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【ゴルゴム】ラインライダー滝第十話【最後の日】
[524]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:58:35 ID:F9yNy36A B
[525]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:59:11 ID:BuGKUt76 A
[526]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 23:00:49 ID:ooLgy9Vs A
[527]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/19(月) 00:23:58 ID:??? A:東邦vs頑駄無 滝「うーん、迷うけどここは先に頑駄無を見ておくか。真司さん、そのまま頑駄無と東邦の試合をお願いします」 真司「任せとけ!」 そして、真司がカメラをいじる事数分の後、今度はスクリーンに準決勝、東邦vs頑駄無の試合が映し出された。 〜準決勝、東邦vs頑駄無の章〜 東邦学園高等部、自他共に認めるサッカー強豪校にして優勝最有力候補である。 が、今年の夏、彼らの通ってきた道のりは正しく苦難の連続だった。まず最初の試練は生田(仮)との試合である。 全国前の軽い調整のつもりであった試合にまさかの1-6の惨敗。この試合において彼らのプライドは後形もなく消し飛ばされた。 そして、次の試練はその試合のすぐ翌日に訪れた。全国を目前にして日向が失踪したのである。 ヒューガーの社長室に「数ヶ月修行をする。夏は好きにしろ」と書かれた書置きを残して忽然と姿を消した日向。 これによって東邦学園は大会目前にして絶対的なストライカーを欠く事になったのだ。 日向の失踪は更なる波紋を呼んだ。今度は日向に絶対的な忠誠を誓っていた東條が試合への不参加を決め込んだのだ。曰く、 東條「日向さんがいないんじゃ活躍しても英雄になれないじゃん。日向さんが帰ってくるまで俺も試合に出ないから」 との事であった。 こうして東邦学園はストライカーに続いて鉄壁のボランチも失い、戦力は恐ろしい程に低下した。 この絶望的な戦況の中、残された東邦レギュラー陣は奮起した。 彼らとて1-6という生田(仮)との試合結果を笑って済ませられる程自堕落はしていなかったのだ。 特に臨時でキャプテンに復帰した藤川、そして日向のおまけもしくは犬呼ばわりされていた反町の二人の士気の高さは凄まじかった。 大会までに残された数日間で彼ら二人はもう特訓で能力を伸ばし(改造人間反町は特に特訓の効果が高かった)、 日向のワンマンチームだった時には特に重視されていなかったチーム間でのコンビネーション練習も積極的に行った。 結果、全国大会では激減した戦力で並みいる強豪校を相手に大差とは行かずとも堅実に得点をして勝利を重ねる事ができた。
[528]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/19(月) 00:25:10 ID:??? 準決勝、東邦学園の選手達は独裁者日向がいない事、その日向抜きでここまで勝利してきた事で十二分に高い士気を維持していた。 ……唯一人を除いて。 若島津(不味い、日向さんが失踪してから碌にメンテナンスをしてなかったしいよいよ体にガタが来はじめてる気がするぞ。 あの練習試合でネオタイガー以上の殺人シュートを受けまくったしなぁ……) ヒューガーの誇る空手サイボーグ若島津、彼の体は一年前と同じく限界に近付いていた。 準決勝A・両チームフォーメーション −−@−− @若島津 −−A−− A大河(真須駆) BC−DE B東邦の三番 C東邦の四番 D東邦の五番 E東邦の六番 −−G−− G東邦の八番 −−−−− I−−−F I大河(丈) F藤川 −−−−− −H−J− J反町 H大河(瀬文) −J−H− Jガロード Hジュドー −−−−− E−I−F Eカミーユ Iアムロ Fキラ −D−G− Dシン Gヒイロ −−−−− C−−−B Cロラン Bウッソ −−A−− A刹那 −−@−− @ドモン 今日はここまで。皆さんに満足してもらえる試合が書けるか不安ですハイ
[529]森崎名無しさん:2010/07/19(月) 01:19:24 ID:??? 乙でした。どちらの試合もすごい楽しみにしてます
[530]森崎名無しさん:2010/07/19(月) 02:11:36 ID:??? どちらが勝つにせよ、これで生田(仮)の脅威が頑駄無に伝わる訳だ 滝の育成方針だが、まずは攻撃面を完成させないか? 具体的にはドリブルを65、パスを63ぐらいまで シンや東條を確実に突破できるようにしておきたい
[531]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/23(金) 20:14:56 ID:??? >>529 乙どうもです。期待を裏切らないように頑張らせてもらいます >>530 サイドアタックにドリブル+1、マジンパワー全部つぎ込んでも絶対安全とは言えませんしね その考えはイエスだと思います 実況「さあ、激闘の続いた夏の全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会もいよいよ準決勝、決勝を残すのみとなりました。 まずは準決勝第一試合、この大会で大躍進を遂げた神奈川代表頑駄無高校、 そしてエースストライカーの日向君を欠きながらもここまで上り詰めてきた東邦学園の試合をお送ります!」 数分後、グラウンドに両チームの選手たちが入場してきた。 観客「くたばれー、東邦ー!」 「今日はお前達が無様に負ける所を見に来たんだ!」 「日向もいないってのにしぶとい奴らだぜ!」 「金のためにサッカーをやってる恥知らず共! さっさと負けちまえ!」 同時に、割れんばかりに巻き起こる東邦への罵声の声。 反町(この大会は日向もいないしクリーンなプレイを心がけてるのになぁ……) 藤川「やれやれ。いつまで経っても慣れないね、これには」 丈「群れねば好きな事も言えぬ弱者どもの戯言だ。気にする事もない」 瀬文「ま、俺達はこうなるのを覚悟の上で東邦に入ったわけだしね。今さら今さら」 真須駆(どんな誹りを受けようとも、孤児院のみんなのために俺は闘う!) 名無しの皆さん『ガクガクブルブル』 若島津(オイルの交換時期も過ぎてるし、たしか足のスプリングはこまめに交換しろって話だったけどどっちも交換できてない。 後二試合、果たして持つのか……?) その罵声を浴びながら、しかし東邦の選手たちは馴れたもので(一部を除き)そこまで気にした様子もなくグラウンドに入場した。
[532]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/23(金) 20:16:00 ID:??? 一方、対戦相手である頑駄無の選手たちに声援が送られているかといえばそうでもない。 このスタジアムに集まった観客達のほとんどはアンチ東邦。見方を変えれば東邦の試合を見に来た者たちばかりなのだ。 この状況に慣れている東邦の選手たちと違い、頑駄無の選手たちにとってこの試合はある意味アウェーでの試合であるとも言えた。 ジュドー「うっへぇ、話には聞いてたけど酷いねこりゃ」 カミーユ「ああ。会場の空気が東邦に対する悪意で満ちている」 ウッソ「しかもこれって東邦に負けてほしいっていう願望の声であって、僕たちに勝ってほしいっていう希望じゃないんですよね」 ガロード「へ? 向こうが負けて欲しいってなら俺たちに勝ってほしいっていう事じゃないの?」 アムロ「似ているようで違うな。観客たちにとって対戦相手はどうでもいいんだ。ただ東邦学園に負けて欲しい。 今観戦に来ている人たちのほとんどはそう考えているのさ」 俺たちは全国じゃ無名だしね。と最後に言い、アムロはコイントスに向かった。 藤川「よろしく。ま、いい試合にしようや」 アムロ「そうだな。いい試合になるほど俺たちが君たちを追い詰められればいいんだが」 藤川(よく言うぜ。負けてやるつもりなんてさらさらないような眼をしてる癖によ) そしてコイントスの結果、ボールは頑駄無が確保。いよいよ試合開始となった。 実況「選手たちもフィールド上に散らばり、いよいよ試合開始となりました。 日向君を欠く東邦学園がそれでも強豪の強さを見せつけるのか、それとも頑駄無が大物食いを果たすのか! 運命のホイッスルが今……」 ピィィィィィィィィィィッ!! 実況「鳴らされました!」
[533]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/23(金) 20:17:05 ID:??? アムロ「(相手は格上、出し惜しみはしていられないな)カミーユ! 行くぞ!」 カミーユ「了解です!」 試合開始と同時に、アムロはカミーユとのワンツーを駆使して一気に突破を図った。 実況「出ました! 頑駄無高校の十八番、アムロ君とカミーユ君の息の合ったワンツーです!」 反町「くっ、速い!?」 丈「おのれ……!」 カットにうごいた反町と丈だったが、アイコンタクトすら必要としない二人の高次元のワンツーに翻弄され易々突破を許してしまう。 そしてパスを受け取ったアムロに今度は東邦の八番が挑む。 東邦の八番「ワンツーじゃなくてドリブルなら勝てるかもしれない。とりゃー!」 アムロ「甘いぞ!」 その八番のタックルもアムロは得意のルーレットでいなし、アムロはあっという間にバイタルエリアに侵入した。 実況「速い! 頑駄無高校息つく暇もない高速プレイであっという間にバイタルエリアに侵入しました!」 アムロ(さて、問題はここからだな。相手が若島津である以上ジュドーに任せるのは賭けになる。が……) ゴール前を見れば、東邦も頑駄無の攻撃パターンは熟知しているのかガロードにDFのほとんどが張り付いている。 アムロ「(ジュドーはほとんどフリーか。よほど若島津の空中戦には自信があるようだな。……ここは賭けに出る!)ジュドー!」 ガロードへのマークを少しでも外すため、そして若島津との実力差を図るため、アムロはここでジュドーへのパスを選択した。
[534]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/07/23(金) 20:18:30 ID:??? 実況「アムロ君、ここでほぼフリーのジュドー君に高いパス! 若島津君に空中戦を挑むようです!」 ジュドー「俺をフリーにした事、後で悔やんでも知らないよ! 行っけぇ! ハイメガ……」 若島津「チェストォォォォォッ!!」 ジュドー「うわあっ!?」 東邦ゴールに向けて勢いよくヘディングを放とうとしたジュドーだったが、すかさず若島津がゴール前から飛び出し、 必殺の浴びせ蹴りでボールをクリアー。ボール越しにシュートに向かっていたジュドーはその勢いに負けて吹き飛ばされてしまう。 アムロ「ちぃっ!(想像以上の空中戦の強さだ。 何度もやれば得点の可能性もあるだろうが、ジュドーの体力が持たない。どうする……?)」 初めて直に浴びせ蹴りを見せられたアムロは若島津をどう攻略するか頭を巡らせる。 若島津(飛び出す時足に違和感を感じたような……気のせいだ、去年の事で必要以上に不安になっているんだ! そうに違いない!) 一方の若島津は、整備不良に対する不安が頭から離れずにいた。 一旦ここまでです
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0ch BBS 2007-01-24