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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】
[339]創る名無しに見る名無し:2010/01/31(日) 21:29:22 ID:Z0p5xxzL 乙でした〜
[340]創る名無しに見る名無し:2010/01/31(日) 21:38:35 ID:KF7wjS0X 乙でした〜!
[341]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:38:12 ID:0L3eW8+E そして前半の終盤に転機は訪れた。 ガッ! ヒュルルル… ポブルセン「(何故だ!?何故こいつを止められねェ!?)」 カルツ「(ヒールリフトならトラップした際に隙がある筈!そこを狙えば…)」 翼「ここだ!」 ガッ! ヒュルルル… カルツ「な、なんだとォ!?(こいつ、こんな非常識な事まで出来る様になったのか!)」 若林「(うちのMFを手玉に取るとはな。だがそれ位はやってもらわんと困る)」 放送「翼くんなんと2連続でヒールリフト!常人には思いついても到底不可能なテクニックを いとも簡単に使いこなしてまたしても中盤を切り裂きPA内に突入しました!」 翼「(ここが勝負所だ!バビントン!)」 バビントン「(分かってる、任せて!)」 グワアアッ! 放送「翼くん振りかぶった〜!今度は自分で撃ちに行きます!」
[342]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:38:54 ID:0L3eW8+E 若林「(来るなら来い!PA内からでもゴールは許さん!)」 翼「………」 スカッ! ボコッ! 若林「!」 ハーネス「えっ?」 ゴンゲルス「何を…」 マイヤー「ハッ!」 バビントン「えいっ!」 バコッ! 翼はPA内に切り込んでから自分が撃つと見せかけてからヒールパスで後方にフォローしていたバビントンに渡した。 そしてバビントンはそれをワンツーリターンの様に素早くダイレクトで撃ち返した。翼ではなくストラットの方へ。 マイヤー「し、しまった!」 ハンブルガーSVのディフェンダー達は翼が容易にストラットに渡せない様に、そして至近距離から渡しても すぐに囲める様に意識してストラットを囲んでいた。その為予想していない角度からのバビントンのパスに 反応出来たのはマイヤー一人だけになってしまい、そのマイヤーもカットに失敗する。 こうしてストラットにボールが渡った。PA内で。 放送「と、と思いきやバビントンくんに…そこからストラットくんに!撃つのはストラットくんだァ!」
[343]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:40:01 ID:0L3eW8+E ハーネス「ヤバい!」 リンツ「つ、潰せ!」 ストラット「もう遅えよ!メガロゾーンシュート!!」 バッゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! ゴゴゴゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! ハーネス「ぐわあっ!」 ゴンゲルス「ぎゃああ!」 リンツ「ぐぶっ!」 若林「くっ!」 バッ! バギィイイイイイン!! 若林はこの距離のメガロゾーンにも飛びつき、右拳を盾として突き出した。 ストラット「………!」 若林「ぐ…お…おおおあ〜!!」 バアン! バサッ! ポンポンポン… だがそれが限界だった。ボールは彼の右上腕を押し退けた末にゴールネットの上部を揺らした。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! ハンブルガーSV 1−1 サンパウロFC
[344]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:41:18 ID:0L3eW8+E 放送「決まった!ゴ〜〜〜〜〜ル!!ストラットくんのメガロゾーンシュートが若林くんの豪腕を力づくで 打ち負かし同点ゴールになりました!前半42分、翼くんが起点になってからバビントンくんのナイスパスで ストラットくんに渡し、エースストライカーが期待通りに決めて1−1です!サンパウロ、同点! 今まで圧倒的な鉄壁ぶりを誇っていた若林くんもとうとうゴールを許してしまい試合は振り出しに戻りました!」 ウォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 観客「決まったァ!同点だ!」「凄いぞあのストラットって奴!」「若林もあの距離からだと防げないのか」 シュナイダー「ほう…凄いキック力だ」 森崎「(へっざまあみろ。お前がストラットを零封しようだなんておこがましいんだよ)」 若林「く…くそーーーっ!!」 カルツ「(やっちまった…貴重なリードが…)」 バビントン「やったねストラット!ナイスゴール!」 ストラット「おう、ギリギリだったが入ったモン勝ちだ。ナイスアシスト」 翼「有難うバビントン、ストラット。よし皆、ここからはキッチリ前半を終わらせて後半に逆転するぞ!」 サンパウロメンバー『おう!』 ピッ!ピィイイイイイイイイイイイイイ!! その後残り少ない前半は翼の狙い通り無難に終わり、試合はハーフタイムに突入する。 流れは確実にサンパウロに来ていた。
[345]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/01(月) 10:43:03 ID:0L3eW8+E いったんここまで。
[346]創る名無しに見る名無し:2010/02/01(月) 17:35:30 ID:xzAqbAYQ 乙です どっちが勝つんだろう・・・森崎のリベンジのためにもサンパウロに勝ってほしいけど
[347]創る名無しに見る名無し:2010/02/01(月) 20:17:15 ID:6nBv1vB/ ハンブルガーSVが勝った方が面白そうな展開なので 個人的には期待してる
[348]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/02(火) 17:05:25 ID:fo6NVmUA 放送「前半が終了しました。スコアは1−1!全く互角の展開です! ハンブルガーSVが鉄壁のGKに支えられつつ強烈なミドルシュートで先制するも、 サンパウロFCがアグレッシブにボールを支配し続け再三の攻撃を仕掛ける事で同点に追いつきました。 後半はどちらのチームが主導権を握るのか?この接戦の行方は見逃せません!」 観客「全日本の試合のついでのつもりだったけど、こっちも燃えるな!」「後半は翼のゴールに期待だ!」 「若林って凄いんだな…」「森崎とどっちが上なんだろう?」「それにしてもブラジル人はやっぱり上手いんだなー」 森崎「(ムカつく!イラつく!二人とも目立ちやがって!)」 三杉「翼くん…凄くなったな」 岬「うん。正直、差がかなり開いちゃったね」 松山「昔は良い勝負が出来たが、今は…くっ」 葵「さすが翼さん!」 石崎「やっぱり翼はこうでなくっちゃ!」 日向「(ええい、何故だ!あれ程力を追い求めた筈なのに!)」 井沢「若林さん、Jrユースの時とはまるで別人だな」 滝「昔の凄さを取り戻したっぽいな」 来生「懐かしいよなー。静岡に修哲ありと言われたものだぜ」 高杉「(よし…よしっ!これなら若林さんと翼で森崎を蹴落とせる!)」 若島津「(俺は…俺は出番が全く無い第3キーパーに成り下がるだけなのか…?)」
[349]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/02(火) 17:05:40 ID:fo6NVmUA イ「大空翼と若林源三。奴らも俺達韓国の前に巨大な壁となって立ちはだかるな」 チャ「他人事みたいに言うなイ。俺達はその分強くならなきゃならねえ」 飛「や、やっぱり世界のトップレベルって色んな事が出来て当たり前なんだな…」 王「何言ってんだよ!一芸で活躍している奴らだって一杯居るぞ!」 呉「そうだ、サッカーはチームスポーツだ。足りない部分は皆で補っていけばいいさ」 李邦内「だが、今のウチはまだまだ改善点が多いのも確かだな」 李邦坤「焦ってもしょーがないって。一つ一つコツコツと気楽にやっていこうぜ〜」 オワイラン「実に素晴らしい。ツバサ・オオゾラとは是非とも戦ってみたいな」 バルカン「俺はあのワカバヤシって奴に挑みたいぜ!」 フライハイト「ツバサのテクニックに手を焼いている感があるな」 シュナイダー「ブラジル仕込みの個人技は大した物だと言う事か」 更なる熱戦の期待に誰もが感情を昂らせる間、両チームはハーフタイムをどの様に過ごしていたのか。 〜サンパウロFCのロッカールーム〜 ストラット「よーし!行ける、行けるぞ!」 バビントン「このまま一気に逆転できるよ!」 翼「(大丈夫、この試合も勝てる。若林くん攻略の目処も立った)」 サンパウロの士気は高まっていた。全日本対ウルグアイの試合でもそうだった様に 前半終了間際の同点ゴールはハーフタイムに緊張感と高揚感をバランス良くもたらす。 自分達の力を再確認しつつまだ勝った訳ではないと言う雰囲気が自然と形成されるのだ。 だが、翼だけは熱くなれずにじっと物思いに耽っていた。
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0ch BBS 2007-01-24