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【不遇キャラの】キャプテン三杉4【復讐劇】
[411]森崎名無しさん:2010/06/02(水) 18:11:16 ID:??? ★おや、イスラスの様子が・・・→ ハート2
[412]森崎名無しさん:2010/06/02(水) 18:22:40 ID:??? ポストの名前ジョアンなのかよ!
[413]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/02(水) 20:14:46 ID:??? >>412 もちろんJokerなので本来ありえない展開ですw >ハート→イスラス「構わないか・・・お前達は最低限の資格を得ている・・・」 イスラス「構わないか・・・お前達は最低限の資格を得ている・・・」 三杉「資格だって?」 ディッテンベルガ「コーチからの課題だ、オレ達がレッチェに居るのは。このチームのGKがあまりに ザルだったから、オレとイスラスはここにあてがわれた。コッパ・イタリア・プリマヴェーラで 決勝トーナメントまで勝ちあがれ、その為に出来る事をやれ、そう言われたよ。」 三杉「・・・・・・」 ディッテンベルガ「レッチェは中盤それなりだが守備が酷いチームだった。特にシュートを 撃たれればまず入るGKには頭を悩まされた。オレは絶望的にな守備を覆す方法を日夜問わず思案し、 そして今の戦術を編み出した。お陰でオレの戦術眼とオフサイドトラップは相当磨かれた・・・ 攻撃にも参加するリベロとして申し分のないレベルにな。イスラスが同じチームだった事も大きい、 オレとこいつはお互いに刺激し合える最高のライバルだったからな。」
[414]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/02(水) 20:17:51 ID:??? ディッテンベルガは一息つき、三杉の表情を窺った。 ディッテンベルガ「だが・・・それだけでは足りなかったと今日は気付かされたよ。 オレはもっと個人技を磨く必要があった、ブロックもタックルも・・・コーチの仰っていた通りにな。 サッカーはまだまだ奥が深い、そしてオレもまだ上に行ける・・・」 イスラス「コーチの指導に間違いはない・・・あとはお前、いや、“オレ達”次第だ・・・」 イスラスは“オレ達”と口にする時に三杉の方に視線を向けた。 どうやら“オレ達”には自分(三杉)の事も含まれているらしい・・・と三杉は察した。 三杉「それで・・・結局コーチの目的は何なんだい?」 イスラス「オレ達を完成させる事だ・・・この大会に限定すれば、な・・・」 三杉「その後は・・・ワールドトーナメントか・・・?」 イスラス「クク・・・」 イスラスは答えなかった。だが、およそ自分の想像していた通りなのは間違いがない。 この大会後も自分とジョアンの契約期間は満了を迎えない・・・ワールドトーナメントの開催まで。 その事実が三杉にこの先を予感させていた。
[415]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/02(水) 20:19:04 ID:??? 三杉「色々とありがとう、合点のいかない疑問がようやく紐解けてきた。」 イスラス「構わん・・・こんな所か、行こうディッテンベルガ・・・」 ディッテンベルガ「ああ・・・。じゃあなミスギ、お前もこの勝利に満足するな。 オレもイスラスも次はもっと強くなっているぞ。」 そう言って、イスラスとディッテンベルガはこの会話の結びとした。 三杉の返事を待たずに背を向けようとする。この2人が今より手強くなるなんて勘弁願いたい と真っ先に思ったのだが、三杉は2人に対してこう告げていた。 三杉「それじゃあ、2人とも決勝でまた会おう!」 ピクッ・・・ その言葉は2人の足を止め、肩を少しだけ上げさせた。 予想していなかった反応に、三杉の方が驚いた。 ディッテンベルガ「パルマには気をつけろ、あれはコーチにとっても予想外のチームだ。」 イスラス「先に当たるのはオレ達かも知れんがな・・・」 それだけ言って、2人は自軍のベンチまで再び足を止める事はなかった。
[416]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/02(水) 20:20:29 ID:??? この先はもっと苦しい・・・2人の言葉はそう告げていたのだ。 イスラスとディッテンベルガがそこまで言うパルマ・・・三杉は気を引き締めざるを得なかった。 三杉「パルマ・・・か・・・・・・。」 〜スタディオ・エンニオ・タルディーニ〜 ピッピッピィィィィィィィィィィィィィィ!!!!! チャーリー「ユヴェントス敗れる!!!ミラクルパルマが優勝候補筆頭のユヴェントスに3対1!! いや、それよりも何よりも・・・ファンタジスタです!!ファンタジスタが現れました!! あの幼い少年がこのスタディオ・エンニオ・タルディーニをファンタジーを巻き起こしました!!」 ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア 観客の絶叫がスタジアムに鳴り響いていた。いつまでもいつまでも止む事はなかった。 この瞬間フィオレンティーナの次の相手はユヴェントスに決まったのである。 だが三杉達はまだそれを知らない。 ※本日はここまでです、ありがとうございました。
[417]森崎名無しさん:2010/06/02(水) 20:33:49 ID:??? 乙でした 次はシニョーリか……
[418]森崎名無しさん:2010/06/02(水) 20:37:20 ID:??? 乙でしたー シニョーリはパルマだからボスだぜ
[419]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/03(木) 12:59:14 ID:??? >>417-418 乙感謝です。 〜フィオレンティーナ 控え室〜 メンバー達は控え室に戻り、試合を振り返って談笑していた。 これまでにない苦戦を強いられただけに、勝利の喜びも一入(ひとしお)なのである。 そんな雰囲気の控え室に監督が戻ってきた。 アンザーニ「皆さんお疲れ様でした。そしておめでとう、予選リーグは一位通過です。」 ワッ・・・と控え室に歓声が上がる。そう、今日はただの勝利ではない。 コッパ・イタリア・プリマヴェーラ 予選Dグループの1位通過を決めた勝利なのだ。 監督の言葉は彼等にその事実を再確認させ、一層喜び噛み締めさせた。 アンザーニ「さて・・・喜びを実感している所ですが、今日の試合について総括しましょう。 皆さん、レッチェはどんなチームでしたか?」
[420]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/03(木) 13:00:16 ID:??? バンビーノ「強敵でした・・・何の対策も立てずに闘っていたら、おそらく負けていたでしょう。」 ブンナーク「全くだ、まずシュートを撃つ所まで持ってかせてくれねえ。」 マルコ「おまけにパスワークも流麗、ここぞの突破力も強烈・・・」 新田「正直、よく勝てたと思うほどの相手でした」 アンザーニの問いに皆口々に実感を唱た。誰もがレッチェの強さを吐き出した。 最終的には誰もが新田の「よく勝てた」という言葉に頷いたのだった。 その言葉をアンザーニは一つずつ噛み締め、ウンウンと満足そうに応える。 アンザーニ「皆の実感の通りです、レッチェは誰もが納得するほど強いチームでした。 確かな戦術を持ち、攻撃にも守備にも中心となる選手が存在した。なによりチーム全体に 必ず繋げる・必ず守るというスピリッツがありました。」 三杉「(確かに・・・戦術や個人技だけじゃない、精神が強いチームだった。)」 マンチーニの執念、イスラスの意地、ディッテンベルガの底力が頭に浮かぶ。 前半に先取点を奪われたのも、気持ちの上で圧倒されかけた事も要因として小さくなかった。
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0ch BBS 2007-01-24