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【ジゴロじゃなくて】小田Jr.の野望6【女の敵】
[538]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 01:51:55 ID:Nwa5Nz6Q 何をかおう? A.切り花120円 日持ちしないため送り主は家族になります。 B.やすい鉢植え400円 1ヶ月持ちます。(1月1週まで) お見舞い品等、幾つかタブーがありますが基本的に万人に有効です。 C.普通の鉢植え800円 1ヶ月持ちます。 D.豪華な鉢植え1600円1ヶ月持ちます。 I.高価な鉢植え3200円1ヶ月持ちます。 E.ドライフラワー560円 いつまでも持ちます。キャラにより多少好みが 分かれるので、1/4で効果が無く、1/13で逆効果になります。 F.安い花束480円 2、3日は持つので場所がわかっている人、もしくは友好値8以上の人間に渡せます G.普通の花束960円2、3日は持つので場所がわかっている人、もしくは友好値8以上の人間に渡せます H.綺麗な花束1600円2、3日は持つので場所がわかっている人、もしくは友好値8以上の人間に渡せます I.豪華な花束2400円2、3日は持つので場所がわかっている人、もしくは友好値8以上の人間に渡せます J.不思議な花束A2400円 K.不思議な花束B2000円 L.不思議な花束C1600円 M.その他 N.やっぱりいらない。 先に1票入ったものを選択します。 所持金2550円
[539]森崎名無しさん:2010/01/09(土) 07:30:47 ID:??? J
[540]森崎名無しさん:2010/01/09(土) 18:34:35 ID:WBn+f6QA 昨日のはJだよな J
[541]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 20:58:33 ID:Nwa5Nz6Q J.不思議な花束A2400円 小(あれ?先週とほとんど同じ反応が…増えている!?) ジュニアのティルの感覚を通しての目利きは先週は一つしか感じなかったはずだが、今日は何故か 3個に増えていた。 小(…罠?っというか試されている?第1先週、ティルは長くはもたないといっていたんだ。 それなのに無事などころか増えてるってどういう了見だ?) そういいながらもジュニアはその中の一つに目をつける。 小(あまり自信は無いけど、多分これが先週のものに一番近い…気がする…ああ!こんなことなら 先週もう少しまじめに見ていればよかった!) そう思いながらもジュニアの知らない、見ようによっては銀に輝く花束を選ぶ。 小「これをくれないか?」 はづき「はい。え〜と。あれ?こんなのうちにあったっけ?」 先週と同じ会話が続く。 小(ということははづきはシロ。連鎖的にどれみやあいこ、多分瀬川おんぷもシロだな) もし試されているのならば逆にその人物を突き止めようと思ったジュニアは慎重に吟味する。
[542]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 20:59:45 ID:Nwa5Nz6Q どれみ「う〜ん。私達も知らないわね。でも値札には3000円て書いているから2割引して 2400円だね」 おそらく考えなしなのだろう、そう適当に答えるどれみ。 小「よし!その値段ならギリギリ買える。買った!」 はづき「…勝手に売ってもいいものなのかしら?」 そういいながらも値札がついているということは売り物なのだろうと、自分を納得させ包装する藤原はづき。 小「はい、2400円!」 そういいながらジャラジャラとお金を渡す。 おんぷ「でもこれをプレゼントされる人も幸せよね。小学生がこんな高価なものをプレゼントするのですもの。 贈られた人はきっと大喜びするわよ?」 やや茶化すようにアイドルスマイルを振りまく人気絶頂アイドル。 はづき「……」 何故か一瞬固まる優等生はづき。何のことやら全くわからない天然どれみ。知ってかしらずか、 やや意地悪そうに笑う関西娘あいこ。4者4様不思議な雰囲気を出しながら買い物を終えるのだった。 ぴこーん! 不思議な花束を手に入れました。 所持金150円
[543]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 21:01:13 ID:Nwa5Nz6Q 〜〜〜 帰り道。銀に輝いていた花は灰色になっていた。 小(お〜い!ティル!買ってきたぞ!) 家に買える時間も惜しいジュニアは頭の中で待機している妖精に話しかける。 ティル(買って来られたようですね。…でも中身は違いますけど) 小(何!?) ティル(あ、勘違いしないでください。ものとしては同じものです。ただ宿っているものが 違うということで…) 小(でも値段は一番高かった奴だぞ?) 一応値段にはうるさいジュニアは先週の商品も目ざとく値段だけは確認しておりその値段に と同じものを買って来たつもりだ。 ティル(ずっと以前、はづき様は言われていたこと覚えてますか?) 小(…なんだっけ?) ティル(花は咲きはじめが一番高く、咲いてしまったら急激に値段は落ちていく)
[544]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 21:03:15 ID:Nwa5Nz6Q 小(あ!?) 確かに、一番最初に出会った時、それもまだティルとも出会っていなかった昔、 切り花が異常に安い理由として教わったことがあった。 小(つまり、これはスカ?) ティル(いいえ。ただ当初のものではなかっただけ。これはこれで同質のものです。 そして同時にもう一つわかったこともあります) 小(それは?) ティル(MAHO堂というお店、間違いなく人ならざるものの力が影響しています。もし花と種があったのが 先週だけならば、確率は非常に少ないですが、全く無いともいえません。私が偶然マスターの学校で 生まれたように。ですが、先週、今週そしてそれ以外にも偶にですが同じような反応があったことがあります) 小(つまり、意図的にそういった商品を扱っていたと?) ティル(はい。理由までは不明ですが…おそらくマスターみたいな人物を見極めるためなのかもしれません)
[545]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 21:04:50 ID:Nwa5Nz6Q 小(ちょっと待て!だとしたら逆もまた然り。ティルがあの店が普通じゃないということを宣伝する 見たいなものじゃないのか?) ティル(そうですね。ですが、もし私達がそれを知ったところでどうします?面と向かって、貴方達は 普通じゃありませんね。とでもいうつもりですか?) 小(…それは俺たちも普通じゃないとばらすようなものだな) ティル(はい。ですから恐らく…不戦協定みたいなものだと思えばよいのではないでしょうか?) そうティルは結論づける。…がそれに異を唱える人物が1人…いや1柱。 春菜姫「それは違うと思うよ、お父さん。」 そういうのは沈黙を守り、ティルとジュニアの仲介役を担う水の神様見習い。 春菜姫「だったら、そもそもそんな危険なことをする必要が無いもの」
[546]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 21:06:03 ID:Nwa5Nz6Q 小「…確かにそれも一理あるな」 春菜姫「だから、きっとアレは何かの合図なんじゃない?そうねぇ…たとえば私はここにいます!とか。」 小「それこそ自分達が普通じゃないことを示すようなものじゃないか?」 春菜姫「違う違う。目的が不可侵協定じゃなくて、友好協定を結びたいのだとしたら?」 小「つまり、あそこの連中は何かに困っていて、その助けになるような人物を探していると?」 春菜姫「ありていに言えばそう。まぁ、今はまだ候補の一つだけど、いきなり不可侵を結ぶというのも もったいないじゃない?一応私は神様だからね。もし助けが必要な人やモノがあるのなら助けたいじゃない?」 小「…春菜姫…変わったな?何があった?」 春菜姫「………まぁ、ね。」 曖昧に言葉を濁す猛の中から生まれ出でた娘。一ヶ月ほど前に何かがあり、そのせいで一度消えようとしていた らしいが、ジュニアはそれがなんなのか知らないまま過ごしていた。しかし、その爪あとは春菜姫に 何らかの影響を与えていることは明白である。
[547]小田ジュニアの野望:2010/01/09(土) 21:07:09 ID:Nwa5Nz6Q 小「…とにかく今わかったことは、MAHO堂には何かあるって事だけか。恐らく向こうのほうがこっちの 事情に詳しいだろうな」 春菜姫「でもきっと私のことはまだ知らないと思うよ。…多分だけど」 ぴこーん! おじゃ魔女の秘密、MAHO堂の秘密に大きく踏み込みました。 〜〜〜 小(それじゃ、話を戻そう。ティル、この花の力はなんだ?) そういいながら綺麗な花束をかかげるジュニア。 ティル(はい。その花には私と同属の卵が宿っています) 小(卵?卵って妖精は卵生なのか?) ティル(それはモノのたとえですよ。私達は基本的に妖精界から何かを媒介にしてこの世界にやってきます) 小(ああ。だから、花から生まれたばかりなのに色々と詳しいのか) ジュニアは今までの最大の疑問があっけなく解けたことに少々驚く。
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0ch BBS 2007-01-24