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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[824]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 22:09:29 ID:??? ブゥン……ッ! 大妖精「はっ!」 早苗「な、なにィ!?」 大妖精が瞬間移動をしてリリーWを保護しつつ、そのまま弾幕を連続回避。 そのまま早苗の背後へと回り込み、背中に弾幕の雨を降らせ一気に畳み掛ける。 如何に弾幕ごっこに自信があるとはいえ、手を抜いていた所に不意打ちをされては如何ともしがたい。 大妖精とリリーWの連携に、不意を突かれた早苗は呆気なく轟沈したのだった。 早苗「う、うう……」 サンタナ「ふふふ……さぁ、きりきり吐きなさい! 私達の勝利!!」 大妖精「サ、サンタナちゃん、もう大丈夫なの!?」 地面に倒れこみ、まさか妖精にやられるなんてと項垂れる早苗。 一方で撃墜されたはずのサンタナはといえば、もう回復をしたのかピンピンしており。 大妖精とリリーWが驚く中、早苗に対してだいだらぼっちの居場所を聞き出そうとする。 しかし、知らないのは知らないのだから早苗としても答えようが無い。 早苗「だから知らないんですってば……」 サンタナ「本当に?」 大妖精「駄目だよサンタナちゃん、こんな風に無理やりは……これじゃあ紅白や黒白と同じだよ」 リリーW「本当に知らないみたいですよ〜。 早く謝った方がいいですよ〜」 サンタナ「うー……わ、悪かったわね!」 早苗「いえ……もういいです」
[825]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 22:10:35 ID:??? 早苗「っていうか、どうして私がそのだいだらぼっちを知ってると思ったんですか。 他にもっと知ってそうな人はいるのに……」 サンタナ「知ってそうな人? 誰よそれ!」 早苗「ずっと外にいて巨大な妖怪が現れたらわかるであろう人とか……いるじゃないですか」 私は一介の風祝ですよ……と悲しげに呟く早苗。 それに対してぺこぺこと大妖精とリリーWは頭を下げつつ……サンタナは考える。 ずっと外にいる人物……いや、正しくはずっと外にいて周囲を警戒している人物なら。 確かにこの幻想郷にもただ一人、そういう職についている人物がいる。 サンタナ「サンキュー、人間! どこに行けばいいかわかったわ! 行こう、大妖精!リリーW!」 大妖精「え、あ、待ってよサンタナちゃん! あ、あの、本当にすみませんでした早苗さん! それでは!」 リリーW「またですよ〜!」 パッとひらめいた瞬間、次にはその場を飛び立つサンタナ。 慌てて大妖精とリリーWは早苗にもう一度深く礼をしてからサンタナを追い……。 その場に残ったのは、早苗一人のみ。 早苗「うう……私何かしましたかぁ?」 何やら突然言いがかりをつけられ、妖精に弾幕ごっこを仕掛けられて撃墜された。 そして、その後も結局何で自分が標的にされたのか説明される事はなくひとりで残されたのである。 早苗(雛さんとこに行ってみようかなぁ……ついてないなぁ) 霧の湖の方角へと飛んでいく妖精達を見送り、早苗は一人涙を流すのであった。
[826]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 22:11:37 ID:??? 先着3様で、 大妖精ボーナス→!card サンタナボーナス→!card リリーWボーナス→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→全能力+1! ダイヤ→一番低い能力+4 ハート→一番低い能力+3 スペード→一番低い能力+2 クラブ→一番低い能力+1
[827]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 22:12:22 ID:??? 大妖精ボーナス→ ハート7 大妖精「最近の巫女はやんちゃで困る」
[828]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 22:12:47 ID:??? サンタナボーナス→ ダイヤ7
[829]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 22:14:29 ID:??? リリーWボーナス→ ハート8
[830]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 22:22:14 ID:??? >大妖精ボーナス→ ハート7 =せりあい+3 >サンタナボーナス→ ダイヤ7 =ブロック+4 >リリーWボーナス→ ハート8 =シュート+3 ========================================================================== はからずも早苗を撃破した(してしまった)サンタナと愉快な仲間達。 そのまま一気に次の目的地を目指して飛んでゆくのだが……。 やる気満々なサンタナを見つつ、大妖精とリリーWは互いの顔を曇らせ見合わせる。 大妖精(サンタナちゃん……このままだとちょっと暴走しちゃうかも……) リリーW(私もそう思うですよ〜。 さっきは早苗でよかったですけど……。 これから行く先でまたはっちゃけられるとちょっと洒落にならんですよ〜) 大妖精(やっぱりチルノちゃん達を呼んだ方がいいかなぁ?) リリーW(チルノと妖精1はこのエリアの探索斑ですよ〜、呼べるなら呼んだ方がいいですけど……。 抑えられるですよ?) 大妖精(そっかぁ、チルノちゃんとサンタナちゃんってあまり仲良くないもんね……。 また意地の張り合いをしちゃったらチルノちゃんが危険だよね……) リリーW(うーん……でも、チルノは大妖精が。 サンタナは妖精1がフォローすれば何とかなるかもですよ……。 どうするですよ?) 大妖精(そうだなぁ……) 先着1様で、 副隊長の判断→!card !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→大妖精「ふ……そろそろ私の本当の実力を見せる時のようだな」 ダイヤ・ハート→やはりチルノがいてくれた方が心強い。チルノ達を呼ぼう スペード・クラブ→チルノがいるとややこしくなりそう。私達だけで行こう
[831]森崎名無しさん:2009/12/27(日) 22:23:19 ID:??? 副隊長の判断→ ハート2
[832]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 23:16:04 ID:??? >副隊長の判断→ ハート2 =やはりチルノがいてくれた方が心強い。チルノ達を呼ぼう ================================================================================= 妖精達の中で、随一の実力を持っているのがチルノである。 先ほどは温厚で優しい早苗が相手だったから何とかなったものの……。 これから行く先はそんな者など殆どいない悪魔の館なのだ。 何かがあった時の為にもチルノを呼んでおこうと判断し、大妖精は嫌がるサンタナを何とか宥めチルノらと合流。 そして、先ほど早苗から得た情報などを隊長であるチルノへと報告する。 チルノ「ふふん、なるほどね! よくやってくれたわ大ちゃん副隊長! あんたらも大ちゃんをよくぞサポートした、褒めて遣わそうぞよ!」 サンタナ「何をえらそーにー! 早苗をやっつけたんは私達なんだからねー!」 妖精1(絶対嘘だ……) やはり威張るチルノに、思い切り反発するチルノ。 妖精1と大妖精はお互いを宥めつつ次なる目的地への移動を急ごうとする。 大妖精「次は紅魔館へ行こうと思うんだ、チルノちゃん」 チルノ「紅魔館? なんでさ!?」 大妖精「やっぱりだいだらぼっちを探すには情報が必要だもん。 いつも外で門番をしている美鈴さんにお話を聞かせてもらおうって……ね?」 チルノ「なるほど、さっすが大ちゃんね!」 幻想郷で常に外におり、周囲を警戒する仕事についている者といえば紅魔館の門番、紅美鈴しかいない。 早苗の言葉を聞いてそれを思い出したサンタナらは、とにもかくにも美鈴に話を聞こうと紅魔館へ移動する。
[833]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 23:17:09 ID:??? それから数分、何があるという事もなくチルノ達は至極普通に飛び回り。 紅魔館の門前にたどり着くと、美鈴の名を呼びながら降下をする。 サンタナや妖精1、そしてチルノと大妖精は揃ってこの近くにある霧の湖の出身妖精。 いつも紅魔館の前で門番をする美鈴ともそれなりに親交があり、簡単に話を聞きだせるだろうと気軽に話しかけるのだが……。 チルノ「何やってんのさ、めーりん」 美鈴「アチョー、ハイ、ハイ、ホアーッ!」 いつもはのんびり門前で転寝をしているか、コッペパンをもそもそと食べている美鈴。 しかし、今日に限っては何やら奇妙な動きをしている。 チルノ達が半ば呆れなが何をしているのかとら問いかけると、美鈴はようやくチルノ達に気づいた様子を見せ。 照れ笑いを浮かべながら、返答をする。 美鈴「いやぁ〜、ちょっとした稽古です。 サッカーも武道も体と技が資本! 毎日の鍛錬が大切なのですよ!」 大妖精「でも、もう大会も敗退されたのにすぐに稽古なんですか?」 美鈴「ふっふっふ、いやそれが……。 あ、いえいえ、何でもないです!」 大妖精「?」 美鈴「ところで皆さんお揃いで何か御用ですか?」 思い切り不自然ながらも話を切り上げ、チルノ達の用件を聞き出そうとする美鈴。 チルノ達はとりあえず美鈴にチルノが見ただいだらぼっちの話をし。 美鈴に対し、そのような影を門番をしている時に見なかったかと問いかける。 美鈴「うーん……それなら確かに見ましたけど……」 サンタナ「本当!? どこどこ、どこにいるの!?」
[834]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/27(日) 23:18:15 ID:??? やはりこう見えても門番である美鈴。 外でしっかりと見張りとしての職務は果たしているようで、大きな影というのも見たらしい。 サンタナを初めとした者達が一体どこにそのだいだらぼっちがいるのかと問いかけるが……。 美鈴は多少悩んだ後、頬をかきながら一つチルノ達に提案する。 美鈴「よーし、それじゃあこうしましょう。 私に勝てたら教えて差し上げます。 ですが、もしも負ければ教えない。 どうでしょう?」 リリーW「ど、どうしてそうなるですよー!?」 美鈴「いやぁ、稽古の相手が欲しかったんですよ。 こう言えば本気になってくれるでしょうし……。 ギブアンドテイクって奴ですね。 とにかく、かかってらっしゃい。 お相手して差し上げます!」 チルノ「へんっ、よくわかんないけどあたいってばさいきょーだからめーりん相手でもよーしゃしないわよ!!」 サンタナ「さっきの戦いで私の力もパワーアップ! くらえ、サンタナパーンチ!!」 大妖精(チルノちゃん呼んでて良かった〜!) 妖精1(……そこら辺に隠れてよっと)
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0ch BBS 2007-01-24