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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[350]森崎名無しさん:2010/04/19(月) 22:14:20 ID:??? クライフだけでなく、結局の所一対一で勝負せにゃならん場面はどうしても出る。 それをドイツが抑えたのが勝因だったと思うな
[351]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/20(火) 00:40:14 ID:??? >>346 That's right、お見事っすー。 現状、フィオレンティーナは各ポジションのスペシャリスト集団… ジョアンの指導の下、明らかに戦術よりも個の力を重視してきてますからね。 ゾーンプレスのやり方どころか名前も知らないのです。 色々と見切り発車で始めたキャプテン三杉、こんな時代を考えた作品にするとは思いませんでした。 1スレ目から読み返すと矛盾があるかもです、ハハハ。 >>347-350 このスレでそのような議論がされているなんて、スレ主的には嬉しい限りです。 私も色々と資料を読んで推察しています。 昔のサッカー選手や出来事を調べるのは本当に楽しいですよ。 たまにキャプテン翼(ゲーム含む)の登場キャラのモデルとなってる選手を見つけたりしますしねw
[352]森崎名無しさん:2010/04/20(火) 18:54:28 ID:??? 乙です。 ジョアンにしてみれば、三杉は面白い存在ではないでしょうね。 『個の力あっての戦術(システム)』 と 『戦術(システム)に対抗する為の戦術(システム)』 は、全く別の物でしょうし、今回のケースについては、後者と見えなくもない。 個としての力があまり無くとも、三杉にはそれをカバーする、クレバーな頭脳がある。 ジョアンにしてみれば、三杉がいれば、チームに間違いなくプラスになる。 しかし、自分のメソッドに沿った選手ではない。 となるのでは。 戦術理解能力、戦略性に優れた三杉を、ジョアンが、異彩を放つ奇才と見るか、はたまた落ちこぼれと見るか。 ジョアンの反応も、三杉のこれからも楽しみです。
[353]森崎名無しさん:2010/04/20(火) 21:55:11 ID:??? チームのために優れた個性を生かす監督か 優れた個人(アルシオン)のためにチームを作ろうとするコーチか
[354]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:49:50 ID:??? >>352 乙感謝です。 深い所まで読み取って下さっていて光栄です。 ジョアンの心の内は物語の舵ですからね・・・色々とあるものです。 あまり喋っているとネタバレをしちゃいそう・・・w >>353 お前の為にチームがあるんじゃねぇ、チームの為にお前がいるんだ。」 ・・・なんてセリフを言った事ないですよ、監督は。 生粋のイタリア人なのです(遠い目)
[355]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:50:51 ID:??? >ハート→チームの皆をロビーに集めて下さい。 アンザーニ「チームの皆をロビーに集めて下さい。」 三杉「(・・・?)分かりました、すぐに集合をかけます。」 三杉は手早く内線でメンバーに連絡を入れた。都合よくメンバー全員と連絡がつき、 10分後には誰も欠ける事なくロビーに集まる事をアンザーニに報告する事ができた。 その間、アンザーニはホワイトボードにフォーメーションを書き出していた。 アンザーニ「ふむ・・・前半はこれで。さあミスギくん、ロビーに向かいましょう。」 三杉「ええ、そろそろみんな集まっている頃です。」 2人は伴なって部屋を出た。ロビーに向かう途中、アンザーニはこんな事を三杉に こんな事を話したのだった。 アンザーニ「キミの言った戦術を完璧に実行出来れば、レッチェを倒す事は難しくないでしょう。」 三杉「(そう・・・だな、おそらくそうである筈だ。)」 アンザーニ「だが、その為にはキミが10人必要だ。」 三杉「・・・・・・あ!」
[356]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:51:53 ID:??? アンザーニ「覚えておきなさい、もしもキミが只の選手ではなくフィールド上の監督とも言うべき、 それこそクライフくんのような高みを望むならば、メンバー全員の出来る事、出来ない事を正しく 把握していなければならない。そして・・・」 三杉「そして・・・?」 アンザーニ「11人の個性が揃えば、出来る事は無限大です。個性の繋がりに中に生まれる 創造性をキミが感じ取れるならば、キミはもっと素晴らしい選手になる。」 三杉「繋がりの中に生まれる創造性・・・」 アンザーニ「ホッホッホ、後半は年寄りの戯言ですけどね。」 話し終わると、アンザーニはイタズラっぽい笑顔を三杉に向けるのだった。 だが、三杉にとってアンザーニが話した後半の内容こそが深く刺さった。 この日の言葉が三杉に大きな影響をもたらす事になるのだが、それはまだ先の話である。
[357]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:53:01 ID:??? 〜フィオレンティーナ寄宿ホテル・ロビー〜 ロビーに着くと、すでにメンバーが揃っているのが分かった。全員がピリピリとした空気を発している。 これがレッチェ戦への不安の現われである事が明らかに見て取れた。 アンザーニ「ホッホ、皆さん緊張してますね。適度な緊張はパフォーマンスの向上を生みますが、 そんな空気では実力を出す事ができませんよ。」 レントゥルス「とは言ってもね〜」 ダラピッコラ「こらヴェネチアーノ、監督の前だぞ!」 張り詰めた雰囲気の中、とても緊張してるとは思えない様子でレントウルスが声を上げ、 ダラピッコラが咎める。ちょっとした事だが、この2人のやり取りが多少空気を柔らかくした。 それを感じ取ったのか、ブンナークが本題をアンザーニに問うた。 ブンナーク「なあ監督、オレ達全員を集めたって事は明日の対策が決まったって事だよな?」 アンザーニ「まあ、そういう事です。」 バンビーノ「今日のうちに伝えておかなければならない内容・・という事なんでしょうね。」
[358]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:54:06 ID:??? アンザーニ「・・・まあ、まずは前半のフォーメーションから伝えていきましょう。」 そう言って、アンザーニは手にしたホワイトボードを選手に見せた。 −−−−H−− Hブンナーク −−J−−−− J新田 −G−−−I− Gマルコ I三杉 −−F−E−− Fバンビーノ Eレントゥルス −−−−−−− −A−C−B− Aスペルマン Cミュラー Bダラピッコラ −−−D−−− D中山(リベロ) −−−@−−− @ラムカーネ バンビーノ「これは・・・4-4-2のボックス型?」 マルコ「80年代ブラジルの4-2-2-2に近い・・・」 アンザーニ「これは守備の基本形です。まずは思い出して下さい、レッチェのパスワークを。彼らは 守備のラインを押し上げる事でショートパスの選択肢を増やし、確実なパス回しを繰り返す事で敵の守備を 切り崩しています。闇雲に戦っていては、まずあのパスワークの中からボールを奪う事はできない。」 三杉「・・・・・・」
[359]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/21(水) 16:55:47 ID:??? アンザーニ「打開の鍵は4対2です。」 バンビーノ「4対2・・・パスとインターセプトの練習を言ってるんですか?」 アンザーニ「そう、4人の攻撃に対して2人の守備がボールを奪うにはどうすれば良いでしょうか?」 マルコ「一方がパスコースを1つ潰して、もう一方が2択のカットを狙う・・・」 アンザーニ「そうです。」 バンビーノ「なるほど、それならば対抗できる・・・か?」 ブンナーク「実際の試合でそれをやろうってのか?自慢じゃないがそんな連携を咄嗟に出来る自信ないぜ?」 バンビーノ「む、確かに・・・。」 アンザーニ「その心配は当然です。今すぐに試合でそんな事を出来そうなメンバーは2人だけです。」 三杉「ボクと・・・バンビーノですか?」
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0ch BBS 2007-01-24