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【弱くて】キャプテン三杉【ニューゲーム】
[278]森崎名無しさん:2010/01/20(水) 17:31:32 ID:??? ★新田 隼ハンティング( クラブA ) 47+( 4 + 4 )=★
[279]森崎名無しさん:2010/01/20(水) 17:39:28 ID:??? ★引ったくり(LV21) 逃走( スペードA ) 45+( 2 + 4 )=★
[280]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/20(水) 18:58:58 ID:??? >>278 今作品の初クラブAが新田とは・・・不安すぎる・・・ ★新田 隼ハンティング( クラブA ) 47+( 4 + 4 )=55 ★引ったくり(LV21) 逃走( スペードA ) 45+( 2 + 4 )=51 【攻撃】−【守備】≧2→新田が敵を確保。 -------------------------------------------------------------------------- 新田「往生際が悪いぞ!」 引ったくり(LV21)「クッ・・・(ララァ・・・私を導いてくれ・・・)」 引ったくりも普通にアスリートをやれるくらいの足を持っていたが・・・ 100メートルを11秒足らずで走る新田から逃げ切れはしなかった。 新田は引ったくりを取り押さえ、無事 警官へと引き渡した。 被害者は優しそうな老婆で、新田に大層感謝した。 老婆「どうもありがとう坊や、何かお礼をしたいわ。」 新田「そんな、それよりも怪我がなくて良かったですよ。」 老婆「あなたは心優しい子ね。それならこれを持っていて・・・いつか役に立つはずよ。」 新田「分かりました・・・ありがたく頂きます。」 老婆「貴方の幸運を祈っているわ。」 そう言って老婆は新田にお守りを渡し、去っていった。 空気を読んでいた三杉は、ここで改めて新田に話しかけた。
[281]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/20(水) 19:00:23 ID:??? 三杉「新田、お手柄だな。」 新田「三杉さん!いや、こんなつもりじゃなかったんですけどね。」 三杉「ふむ・・・それで、何故こんなところに居るんだ?学校はどうした?」 新田「特別に休みを貰ったんです、サッカーのために。 全国大会で大友中を優勝させて、進路の為だって猛説得してきたんですよ。」 三杉「そうか。山森、佐野、沢田を相手に勝ってきたわけかおめでとう。 進路はフィオレンティーナの練習生ってところか?」 新田「え・・・そうなんですけれど。まさか三杉さんも? ・・・って、そうとしか考えられないか。こんな所に居るなんて。」 三杉「ああ・・・。(なるほど、まだ見ぬFWは彼だったって事か。)」 自分のチームの左トップを預かる選手は新田だった。 それは三杉の想像の外にあり、多少の失望を感じていた。
[282]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/20(水) 19:01:40 ID:??? 三杉は新田の才能の底は深いと思っていたが、現状で実力を評価していなかった。 新田が才能を開花するためにはプレイスタイルを変える必要があると思っていた。 だが、フランス国際Jrで接した彼は強いシュートを撃つストライカーに固執する子供で、 それだけに隠れた才能を埋もれさせてきたと考えている。 三杉は新田に一つ問いかけてみるとした・・・彼がどういうプレイヤーを目指しているかを。 三杉「新田、君もコーチからノートを貰って・・・コーチに一流の才能と評されたはずだ。 そしてノートに従って練習し手・・・ここに居るんだろう。」 新田「え・・・三杉さん?」 三杉「君はコーチから指導を受け、どんな選手になるつもりでいる?」 先着で ★新田の心構え→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んでください、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→チームを勝たせるプレイヤーになりたいんです。 ハート、スペード→この足を・・・俊足を生かしたFWになりたい・・・! クラブ→勿論、シュナイダーみたいに絶対的なエースストライカーですよ! JOKER→三杉さん・・・スーパーストライカーって知っていますか?
[283]森崎名無しさん:2010/01/20(水) 19:02:16 ID:??? ★新田の心構え→ ハート8
[284]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/20(水) 19:12:44 ID:??? 本日はここまでで終了となります。 お付き合い下さりありがとうございました。 花粉症が出始めてツラいっす。
[285]TSUBASA DUNK:2010/01/20(水) 19:57:07 ID:??? 乙でしたー。 自分も花粉症がキツくなってきました。今年は早いっすよね。
[286]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/21(木) 10:53:20 ID:Zurmit6g >>285 花粉症しんどいですよねw これから症状が悪くなると思うと凹みます。 ハート→この足を…俊足を生かしたFWになりたい…! ―――――――――――――――――――――――――――― 新田「三杉さん、俺…この足を…俊足を生かしたFWになりたい…!」 三杉「それは…どうしてだ?」 新田「フランスで世界トップクラスの実力者と戦って分かった事があります。 俺ではシュナイダーのようなストライカーになれないって事です。」 三杉「弱気だな?君らしくもない。」 新田「勘違いしないで下さい…勝てないって諦めてる訳じゃないんです。 日本だけしか知らなかった頃は“日向さんよりも強いシュートを撃つ”、 日本一のエースストライカーになりたいと考えていました。 体格や筋力が劣っていても、体のバネをイッパイに使って… 筋力を鍛えて、鍛えて…いつかはそれも不可能じゃないと思っていました。」 三杉「…」
[287]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/21(木) 11:06:33 ID:??? 新田「だから…シュナイダーを見た時は落ち込みましたよ。 俺より体格も筋力も圧倒的に上の化け物が、 俺より遥かに体のバネを使ってシュートをしていたんですから。 そして、そんなシュートさえ止めるGKがいた。 世界のトップに登る選手はこうなのかって、俺は土俵に上がれないのかって思いました。」 三杉「(ふむ…)」 新田「でも、ウルグアイのビクトリーノを見た時に思ったんです。 強いシュートを撃つ事だけがFWの価値じゃないって。 スピードで戦う道があるんだって。 俺は自分の俊足を…俺だけの武器を磨いて世界の奴らを倒したい! そして俺の力を認めさせたいんですよ!」 三杉「なるほどね。(随分と悩んできたようだな)」 三杉は新田の言葉を聞いて、昔のままではないと知った。 新田は新田なりに限界に悩み、己と向き合い、そして自分の才能を磨く所に至っていた。 新田の才能をジョアンの指導力が後押しすれば、世界に通ずるFWになるだろうと思えた。 しかし三杉は新田の欠点に気づいてしまった。
[288]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/21(木) 11:19:19 ID:??? “新田「世界の奴らを倒したい!そして俺の力を認めさせたいんですよ!」” まだ若いと言うのもあるが、彼の思いはつまる所自分だけに向かっていた。 それは無軌道なスタンドプレーを生む恐れがあるという事だった。 三杉には理想とするチーム像があった。 一言でまとめると、各人が勝利に向けて最善を尽くすチームだ。 それは決してスタンドプレーを封印し、チームワークを優先するものでは“ない”。 勝利に向けた最善の選択であれば多少のスタンドプレーだって構わない。 むしろスタンドプレーから生ずるチームワークこそ本質であると思っている。 三杉は自分ひとりがどれだけ強くなっても、世界屈指のチームには勝てないと思っていた。 例えば絶対的な存在が一人いるとしよう。 もしその一人の調子が悪かったらチームはどうなるのか? その穴は果たして埋まるのか? そのチームは強いと言えるのか? 世界屈指のチーム相手に勝ち続けるには、自分と同じ志をもつ仲間を作る必要があった。 味方に安易に頼ったりせず、だが一人で戦っている訳ではないと理解している仲間を。 各々が個々の役割を理解し、その時点の最大のポテンシャルを発揮できるチーム。 これが三杉の頭にあった。 そして、この思いが三杉自身を少なからず悩ませていた。
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0ch BBS 2007-01-24