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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[982]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 13:19:03 ID:??? バンビーノ「(前に…前にこぼせば“アイツ”が拾ってくれる!)」 互角なぶつかり合いの中、バンビーノは足の甲でボールを挟み、強引にボールを前に転がした。 リベリもバンビーノも転倒し、ボールを追えない… このボールに向かって誰よりも早く走り出したのはこの男だった。 ニッタ「バンビーノの執念…俺が無駄にはしない!!」 バンビーノ「フッ、信じていたぞニッタ!」 バンビーノは倒れながらその光景を確認し、笑った。 イスラスが「チームとしては未完成」と評したフィオレンティーナ。 確かにレッチェの強大な戦術を前に、一度はチームの心が折れかけた… だがフィオレンティーナは、それを乗り越えて今、一つのチームとして機能し始めている。 バンビーノが執念で繋いだこのチャンス、新田は物にできるのか? まだ底を見せていないイスラスはここからどんなプレイを見せるのか? フィオレンティーナはレッチェを倒す事ができるのか? そして…もう一つの予選最終戦、パルマとユヴェントスの勝負の行方は…? To be continued 〜Captain Misugi 4〜
[983]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 13:21:04 ID:??? このスレの更新はここで終了です。 以降は落ちるまでスレタイ募集および感想、要望、質問コーナーになります。 内容は必ず目を通し、今後に役立たせて頂きます。 あと埋めネタが前回のが中途半端になってます。 これは明日の投下になりますかね…
[984]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/16(日) 18:52:56 ID:??? 新スレを立てましたのでご報告申し上げます。 【不遇キャラの】キャプテン三杉4【復讐劇】 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1274002200/ 今後は上のスレで物語が進行致します。 このスレを見て下さった皆さん、本当にありがとうございました。
[985]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/17(月) 17:20:07 ID:??? 【埋め的なスレ末短編:イタリア三銃士の誓い】 ※一行あらすじ…ローマvsユーベのテストマッチを観ているジノ。 ヘルナンデス「後半15分、残り30分か…このままランピオン達が最後まで押しきるのだろうか?」 ここまで観た限り、どうやらローマのペースは動きそうになかった。 それならそれで面白い…とヘルナンデスは考えていた。 ユヴェントスで恐ろしいのはファケッティとバティンのホットラインである。 …勿論ユヴェントスは他の選手も強い。だが肝心のファケッティを抑える事でユヴェントスの 攻撃力をここまで落とせるという事実は、ある意味 目から鱗が落ちる思いであった。 そしてヘルナンデスには、そのファケッティを抑えられそうな選手にも心当たりがあった。 ルーベン・ソサ・アルダイス…2年半前にトライアウトでインテルに入団してきたウルグアイ人、 言動には多少問題が見られるが、その腕はヘルナンデスの目からも確かであった。 ヘルナンデス「とは言え、あのジェンティーレから点を取るのも厳しそうだけれどな、ハハ。」 グラウンドでは、ヘルマーのドライブシュートをジェンティーレがブロックしている所だった。 敵としては非常に厄介な存在だが、味方になれば頼もしい事この上ない。 …そう、ヘルナンデスが本当に見ようとしているのは来月開催されるカップ戦ではなかった。 その先…ワールドトーナメントである。
[986]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/17(月) 17:44:34 ID:??? ヘルナンデスにとって国際大会は苦い思い出しかなかった。 フランス国際Jrユースでの歴史的予選敗退…今でも鮮明に思い出せる屈辱の記憶である。 大会の後、何よりも勝敗を重んじる国民達は、ヘルナンデスを戦犯として責め立てた。 この代のアズーリは恥知らずだ、黄金はメッキだった、カテナチオは失われた、と… しかしヘルナンデスは堪えた…一片の言い訳もせず、その評価を受け入れたのだ。 ヘルナンデスは、この評価を覆すのに言葉は無力であると知っていた。 そして、恥辱を叩き返すのは正しい場でなければいけない事を知っていた。 そして、その場は来年遂に訪れるのだ。 ワールドトーナメント…ヘルナンデスはその大会の為に牙を磨き続けていた。 ヘルナンデス「ふう…いけないな、また入れ込んでしまっている。 GKは常に冷静に、中庸に…そう決めているんだが…。」 ヘルナンデスは頭を振って試合に目を戻す。 ローマの選手がまたもパスカットを決めるシーンだった。 このローマに対しても、ヘルナンデスは何となく対抗できる予感がしていた。 ヘルナンデス「どんな魔法を使ったかは判らないが、ローマの選手達は相手の動きを高確率で 読んでくる。しかし、個々の技術はそこまで圧倒的には見えない…それならば、相手の読みを 上回るドリブルで突破してしまえば良い…シンゴならそれが可能な筈だ、なにしろ…」 クス… 思い出し笑いが漏れた。
[987]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/17(月) 18:51:28 ID:??? ヘルナンデス「シンゴの奴は何をやらかすか分からないからな、いつもオレの想像の外に行く。」 単身での渡伊、詐欺、引ったくり被害、靴磨きにリフティングパフォーマンス・・・そしてトライアウト。 聞いた事、この目で見た事、ヘルナンデスはチームメイトの“過去の偉業(笑)”に記憶を巡らせ始める。 ・・・が、その時だった。ゲームが違った顔を見せようとしていたのは。 放送「おっと、ここでユヴェントスが選手交代を行なうもよう・・・」 ヘルナンデス「(交代・・・?いつの間にかもう残り20分を切っているな。ここから一体何をしようというんだ?)」 先着(順番通りでない書き込みは無効)で ★ユヴェントスの交代→!card と(!とcardの間の」スペースを埋めて)書き込んでください、ダイスやカードで分岐します。 ダイヤ→2人交代でシステム変更 ハート、スペード→2人交代 クラブ→1人交代 Joker→まさかの4人交代だとぉ!?
[988]森崎名無しさん:2010/05/17(月) 18:52:41 ID:??? ★ユヴェントスの交代→ スペードJ
[989]キャプテン三杉:2010/05/20(木) 11:19:06 ID:??? >スペード→2人交代 放送「ユヴェントスの選手交代をお知らせ致します。ファントランくんに代わりましてミハエルくん。 それからユルゲンくんに代わりましてカルバリョくん。」 交代は2人であった。左のボランチとLSB(左サイドバック)が抜ける。 それまでトップ下であったファケッティがボランチに下がり、ミハエルがトップ下に・・・ そしてLSBはそのままカルバリョが入った。どちらの選手もヘルナンデスにとっては知らない顔である。 ヘルナンデス「(ファケッティをボランチに下げるというのは守備の強化が意図か・・・? と、なると引き分け狙い・・・まあファケッティが抑えられているから止む無しか。 それにテストマッチだ、怪我のリスクを負ってまでムリな攻めもすまい・・・)」 ヘルナンデスはそう分析し、試合の落とし所をある程度見切ったつもりになった。 結論がある程度読めると、集中も切れてくる。ヘルナンデスは喉が渇いているのを思い出した。 ヘルナンデス「(・・・何かドリンクを買ってくるか?)」 先着(順番通りでない書き込みは無効)で ★早まるなジノ!→!card と(!とcardの間の」スペースを埋めて)書き込んでください、ダイスやカードで分岐します。 ダイヤ、ハート、スペード→いや、試合はいつ動くか分からない。最後まで観ておこう。 クラブ→ん〜!もう我慢できない! Joker→というか、ぶっちゃけ腹減った・・・なにか食べに行くか。
[990]森崎名無しさん:2010/05/20(木) 11:20:53 ID:??? ★早まるなジノ!→ ハート3
[991]キャプテン三杉:2010/05/20(木) 12:01:19 ID:??? >ハート→いや、試合はいつ動くか分からない。最後まで観ておこう。 だがヘルナンデスは思い留まった。不意に妙な感覚に襲われたのだ。 ここは観ておかなければならない・・・理由はないが、それでも確信を持ってヘルナンデスは留まる。 それは一流のGKの第六感というべき物かも知れなかった。 ヘルナンデス「集中を戻そう・・・まずはユヴェントスのフォーメーションの再認だ。」 ユーベ 4-2-3-1 −−−H−−− Hバティン −−−−−−− −F−I−E− Fスカラ Iミハエル(←ファケッティ) Eマニコーネ −−−−−−− −−D−G−− Dファケッティ(フォントラン) Gパガニン A−−−−−B Aカルバリョ(←ユルゲン) Bシレア −−C−D−− Cセザール Dジェンティーレ −−−@−−− @ディーノ
[992]キャプテン三杉:2010/05/20(木) 12:02:22 ID:??? ヘルナンデス「そう・・・まずユヴェントスは本来のフォーメーションではない。 ローマがあまりに中盤を支配するから、枚数を増やして対抗したんだった。 だが、それでも肝心要のファケッティが抑えられた為バティンにラストパスが行かない・・・ かと言ってマニコーネは力不足、スカラもパスは強いが相手の動きが良すぎる。 他に状況を打開できる選手は居なかった。一方ディフェンスはSBが下がりきりで堅く守ってきた。 まあ本来はCBのユルゲンがSBをやっていたんだ、いつもよりは違和感があったかも分からない。 それでもここまで堅守を通して来れたのはジェンティーレの力が大きいだろう。」 ヘルナンデスはユヴェントスのゴール前に視線を向ける。 ビアンコネーロ(白と黒)のユニフォームがチームで最も似合っているダンディな男がそこに居た。 ヘルナンデス「さて、ここからだ・・・。普通に考えればファケッティを後方に下げるという事は、 攻撃を諦めて守備に力を入れる事になるが・・・果たしてそうか?」 ヘルナンデスは自分が最初に出した答えに疑問をぶつけた。 彼は自身が持っている情報の不十分さに気付き、認識を新たにしたのだ。 情報は全てが揃い、左脳で噛み砕かなければならない。右脳を働かせるのはそれからであった。 ・・・が、ヘルナンデス自身の答えが出ぬまま、目の前に解答が導き出される事になった。
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0ch BBS 2007-01-24