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【全国大会で】キャプテン正美5【会いましょう】
[141]森崎名無しさん:2010/05/30(日) 15:00:00 ID:??? ここで二人揃ってハート…
[142]森崎名無しさん:2010/05/31(月) 13:35:51 ID:??? 正美→ 心臓 正吾→ 肘
[143]森崎名無しさん:2010/05/31(月) 22:54:42 ID:??? これは…ハートブレイクショット!?
[144]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/01(火) 23:53:36 ID:??? >>138 うーん、ご期待に沿えられずすみませんが、それはちょっといろんな意味で収拾つけられないので。 >>140 ありがとうございますですうー。 >>141 前の分も入れると三連続。ここぞというときのみなさまの底力を見ました。 >>142-143 ハートがブレイクしてますね。たしかに。 妙なところで間をあけてしまってどうもすみません。 短いですがつづきを。
[145]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/02(水) 00:03:10 ID:??? 正美→ ハート6=ハート→顔、または顔の一部。 正吾→ ハート8=ハート→顔、または顔の一部。 ---------------------------------------------------------------------------------- 正吾は体勢を崩した正美の腰に左手を回し、ぐいっと引き寄せる。 正美「きゃ!」 緊急事態とはいえ素肌に触れられ、正美は驚いて短く声をあげた。 そうしながらも、転ぶまいと無我夢中で正吾に身をよせて、 高い位置にあるその首に左腕をからめ、ついで右腕を回して抱きつく。 正吾「わっ」 正美「あっ」 なんとか踏みとどまった…と思いきや、正吾もまた足元にあった石鹸を踏んでしまい、つるりと足を滑らせてしまう。 正美・正吾『わっ』 正美が正吾に飛びついた状態で、正吾がバランスを取ろうとして動いたため、ふたりの顔が接近した。 なんとかぶつからないように、互いに顔をかたむける… 正美・正吾『わあ!』 だめだ、ぶつかるっ。 正美は目を閉じた。
[146]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/02(水) 00:08:35 ID:??? 正美・正吾『んむっ』 正美は何かに口をふさがれて、声を出せなくなってしまった。 どうしてか、正吾の声も聞こえなくなった。 正美(は…) 身体にびりびりと電気が走るような感じがして、気が遠くなりかける。 ひざががくがくして足から力が抜けてゆく。 地面がなくなって、虚空に放り出されるような錯覚にとらわれた正美は、 正吾のぬくもりだけが確かなものに思えて、その首に巻きつけた腕に力を込める。 正美(あ…) 声がこぼれそうになったが、それは誰の耳にも届かない。 目を開くと、正吾の目が正美のひとみを見返していた。 お兄ちゃん… わたし…どうなったの… 半瞬だけ、ふたりの時が止まった。
[147]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/02(水) 00:11:06 ID:??? ざぶん。 そのままふたりはもつれながら浴槽に落ちていった。 ざばっ 正美「はーっ」 正吾「ふーっ」 水面からふたりの頭が飛び出す。 頭から水がしたたるが、互いの安否が先と声をかけあう。 正美「お兄ちゃん、だいじょう…ぶ…」 正吾「正美、ケガはな…い……か……」 はたと気がついてふたりの動きが止まる。 ぼんっ ふたりの頭に血が上り、許容量を越えて同時に煙をふいた。
[148]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/02(水) 00:15:05 ID:??? 気がついたのだ。 互いの顔が至近にあることに。 正美の両腕は正吾の首に、正吾の両腕は正美の腰にまわされて、抱き合ったままだということに。 そして、ふたりとも一糸まとわぬすっぽんぽんであるということに。 正美「きゃああああ!」 正吾「うわああああ!」 正吾は正美から離れようとしたが、なぜだか正美は離れてくれない。 正美も正吾の首から手をほどこうとしたのだが、あることに気がついて、離れるわけにはいかなくなったのである。 正吾「ま、正美、離れてくれ!」 正美「だめっ!離れたら、見えちゃうっ!」 正吾「わ、わかった、見ない!見てない!だからしがみつくなっ!あ、当たるっ!」 正美「ひゃああ、お兄ちゃあん…」 ・ ・ ・ ・ ・
[149]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/02(水) 00:19:17 ID:??? 翌朝。 正美「お、おはよ、お兄…ちゃん」 正吾「あ、ああ、おはよう、正美」 リビングで顔を合わせたふたりは、それだけ言うのがせいいっぱいだった。 ふたりともお互いの顔をまともに見られず、顔を赤くして視線をそらしてしまう。 お母さん「ほらほら、ふたりとも席につきなさい。朝ごはんできてますよ」 正美・正吾『う、うん…』 めずらしくふたりの会話がない朝食が済むと、 まずは正吾が、右手と右足を同時に出しながら玄関を出て行き、 その後、正美が左手と左足を同時に出しながら門をくぐっていった。 みんな出かけてしまい、ひとり残されたお母さんは、ずずっとお茶をすすりながらぼそっとつぶやいた。 お母さん「やっぱりお約束っていいものよね」… 今日も山森家は平和である。
[150]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2010/06/02(水) 00:20:45 ID:??? まずは全国の琴音さんと関係者のみなさまに、 ちょっと贅沢して赤犬ステーキ をお納めします。 くわばらくわばら。 一ヶ月ほど遅まってますが、このスレも一年経過したことだし、 たまには脱線するのもいいかな、と思っておまけ的に入れてみたイベントでしたが、いやはや時間がかかるばっかりで。 みなさまに楽しんでもらえてたらいいのですが。 次回からは通常進行に戻り、全国大会に向けて練習開始と行きたいところです。 どうぞ、こんごともよろしくおねがいします。 選択もカードもありませんが本日はこれだけ。 ではまたー。
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0ch BBS 2007-01-24