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【秋野えりるの】小田Jr.の野望9【消失】
[148]小田ジュニアの野望:2010/03/01(月) 23:35:16 ID:skg9qh1o D.えりるの腕で攻撃 小(そうだな。死なばもろとも、一緒に逝こうか) ジュニアはその意思が本当にえりるのものであるかはしらない。しかし、今は素直にそうであると 感じていた。 すく… ジュニアは席を立ち、無言で老人の元へと歩み寄る。 ドロッセルマイヤー「そうかい?とうとう決断したんだね。それでお前の選択は…」 ドゲシ!!! ジュニアは無言で、しかし瞳には冷たい炎を燃やしつつ思いっきりえりるの腕で殴りつける! ドロッセルマイヤー「はいや〜〜…」 間抜けな声で吹き飛ばされるドロッセルマイヤー。ジュニアのその行動はドロッセルマイヤーにとって 予想外であった。まさか、ジュニアにとって大切なものの一部で思いっきり打ち付けられるとは 夢にも思ってもいなかったのだ。
[149]小田ジュニアの野望:2010/03/01(月) 23:36:17 ID:skg9qh1o 秋津姫「ようやった!猛!」 その瞬間を秋津姫は待っていた。素早く両手を打ち付けると、ドロッセルマイヤーの周りに水の監獄を 形成する! 秋津姫「油断が過ぎたようじゃなドロッセルマイヤーよ。我たちと同じ壇上に上がるまねなどせずに 上の世界から見ているだけならばこうはならなかっただろうに!」 そういいつつ水の監獄を操作しドロッセルマイヤーの懐にあったものを吐き出させる。 小「…これは?」 秋津姫「これはお主の物語。過去に一度見たことがあるはずじゃ」 小「……あ!!!あれって夢じゃなかったのか!?」 それは去年の秋。腰痛でまともに練習をすることが出来なくなっていたジュニアがせめてサポートを しようとしていたときに足にコーンを盛大に引っ掛けて気を失った時に見た夢。 …そう夢だと思っていたこと。しかし、今そこにある本は間違いなくあの時ジュニアが見た ものと同じものだった。 秋津姫「そう。聖誕祭にお主の存在概念がおかしくなっている事に気づいての。同じ事が起きぬ よう栞を挟んでおいたのじゃが、どうやらそれも杞憂になったようじゃ」
[150]小田ジュニアの野望:2010/03/01(月) 23:37:18 ID:skg9qh1o 小「…それじゃ、俺が一時期スランプに陥ってたのも?」 秋津姫「…いや。残念じゃがそれに関してはおぬしはこやつに感謝しなければならぬ。こやつの 目的は物語を破綻させる事でなく続けさせる事。故にお主の最悪の結末をお主自身を使い修正したのじゃ」 小「…それじゃ、こいつは悪い奴じゃないのか?」 秋津姫「本気でそんな事を聞いているのならばおぬしは底なしのお人よしじゃな」 小「そうか。やっぱりこいつは最悪か」
[151]小田ジュニアの野望:2010/03/01(月) 23:38:19 ID:skg9qh1o そういいつつ、その本を拾い上げるジュニア。一見するとなんでもないただの本ようであったのだが… A.本を開いてみる。 B.閉じたまま秋津姫に渡す。 C.破り捨てる! D.その他 先にID表示で『2』票入ったものを選択します。
[152]森崎名無しさん:2010/03/01(月) 23:38:48 ID:KlInoJXM B
[153]森崎名無しさん:2010/03/01(月) 23:49:58 ID:skg9qh1o 下がりすぎあげ と書けば大丈夫かな?
[154]森崎名無しさん:2010/03/01(月) 23:50:38 ID:x/UdBTUQ B
[155]森崎名無しさん:2010/03/02(火) 00:21:32 ID:??? >>上の世界から見ているだけならばこうはならなかっただろうに そうか、考えすぎてたのか……。 ドロッセルマイヤーは「ただの老人」だから、別に光速拳とかクロックアップとかなくても、 油断してるところに意表突けば普通に殴れたのか。 「素人に拳銃持たせても、うまくやれば撃たせずに殴りたおせるよ!」ってやつだね。
[156]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 01:04:37 ID:VewMLVHo >>155 ちょっとだけ違いますね。ダメージを与えられたのはあくまでえりるの腕を武器にしたからです。 そして、秋津姫がその隙を見て一気に本を取り出した。…実のところただそれだけです。 以下の文をお楽しみに。 B.閉じたまま秋津姫に渡す。 小「開けたいような気もするけどなんだか嫌な気がするから止めておこう」 そういいながらいまだ精神の集中を解いていない秋津姫の元へ行き本を渡す。 秋津姫「…それがおぬしの意思ならば我が預かっておこう。」 そういいながら美しい和装ののすその中へすっと本を入れる。そしてその瞬間本は消えた。 小「???消えた?」 秋津姫「たわけ。所有者が変わり概念が変わったのじゃ。我は海神。故に概念のありようも変わる。 とにかくこれでこやつは簡単におぬしに手出しできなくなったはずじゃ」 未だに水の監獄はその勢いを止めずに諸悪の根源を押しとどめる。
[157]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 01:05:39 ID:VewMLVHo 秋津姫「それでどうする?我の最大の目的である本の奪取は完了した。 しかし、おぬしにも望みがあるのだろう?」 小「ああ。秋津姫はその本の力を使ってえりる…あそこにいる…あれ?」 ジュニアは今頃その事に気づく。ドロッセルマイヤーの手によりえりるがいた場所は暗転し、 そこには虚空が広がるだけ。薄明かりの世界のどこにもえりるはいない。 ???「げへげへげへ…まさかその策で来るとはね。確かにワタシが作ったものならば ワタシを傷つける事などわけないだろうね」 その声は突然この世界に響く。その瞬間世界に大きなひびが入り、世界は割れる! その先に見えるものは特徴的な瞳。そのものの名はドロッセルマイヤー。 秋津姫「っく!やはり完全に封じ込めるには至らぬか!」 ある程度予想していたとはいえ、秋津姫の落胆は大きい。 小「…くそ!まだ終わらないのか!!」 ドロッセルマイヤー「いいや。おめでとう。この勝負は猛くんの勝ちだ。その本は君に上げよう」 世界全体が震える。もしはじめからこの手法でドロッセルマイヤーが近づいていたのならば 本当にどうしようもなかっただろう。
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0ch BBS 2007-01-24