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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】
[526]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/10(土) 18:18:15 ID:4u165oi3 〜次藤〜 社会人リーグで腕を磨いていたのは岬と松山だけではない。 次藤「ふりゃあ!まっとじゃ、まっとごついシュートを撃って来るタイ!」 選手達「クソッ、良い気になりやがって!」「今日こそブッ倒してやる!」 バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ! ボコッ!ドカッ!バゴッ!バガッ! 次藤「ぬぉおおおおおおおおおおお!!」 松山よりも上手い形で先輩達にケンカを売り、 シュートで自分を倒してみせろと挑発しブロック練習に利用した次藤。 選手達「そうだ!そのタイミングだ早田!」「だがもっと早く戦況を判断しろ、もっと周りを見るんだ!」 早田「ウイッス!」 あえてMFとしての起用を志願し、ゲームメイクを学んだ早田。 この2人はそれぞれの新しい力に目覚めていた。 *次藤が「ヘビーブロック」を習得しました。 *早田が「スキル・パス+2」を習得しました。 *次藤と早田の全能力値が+2されました。
[527]創る名無しに見る名無し:2010/04/10(土) 18:23:10 ID:Ye4cQBSO ただ…敵のスキル・シュート+2も普通にあるな
[528]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/10(土) 18:48:25 ID:4u165oi3 〜中山〜 中山「よろしくお願いします!」 選手達「お前が噂の中山政男か!」「話は聞いている、いっちょ揉んでやるぜ!」 そして最も劇的な成長を遂げていたのは中山だった。中山はサッカー協会の支援の下に 社会人チーム、大学チーム、果ては引退した元選手にまで次々と道場破りの様な形で挑みかかり、 彼を唸らせる技術を一つでも持っている者が居れば土下座してでも教えを勝ち取った。 何故昔の力を取り戻せない?昔の俺だったらもっと上手く出来た筈だ。 オランダ戦以前の中山はそう考えていた。そしてオランダ戦以後はこう考える様になった。 もっと強くなりたい。もっと多くの力が欲しい。その為にはどうすればいいか? 人は内面の意識が変わっただけで努力の効率や上限が一気に上がる事がある。 中山政男は文字通り後ろ向きから前向きになった事で世界を驚かすプレイヤーに変貌しつつあった。 中山「(もっとだ…もっと俺のサッカーは強くなれる!もっと強い奴と戦いたい!)」 *中山が「消えるフェイント」「ピンポイントパス」「バーニングタックル」「ダイビングブロック」を習得し、 更に「クイックダッシュカット」の発動率を上げました。 *中山の全能力値が+3されました。
[529]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/10(土) 18:48:53 ID:4u165oi3 いったんここまで。
[530]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/10(土) 19:17:34 ID:4u165oi3 〜政夫、和夫〜 そしてその他の選手達も独自のやり方で己を鍛えなおしていた。 政夫「長かった山篭りも終わりだ!」 和夫「いよいよ全日本に戻る時だな!」 立花兄弟はなんと山篭りを決行していた。しばしば猿と言われて侮辱されるこの二人だが、 誘惑の無い環境に身を起き野生の力を手に入れようとした事を考えるとあながち間違いではないかも知れない。 〜来生、滝、井沢〜 来生「ハッハァ!これが俺様の新必殺・ローリングヘッ…どむごごごごご!!」 滝「前に一回転してから地面を顔面で滑るとは…」 井沢「あいつ、バカになればなるほど強くなるとかじゃないよな?」 修哲トリオは岬ほどのネームバリューは無かった為社会人リーグではなく大学リーグで切磋琢磨していた。 *立花兄弟が「山猿キープ」「ムササビジャンプパス」「デルタポストプレイ」「スカイラブパス」を習得しました。 *来生が「ローリングヘッド」、滝が「スキルステップ」、井沢が「修哲トリオ」を習得し、 更に「クリップジャンプ」の発動率を上げました。 *立花兄弟、来生、滝、井沢の全能力値が+2されました。
[531]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/10(土) 19:18:26 ID:4u165oi3 ちょくちょく小出しにしてきましたが、 今夜はこれから外食なのでここまで。 またお会いしましょう。
[532]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/11(日) 06:40:04 ID:cyJJtQ7+ 〜若島津〜 風変わりな特訓に励んだ者が少なくない全日本ユース候補者の中でも若島津健は オランダ戦の直後に一際際立つ程大胆な、そして褒められた物では無い手段に出ていた。 ドタッ! 若堂流師範「そ、そこまで!」 若島津「……………」 なんと彼は自分の父と兄が経営する空手道場若堂流に道場破りを挑んでいた。 サッカーに現を抜かし空手をおろそかにしていた次男が日本代表になったは良いが 上手くいかないので自棄を起こして戻ってきた…道場内の誰もがそう思い真剣に取り合おうとせず、 言葉で分からないのなら拳で分からせようと門下生達が彼に襲い掛かった。 だが若島津は勝ち続けた。門下生達を蹴散らし、師である父を乗り越え、 更にその父に勝ち免許皆伝された実の兄ですら死闘の末に倒してしまった。 若堂流師範「見事だ…お前の勝ちだ。看板を持っていくが良い…」 若堂流師範はこれを痛みと共に喜んだ。どうせ負けるのなら自分の道を継いでくれる者に負けたい。 この願いを空手を捨てたと思っていた次男が修羅となり果たしてくれたのだ。 かつて彼は若島津が兄とは別の道場の主となり兄弟で競い合って欲しいと願っていた。 叶わないと諦めていた願いが叶うのなら看板を一時的に奪われるのもやぶさかではない。 しかし若島津は父の万感の思いを込めた視線を受け止めようとせず、 冷え切った笑みを浮かべながら何やら汚れた布を荷物から取り出し看板に巻きつけた。 若堂流師範「健…?どうした?」 若島津「……………」
[533]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/11(日) 06:40:28 ID:cyJJtQ7+ 若島津は父と兄に勝った事を喜んでいなかった。その理由は二つ。 一つはこの勝利はヒューガーに強化された体の恩恵である事を分かっており、 純粋に空手の腕で勝った訳ではない事を理解していた事。 ボヒュッ! 若堂流師範「な…何をする貴様ーーーっ!!」 バチバチバチ…メラメラメラ… 門下生達「か、看板が!」「な、なんと言う事を…」 そしてもう一つは、最早彼には空手はサッカーに応用出来る道具以上の存在ではなかった事。 それを証明するかの様に彼は懐から取り出したマッチで看板を油に浸した布ごと焼いてしまった。 若島津「…すまないな、父さん、兄さん。俺が外道の力を手に入れるキッカケになってくれ」 若堂流師範「き、貴様ァアア!!ええい、去れ、去れィこの鬼畜めが!誰か塩を持ってこい!」 塩を撒かれながら立ち去る若島津の気分は晴れやかだった。後悔など欠片も感じていなかった。 これでもう彼はサッカーで挫折しても戻れる空手も道場も無くなった。それこそが彼の望んでいた事だった。 若島津「(日向さん、今貴方は何処で何をしているんだ?俺も手段を選ばず 力を追い求める覚悟が出来たぜ。もう森崎と若林にはキーパーとしては絶対勝てない。 だったらフィールダーとして勝てば良い…ただそれだけの事だ。さて、吉良監督に会いに行くか)」 この後若島津は吉良の教えの下にDFへのコンバートに励んだ。弱い自分はもう沢山だと念じ続けながら。 *若島津が「払い蹴りタックル」を習得しました。 *若島津の全能力値が+2されました。
[534]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/11(日) 06:41:21 ID:cyJJtQ7+ いったんここまで。 そろそろパワーアップパートもおしまいです。
[535]創る名無しに見る名無し:2010/04/11(日) 07:57:02 ID:YWDZz3ZQ 乙です 空手は泣くまで殴られるのをやめてもらえないコースかw
[536]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/11(日) 09:25:33 ID:cyJJtQ7+ 〜三杉〜 三杉「うん、良い体だ。礼を言うよ弥生。この数ヶ月良く手伝ってくれた」 弥生「わ、わたしは…ご主人様が満足なさればそれで…」 三杉「フフフ、良い子にはご褒美をあげるよ…」 弥生「ひゃっ!」 三杉は体重が増えない様に注意しつつ筋肉を蓄えた。今度こそ思う存分戦う為に。 〜葵、赤井〜 葵「よーっし、直角フェイント完成だァ!」 赤井「やっとかよ。時間かかりすぎじゃないか?」 イタリアに戻った葵と赤井は頻繁に合同練習を行い、お互いを高めあっていた。日本人と言うハンデを乗り越え トップチームへの昇格を夢見る二人にはワールドユースで活躍したと言う金看板が必要なのだ。 *三杉のマイナススキル「スキル・フィジカル不足」が消去されました。 *葵が「直角フェイント」を習得しました。 *三杉、葵、赤井の全能力値が+1されました。
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0ch BBS 2007-01-24