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【竹林カップ】幻想のポイズン23【天才の壁】
[151]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:40:45 ID:??? A
[152]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:41:50 ID:pVzUSfIo A ↑間違ってsageてたので訂正
[153]森崎名無しさん:2010/01/03(日) 23:49:25 ID:zpUEZJB+ A
[154]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:45:35 ID:??? >A.「その作戦でいきましょう」 俺のやや華麗なドリブルを見せてやる。幽香の作戦を認めよう =========================================================================================== 確かに幽香の言う通り、攻撃の手数は多い方がいい。 反町の了承が得られると、作戦を考えた幽香、メディスンの顔に笑みが浮かぶ。 しかし、一方でリグルはといえばどことなくしょぼんと項垂れていた。 ボール運びという事ならばリグルもまた必殺のドリブル、リグルーレットを持っているのだ。 反町は幽香に名指しで指名され、リグルはまるで眼中に無いという態度にやはり落ち込む。 だが、幽香があえてリグルに中盤でボールを渡さないと言ったのにはまた理由がある。 幽香「リグル、あなたはあなたの役目があるわ。 ダイレクトシュートとポストプレイが得意なあなたは、ゴール前でボールを待つ役目がある。 キャプテンの場合だとシュートしか撃てず選択の余地が無いけれど、あなたなら落とす事も出来るわ。 これはあなただから出来る事。 ゴール前で待機して、得点に絡めるようにしなさい」 リグル「そ……そっか! うん、そうだね!」 ボールを上げてもらってシュートをそのまま打つのもよし。 あえて裏をかき、反町や幽香に対して落とすのもまたよし。 ゴール前での混戦に強いリグルだからこそ取れる作戦であり、競り合いに弱い反町には出来ない芸当である。 計算かそれとも天然か幽香がそれを指摘しながら言うと、リグルも自信を取り戻したかすぐに笑顔になり任せておけとばかりに胸を張る。 実際、今日の試合では反町がボールを運ぶ事も兼任する為、リグルの動きが重要となってくるだろう。 リグル「よし、私にバンバンボールを回してね! 絶対決めてやるんだから!」 幽香「キャプテンもチャンスだと思ったら打っていった方がいいわ。 相手のキーパーはそう大した実力は持ってない。セービングの技術なら大妖精にも劣る。 キャプテンなら割りと余裕を持ってゴールできるはずよ」 反町「はい、わかりました」 ※幽香、メディスンの評価が上がりました。
[155]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:47:00 ID:??? 反町達が攻撃法を模索していた頃、フィールド中央部のセンターサークル付近ではやはり妹紅と輝夜が言い争いをしていた。 普段は割と気さくで温和な妹紅ではあるが、それもあくまで普段の話。 この蓬莱山輝夜を前にした時は、怒髪天を突く程に怒り狂い顔を真っ赤にして喧嘩腰になるのである。 一方で輝夜はといえば、そんな妹紅を嘲笑しながら怒りを煽るような態度を取る。 余裕があるのかそれとも単にそういう性格なのか。 憤慨する妹紅とは対極のように、挑発して妹紅の怒りを更に増そうとするのだ。 顔を真っ赤にしてヒートアップする妹紅を慧音は羽交い絞めにし……。 逆に挑発する輝夜を、永琳は横から困ったような顔をしつつ窘める。 どちらも視線を向けるのは、今も尚幽香達と話し合っている反町である。 慧音(妹紅の事を抑えられる奴かと思っていたのだが……むぅ……) 永琳(自分のチームの者が暴れるかもしれない時には、せめて傍に来て欲しいものね……キャプテンなら) ※慧音、永琳の評価値が下がりました。 ヒューイ「あ、あれ〜!?」 穣子「な、なによあいつは……!?」 反町「ん?」 永琳たちが溜息を吐きながら自分を見つめているとはいざ知らず、幽香らとの作戦を終わらせた反町。 後は試合開始を待つのみ……と思った瞬間聞こえたのは、ヒューイと穣子の驚きの声である。 見てみれば、何やらヒューイ達は永遠亭ルナティックスのベンチの方向を見て目を丸くしている。 一体どうしたのかと反町がそれに習い目を向けてみると……。 反町「あ……あれは……!?」 素顔を隠す為のマスクに、『龍』の文字が記された人民帽、そして流れるような美しく長い紅の髪。 更には大陸系の民族衣装を纏ったその人物は、まさか自分が注目をされているとは思っていないのか暢気にベンチに座ってぽけっとしている。 そう、その得体の知れない人物こそが――八意永琳が用意をした、この試合の為の秘密兵器である。
[156]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:48:15 ID:??? 観客「だ、誰なんだあれは!?」「永遠亭ルナティックスにあんな奴いたか!?」 観客席も一部はその人物に気づいたのか、ざわざわとどよめき始める。 オータムスカイズの者達も、得たいの知れない人物の登場にどこか焦っている様子だ。 永遠亭ルナティックスのメンバーといえば、永琳を中心とした永遠亭の住民に人里の者達を加えた者のみの筈。 そう思っていたところに、突然の助っ人が現れたのだ。驚かない方が難しい。 穣子「一体何者なのかしら……!」 にとり「ベンチにいるからスタメンじゃないみたいだけど……要注意だね!」 反町(……なんだろう、凄く突っ込みたい気がするけど。 でも、突っ込んだら負けなような気もする!) 帽子や髪や服や体型を見れば、なんとなく誰なのかわかりそうな気がする謎の選手。 しかし、どうやら反町以外の者達は観客らも含めて一体誰なのか予想もついていないらしく。 反町はなんとなくここで正体と思しき人を言うのは空気が読めてないんだろうなと思いやめておく。 そうこうしている内に試合開始時間は近づき、反町らはそれぞれ整列を始めた。 ジョン「さぁ〜、やってきました竹林カップ! いよいよ残すは1試合、決勝戦のみとなりました! 全12チーム、この長いようで短かった竹林カップ。決勝まで上がってきたのはオータムスカイズ、永遠亭ルナティックス! はたしてこの大会を制するのは脅威のチーム力を持つオータムスカイズか!? はたまた天才・八意永琳を有する永遠亭ルナティックスか!? 実況は私、ジョン・カタビラ。解説はお馴染み南沢豪さんでお送りします」 南沢「よろしくお願いします」 ジョン「さぁ、それではまずは両チームスターティングメンバーの紹介から参りましょう。 まずはオータムスカイズ、GKの大妖精選手!」 観客「うおおおお、大ちゃーん俺だー! 回ってくれー!!」 大妖精「あわわわわわ……あ、あまり期待しないで下さい……す、すみません」
[157]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:49:50 ID:??? ジョン「DFはご存知オータムスカイズの壁、河城にとり選手。 更に今大会でも要所で活躍するいぶし銀のレティ選手、そしてガッツ溢れるブロックが得意なチルノ選手の3名!」 観客「かっぱっぱー!」「キューカンバァァァァァ!!」「レティさーん、俺だー、ちょっとぽっちゃりの方が可愛いー!!」 「チルノー、根性見せろー!」 にとり「ひゅ、ひゅいい……」 レティ「ぽっちゃり? 誰がぽっちゃりなのかしら……ねぇ? ふふふ……」 チルノ「あたいってばきょーもさいきょーだからすためん! あたいのかつやくを見てなさいっ!」 ジョン「MFは今日は3ボランチ! 左からディフェンスに定評のある秋穣子選手。 今大会カードを貰いましたが、コンスタントに活躍を続ける藤原妹紅選手。 そして、強烈なタックルが得意である妖精選手……でしょうか?」 南沢「ちょっと見分けがつきませんからね……恐らくあの位置ですからタックルが得意な妖精選手だと思いますが」 観客「穣子さまー!俺だー!お米くれー!!芋でもいい!」「あ、もこたんインしたお!」「妖精ー、意地を見せろー!」 穣子(ディフェンスに定評つっても、今大会はあんまいいトコ見せてないのよね……。 決勝くらいは活躍しないと、スタメン争いは無理ね) 妹紅(輝夜の野郎……この試合が終わって吠え面かくのはお前だ! 反町、頼むよ!) ヒューイ「私だよ〜、ヒューイだよ〜。 今日は顔だけでも覚えて帰って下さい〜」 若手芸人のような挨拶をするヒューイだが、やはり妖精の顔を見分けるのは難しい。 少し困ったような顔を浮かべるヒューイを余所に、続いて紹介はOMFへと移動するのだが……。 観客達も気づいたのか、そこにいるべき人物がいない事について次第にざわめき始める。
[158]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:51:28 ID:??? ジョン「今日は2枚の攻撃的ミッドフィールダー。左側は正にフィールドの破壊魔! 選手を吹き飛ばす事を身上とする幻想郷トッププレイヤー、風見幽香選手! そして、右側はメディスン=メランコリー選手です。 南沢さん、今日は静葉選手と橙選手が出ていませんが……」 南沢「怪我をしたとも思えないのですがね……ベンチにはいますし、さてどういう事でしょうか?」 観客「し、静葉さんがベンチだと!?」「橙の速攻も無しにどうやって攻めるんだ!?」 「今まで試合に出てなかった奴を出してどうして静葉さん達を出さないんだよ!?」「勝つ気あんのか!?」 メディスン「…………!!」 幽香「落ち着きなさい、メディスン」 オータムスカイズの看板とも言える、静葉と橙。 その二人がフィールドに出ていないとあって、やはり観客達は混乱をする。 静葉の丁寧なドリブルに橙の速攻はオータムスカイズの貴重な攻撃方法。 その二つが無いというのに、どうやって攻めるのか……果たしてメディスンで代役が務まるのかと不安の声が上がるのだ。 自身が嫌う人間達に自分を卑下されるような事を言われて、当然メディスンとしても心中穏やかではない。 目をギラギラと鈍く輝かせながら、唇を噛み締めつつ観客席に今にも弾幕を放とうとするメディスン。 それを見た幽香は慌てる事なく腕をつかんでメディスンを止め、落ち着くようにと諭す。 メディスンの性格を知っている為に、すぐに動けたのだろうか。 反町(確かに、観客からしたらここでメディスンが出てくる意味はわからないんだろうな……。 さて、それはともかく俺はどうしよう? 何かメディスンに言っておこうか?)
[159]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/01/04(月) 00:52:55 ID:??? A.「試合で見返してやれ!」 メディスンに発破をかける B.「お前の今の評価はそれくらいなんだよ」 現実を見据えるようにと言い聞かせる C.「落ち着いてプレイをしてくれ」 冷静になるようにと言い聞かせる D.俺が何か言ってもこじれるかも……幽香さんに任せよう E.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 本日はここまで。それでは、お疲れ様でした〜。
[160]森崎名無しさん:2010/01/04(月) 00:54:09 ID:gqdHM48k A
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0ch BBS 2007-01-24