※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【全国が】キャプテンEDIT・10【待っている】
[418]森崎名無しさん:2010/06/27(日) 18:47:49 ID:??? 雪村K好きだなー
[419]森崎名無しさん:2010/06/27(日) 18:49:58 ID:??? ダーティを捨てる前と捨てた後の金成の引きの差が酷い 来年はきっと綺麗な金成になって…
[420]森崎名無しさん:2010/06/27(日) 18:56:19 ID:??? ところで>>373での今後のスランプの有無はどうなったんだ? ポストプレイは上手くいったから試合後にまた再判定かな?
[421]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/27(日) 18:57:44 ID:??? >>420 完全勝利ですので、振り切りました 詳しくはこの後の県大会編エピローグで詳述します ★大本命・早瀬→ ダイヤ8 +ハットトリック2回(+5)+優勝チームキャプテン(+3)=16★ ★成長株・比良山→ スペード3 +三回戦での好パフォーマンス(+2)=5★ ★もっと頑張りましょう・大前→ クラブ7 =7★ ★チートキャラ・雪村→ ハートK =13★ ★準決勝までは(ry)・金成→ スペードK +決勝での問題行動(-2)=11★ A一族が来たら危なかった……早瀬がMVP --------------------------------------------------------------------------------------- 実況「MVPは勿論、優勝校である鳴紋中キャプテンの早瀬健太郎くん! 今大会では破格の威力を持つ必殺シュート・ライフルショットを引っ提げて恐るべき攻撃力を発揮! 全試合で得点し、更にその中には二回のハットトリックも記録されています! 正に彼こそが県ナンバーワン選手でしょう!」 早瀬「ははっ……去年の秋にも思ってけど、なんかこそばゆいな……」 大前「照れること無いじゃないですか。この大会での早瀬さんの活躍、文句のつけようがないですって!」 早瀬「おい。それじゃあ、秋のMVPには文句のつけようがあったってか? あぁん?」 大前「ちょ、こ、言葉のアヤですっ!」 早瀬にグリグリとこめかみを拳で押され、大前は慌ててそう付け足す。 実況「ええ〜っ、ゴホン。早瀬くんには大会運営委員長より、賞状と記念品が手渡されます!」
[422]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/27(日) 18:58:44 ID:jp2WXgpo 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★早瀬のMVP特典→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ・ハート → 全能力+1&覚醒フラグ回収! スペード・クラブ → 全能力+1! JOKER → ダイヤ・ハートの結果+浮き球の高低に+1!
[423]森崎名無しさん:2010/06/27(日) 18:59:18 ID:??? ★早瀬のMVP特典→ スペード8 =★
[424]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/27(日) 20:57:00 ID:??? ★早瀬のMVP特典→ スペード8 =★ スペード・クラブ → 全能力+1! ----------------------------------------------------------------------------------------- 早瀬(秋の時には悔いもあったが、今度は紛れも無く俺自身の活躍でもぎ取ったMVPだ! 来月に向けて、気合いが入るぜ!) ※ 早瀬の全能力が+1されました ※ 司会「これにて、第××回全国中学サッカー長野県大会を終了します」 六波羅(最後は結局鳴紋、か……中学三年間、一度も勝てなかったが、最後に良い試合が出来た。だが高校ではやらせん!) 安宅(大前め、決まらなかったとはいえ、クリアボムの他にあんな隠し玉があったなんてな。秋の再戦を待っていろよ……) 金成(……俺が優勝するのに足りない物、それは何なんだ? ……くそ、秋には見ていやがれ! そして来月には全国のレベルに絶望して来いってんだ!) 鳴紋の優勝を讃える一部始終を見届け、踵を返す敵手たち。 三年間の戦いを終え、中学サッカーのピッチから去る者。 復仇の念を更に燃やし、次の戦いに備える者。 それぞれの思いを胸に、彼らは鳴紋中の優勝を見送ったのだった。 それを後目に、鳴紋イレブンは彼らの監督の元に集まる。 やす子「県大会優勝ご苦労だった……と、言いたいところだけど、私たちの戦いはまだ終わりじゃないわ。 鳴紋中は全国四十七都道府県の代表達の内、一校となることが出来ただけよ。本番は来月の全国大会! それに備えて、各自はおのれのプレイを見つめ直し、挑戦者の気概を持って大会に臨むこと! いつまでも県内王者の気持ちでいたら、来月は赤っ恥を掻く羽目になるんだからね!?」
[425]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/27(日) 20:58:15 ID:??? 早瀬(そうだ。二年前、俺がベンチ入りも出来ない一年生だった時、それをまざまざと味あわされたんだ……) 長池(全国には俺以上に完成されたオールラウンダーがいる。一人はふらのの松山。 そして、前回覇者・南葛中の中心選手、大空翼……いずれも俺たちが光を掴むためには打倒しなければならない) やす子「……とはいえ、大舞台で上がっちゃって、自分の長所を打ち消すような戦いぶりもしないようにね? 過信を捨てて欠点を埋め、怯えを捨てて自信を身に付ける。これがあなたたちが大会までにしなければいけないことよ。 それを肝に銘じて、来月まで練習に励むように! 以上!」 鳴紋中一同「「はいっ!!」」 … … … 観客も選手も去り、誰一人いなくなった競技場。 熱気の余韻が燻る夕刻の芝の上は、兵どもが夢の跡とも言うべき心寂しさを思わせる。 そんな中、大前は一人、忘れられたように転がるボールを捏ねながら物思いに沈んでいた。 大前(今日の試合、俺は最後のあの時まで、まるで点に絡めないままだった……) 三人を相手に無理な突破を仕掛け、あえなくボールを失う自分。 決められないシュートを撃ち続け、同じ回数防がれ続けた自分。 その挙句には自信を失ってしまい、ピッチ上に膝を突いた自分。 ……思い返す姿は、どれも涙が出るほど情けない。 試合終了直前、瀬川が自分にボールを託して、早瀬や比良山が自分を信じてゴール前に詰めてこなければ。 そうであれば、今頃は去年の練習試合の時のように、大事なものを失っていたかもしれない。 大前(そうだよな……何を焦っていたんだろう。俺は大した選手じゃ、ない。 一人で局面を打開できるような、そんなずば抜けた存在じゃないんだ)
[426]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/27(日) 20:59:31 ID:??? 思いながら、ボールを蹴りあげる。 そのまま一回、二回、三回……膝や足の甲、肩や胸でボールを跳ね上げてリフティング。 大前(人数を掛けられてもキープし続けられるほどドリブルは上手くない。パスは練習し続けても相変わらず下手くそ。 守備もまだまだだし、ミドルシュートの出来は今日見たとおり。……ははっ、我ながら泣けてくるな) 十回、十一回、十二回…… 五十九回、六十回、六十一回…… 大前のリフティングと黙想は続く。 大前(得意のダイレクトシュートとポストプレイだって、全国に出てくる一線級の敵にどこまで通用するか……でも――) 九十八、九十九、百。 身体の前に零れ落ちるボール。それが地面に落ちる直前、 バコーンっ!! ゴールまでの距離、およそ六十メートル。蹴り上げられたボールは放物線を描き、着地点でネットに絡まる。 大前(――でも、みんなは俺を、鳴紋のセンターフォワードって扱ってくれているんだよな。 俺に出来ることを信じて、みんなに出来ることをフィールドでやっているんだ。 何も俺一人でやることはないんだ。その局面ごとで、俺が出来ることをやっていけばいい!) 渡会や本条がゴールを守り、輝林や豊原たちがボールを取り、本多や雪村や長池が繋ぎ、瀬川が運んだボール。 それを自分で撃つか、早瀬や比良山に繋ぐか。……その判断を今日の自分は間違え続けた。 なら、明日からは正しい選択を選ぼう。 失敗の挙句に我を見失うような、我を張った覚悟ではなく、成功も失敗も仲間と共にする覚悟で。
[427]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/27(日) 21:00:46 ID:??? 菱野「……大前さーんっ!」 大前「あ、菱野さん」 背後から掛けられた声に振り向くと、菱野が息を切らしてこちらへ走り寄ってきていた。 彼女があまり運動が得意でないことを思い出し、大前は我から距離を詰める。 菱野「はぁ……はぁ……大前さんったら、こんな所にいましたの?」 大前「ごめんごめん、ちょっと今日の試合を振り返りたくってさ。少しここで考え事してたんだ」 菱野「もうっ。これから柿原さんの家で祝勝会なんですよ? 皆さん、カンカンでしたわ。 ……ご馳走に待ったが掛かった末松さんなんて、特に」 大前「うわっ、そりゃ大変だ……」 菱野「まったくもう……あまり一人で行動しないでくださいまし」 珍しくお冠な菱野だった。 ……どうやら早速、仲間をないがしろにしてしまったようである。 大前(ううっ、さっきみんなと頑張ろうって誓ったばかりなのに……ホントに至らない男だな、俺って) 情けない自分の額に、軽くげんこつを与えて喝を入れる。 それを見て、菱野はふっと溜息を吐いた。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24