※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[654]森崎名無しさん:2010/05/03(月) 22:21:16 ID:??? わかった ブルノ、こいつかなり前に出てきてるな?
[655]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/04(火) 11:38:25 ID:??? >>652 変更了解しました、これでBに決まりですね。 >B→クイックスタートでマルコにパスだ! 三杉「クイックスタートでマルコにパスだ!」 中山「分かった!」 ポンッ! 三杉の指示通り、中山は速攻でマルコにパスを出した。 そのパスは予想外と言っていいほど何の妨害もなくマルコに渡る。此処までは良かった。 だが、三杉にはこの指示にゴールまでの明確なビジョンは無かった。 ポジション、敵マークのバランスからマルコにパスを出すべき…と考えただけだった。 イスラスのファウル宣告の後 強張っていたディッテンベルガの表情が、 いつの間にか安堵の色を見せていた事にはフィオレンティーナメンバーは気付かなかった。
[656]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/04(火) 12:02:52 ID:??? パスを受けたマルコはここで戸惑う事になった。 これは三杉の指示による“クイックスタート”だった。 クイックスタートならば速攻を期待している筈なのである。 だがこのパスには具体的な意図が込められておらず、 さらに自分の速攻手段は限りなく制限されている状況だった。 マルコ「(パスを受けたはいいけど、三杉がボクに何をさせたいのか…彼の意図が分からない。 アーリークロスは撃つべきじゃなく、中山がオーバーラップしていないこの状況… ドリブル突破しかないけど…1対1ならともかく、囲まれたら絶対に不利だ。 左サイドラインを気にしなければならない、その違和感は相手が多いほど顕著になる…)」 ちなみにマルコがこの現状把握思考に要した時間は1.5秒。 彼はさらにルックアップで周囲を視覚で確認し、次の行動を決断した 先着で マルコの苦悩→! card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。 ダイヤ10以上→あれ、敵のラインが…そうか! ダイヤ9以下→新田「こっちだマルコ!」 ハート、スペード→ドリブル突破…しかないか。 クラブ→一番正確性の高いプレイはアーリークロス…か。 JOKER→ブンナーク「おらぁ!こっちだ、寄越せ!」
[657]森崎名無しさん:2010/05/04(火) 12:06:12 ID:??? マルコの苦悩→ クラブ5 頼む気付いてくれ……!
[658]森崎名無しさん:2010/05/04(火) 15:24:53 ID:??? ドリブルするだけでもよかったんだぜ。
[659]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 11:02:58 ID:??? >クラブ→一番正確性の高いプレイはアーリークロス…か。 ディッテンベルガは、フィオレンティーナがフリーキックを得た直後に最終ラインを下げていた。 言うまでもなく、オフサイドトラップが使えない故の苦肉の策としてである。 だがそのキックがマルコに出されるのを確認すると、すかさずラインの位置を元に戻した。 この切り替えは驚く程スムーズに遂行されており、マルコがルックアップした時には 既にレッチェのラインは元の位置に到達しつつあった。 フィオレンティーナFWの2人はこの敵ラインの動きを逆手に取るべきだった。 フリーキックに際して一方が最前線に上がり、もう一方が距離を取るなど…である。 そうすれば、マルコにはパスの選択肢があったであろう。
[660]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 11:12:29 ID:??? だが実際にはFWにそこまでの動きは出来ていなかった。 ただ今回は、敵の手際があまりに見事であったせいかも知れない。 マルコはルックアップで、さらに自分が早くも囲まれつつある事を把握した。 後方からモゼ、前方の左右からミケーレとマンチーニが近づいて来ていた。 マルコには選択の余地、考える余地など無かったに等しい。 マルコ「クイックスタートの意味がないくらい対応が早い…!? どこまで組織力を高めているんだ、このチームは… 今、一番正確性の高いプレイはアーリークロス…か。」 そう呟いて、マルコは足を振り上げた。 その視線は最終ラインとペナルティエリアの中間である。
[661]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 11:56:09 ID:??? 【イベント】 その瞬間 新田の目には緊張感が走り、ディッテンベルガの目には自信が溢れた。 スパァァァァァン!! 蹴り出されたボールは狂いなく最終ラインとペナルティエリアの間に向かっていた。 この寸前まで、新田は敵最終ラインとの駆け引きに集中していた。 オフサイドにならぬよう敵との間合いを十分に測り、そして慎重なスタートを切った。 やや遅めのスタートだが、それでもボールに一番に追いつくのは自分の筈だと彼は信じていた。 だが… 最初にボールに触れたのはは新田では無かった。
[662]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 12:26:40 ID:??? ブルノ「ハッハァー!オレがレッチェの超攻撃的キーパー ブルノだぁぁ!!」 新田「なにィ!?」 マルコ「なんでGKがあんな位置に居るんだ!?」 レッチェGKブルノはペナルティエリアを大胆に飛び出して、ボールを迎えに行っていた。 それは好判断の範疇を遥か後方に投げ捨てた、GKポジションの放棄に近かった。 これもディッテンベルガの指示によるものである。 ディッテンベルガ「(ブルノのGKとしての能力はハッキリ言ってカス。 セービングなど、横の動きに対してここまでノーセンスなヤツはそう居ない。 ならば…GKとして働く機会を与えなければいい!)」 この逆転の発想により、ブルノの狂気じみたポジションと飛び出しが生まれた。 だが現代サッカーにおいて、ブルノのこの役割は列記とした戦術として存在する。 押し上げたDFラインの後ろにある広大なスペースを守れるGKの事をセカンドリベロと呼ぶ者もいるのだ。
[663]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 13:38:04 ID:??? アンザーニ「まさかとは思いましたが…やはりそういう事でしたか。」 アンザーニは自分の悪い予想が的中した事を心の中で呪っていた。 先の間接フリーキックを蹴ったのは、キッキングポイントに最も近かった選手、即ちブルノであった。 何故、PA遥か外のフリーキックをブルノが蹴ったのか?……ブルノが一番ポイントに近かったからだ。 何故、GKがポイントに一番近いなんて事が起こった?……ブルノがPAを放棄しているからだ。 アンザーニ「サッカーの常識を悉く退け、それを機能させている…。 私でさえこれほど驚いているんだ、フィールドの彼らのショックは計り知れないものだろう…」 アンザーニの懸念の通り、フィオレンティーナの選手達は衝撃を受けていた。 しかも、その後のプレイに悪影響を及ぼしてしまう程に。 マルコ「こんな…メチャクチャな戦術が…」 ダラピッコラ「これはサッカーなのか…!?」 スペルマン「同じ競技をやっているようには到底思えないね…」 バンビーノ「これがアンザーニ監督の危惧していた事か…」 ブンナーク「…」
[664]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/05(水) 13:55:48 ID:??? フィオレンティーナ選手達が不安になっている中、この3人は別であった。 新田「(冷静に考えてみれば、別に驚くほどの奇行じゃない…!)」 中山「(日本にはもっと常識に外れた最高のGKが居るんだ!)」 そう、日本にはブルノよりも遥かにスケールの大きな奇行をするGKがいた…勿論我らが森崎である。 彼を知っている日本人選手達はブルノのプレイへのショックはなかった。 三杉「(森崎…まさか君のかつての奇行が僕を勇気付けているとはね。 そう、所詮は同じサッカー…完璧な戦術など有り得ない、必ず打ち破る術があるハズだ。)」 ※制止されていたアーリークロスを放ち、最悪なイベントが発生しました。 しばらくの間、日本人及びラムカーネを除く選手達の全能力に、-1のペナが発生します。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24