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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】
[430]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/12(金) 15:46:25 ID:B1N3p1Oo いったんここまで。
[431]創る名無しに見る名無し:2010/02/12(金) 16:07:07 ID:uA8WBRvz やべええ、すげえ名試合を見てしまった! 2ねいさん、お疲れ様です!
[432]創る名無しに見る名無し:2010/02/12(金) 16:15:57 ID:LeY+aqtk 熱い戦いでした。 お疲れ様です!
[433]創る名無しに見る名無し:2010/02/12(金) 16:29:35 ID:TyD+CiDM おもしれえええええ!!乙!乙!
[434]創る名無しに見る名無し:2010/02/12(金) 18:16:19 ID:DjY6wuTc よくサンパウロ負けさせたな・・・ こっちのほうが面白いと思ってたけど、意外だった
[435]創る名無しに見る名無し:2010/02/12(金) 18:35:12 ID:J+gNkoCe 宿命のライバル翼と実力を取り戻した若林の対決を観客席で…複雑 今度は翼が観客席か、もっと大きくなるといいな 両方と戦えないのが残念だったけど凄い試合で満足、さすが2さんだ
[436]創る名無しに見る名無し:2010/02/12(金) 20:41:00 ID:6oZFzdB3 翼にリベンジさせないのは予想してた それよりシュナイダーが若林を評価してるのがショックだ…
[437]創る名無しに見る名無し:2010/02/12(金) 21:23:00 ID:1sxGolt2 決勝戦はキーパー対決ですな
[438]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/13(土) 15:32:26 ID:GXxy+1Jx フライハイト「嬉しそうだな、シュナイダー」 シュナイダー「嬉しいさ。幼馴染が得意技で決勝ゴールを決めたのだから」 フライハイト「確かに。ただのループシュートだが、タイミング、高さ、軌道、コントロール、スピード、 シュートフォーム…全てが無駄なく完成されたループシュートだった。正に職人芸だな」 シュナイダー「…あれは、俺がケガをして出場出来なかったシーズンにあいつが編み出した技だ」 フライハイト「ほう」 シュナイダー「俺が出場出来なくなってチームの得点はガタッと落ちた。そして非難は 中盤の要でありながら得点力の無いカルツに降り注いだ…俺も奴を責めた者の一人だった。 だがあいつは腐らずに、自分が得点出来る方法を…自分にしか出来ない方法を編み出した。大した奴だよ」 フライハイト「………」 カルツのロビングシュート開発の経緯を嬉しそうに語るシュナイダーと、そんなシュナイダーを 無表情で見守るフライハイト。この二人は純粋にハンブルガーSVの勝利を喜ぶ事が出来た。 この二人以外はそうは行かなかった。 観客「なんてこった…とんでもないモンみちゃったよ…」「ブラジルでナンバー1になった翼が負けるなんて…」 「翼は先月森崎に勝っているんだろ?じゃあ…あの若林って奴が一番強い事になるのか?」 観客の大多数はサンパウロの、ひいては翼の敗北を目の前で見せられてショックを受けていた。 森崎達の世代の選手達に惚れこんだ者にとって翼は森崎と並んで国内最強の象徴だった。 日向も高校サッカーの頂点に立つ存在ではあったが、その日向を倒し続けた翼と森崎は特別な存在である。 更に翼はごく最近森崎を大差で下しており、この大会を見に来た者達は森崎が翼に リベンジを挑むと言う構図を期待する余り無意識にそれが予定された未来の様に思い込んでいたのだ。
[439]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/13(土) 15:33:58 ID:GXxy+1Jx だが現実として翼は破れ、森崎のリベンジのチャンスは失われた。 この現実は観客達を大いに動揺させたが、それ以上に動揺したのは全日本ユースの選手達だった。 三杉「…負けた。翼くんが、サンパウロが、破れた…」 岬「(これがサッカーの恐ろしさって奴だね。最強でも勝利の保障は無い)」 松山「あれだけ強いサンパウロよりハンブルガーは更に強いと言うのか…」 葵「え…ウソ…そんな…」 日向「若林の野郎、何時の間にこんなに強く…」 中山「(勝てるのか?こんな強敵に本当に…勝てるのか?)」 石崎「つ、翼が…負けた。相手が若林とは言え、あいつが負けるなんて…」 来生「ヒャッホウ!流石若林さんだぜ!」 井沢「(翼は良い気味だが…少し複雑な気分だな)」 滝「これが本来の若林さんの力なのか…」 高杉「(翼と若林さんが潰しあったのは少々残念だが…若林さんが森崎より上な事を証明すれば問題ない!)」 日本の高校サッカーを3年間に渡って制し最強の名を欲しいままにした日向。 その日向を合宿開始早々に力で捻じ伏せ国内組の自信を粉々に砕いた森崎。 その森崎とブラジルのユースレベルの頂点を競い合い大差で勝った翼。 その翼のスーパープレイの連発をスーパーセーブで跳ね返し勝利を掴んだ若林。 実力と実績による全日本ユース内の暗黙の権力ヒエラルキーが目まぐるしく変わった事で ある者は喜び、ある者は驚き、ある者は混乱し、ある者は恐怖した。 だが立場や感情の違いはあれど、彼らは皆一つの概念に置いては共通していた。 若林の評価の急上昇である。
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0ch BBS 2007-01-24