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【不遇キャラの】キャプテン三杉4【復讐劇】
[435]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/04(金) 12:48:39 ID:??? >>433 乙ありがとうです。まあ5におけるシニア組はそこまで強力ではないのです。 だって今の彼等はまだプリマヴェーラだし。 >>434 2試合目が1-0じゃなければもっと上に行っていたかもなんですよね。 ともかく、ジノやディッテンを相手にしてランクインは実に立派です。 〜翌朝:寄宿ホテル〜 AM6:00 三杉は目を覚ました。どうやら昨夜は夕食とシャワーの後、ほとんど何もせずに眠って しまったらしい。試合後にクールダウン、ストレッチを十分にやっていて良かったと思った。 窓に近寄り、外の風景を確認する。どうやら霧が出ているようだった。 ミラノの朝はよく霧が発生する・・・公害の影響らしいと聞いているが詳しい事は判らない。 ただ、無粋な事を抜きにすれば、その朝霧の風景は幻想的でさえあると三杉には思えた。 ひとしきりその風景を楽しむと、三杉は再びベッドに腰掛けて昨日の激闘に思いを馳せる。 三杉「(イスラス、ディッテンベルガ・・・強敵だった。あの2人に僕は勝ったのか・・・。)」 改めて確認する。今思い出しても信じられないくらいであった。彼等の戦術と個人技が 三杉に与えた衝撃はそれだけ大きかったのだと言える。だが・・・ 三杉「(パルマか・・・。あの2人がそれほど警戒するチーム・・・一体どんな・・・?)」
[436]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/04(金) 12:50:10 ID:??? 考えても分かる筈のない事を考えてしまう三杉。そんな自分に気付き、自嘲しながら軽く頭を掻いた。 時計をもう一度見る、AM6:15という文字が目に入った。朝食は8:00からである、メンバー全員が 食堂に揃って食べるのがルールだ。まだかなりの時間があった。 三杉「ふむ・・・練習は禁止されてるが、散歩がてらにロードワークするくらいはいいだろう。」 そう思った三杉だが・・・ 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★ラリホー→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→そうと決まればシャワーを浴びて出かけるぞ。(貴公子ポイントアップw) ハート、スペード→そうと決まれば着替えて出かけるぞ。 クラブ→む、なんだこの眠気は・・・グゥ・・・ JOKER→ダイヤ(+筋肉超回復、なんだかわからないが筋力が少し上がっていた)
[437]森崎名無しさん:2010/06/04(金) 12:53:35 ID:EV1m1wr6 ★ラリホー→ スペード8
[438]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/04(金) 19:14:40 ID:??? >スペード→そうと決まれば着替えて出かけるぞ。 三杉「よし、決めたからにはすぐ着替えて出かけよう。」 ルールを破らなければ問題ないと判断すると、三杉は即決即実行である。 すぐにウェアに着替えると時計と水だけ携帯し、部屋を飛び出した。 三杉「知らない街の散歩・・・やはりワクワクする。“探検ボクの街”のチョーさんは元気だろうか?」 三杉はまず“ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世”のある方へと向かう。 世界で一番美しいアーケードと名高いガレリア・・・それは荘厳かつ芸術的な建築様式はガラスの屋根と 美しく調和していた。もしも晴れていたならば陽光が燦々と降りそそぎ、さぞや幻想的な1シーンを 映し出すだろうと思われた。まだ早朝と言うこともあり、人もほとんど居ない。 三杉は走る速度を徐々に速めていた。 三杉「(風が気持ちいいな・・・それにこの建造物、床のモザイク画、どこを走っても飽きる事がない。)」 時計を確認するとまだ6:40・・・時間には余裕がある。気分が乗ってきた三杉は、このままアーケード を抜け、ミラノの象徴とも言えるドゥオーモ・ディ・ミラノ(ミラノ大聖堂)まで行く事にした。
[439]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/04(金) 19:16:02 ID:??? ザッザッザ・・・ 三杉「ハッ、ハッ、ふぅ・・・着いた、これがミラノ大聖堂か。」 巨大かつ荘厳、そして美しい・・・5世紀もの歳月をかけ、多くの芸術家によって造られたドゥオーモ。 その美しさは他の建造物と比べて更に一段上と感じた。このドゥオーモには135本の尖塔があり、 尖塔の天辺一つ一つに聖人が立っているという。そして一番高い主尖塔には金のマリア像が輝いて いるそうだ。この時間、流石にそこまでじっくり観光する事は出来ない。 三杉「(まぁ・・・これを観れただけでも来た価値はあるか。)」 三杉はドゥオーモ広場に入ると足を止め、水分を摂取する。水の冷たさが熱を持った身体を程よく 冷やし、実に甘露である。そして目の前の絶景、三杉はこのロードワークに満足していた。 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★周囲を見回すと→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→おや、サッカーボールを蹴っている人が居る・・・歳は同じくらいかな? ハート、スペード→おや、サッカーボールを蹴っている少年が居る・・・歳は2,3つ下かな? クラブ→特に誰もいない。 JOKER→おや、サッカーボールを蹴っている人が居る・・・どこかで見た事あるような・・・
[440]森崎名無しさん:2010/06/04(金) 19:16:16 ID:??? ★周囲を見回すと→ クラブ6
[441]森崎名無しさん:2010/06/04(金) 20:09:36 ID:??? クラブ多すぎ、まるで出会いがない 因縁がないとストーリー的にも困りそうだな。
[442]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/04(金) 20:14:34 ID:??? >>441 大丈夫です、一応ユーベ選手との絡みは別枠で用意するので。 >クラブ→特に誰もいない。 水を飲み息を整え、三杉はグルリと周囲を見回した。 今この広場には自分だけしかいない。だがこの静けさがまた三杉にとって心地よかった。 今日も良い気分で過ごせる気がする、という活力が湧いてくるのである。 ※最大ガッツ(830→840) この後、三杉はしばし簡単な体操・ストレッチに興じた。その間は犬の散歩をする町人が通り、 軽い挨拶などを交わしたりした。ここではそれ以上の事は起こらず、三杉はよい時間になったのを 確認するとホテルに向かって再び走り出した。 三杉「(割と広い広場だったな。昼間や夕方にはストリートサッカーをやっている人達も 結構居るかもしれない、時間に余裕があればまた来てみよてもいいかも知れないな。)」 三杉は来た道を順に戻り、ホテルへと帰館した。少し汗を洗い流しても朝食の時間には間に合う。 こうして三杉の朝は何事もなく終わった。
[443]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/04(金) 20:15:35 ID:??? 〜AM:寄宿ホテル自室〜 三杉は朝食を終え、自室に戻りベッドに横たわる。身体を動かし、栄養も十分に摂取した。 今日の午前中は完全に休養に宛てると決め、手にしたリモコンで備え付けのTVのスイッチを 点ける。今の大会のニュースはやっていないかと期待してチャンネルを幾つか変えたが、 そうそう都合良くサッカーニュースがやっている訳もなかった。 三杉「ふぅ・・・次の対戦相手はどのチームだろうか?一応、ユヴェントスとパルマのいずれか の筈だが・・・。パルマだったらどうしようか?」 監督に聞いておくべきだったと三杉は軽く後悔した。一応今夜には明日の練習に向けた ミーティングが行われ、そこで次の対戦相手の情報も教えてもらえる筈だが・・・ 思っていた以上に気になる。と、そこへ・・・ prrrrrr・・・ 備え付けの電話が鳴りだした。確認するまでもなく内線なわけである。 三杉は受話器を取って耳に当てた・ 三杉「チャオ。」 片桐「三杉か?私だ、日本サッカー協会の片桐だ。」 三杉「え、片桐さん!?どうして・・・!?」
[444]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/06/04(金) 20:16:42 ID:??? 片桐「セリエAの下部組織であれだけの活躍をしているんだ、耳に入らないわけがないだろう?」 確かにそうかも知れない・・・。これまで自分の行く先を青葉弥生にしか告げていなかった三杉である。 突然の日本サッカー協会の訪問に戸惑ったが、公式の大会に出ている以上、自分を探し当てられても 決して不思議ではなかった。 三杉「なるほど・・・わざわざホテルの内線を使っている所を見ると、すぐ近くまで来ているんですね?」 片桐「相変わらず察しがいいな。その通り、実は下のロビーまで来ている。良かったら降りてきて くれないか?中山と新田も連れてな。」 三杉「分かりました、少し待っていて下さい。」 チン・・・ 三杉は受話器を置くと軽い溜息をついたが、間もなくスクッっと立ち上がって部屋を出た。 そして新田と中山に声をかけ、3人で1Fのロビーまで降りていった。 ※本日の更新は以上です、どうもありがとうございました。
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0ch BBS 2007-01-24