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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[722]717:2009/12/26(土) 19:13:12 ID:??? このままいけば数人は離脱する危険が高い。 反町がチーム内の派閥(?)争いに気付かないと溝は深まるばかりだ。 恐らく、本当に上手い説得で尚且つ成功率の低い判定に成功しないと 選手間の和解は成立しないだろう。 失敗したなら即退団するはず。 むろん説得方法によっては低い成功率が0になるから 俺は離脱者が出るのはまず避けられないと踏んでいる。
[723]森崎名無しさん:2009/12/26(土) 19:16:10 ID:??? やる前から諦めるな
[724]森崎名無しさん:2009/12/26(土) 19:17:49 ID:??? >>722 だとすれば、最悪どちらを取るかはっきりしないと両方に逃げられる可能性あるな 心情的にはにとり達を残したいが幽香が離脱するとリグルやチルノや大ちゃんがいなくなるのが痛い
[725]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/26(土) 19:40:53 ID:??? 反町が遅めのクリスマスプレゼントを貰っている頃。 竹林スタジアムでは、紅魔ルナダイヤルズ……そして、永遠亭ルナティックスの面々が会合をしていた。 ルナダイヤルズのキャプテンである咲夜はてっきり気落ちしているかと思われたが……。 しかし、何故か逆に威風堂々とした態度でその席に現れ。 永琳ら永遠亭の面々他、パチュリーや美鈴といった者達に驚きを与えていた。 永琳「それで……約束通り、彼女を借りてもいいわね?」 咲夜「ええ、それを承知でパチュリー様のお薬を貰った以上。 約束は守りましょう」 試合前、パチュリーに喘息の薬を渡す代わりに永琳の出した条件。 それは、紅魔ルナダイヤルズの選手を1人貸し出すというものであった。 基本的に幻想郷のサッカー大会において、1人の選手が様々なチームを行き交いするというのは大して珍しい事ではない。 現在はオータムスカイズに所属する妹紅も、かつてはチームを掛け持ちする助っ人選手だったのだ。 これもまた、幻想郷のサッカー特有の文化と言えるだろう。 永遠亭ルナティックスに完敗を喫し、その前にパチュリーの薬を貰っているというルナダイヤルズからしてみれば。 ここは当然約束を反故する訳にもいかず、素直に選手の貸し出しを承諾。 永琳、そしてその他の永遠亭ルナティックスの面々がほっと安堵の表情を浮かべその選手を招こうとするが……。 その寸前、パチュリーが制止をかけた。 パチュリー「……ちょっと待って頂戴、八意永琳」 永琳「あら……まだ何か話があって?」 パチュリー「ええ、無礼は承知だけどその上で一つあなたにお願いがある」
[726]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/26(土) 19:42:21 ID:??? そのパチュリーの発言に、思わず咲夜と小悪魔、美鈴は目を丸くし。 逆に永琳は愉快そうに目を細めつつパチュリーを見やる。 知識の魔女――パチュリー=ノーレッジは、基本的に他者に借りなどを作らないタイプの人種。 誰かに頼みごとをするというのも、本来ならばしない人物なのだ。 それがわかっているからこそ紅魔館のメンバーは驚くのだが、パチュリーはそれらを一切気にせず。 真っ直ぐに永琳を見つめたまま、先ほどから終始無言で場のなりゆきを見守っていた外界からの助っ人を永琳の前へと連れ出す。 パチュリー「単刀直入に言う……彼の病を治してあげて頂戴」 永琳「病……心臓病かしら?」 反町のツテで外界から呼び出した助っ人――三杉淳。 卓抜したサッカーセンスを持ちながら、しかし心臓病というハンデを背負った選手。 彼に大幅な期待を寄せているパチュリーとしては、何としてもここで三杉の体を治療してもらいたい所だった。 これから三杉が成長するには、知識だけでなく体を動かすという事も必要不可欠。 その為には、全力で体を動かせるだけの体を手に入れなければならない。 その為にと永琳に三杉を治療するように言うパチュリーであったが……。 永琳は前情報も無いというのに三杉の病を一発で見抜き、思わず三杉は珍しくも驚きの表情を浮かべる。 永琳「試合中の動きを見ていれば大体わかるわよ……」 三杉(たった45分の僕の動きで判別つくなんて……) パチュリー「話が早くて助かるわ。 ……それで、どうかしら八意永琳? ……治してくれるかしら? あなたもそこまでわかっているなら……彼の潜在能力を私以上に見抜いているでしょう」 永琳「そうね……」
[727]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/26(土) 19:43:21 ID:??? 先着1様で、 私は天才だぁ!→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→永琳「治療しようと思ったその瞬間には…もう治療は終わっているのよ」 なんとこの場で完治させてくれた! ダイヤ→永琳「今日からすぐにでもウチに来なさい」 すぐに治療に入ってくれるぞ! ハート・スペード→永琳「大会が終わってからちょくちょく顔を見せなさい」 治療を約束してくれた! クラブ→永琳「……そこまでする価値は無いんじゃないかしら」 だが断る! クラブA→永琳「ん? 間違ったかな?」 三杉のツボを突くが……
[728]森崎名無しさん:2009/12/26(土) 19:44:00 ID:??? まず反町が争いに気付かないことにはどうにもならないしなぁ……。 あと中立の立場にいる(と思われる)のが妹紅しかいないのがネックだ。
[729]森崎名無しさん:2009/12/26(土) 19:44:01 ID:??? 私は天才だぁ!→ ハート6
[730]森崎名無しさん:2009/12/26(土) 19:45:07 ID:??? クラブじゃなくて本当によかった…
[731]森崎名無しさん:2009/12/26(土) 19:47:14 ID:??? やはりいたか 八意=アミバ=永琳ww
[732]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/26(土) 20:09:51 ID:??? >私は天才だぁ!→ ハート6 =永琳「大会が終わってからちょくちょく顔を見せなさい」 治療を約束してくれた! ============================================================================================ 八意永琳は、サッカー選手である前に一人の医者でもある。 医者であるというのなら、治療を望む患者を前にしてむざむざ断るという真似は当然出来ない。 永琳「医者として、相応の処置はさせて貰いましょう。 いつでも診察に来なさい」 パチュリー「……感謝するわ、八意永琳」 永琳「当然の事よ、感謝される謂れは無い」 だからこれは貸し借りも無し、ただし治療費は頂くけど……と返答をする永琳。 それに対してパチュリーは薄く笑いつつ、すぐに費用は出すと承諾。 一方、治療されることが決まった三杉はというと……。 まだ半分夢を見ている様子で、目の前で起こっているものを見守っていた。 そんな三杉の肩を叩き、我が事のように喜んではしゃぐのは美鈴。 小悪魔も良かったですねと微笑を浮かべ、咲夜も薄く笑みを浮かべて三杉に視線を送る。 美鈴「三杉さんが完治したら、私達にも怖いもの無しですよ!」 三杉(本当に……僕は、試合にフル出場できるようになるのか……? 確かに、ここに残る時はそう約束をしたが……。 まだ……信じられない……) パチュリー(三杉……あなたが治療を終え、練習をこなせる体になったとき……。 きっとあなたは、私の期待以上の選手になってくれる……信じているわよ……) ※三杉が大会後、心臓病の治療を受ける事になりました。 ※パチュリーの三杉に対する感情が パチュリー→(信頼・期待)→三杉
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0ch BBS 2007-01-24