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【過去の鎖と】キャプテン三杉5【未来への軌跡】
[332]森崎名無しさん:2010/08/19(木) 13:38:45 ID:??? 炎の男・みっちゃん!
[333]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 14:29:32 ID:??? >ダイヤ→この試合のみ弱必殺技発動率↑&vsミハエル経験値が上限まで爆上げ&「スキル・逆境に強い」ゲット 目をカッと見開いて、三杉は仲間達を見た。 彼等もチームの状況を理解すると共に、前半最後の最後で追いつかれたダメージを消化できずにいた。 呆然としたままのメンバーや、悔しそうにうな垂れているメンバーの姿がそこにある。 三杉はそんな仲間達と…そして、敵に対して大声で言い放った。 三杉「心配するなみんな!」 その声に敵も味方も三杉の方へ視線を向ける。 こんな状況で鼓舞がどれだけの意味を持つのか? そんな疑問を三杉は考えもしなかった。 ただ、言葉が自然と口から放たれたのである。 三杉「このキャプテン・三杉がいる限り!! フィオレンティーナは絶対勝つ!!」 なんの解決にもならない大口…けれどそれを言い放った三杉の目に迷いはない。 その目が、これが虚飾のない本気の言葉だと雄弁に語っていたのだ。
[334]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 14:31:57 ID:??? ダラピッコラ「ミスギ…!」 中山「三杉!?」 バンビーノ「(そうだ、うな垂れている暇などない…!)」 ブンナーク「……」 ジェンティーレ「あ゛ぁ゛っ ! ?」 カルバリョ「上等やで、あの兄ちゃん…!」 ミハエル「……」 その結果、味方は驚きと少しの勇気を…逆に敵は燃える怒りと戸惑いを感じる事となったのだ。 後半戦…只では終わらない、一筋縄ではいかない、そんな予感が敵味方問わずに行き来し… そして誰ともなく「後半に備えなければ」とベンチへ下がって行った。 ハーフタイムである。 ※三杉が“諦めの悪い男”とか“炎の男”とか、そんな感じの属性が付きました。 「スキル・逆境に強い(チームがピンチの時に全能力+1)」を身につけました。 ミハエルのドリブルに対する経験値が天井まで跳ね上がりました、後半は互角に勝負できます。 この試合後半のみ弱必殺技発動率↑です。 (具体的にはディレイドタックル、スプリットパスカット、バックスピンパス、やや華麗なドリブルの発動率が1/4up) ※一旦ここまでです。
[335]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 17:45:59 ID:??? 〜フィオレンティーナ ベンチ〜 アンザーニ「さて皆さん、お疲れ様でした。前半最後の最後での失点は残念でしたが… 私が想像していたよりも皆さんは落ち込んでいないようで驚きです。」 バンビーノ「ええ、悔やんだところで事実は変わりませんから。」 中山「それに、三杉(こいつ)が空気を読まずに大口を叩いてくれましたからね。」 アンザーニ「ほう…? それはなんと?」 ラムカーネ「このキャプテン・三杉がいる限り、フィオレンティーナは絶対勝つ… 一字一句間違いない。 その言葉には根拠が認められず、ナンセンスと判断される。」 マルコ「ラムカーネ、そういう事じゃなくて…」 ラムカーネ「大言を吐いたところで後半のオレは死ぬほど役に立たないぞ。」 マルコ「え…」 三杉「プッ…」 ラムカーネの冷静で厳しい自虐にマルコは呆気に取られ、三杉は思わず吹き出してしまった。 空気を読まず、この場で敢えて正しすぎる事を言う…ラムカーネなりのジョークだったのだ。 釣られて、他の選手たちの表情にも笑みが浮かぶ。
[336]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 17:47:02 ID:??? アンザーニ「ホッホッホ、それは随分と大言壮語を口にしたものですね。 でも、よくぞ言ってくれました。 そのお陰と思いますが、皆の表情から焦りの色がありません。 もし不安と焦りを引き摺っていれば、このハーフタイムでいくら指示してもそれは頭に入りません。 言葉は頭を巡るだけで考えは纏まらず、いつの間にか時間だけが経過していたという現実が残る。 前半終了間際の失点が恐ろしいというのは、つまりはそう言う事なのです。 バンビーノくんの言う通り、悔やんだところで起こった事実は変わりません。 けれど人はそれを、変えられない過去を引き摺る事で未来の可能性すら摘み取ってしまう。 根拠なんて後から考えればいい、諦めずに勝利への道を探すべく気持ちを切り替える事が先ずは重要だ。」 ダラピッコラ「……」 アンザーニ「では、未来の話をしようではありませんか。 この試合、この危機を切り開くために何をすべきかを。」 三杉「(後半の戦術か…フォーメーションについて何か発言すべきだろうか?)」 A 新田とレントゥルスを0.5列ずつ下げて、中盤の守備をより明確に厚くする。 B 三杉、ダラピッコラをもう少し下げ、実質5バックの形を取る。 C バンビーノをもう少し高めに配置し、実質3トップの形を取る。逆にマルコらは少し低めに。 D 特に変更は申し出ない。 E その他(何か考えがあればどうぞ、決定しなくても参考にするかもです。) 3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[337]森崎名無しさん:2010/08/19(木) 17:59:20 ID:F7Cnf5zA B バンビーノの警告はやっぱ痛いな
[338]森崎名無しさん:2010/08/19(木) 18:02:52 ID:qp7Hy2Vk A 新田が消えすぎなので…
[339]森崎名無しさん:2010/08/19(木) 18:07:30 ID:/nZEdZtU A
[340]森崎名無しさん:2010/08/19(木) 18:13:28 ID:EI9eDt0A A
[341]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 20:25:41 ID:??? >A 新田とレントゥルスを0.5列ずつ下げて、中盤の守備をより明確に厚くする。 三杉「監督、新田とレントゥルスを0.5列ずつ下げるのはどうでしょうか?」 新田「…!」 新田の肩がギクリという感じ震えた。 彼は自分が前半中、ほとんどプレイに絡めてない事を自覚していた。 アンザーニ「ふむ、目的は?」 新田「俺に…もっと積極的に守備をさせたいんですね?」 三杉「そう、いま新田が自分で言った通りです。 この前半、あまりにも新田の存在感が消えていました、正直に勿体無いと思うほどです。 なまじFWというポジションであるがゆえ、新田は思い切ったポジショニングが出来ていません。 でも新田、お前の脚はもっともっと応用が適う。既成概念に捉われていては損失になる。」 新田「既成概念…」 三杉「お前の脚はもっともっと下がっても、攻撃時には追いつける筈だ。 FWだからこれ以上は下がれないと決めつけてしまうのは、それこそナンセンスだ。」 新田「(た…確かに! 俺は自分のプレイを自分で狭めていた…!?)」
[342]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/08/19(木) 20:28:05 ID:??? いつの間にか、三杉の言葉は提案ではなく新田へのアドバイスに変わっていた。 三杉が新田をどれだけ買っているかという事は皆分かっている。 ゆえにアンザーニは少しだけ困った顔をして、三杉の案をそのまま肯定したのだった。 アンザーニ「ホッホッ、私がニッタくんへが言うべき事がなくなってしまいました。」 三杉「あ…す、すみません。 出すぎた発言でした。」 アンザーニ「いや、いいでしょう…その案は受け入れます。 ではニッタくんは2列目まで下がり、より積極的に守備参加をして下さい。」 新田「は、はい!」 アンザーニ「さて、攻撃に関してですが…これは如何にカテナチオを組ませないかが重要だ。 結局、ユヴェントスの守備には弱点と呼べる弱点はありません。 カルバリョくんが上がっていれば速攻、でなければ遅攻という姿勢を徹底するしかない。 それ故、こちらにとって最もチャンスとなる瞬間は、キミがカルバリョくんを止めた時だ。」 ダラピッコラ「!!」 そう言って、アンザーニはダラピッコラを見つめた。 ダラピッコラは改めて表情に緊張の色を見せる。
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0ch BBS 2007-01-24