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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】
[81]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/09(火) 19:21:05 ID:ogr5bZ22 ★小豆沢さん、立ち直れる?→ スペード8 =★ ダイヤ、ハート、スペード→「そうだね……弱気になってちゃ駄目だな」気力を取り戻した! ------------------------------------------------------------------------------------ 小豆沢「そうだね……弱気になってちゃ駄目だな」 大前「小豆沢さん!」 小豆沢「11人が全員で背負わなきゃいけないものを、いつの間にか一人で背負いこんでいたみたいだね。 なんだか、目が覚めたような気分だよ。……最後の仕事も残っているし、こんなところでしょげちゃいられないや」 言いながら、身を起こす小豆沢。 片腕は吊っているものの、目には鋭気が宿っている。 大前「最後の仕事、ですか?」 小豆沢「ああ。このまま清栄を喜ばせたまま卒業するのも癪だしね。引退前に、残っている連中に喝を入れてあげなきゃ。 秋の地区大会までみんなが張りきるようにね。……それに、その方が全国に行きたがっている早瀬や君にもいいだろう?」 大前「あれ、バレてました?」 小豆沢「そりゃそうさ。早瀬は考えが顔に出るタイプだし、君もその早瀬に同調しているみたいだしね」 大前「あ、あはは……」 小豆沢「そういう訳で、引退のあいさつは気合いの入ったものを考えておくよ。 みんなにはどう受け取られるか分からないけど、やれるだけやってみるさ」 大前「あ、ありがとうございます!」 小豆沢「気にしないでいいよ。これもキャプテンの仕事のうちさ。……君の喝のお陰で、なんとか全うできそうだ」 大前「そ、そんなことは――」
[82]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/09(火) 19:22:07 ID:ogr5bZ22 トントン。 唐突にノックの音が聞こえた。 小豆沢「ん? 誰か来たかな?」 大前「家族の方じゃないんですか? 怪我をしたっていうんなら、家にも連絡がいっているかもしれないし」 果たしてドアが開くと、会社員らしい男性とその妻らしい女性の顔が覗いた。 小豆沢父「優一! 怪我をしたというのは、本当か!?」 小豆沢母「骨が折れたって聞いて、ビックリしたのよ。……しっかりしてるように見えて、本当に危なっかしい子なんだから」 大前(ゆういち……?) 小豆沢(僕の名前だよ) そういえば、下の名前も聞いたことがなかった。 大前(考えたことも無かったけど、やっぱり小豆沢さんも人の子で、家族とかいるんだよな。 優一、ってからには長男か。弟さんや妹さんはいるのかな?) 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★華麗なる一族?→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ→弟さんらしい少年がいた。カードの数字がサッカーの上手さになります ハート→妹さんらしい女の子がいた。カードの数字が容姿になります スペード、クラブ→小豆沢さんは一人っ子らしい JOKER→なにィ!? 可愛い上にサッカーも得意な妹だと!?
[83]森崎名無しさん:2010/03/09(火) 19:24:51 ID:??? ★華麗なる一族?→ ハート6 =★ >>77 返答ありがとうございます
[84]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/09(火) 19:35:45 ID:ogr5bZ22 ★華麗なる一族?→ ハート6 =★ ハート→妹さんらしい女の子がいた。カードの数字が容姿になります 6なのでちょっぴり地味目の容姿です ------------------------------------------------------------------- 小豆沢妹「兄さん、酷い怪我……」 小豆沢「みんな、そんなに騒ぎ立てるほどのことじゃないよ。治るまでの一ヶ月かそこら、ちょっと不便になるだけさ」 そう言い、快活に笑ってみせる小豆沢。その様子に、家族も幾分か胸を撫で下ろしたようだ。 大前「(この子が小豆沢さんの妹さんか。思ったより普通の子だな……)じゃ、家族の皆さんも来られたことですし、俺はここで」 小豆沢「ああ。大前も、応援お疲れ様」 家族水入らずの邪魔をしないよう、足早に立ち去った。 小豆沢妹「お兄ちゃん、今の人……」 小豆沢「ん? あいつは部活の後輩の大前だけど……どうかしたかい?」 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★華麗なる一族?→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ハート→「何だかカッコいいね……」大前、いい加減にしろ ダイヤ、スペード、クラブ→「ふぅん、そう」特にフラグは立たない JOKER→(私、あの人のために綺麗になる!)次回登場時に容姿に+ 2 。その上、妙なフラグが!?
[85]森崎名無しさん:2010/03/09(火) 19:36:30 ID:??? ★華麗なる一族?→ ダイヤ3 =★
[86]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/09(火) 20:14:31 ID:ogr5bZ22 ★華麗なる一族?→ ダイヤ3 =★ ダイヤ、スペード、クラブ→「ふぅん、そう」特にフラグは立たない --------------------------------------------------------------- 妹の興味なさげな返事に、小豆沢は内心安堵していた。 小豆沢(……良かった、大前が気になるとか言い出さなくて。 あの菱野さんを恋敵にして失恋、なんてなったら立ち直れなさそうだし……) 小豆沢妹「兄さん、今失礼なこと考えてなかった?」 小豆沢「い、いや!? なんでもないよ!?」 ※ 小豆沢に妹がいることが判明しました ※ ※ 2年目から登場するかもしれません ※
[87]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/09(火) 20:17:00 ID:ogr5bZ22 〜翌日、鳴紋中グラウンド〜 3年生の引退ということで、グラウンドにはサッカー部の面々が顔を揃えていた。 だが、その表情は一様に沈鬱である。 宿敵・清栄学園に喫した敗北、そしてその屈辱的な試合内容。誰も顔を明るく出来ないのは当然である。 やす子「――と、いうわけで、今日をもって部活動を引退する小豆沢キャプテンから、最後のあいさつをいただきたいと思います」 飯地監督の言葉に促されて、部員たちの眼前に並んだ3年生から、小豆沢が一歩前へ歩み出る。 そして、居並ぶ後輩たちの顔を見渡しながら、口を開いた。 小豆沢「この鳴紋中サッカー部の歴史は、清栄学園との戦いの歴史と言い換えてもいいだろう。 設備で勝る清栄に対抗するため、部員を少数に絞り込み練習効率の向上を図り、今日までこの少ない選手で戦ってきた。 それは今まで勝利を積み重ねるという結果を生んできたが、最後の最後で敗北することになってしまった。 そのことについては、キャプテンとして自分の不徳を心苦しく思う」 早瀬(……小豆沢さん) 小豆沢「ともあれ、僕ら3年生の戦いは、ここで終わる。けれど残された君たちの戦いはこれからだ。 2年生は僕らに替わって上に立ち、より一層後輩たちを指導していかなければいけない。 1年生は今まで以上にチームの中核に携わり、厳しい戦いを経験しなくてはいけない。 どれも辛いことだとは思う。けれど――」 小豆沢は、一旦言葉を切ると深く息を吸い込んだ。 小豆沢「――けれど、僕は重ねて君たちに要求したい。絶対にピッチに立つ限り、勝つことを諦めるな、と。 辛いこと、挫けそうなことはいくらでもあるだろう。時には、不可能なことに直面して勝負から目を背けたくなるようなことも。 だが、君たちは幾種類ものスポーツから、あえてサッカーを選んだ筋金入りのフットボーラーだ。 サッカーに対する誰にも負けない情熱と、困難や不可能から逃げない勇気を持っていると、僕は信じる!」 ザワ……。 俄かに部員たちが騒いだ。
[88]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/09(火) 20:19:05 ID:ogr5bZ22 小豆沢「君たちの次の目標は秋季地区大会。清栄とも、そこで再戦することになるだろう。 まずはその戦いに勝つことを考えて、これからの3ヶ月間を切磋琢磨してほしい。 だが、僕の望みはそれ以上のところにある。清栄に勝つのではなく、清栄を超えて欲しい。その為には勝つだけでは駄目だ。 この県内だけの鳴紋中では無く、全国に名をとどろかせる鳴紋中。 そうなって初めて清栄を――そして、今までの鳴紋中を超えたと断言できる」 本条(な、何を言い出しているんだ、この人は) 小豆沢「僕が真に君たちに望むのは、君たちが僕らを超えていくことだ。 ……全国大会で勝てるようになれ! 僕たちが達成できなかった、全国での勝利を掴み取れ! 全国には、この鳴紋中や清栄を超える強豪校がいくつもあるだろう。だが、諦めずに最後の最後まで戦ってくれ! 僕らが3年間を捧げたこのサッカー部を、ただのサッカー部ではなく、日本で最高のサッカー部と思わせて欲しい! ……僕の言い残したいことは、以上だ。後は、各員の奮闘に期待する」 そう言葉を締めくくって、小豆沢は頭を下げた。 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★部員たちの反応→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ→拍手喝采が巻き起こった! ハート、スペード→部員の半分は戸惑っていたが、もう半分は拍手を送った クラブ→全員戸惑っている…… JOKER→みんなが超やる気になった! 大前以外の部員の全能力+1!
[89]森崎名無しさん:2010/03/09(火) 20:19:56 ID:??? ★部員たちの反応→ スペードA =★
[90]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/09(火) 20:43:32 ID:ogr5bZ22 ★部員たちの反応→ スペードA =★ ハート、スペード→部員の半分は戸惑っていたが、もう半分は拍手を送った --------------------------------------------------------------------- 部員たち「全国で勝てって……」「そ、そんなことを言われても、なあ……?」 小豆沢の言葉に、部員の半数は戸惑っていた。 だが、もう半数はそうではなかった。 瀬川「キャプテンを超えていけ、か。そうだよな、俺は日本一のイイ男なんだし、それくらいやらないとな!」 早瀬(小豆沢さん……あんたの願い、必ず叶えてみせるぜ!) 比良山(県内だけではなく全国、か。途方も無い目標だ。負けたばかりの今は、特に。 しかし、やりがいがある。一気に目の前が開けたような思いだ……) 雪村(そうだ、超えなきゃいけない。トップ下の後継者として、小豆沢さんを。そして、金成のヤツも……) パチパチパチ……。 まばらに拍手が起こった。 誰かが拍手を始めた以上、戸惑っていたものも続かざるを得ない。 やがて、部員全員が拍手をする。それを背に受けながら、小豆沢はここに引退した。 小豆沢(どれだけのことが出来たかは分からないけど……後は頼んだよ、早瀬。それと、大前――) 大前(小豆沢さん……今まで、ありがとうございました……) 今生の別れという訳ではない。 3月までは、会おうと思えばいつでも会える。 だが、サッカー部という場所から小豆沢がいなくなることが、大前には少し寂しかった。 ※ 小豆沢たち3年生が部活から引退しました ※ ※ 引退のあいさつの影響で、派閥勧誘がしやすくなりました。スペードなので、中補正の+2が勧誘時に得られます ※
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0ch BBS 2007-01-24