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【不遇キャラの】キャプテン三杉4【復讐劇】
[779]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/07/10(土) 10:45:46 ID:??? アンザーニ「繰り返すが、キミの観察力、洞察力、思考の展開は実に素晴らしい。 ただ……如何せんキミに不足している要素があった。」 三杉「……」 アンザーニ「それは…経験です、、2つの意味でね。」 アンザーニは一つ息を置き、興奮を抑えるようにしてから言葉を繋げる。 アンザーニ「もしもキミがガリンシャのドリブルを実際目にした経験があれば…或いは ガリンシャのドリブルの本質まで調べきれていれば、気付く事が出来たでしょう。 彼のドリブルのトリックの要はごく単純な“マシューズフェイント”だったんだ。 単純な物ほど奥が深い…彼のフェイントは、独特のリズムとタイミングで出されていた。 それにより単純な筈のフェイントを相手はどうしても見切れず崩されてしまう。 だからガリンシャのドリブルは最強だった。」 ゴクリ… 三杉は息を呑んだ。 アンザーニ「そのリズムとタイミングは、麻痺が生んだ奇跡的な才能、神からのギフト。 キミはミハエルくんが何らかの後遺症を抱えていると推察し、それを左足に見出した。 それはほぼ間違いなく真実の真一端に触れている、彼のドリブルの秘密の源泉は左足にあった。 惜しむべきは、その時点でキミは情報のインプットを遮断し、一つの予想に囚われた事だ。 一つの発見からは、更に深い情報に気づける可能性がある。予想される結果だけに視野を絞らず、 その新しい情報を探す姿勢を保っていれば、やはりキミは自力で気付く事が出来ただろう。 私のような年寄りから見れば、この取り組み方も失敗の経験が不足していただけだと言える。」
[780]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/07/10(土) 10:46:51 ID:??? 三杉はグゥの音も出なかった。 まさにアンザーニの言葉通りのミスを彼は犯していたのだ。 三杉は改めてアンザーニの言葉の重み、懐の深さを思い知った。 アンザーニ「そんな顔をする事はないあ、落ち込むにも慢心するにもキミはまだ若すぎる。」 三杉「監督…。」 アンザーニ「キミは優秀だよ。素晴らしい選手になる、私が保証する。 だからまだ暫くはこの年寄りの経験に耳を貸していなさい。」 三杉「はい…!ありがとうございます。」 三杉は目を輝かせてアンザーニに答えた。 こんな風に年相応に子供になれるのはアンザーニの前だけだった。 恥ずかしいような、情けないような飾りたいと思う気持ちはそこにない。 本当に尊敬できる相手というのはそういう相手なのである。 ※一旦ここまででございます
[781]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/07/10(土) 12:31:59 ID:??? アンザーニ「さて…話を戻して、ミハエルくんのドリブルの対策を具体的に考えましょう。 まず彼のドリブルワークをほどいていくと、大きく2つに分けられると考える。 第一に地味で単純なフェイント、そして第二にボールを浮かせてステップを刻む足技。 観る者がどうしても後者の派手なステップに目を奪われる点が、彼のドリブルの真の脅威でしょう。」 三杉「全く…その通りです。僕の思考も完全に誘導されていました。 気付かずに彼と勝負していたら、僕もこのローマの選手と同じように抜かれていました。」 アンザーニ「うむ…彼のドリブルを止めるには、このフェイントに態勢を崩されては話にならない。 これを見切るのは困難だが、踊らされない、崩されない事に意識の重点を置けば…」 三杉「ええ、勝負をするところまでは持っていけます…けれど、やはり反応は一歩送れます。 すぐ対抗できるのはレントゥルスの直感、ダラピッコラの反応と僕のディレイドタックルですね。 後の先を取るに長けた技が上手く嵌まれば勝負できます。」 アンザーニ「ふむ…後は実際に目の前で受けて、意識に摺り込んでいくしかない…か。」 ※ミハエルのドリブルには、以下の技が発動した時に対抗できる可能性があると判明しました。 レントゥルスの「シッポ・ディ・ヴェニス(1/4でタックル+2)」、ダラピッコラの「エアロスミス(1/2でタックル+2)」 三杉の「ディレイドタックル(1/4でタックル+2)」 ※ただしこれは試合開始直後での話であり、試合中に経験や観察を積めば、完全に対等の勝負に 持ち込む事も不可能じゃありません。(とりわけ三杉は適応しやすい主人公力があります。) ※ゼロシステムの恩恵で、ラムカーネは前半だけ最初から対等な勝負が可能です。
[782]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/07/10(土) 12:32:59 ID:??? 三杉「監督、このフェイントに対応できたとして、次の足技もやはり曲者ですね。 これは…ダブルタッチを高速でやっているんでしょうか?ボールがほとんど身体から離れない…」 アンザーニ「ふむ…そうかも知れません。彼の右足は一体どうなっているのか…」 ミハエルがボールを浮かせる時に見せる技術…それは現在でいう“浮きエラスィコ”であった。 一方にボールをさらして相手を誘いつつ、インまたはアウトサイドでボールを柔らかく1タッチ、 そして2タッチ目に力強いインまたはアウトフロント、インステップでボールを内側に浮かして 相手の足をかわす…左足が不自由な時、ミハエルが片足だけでダブルタッチをすべく開発した技だ。 勿論この技術については三杉もアンザーニも目にした事はなかった。 三杉「この足技に関しては、純粋に勝負するしかなさそうです。」 アンザーニ「そうですね…ミハエルくんに関しては第一のフェイントにしか対策が立たないという事か。 とは言え、これが判明した事は実に大きい…彼が出てきたら何も出来ずに抜かれ続ける事も考えられた。」 三杉「(ミハエル対策はこんな所か…あとは何か監督に話しておく事はあるかな…)」 A フォーメーションについて自分の考えを述べてみる。 B 監督のフォーメーション、戦術の構想を聞いてみる。 C カルバリョのオーバーラップを監督の耳に入れておく。 D ストレートにカルバリョに対してダラピッコラのマークを進言する。 E もっとストレートにダラピッコラとカルバリョについてぶっちゃけて、協力を仰いでみる。 F 特にない G その他 3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) (※判定によっては最大2項目選べます。)
[783]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/07/10(土) 12:34:29 ID:??? 【スレ主の独り言】 タイムリーなので、一つこのスレと言うか私が個人的に考えている事を話しておきます。 このスレにはシナリオに大きな幹が一本立っており、そこから全て始まっています。 これは既に決定している展開であり、私が譲れない部分でもあります。 「当然こういう選択があるだろう」と皆さんが考えるだろう場面で、選択がない事が今後あります。 疑問、不満、祭りが起こる事も予想しておりますが、それで私がシナリオを変える事はありません。 書きたくない物語だったら書く理由はありません、参加者がゼロになったらゲームオーバーなのです。 でも私は結構マヌケなんで、単純に選択肢を入れ忘れる恐れもあります。 疑問、不満、意見は言わないよりも言って下さった方が良い事あるかもw それにスレ末にif試合をやる事も可能だし、2周目をやれば他の可能性を追う事も… あ、いや…理論上は可能ですが、遅筆なのでそれは夢物語でした、すみません。
[784]森崎名無しさん:2010/07/10(土) 12:52:10 ID:RIreeA32 B
[785]森崎名無しさん:2010/07/10(土) 12:53:55 ID:c3OZfycI E
[786]森崎名無しさん:2010/07/10(土) 13:11:04 ID:oy1L0tGQ E
[787]森崎名無しさん:2010/07/10(土) 13:12:30 ID:0f2GXxQ6 G E+普段はシステムを維持しカルバリョが上がったら積極的に当たらせたい。 さらに対ミハエルも考えてボランチかサイドハーフにダラピッコラを使いたい。 キャプテンとしてここは因縁は説明すべき。約束的にも考えて。
[788]森崎名無しさん:2010/07/10(土) 13:14:25 ID:c3OZfycI G787に変更していいですか?
[789]森崎名無しさん:2010/07/10(土) 13:25:39 ID:GnziyebA E
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0ch BBS 2007-01-24