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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】
[353]創る名無しに見る名無し:2010/02/02(火) 17:38:47 ID:NTwx7MRb ロベルトw
[354]創る名無しに見る名無し:2010/02/02(火) 17:47:54 ID:hfGp4aPS ロベルトがんばれw
[355]創る名無しに見る名無し:2010/02/02(火) 18:20:11 ID:lM0mwEId ロベルトなんだかんだで良い事は言ってるw
[356]創る名無しに見る名無し:2010/02/03(水) 08:29:52 ID:zpngeoSB 高杉はもっと危機感持てよw 翼と若林が森崎をキャプテンとレギュラーの座から蹴落とす代償に 自分がメンバーから蹴落とされる可能性あるのにw
[357]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/03(水) 16:59:25 ID:o5HAFBkX 〜ハンブルガーSVのロッカールーム〜 ガスッ!ガスッ! カペロマン「もうやめろよポブルセン。ロッカー壊れちまうぞ?」 ポブルセン「うるせえ!金でブクブク太った日本人の物がどうなろうと知った事か!」 若林「(なんて事だ。最大でも1失点に抑えるつもりだったのに、もう余裕が…クソッ!)」 メッツァ「(メッツァですが、控え室の雰囲気が最悪です)」 サンパウロとは対照的にハンブルグの士気は落ちていた。先制点を取りこそしたものの その後は全く良い所が無いポブルセンが荒れてロッカーに八つ当たりし、 嫌な形で失点してしまった若林も歯軋りしながら黙りこくっていたのだ。 ハンブルグ監督「(全く…うちの連中はどうしてこうなんだ。一番マシなカルツでさえ無精者だしな…)」 問題児達が絶対に外せない主力でもあるチームの監督としては堪った物ではない。 しかし彼とチームには幸いな事に一つ計算外の事が起きた。 プッ! カランカランカラン… ハンブルグ監督「(ん?)」 カルツ「………」 ここでカルツが楊枝を吐き出したのである。 大きな音を立てる金属製のゴミ箱をじっと見つめるカルツの表情は彼らしく無い程真剣で、 ポブルセンと若林も含めチーム全員の注目が否応無く集まった。
[358]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/03(水) 16:59:51 ID:o5HAFBkX 若林「…カルツ?」 カルツ「勝負はこれからぜよ…」 メッツァ「へえ、珍しいね。カルツが闘志を燃やしているなんて」 カルツ「似合わんのは分かっているが、ワシは勝ちたいんだよ」 ハンブルグ監督「!」 その時ハンブルガーSVの監督は密かに稲妻の様な衝撃を受けた。 彼はカルツをシュナイダーと共に常勝伝説を築き上げた頃から見守り続け、 その功績を受けて上の年代のチームの監督になれた人物である。 彼は今、カルツの内面の成長をはっきりと感じ取った。 ハンブルグ監督「(今カルツは確かに言った!”負けたくない”ではなく”勝ちたい”と!)」 ポブルセン「何を今更な事を言ってやがる。今まで手を抜いていたのか?」 カペロマン「底力があるのか常に全力を出せないのか微妙な奴だなー」 カルツ「こればっかりは生まれつきな性分なんでのう。だが…こっからの俺はマジだ。 サンパウロは強い。だが弱点や勝機が無い訳では無い。必ず勝つぞ、皆」 ハンブルグメンバー『………』 カルツ「返事はどうしたァ!」 ハンブルグメンバー『お、おおっ!』 ハンブルグ監督「(まさかカルツがこんな精神力を見せてくれるとは…この試合、まだ行けるかも知れん)」 何時に無く勝利への執着心を見せるキャプテンにハンブルグの選手達は戸惑いつつも気を取り直していった。 両チーム共気力を補充し仕切り直した後、後半戦が始まる…
[359]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/03(水) 17:00:13 ID:o5HAFBkX いったんここまで。
[360]創る名無しに見る名無し:2010/02/03(水) 22:40:14 ID:kHWjMHpi 西尾顔だが男前だなカルツ
[361]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/04(木) 17:18:44 ID:iPDTSbXv ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 観客「待ちくたびれたぜ!早く始めろー!」「後半も良いゲームを見せてくれよー!」 放送「選手達が後半戦の為に入場してきました。それに伴い観客席の熱も復活! どちらのチームが最終的に勝利を得るのか全く予想がつきません!」 森崎「(フン、どっちが勝っても面白くねえ)」 シュナイダー「(古巣が押されているのは見ていて良い気分ではないな)」 賀茂「片桐ィ、どっちが勝つか賭けないか?」 片桐「遠慮しておきます。勝つ自信の無い賭けはしないもので」 翼「(不思議だな。フィールドに立つと雑念が無くなる…有難い事だ)」 カルツ「(向こうで消耗しているのはストラットだけか…我慢を強いられそうだな)」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「サンパウロボールでキックオフ!ボールを受けた翼くんにポブルセンくんが早速向かいます。 しかし翼くん落ち着いてバビントンくんに回しました」 ポブルセン「てめえ、逃げるんじゃねえ!」 翼「焦らなくても勝負どころで相手してあげるよ」
[362]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/04(木) 17:19:02 ID:iPDTSbXv 後半はポブルセンではなくカルツの気迫で始まった。 バビントン「(カペロマンの守備は大した事無い、ここはドリブル突破だ!)」 バババッ、ダッ! カペロマン「くっ!…え?」 バビントン「な!?」 カルツ「ハッ!」 ボゴォ! バビントン「うわああ!」 放送「おお〜っと、バビントンくんカルツくんに吹っ飛ばされてボールを奪われた! 小柄な体格にも関わらず巧みに接触プレイをこなすカルツくんの本領発揮です! カルツくんそのまま右サイドを自力で上がっていきます!」 翼「やっぱり本気を出してきたな!アマラウ、カペロマンのマークを続けてくれ!彼は俺が!」 アマラウ「おう!」 カルツ「…翼、勝負ぜよ!」 翼「!」 ガチィイイイッ!
[363]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/04(木) 17:19:18 ID:iPDTSbXv 翼「く…し、しまっ…!」 ドカアッ! 放送「つ、翼くんまで吹っ飛ばされたァ!カルツくんの腕に巻かれたキャプテンマークは伊達ではありません!」 観客「わーーー、翼がーーー!!」「あのカルツって奴こんなに強かったのか!?」 カルツは得意のハリネズミドリブルで翼を抜き、そのままサンパウロ陣内に攻め入った。 しかしポブルセンとカペロマンがしっかりとマークされている状態ではそれが精一杯だった。 かと言って彼自身が無理やりPA内に切り込めばポブルセンについている4人を抜かなければならない。 最終的に彼が取った苦肉の策はサンパウロのDFライン上で隙を窺っていたFWを使う事だった。 カルツ「…クラウス!」 バシュッ! ボコッ! クラウス「ナイスパスカルツ!これで同点ゴールだ!」 放送「そして絶好のスルーパス!クラウスくんがGKと一対一になりました!サンパウロ、ピンチだァ!」 レナート「甘いぞ!俺がどんなバケモノどもを日常的に相手していると思ってやがる!」 ダダッ、ガシイッ! クラウス「な、なにィ!?」 放送「し、しかしレナートくんのファインプレイ!止めた!素早くボールを確保して止めました!」 しかしハンブルグのツートップはどちらも一対一を得意とするタイプではなく、 逆にレナートは個人技に優れた選手達に鍛えられていた事が災いしゴールはならなかった。
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0ch BBS 2007-01-24