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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】
[673]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/04(木) 02:42:05 ID:sBl5jW0E 一方山吹小避難誘導チーム。 岡部「走らないで!大丈夫だからゆっくり逃げても間に合うから!」 逃げ惑う生徒達の間を岡部が走り回り声をかけ平静さを保たせる。 それでも慌てて転倒する子供も出てくる。 ゴニョあっ!大丈夫!?「飯塚ー!また一人追加〜」 飯塚「おうよ!」 すでに足首をぐねって歩けなくなった5年生を二人担いだ飯塚が颯爽と駆けつける。 飯塚「こりゃちょっと酷いな。岡部ー!」 岡部「はいっ!」 自分の役割を把握している岡部が救急箱を抱えて駆け寄ってくる。 その間も避難は続き浮き足立って見当違いの方向に動いてしまうものも出てきてしまう。 ゴニョ「そっちいっちゃ駄目だよーっ!」 飯塚「よし今度は大場の出番だな。ゆけっ!大場ミサーイルッ!」 大場の足をつかみジャイアントスイングの要領で振り回し迷走している生徒の進行方向に発射する。 音の壁にぶつかりながら飛翔し、明後日の方向に行こうとしている山吹小生徒を飛び越す。 大場「……そっち行くと逃げられないぞ。……ガクッ」 迷走生徒「あ、ありがとうございます。……あなたの死は無駄にはしません……っ!!」 大場「……いや、まだ死んでないけど……掘り起こしてくれると助かる」 膝まで砂浜に埋まった大場がゾンビのごとく手を伸ばすのを見て生徒は逆方向、正しい避難経路へと走った。 今日はこれだけ。NPC(しかもオリキャラ)シーンが延々通津いていますが、そのうちまとめ読みでもしてください(むしろ推奨) 多分そのほうが少しは面白く読めるはず。少しは。ま、実際のウルトラマンでもウルトラマンは3分しか出ないしね(開き直り)
[674]森崎名無しさん:2010/03/04(木) 03:24:53 ID:??? と言われても読んじゃいます乙でしたー
[675]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 02:34:53 ID:5ZoP7SOA エロ「ほらほらこっちが安全だよ〜」 島崎「女子ばっかりに声をかけてんじゃないっ!」 エロ「わかったよ。ホラ野郎はどっか行けっ!女の子はこっち〜」 確かに声はかけているが効果のない誘導に島崎の声もより大きくなる。 こちらの支持はさすがに的確で散り散りだった西が丘小の生徒達は誘導に従い始める。 島崎「朝比奈は……あーまた勝負弱い……」 視界の片隅に避難する生徒達にもみくちゃにされた挙句倒れこんだ上を通過されている朝比奈の姿を見つける。 島崎「……あれ?葛西はどうした?」 自分の背後にぴtったりついている葛西に気がつかないままきょろきょろする島崎。 運悪く右を向けば左後ろに、左を向けば右後ろに陣取ってしまい気づいてもらえない。 葛西「オレここにいますっ!」 絶えず相手の死角に入れるのはある意味才能ではあるが、意図して行っているわけではないので葛西にとっては不幸である。 島崎「チッ!葛西がアラブの行商人だとは知らなかったな。後でこってりと油をしぼってやろう。売るほどあるみたいだしな」 もう一つ捗らない避難誘導に島崎が苛立ちながらつぶやく。 こちら言葉は届かないが向こうの言葉は届く。 葛西は背中にべったりと脂汗が浮かぶのを感じた。
[676]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 02:36:55 ID:5ZoP7SOA 瀬名「みんなこっちー!」 ブンブンと手を振る瀬名に駿河小の生徒達は (瀬名がこっちって言ってるけどホントにいいのか?) と疑問を拭えないでいた。 木下「ウッキー!ウキャウキャウキー!」 そしてその不安に拍車をかける木下の猿語。落ち着けば人語も話せるものの 興奮してしまっている今は只の猿である。 赤松「だーかーらそっちじゃなくてこっちだよ!」 伊藤「こっちじゃなくてあっちだよ!」 当然キャラの定まっていない二人にも誘導の心得なぞあるわけもなく、駿河小の生徒達は砂浜を右往左往していた。
[677]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 02:38:11 ID:5ZoP7SOA そして静岡県下でも屈指のお坊ちゃまお嬢ちゃまが通う私立小学校・修哲。 こちらの反応はいたって鈍いものだった。 井沢「みんな早く逃げて!」 修哲生徒A「え?先生もいないし爺やもいないんじゃ駄目だよ」 糸井「怪獣が来たんだボヤボヤしてると踏み潰されたるぞ」 修哲生徒B「アポもなく来るなんて失礼な奴だな。追い返してくれ」 ピボット「怪獣に食べられちゃうよ。早く逃げようよ」 修哲生徒C「フム、怪獣は空腹かそれならば食事を与えよう。何を食するのだ?怪獣は」 一事が万事この調子である。避難どころかなかなか動こうともしない。 そんな中 メロン「……あの怪獣は南葛市の利権を荒らしに来た文字通りエコノミックアニマルです。 ここは一先ず帰宅して父上に報告をした方がよろしいのでは?」 修哲生徒D「む?それもそうだな。ここは一時帰宅しよう」 と、メロンだけが成果を挙げていたが焼け石に水、坊ちゃん嬢ちゃんの鷹揚さでなかなか動こうとしなかった。
[678]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 02:39:17 ID:5ZoP7SOA そして市内でも有数の貧乏人の子弟が通う南葛小。 南葛生徒A「わー怪獣ーっ!」 山森「ちょっ!?そばに行っちゃだめーっ!」 南葛生徒B「怪獣だ怪獣だ。わーい!」 白鳥「あんたもかい!近寄っちゃ駄目なんだって」 南葛生徒C「怪獣でっけー!あの怪獣に登ったらどこまで見えるかな?わー」 宮原「登りに行くんじゃねえ!」 南葛生徒D「怪獣って何食うの?コーラ飲むかな?」 中畑「好物は人間の子供だってよ。怪獣図鑑に書いてあった」 南葛生徒D「ひえー」 こちらも中畑がかろうじて誘導に成功していたが、やはり大勢は怪獣に向けて突進というありえない事態になっていた。 そこへ
[679]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 02:42:49 ID:5ZoP7SOA 波打ち際から師匠と矢島がフォローに回ってきた。 師匠「こっちじゃないっ!向こうだ!怪我した友達には手を貸してやれ!」 と西が丘小の子供に指示を飛ばし 師匠「ボヤボヤしてんな瀬名にはオレが指示を出してある!安心してついて行け!」 と駿河小の生徒達の不安を解消し 矢島「UGMは国連直属の組織なんだ!それの活動の阻害をしちゃいけない!全員速やかに移動せよ!」 と修哲小の生徒を納得させ 矢島「あの怪獣は口から毒ガスを吐いて浴びせてくるぞ。 それを浴びたら体中の穴という穴から緑色の汁を吹き出して……死ぬぞ」 と南葛小の生徒を脅しつけて避難を開始させる。 島崎「おう、助かったぜ」 瀬名「よかった。みんなちゃんと逃げてくれた〜」 師匠「なぁにコレくらい」 メロン「やるじゃん矢島」 山森「さすがです。先輩」 矢島「へへ。まぁね」 的確なフォローをして回った二人はハイタッチをかわすと、 沖で怪獣の気を引き続けてくれたスカイハイヤーとスペースマミーに向けて親指を立てて見せる。
[680]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 02:43:50 ID:5ZoP7SOA オオヤマ「子供達よくやった!これで心置きなく攻撃できる!」 スペースマミーの指揮室から海岸の様子を見ていたオオヤマキャップが ずっと怪獣の気を引き続けていたスカイハイヤーのイトウチーフに攻撃開始を指示する。 イトウ「了解!よし怪獣め。覚悟しろよ」 操縦桿を引きラダーペダルを蹴る。 スカイハイヤーはそれまでの旋回運動から垂直上昇に機動を変え、そのまま宙返りをすると 逆落としに怪獣めがけて重力をも利用して一気にダイブをかける。 イトウ「食らえっ!」 スカイハイヤーのレーザー砲が空間を引き裂き怪獣めがけて発射される。 先着1名様でこのスレに Straight ahead UGM→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 カードの数字が3以上の場合命中しダメージ判定へと移行します。 と言うところで今日はここまで。 我ながら長いなぁ。子供多すぎ。避難するだけ二日もかかるとは思わなかった。 なんでも雑談スレのヒロインイレブンの候補者にろくにサッカーやってない美津乃がFWにエントリーされてて笑いました。 やっぱりそうゆうイメージなんだなぁ。
[681]森崎名無しさん:2010/03/05(金) 02:47:32 ID:??? Straight ahead UGM→ ダイヤ2 修哲の子供だけ喰われてしまえ乙でしたー 美津乃さんはパンチ系の技も使えるGKもよさそうですよね
[682]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 23:48:59 ID:5ZoP7SOA >>681 美津乃さんは子供をアイアンクローで軽々持ち上げる握力の持ち主ですからねGKも向いてるかもしれませんw Straight ahead UGM→ ダイヤ2 =3以下。攻撃失敗。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− スカイハイヤーから放たれた数条のビームは怪獣をわずかに逸れ海面に当たってしまう。 急激に熱された海水が水蒸気爆発を起こし天高くしぶきを上げる。 怪獣「グォォオォオオオン!!」 イトウ「チッ!Gのかかりすぎで照準が曲がったか!?」 天気雨の中スカイハイヤーを操り第二撃を加えるべくチャージを再開する。 一方スカイハイヤーの勇戦を砂浜から少し上がった駐車場から見守るSC一行。 島崎「やったか!?」 師匠「その台詞は言っちゃ駄目だと何回も言っただろ?」 矢島「外したみたい。でもひるんだみたいだ。火も吐かないしこのまま行けば……」 UGMとて無能者の集団ではない。このまま行けばいずれは怪獣を撃破するか撤退に追い込むことはできるだろう。 しかし矢島は何か嫌な予感がしてたまらなかった。 美津乃(シロちゃん、どこで何やってんだろ。こんな時くらいしか役に立たないんだからさっさと来ないと……) バルタン星人のときのように私が出張らないと駄目かなと思いつつ、現実世界でバインドが出るかどうか 試したことがないので若干の不安を感じる美津乃だった。 (過去2回出したのはバルタン星人の作った閉鎖空間とエニウェアです。多少ご都合ですがご了承くださいまし。 じゃないとウルトラマンシロじゃなくて、−MIZUNO・世界を救世する者−になっちゃうのでw)
[683]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/05(金) 23:54:37 ID:5ZoP7SOA 海の方から甲高いエンジン音と爆発音、それに怪獣の咆哮が聞こえてくる。 町には溢れるような暴漢が獲物を求めて徘徊している。 そんなこの世の終わり一歩手前の町で路地裏のゴミ箱の陰に二人は小さくなってた。 先ほどの八百屋を辛くもまいたものの、次に太刀魚を振りかざした魚屋に襲われ、豆腐屋の自転車に追い回された挙句、 身動きがとれなくなっていたのだ。 城山「ぶえっくしょい よい よい よい よい よい よい よい よい よい」 白瀬「しーっ!何ブラスター残響音つきのくしゃみなんかしてんのっ!どこの総統!?みつかっちゃうでしょ! しまいには ヘ城タ山レ って呼ぶよ?」 城山「いや、そんなこと言われても……きっとどこかで美女がオレの噂をしてたんだから、しょうがないだろ」 白瀬「ドジでヘタレで……スケベだって?」 城山「ひでえ」 そう言われても視線は白瀬の胸へと集中してしまう。 監督はあっちを見張ってと言われてはいるものの、すぐそこに柔らかそうな双子の山がありその峡谷があるのだ。 何かといえば視線が行くのも仕方がないといえば仕方がないし、緊張感が足りないと言われても弁明はできない。 白瀬「だーかーら!ここには誰も隠れてたりしないからっ!」 片手で胸の谷間を隠しもうい一方の手で城山の顔をグリンと逆側に向ける。 意図せぬ方向から力を加えられ首の筋が悲鳴を上げたがそれ以前に喉のほうが音を上げる。 城山「どわぁっ!」 白瀬「うきゃーっ!」 不意に現れた人影に驚き二人して抱き合って飛び上がる。
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0ch BBS 2007-01-24