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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[815]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 21:31:43 ID:??? そんな事より午後からの試合はいいんですか、と聞こうとする早苗であったがあえてその言葉を飲み込み。 しかし、巨大な妖怪の姿など見てはいないと答える。 早苗「そんな巨大な妖怪がいればもっと噂になってると思いますよ。 射命丸さんも黙ってないでしょうし……」 大妖精「そうですか……」 申し訳なさそうに返答する早苗に、大妖精は残念そうに項垂れる。 これ以上は聞いても無駄そうだと判断し、サンタナらを引き連れて再び探索を再開しようとしたのだが……。 サンタナ「ふふふ、私の目は誤魔化されないわよ!」 早苗「え?」 サンタナ「あんたもだいだらぼっちを独り占めする気に違いない! だから黙ってるのね! なら強引にでも口を割らせるまでよ!」 リリーW「あわわわ」 大妖精「サ、サンタナちゃーん!?」 思い込みとは怖いもの。 あまり頭のよろしくないサンタナとしては、早苗もまただいだらぼっちを狙っている者と思い込んだらしく。 ここは弾幕ごっこで強引に話を聞いてやろうと勝負を仕掛ける。 これに驚いたのは大妖精とリリーW、そして何よりも早苗。 不意打ちを寸でで避けつつ、なんとか誤解を解こうとサンタナに声をかけるもサンタナはまるで耳を貸さない。 早苗「ああもう、それならそれで勝負するしかないですね……手加減はして差し上げますから、怪我の心配はしなくて結構ですよ!」 サンタナ「ようやくやる気になったみたいね! さぁ、やってやるわ!」 リリーW「どどど、どうするですよ〜!?」 大妖精「と、とにかくサンタナちゃんの援護をしましょう。 早苗さんには悪いですけど、サンタナちゃんは味方ですし!」
[816]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 21:32:56 ID:??? 先着4名様で、 大ちゃん・大妖精 20+!card+!card= 春告精・リリーW 20+!card+!card= 名無し妖精・サンタナ 3+!dice= 祀られる風の人間・東風谷早苗 80+!card+!card+!card+(手加減-30)= !とcard・diceの間のスペースを消してコピペして下さい。数値で勝負します。 大妖精+リリーW+サンタナと早苗の数値が… 0≧早苗を撃墜!さぁ、きりきり吐くがいい! −1≦道中ボス×2、名無し妖精で自機様に勝てる訳がなかった! ※大妖精のマークがダイヤ・ハートで「瞬間移動」が発動し早苗のカードを一枚無効化(一番数値が高いものが対象)。 重複無し。 ※リリーWのマークがダイヤ・ハートで「春の風」が発動し+5の補正。重複無し。
[817]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 21:33:25 ID:??? 大ちゃん・大妖精 20+ ハート2 + ダイヤJ =
[818]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 21:34:39 ID:??? 春告精・リリーW 20+ スペード5 + クラブJ =
[819]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 21:34:51 ID:??? 名無し妖精・サンタナ 3+ 4 =
[820]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 21:35:08 ID:??? 名無し妖精・サンタナ 3+ 4 =
[821]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 21:36:13 ID:??? 祀られる風の人間・東風谷早苗 80+ ダイヤ7 + ダイヤ10 + ダイヤJ +(手加減-30)=
[822]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 21:48:35 ID:??? 勝ったな
[823]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 22:08:25 ID:??? >大ちゃん・大妖精 20+ ハート2 + ダイヤJ =33 >春告精・リリーW 20+ スペード5 + クラブJ =46 >名無し妖精・サンタナ 3+ 4 =7 >33+46+7=86 >祀られる風の人間・東風谷早苗 80+ ダイヤ7 + ダイヤ10 + ダイヤJ +(手加減-30)+(瞬間移動-11)=67 >0≧早苗を撃墜!さぁ、きりきり吐くがいい! =================================================================================== ピチューン サンタナ「うきゃあ!?」 大妖精「サンタナちゃん!?」 威勢良く飛び出したものの、サンタナも所詮は名無しの妖精。 サッカーでは類稀なる才能を発揮出来ているが、弾幕ごっこではそうはいかない。 あっさりと一撃で落ちたサンタナを見てほっと溜息をつく早苗だったが……。 しかし、そのサンタナを討った瞬間に一瞬の隙が生じる。 リリーW「えーい!」 早苗「きゃっ!?」 日ごろから春になると弾幕を撒き散らして周囲に春を告げるリリーW。 弾幕ごっこにも慣れているのか、彼女が撃った弾は早苗の懐目掛けて飛来。 慌てて早苗は回避するも、大きくバランスを崩す。 だが、それだけで倒される程早苗も決して弱くは無い。 もう堪忍袋の緒は切れたとばかりにめちゃくちゃに弾幕を撃ち放ちリリーWを脅かすが……。
[824]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 22:09:29 ID:??? ブゥン……ッ! 大妖精「はっ!」 早苗「な、なにィ!?」 大妖精が瞬間移動をしてリリーWを保護しつつ、そのまま弾幕を連続回避。 そのまま早苗の背後へと回り込み、背中に弾幕の雨を降らせ一気に畳み掛ける。 如何に弾幕ごっこに自信があるとはいえ、手を抜いていた所に不意打ちをされては如何ともしがたい。 大妖精とリリーWの連携に、不意を突かれた早苗は呆気なく轟沈したのだった。 早苗「う、うう……」 サンタナ「ふふふ……さぁ、きりきり吐きなさい! 私達の勝利!!」 大妖精「サ、サンタナちゃん、もう大丈夫なの!?」 地面に倒れこみ、まさか妖精にやられるなんてと項垂れる早苗。 一方で撃墜されたはずのサンタナはといえば、もう回復をしたのかピンピンしており。 大妖精とリリーWが驚く中、早苗に対してだいだらぼっちの居場所を聞き出そうとする。 しかし、知らないのは知らないのだから早苗としても答えようが無い。 早苗「だから知らないんですってば……」 サンタナ「本当に?」 大妖精「駄目だよサンタナちゃん、こんな風に無理やりは……これじゃあ紅白や黒白と同じだよ」 リリーW「本当に知らないみたいですよ〜。 早く謝った方がいいですよ〜」 サンタナ「うー……わ、悪かったわね!」 早苗「いえ……もういいです」
[825]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 22:10:35 ID:??? 早苗「っていうか、どうして私がそのだいだらぼっちを知ってると思ったんですか。 他にもっと知ってそうな人はいるのに……」 サンタナ「知ってそうな人? 誰よそれ!」 早苗「ずっと外にいて巨大な妖怪が現れたらわかるであろう人とか……いるじゃないですか」 私は一介の風祝ですよ……と悲しげに呟く早苗。 それに対してぺこぺこと大妖精とリリーWは頭を下げつつ……サンタナは考える。 ずっと外にいる人物……いや、正しくはずっと外にいて周囲を警戒している人物なら。 確かにこの幻想郷にもただ一人、そういう職についている人物がいる。 サンタナ「サンキュー、人間! どこに行けばいいかわかったわ! 行こう、大妖精!リリーW!」 大妖精「え、あ、待ってよサンタナちゃん! あ、あの、本当にすみませんでした早苗さん! それでは!」 リリーW「またですよ〜!」 パッとひらめいた瞬間、次にはその場を飛び立つサンタナ。 慌てて大妖精とリリーWは早苗にもう一度深く礼をしてからサンタナを追い……。 その場に残ったのは、早苗一人のみ。 早苗「うう……私何かしましたかぁ?」 何やら突然言いがかりをつけられ、妖精に弾幕ごっこを仕掛けられて撃墜された。 そして、その後も結局何で自分が標的にされたのか説明される事はなくひとりで残されたのである。 早苗(雛さんとこに行ってみようかなぁ……ついてないなぁ) 霧の湖の方角へと飛んでいく妖精達を見送り、早苗は一人涙を流すのであった。
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0ch BBS 2007-01-24