パチュリー「咲夜、ご苦労様……切れたナイフタックルならやはり永琳を止められるわね」 美鈴「切れたナイフタックルばんざーい!」 小悪魔「ばんざーい!!」 観客「やっぱ切れたナイフタックルは凄いな!」「うん、流石切れたナイフタックルだ!」「今日は一段と切れてるな!」 咲夜「………………」 咲夜のディフェンスを敵・味方、そして観客達が口々に褒め称えるも……。 当の咲夜本人は恥辱に耐えるような苦しそうな表情を浮かべつつ。 そのまま一気に前線のメイドHへとボールをフィードするのであった。 咲夜(お嬢様のつけた名前、お嬢様のつけた名前、お嬢様のつけた名前……恥ずかしくない!) それから数分、突破に失敗をした永遠亭ルナティックスと守備に重きを置いたルナダイヤルズはこう着状態となる。 前半も15分が過ぎ去り、特にこれといった動きも無いまま時間は流れ続けるのだが……。
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0ch BBS 2007-01-24