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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[806]キャプテン三杉:2010/05/10(月) 18:02:31 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 観客「すげえ!!あいつマジすげえ!」「オリエンタルファイター!!」「あれを止めるのか!」 観客も思わず唖然とする、八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍。 これを見た者は、誰もが中山に対する評価を高めに修正した。 それほどに中山の見せたパフォーマンスはミラクルを感じさせた。 ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイ! そして前半終了を告げる笛がスタジアムに鳴り響いた。 ・・・と、同時に膝をつく中山。大量の汗が、彼の体中から噴き出しているのが判る。 それはミラクルに相応しいパフォーマンスを度々見せた代償を、ありありと示していた。 ダラピッコラ「ナカヤマ!大丈夫かよ!」 レントゥルス「すごい汗だよ・・・」 中山「大丈夫・・・体力を使いすぎただけ・・・・・・ハーフタイム中に回復するから・・・」
[807]キャプテン三杉:2010/05/10(月) 18:05:19 ID:??? 明らかに大丈夫な様子ではないが、それでも中山は笑ってみせた。 そして立ち上がろうとするが、膝がすでに笑っており、上手く立ち上がれない。 そんな彼に対し、意外な人物が立ち上がる手助けをした。 周囲の人間はその人物の姿を見て、思わず驚きの声を上げる。 ラムカーネ「ムリをするな・・・肩を貸してやる。」 中山「ラムカーネ・・・お前だって苦しいだろう・・・・・・。」 ラムカーネ「気にするな・・・」 ラムカーネは中山に肩を貸しながら、瞼を閉ざしてこの前半の事を思い出していた。 中山『次はオレがリベロとしてキッチリ働く。お前だけに負担をかけさせやしない、約束する。』 ダダダダダ!!!!!! 中山『(動くこと雷霆(らいてい)の如し!)』 ガシィィィィイッッ!!! 中山『日本男児を・・・嘗めんじゃねえぞぉぉおっ!!!』
[808]キャプテン三杉:2010/05/10(月) 18:06:38 ID:??? ラムカーネ「(コイツの言葉に偽りはなかった・・・コイツは誰よりも戦士として闘った。)」 ラムカーネは目を開け、一人 心に誓いを立てた。 (BGM:Rhythm Emotion) ラムカーネ「(ならば、オレも兵士としてコイツに報いなければならない。 ZERO・・・お前にも地獄へ付き合って貰うぞ)」 ラムカーネはかつての戦場を思い出していた。 そして誰よりも体制と、戦争と闘い続けた少女を思い出していた。 ラムカーネ「命なんて安い物だ・・・特に、オレのは。」 最後の戦場で彼女に言い放った言葉を、再び彼は口にしたのだった。 ※限界まで心身を削って闘った中山の姿を見てラムカーネの精神が戦場に戻りました。 この試合に限りシステム暴走を起こしません。(ただしガッツ消費は2倍でシステム恩恵も受けません。) 一旦ここまでっす。
[809]森崎名無しさん:2010/05/10(月) 18:10:00 ID:??? ヒイロ…じゃなかったラムカーネがんばれ!乙でした
[810]森崎名無しさん:2010/05/10(月) 18:30:55 ID:??? 「違うな。俺達の命は奴らに高く売りつけてやる必要がある」 某ゲームでのピエロのお言葉 レッチェに叩き付けてやろうぜ!
[811]キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:28:33 ID:??? カルネバーレ「バカな・・・バカなバカな!!なんでアレが決まりやがらねえ!? それどころかGKにも届かねえなんて・・・オレは悪い夢でも見ているのか!?」 マンチーニ「信じられんが現実だ。どうやらオレ達の見積りはまだ甘かったようだな。」 カルネバーレ「マ、マンチーニ・・・」 マンチーニ「だがヤツはもう後半使い物になるまい、少し動いたら動けなくなる。」 ディッテンベルガ「その通りだ。ゴールを奪えなかったのは残念だが、後半の布石としては上等だ。」 カルネバーレ「ディッテンベルガ、布石ってなんだよ・・・?」 ディッテンベルガ「あいつらは普通にやっても勝てやしない。オレの戦術にも対応し、 イスラスの技術もお前のパワーも撥ね退けて見せた。もはや一手ずつ追い詰めて行くしかなかった。 DFの要となっている5番をお前が潰してくれたお陰で、後半あと2点は取れるだろう。」 ディッテンベルガの言葉にレッチェ一同はある程度落ち着きを取り戻した。 ディッテンベルガ自身は、あのタイミングで点を取れなかった事に心底痛手を感じたのだが、 中山の膝をつく様を見て、その痛手は勝利への確信と変わった。 それほどまでに、中山は(少なくともこの試合では)フィオレンティーナの精神的支柱となっていた。 だがディッテンベルガは気付いていなかった。 本当に1手ずつ追い詰められているのは誰なのか、という事に。
[812]キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:29:34 ID:??? 〜フィオレンティーナ ベンチ〜 アンザーニ「皆さんお疲れ様でした、前半戦は苦しい状況をよく耐えましたね。 特にナカヤマくん・・・よく踏ん張り、皆の心を支えてくれました。キミがいてくれて良かった。」 中山「はは・・・後半もまだやれますよ、俺は・・・」 アンザーニ「フフ、頼もしいです・・・が、キミにだけ頼っているようではこの先闘っていけない。 ここから先は他のみんなに踏ん張って貰わなければなりません。三杉くん、いいですか?」 三杉「勿論です。バンビーノ、マルコ、新田、ブンナーク、そしてレントゥルスも体力は有り余っているな?」 ブンナーク「当たり前よ・・・」 新田「全然走り足りないですよ!」 マルコ「前半は足を引っ張ったけど、後半はやるよ!」 レントゥルス「お、オレも頑張るよ〜。」 バンビーノ「オレも全てを出し切ってみせるさ・・・!」 アンザーニ「宜しいです。それでは後半、キミ達はこれまで以上に走り回ってもらいます。 具体的には、プレスの結果 相手がパスを出した後“ボールに振られて”追い回して下さい。」
[813]キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:31:04 ID:??? 新田「ボールに振られて・・・?」 三杉「パスを受ける次の選手に対しても続けてプレスをかける、という事だ。 昨日監督が“敵の持っているパスコースを二つ以上考え、次のパスを予測しておけ” と言っていたのは、即ち連続でのプレス、連動した守備を実行する為の布石だったんだ。」 アンザーニ「その通り、今回の守備はそこまで出来て完成です。勿論、今のままでも それなりには対処出来ます・・・が、守備陣にこれ以上負担をかけられますか?」 FW&MF全員「否(いな)!」 アンザーニ「宜しい、それでは成功を期待しています。ミスギくん、攻撃に関してはキミに一任します。」 三杉「了解しました。みんな、後半は打って変わって攻勢に転じるぞ。 僕の見通しが正しければ、これまで打ってきた布石が次々に活きてくる筈だ。 まずは新田に対してパスが通るようになる。これは敵最終ラインの裏を狙った物ではなく、 新田の手前に出す縦に近いショートパスだ。ブンナークのミドルシュートによって、 敵はブンナークの動向を気にするようになる。そして、場合によってはディッテンベルガが マンツーマンで付いてくる。新田に対するリスク管理が甘くなればパスは通るし、通って しまえばそのまま新田がドリブルで突破すれば良い。ただし、ボクやマルコの位置からは 相変わらず警戒が大きいだろう、状況判断が必要だ。」 マルコ「分かった!」 新田「俺、やってやりますよ!」
[814]キャプテン三杉:2010/05/10(月) 20:32:52 ID:??? 三杉「それからマルコ、キミはプレスのコツを掴み、相手の癖もそれなりに把握したね? レントゥルスと君には後半バンビーノの指示は要らないだろう。 即ちバンビーノ、君には早い時間帯でその突破力を見せ付けてもらう。」 バンビーノ「フッ、待っていたぞ。」 三杉「君が一度サイドアタックを成功させれば、ジャシントとリベリがそちらに行く。 そうすれば僕の方のサイドアタックも格段に成功しやすくなるだろう。 そこまで状況が進めばもはやアーリークロスを放つ必要もない。 敵のオフサイドトラップは完全に封じ込められる。」 アンザーニ「ミスギくん・・・イスラスくんに勝てますか?」 三杉「それは・・・」 A 勝ちますよ、必ず。中山があれだけやってくれたんです、これで燃えなきゃ男じゃありません。 B 正直・・・不安です。でも逃げるのだけは嫌なんです、僕は彼に挑みたい。 C ・・・勝負のためには・・・・・・僕が囮になるのが良いかも知れませんね。 D その他 3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) ※本日の更新は以上です。それからコメ感謝です、レスは明日か後ほど・・・
[815]森崎名無しさん:2010/05/10(月) 20:33:50 ID:1/QRYjvs A
[816]森崎名無しさん:2010/05/10(月) 20:38:07 ID:2VJ/M6Yg A
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0ch BBS 2007-01-24