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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[207]森崎名無しさん:2010/09/09(木) 22:20:08 ID:97ExFRgM じゃあルイージで
[208]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/09(木) 23:05:28 ID:??? 票集まるまで待ちたいですが……ルイージで決定でいいかな。 なんと超爆発弾幕的な……ではそちらで進めます。
[209]森崎名無しさん:2010/09/09(木) 23:07:27 ID:??? ルイージで3票集まってませんか?
[210]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/09(木) 23:10:29 ID:??? ルイージ ルイージ「名前? 俺の名前ならルイージだ」 松山「そっかルイージ……うん? どうした含み笑いなんかして……?」 ルイージ「ククお前にも今にわかる時が……いやこちらのお前では分かるまいな。 永遠の二番手……類似品。そう呼ばれ続けるのは果て無き砂漠を水無しで進む蝶ではない芋虫なんだ! この気持ち何処かにおわす緑巫女ならば」 松山「ストップストーップ! どうしようもなく嫌な予感が走りまくるんであんたはルイージ! はい了解したから!」 言い知れぬ悪寒は走るが、二番の名前が判明したのは喜ばしいと松山は自分を納得させて練習の終わりを皆に告げる。 ルイージは率先して帰るようだったが、羨む様な眩しがる様な目を一瞬霊夢に向けボソリと。 ルイージ「あんた……赤いな」 霊夢「はぁ?」 松山「(俺の予想だとアイちゃんとか可愛い系だったりと思ったんだが……。 もし俺なら光ちゃ『その名前を表に出すべきじゃないんだぜ!』ん?」 (幻聴が聴こえた気がするが)ともかく解散ーとの運びになったところで……空間を裂いての闖入者が現れた。 ぎょぎょっと全員の目を釘付けにしても、一切憚らずに松山達に手を振りながら……タンと隙間から身を躍らせ出る。 その中、松山はとりあえずさっきの幻聴についてうんうんと得心がいった。 紫「はぁい。 ちょうど練習終わったところみたいね。 実りあるものにできたかしら〜?」 お気楽な口振りしつつ紫は、帰り際であるが、集まった面々の顔ぶれを眺めて回って……。 最初上機嫌に見えた紫の顔は段々と、冴えないものになった。 紫「(…………。頼りない。どう贔屓目に見たって昨日の試合の地霊殿の面々と四つに組める陣容じゃないわねぇ。 総合戦力で劣るなら個々で挑むしか道はない。 霊夢の運か萃香の力か……松山君は何を頼みにするのかしら)」 霊夢「紫〜! あんた私を呼びつけといて、今頃現れるなんて」 紫「あ、あら? そうねそういえば霊夢を行かせたんだったけ」
[211]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/09(木) 23:11:38 ID:??? そのぼやきを聞いて、ますます顔を紅潮させ怒り出す霊夢を、シャンハイが宥めにかかった。 それにより少し出来た間に、紫が手早くスキマを開閉し、何だか高級そうなお茶っ葉をひらりと霊夢に見せつける。 紫「やあねぇ約束違えたりしませんわ。ほら約束の物もここに……」 霊夢「あんた前の話だと、私をしごくとか言ってなかった? 立派に違えてるでしょうが!」 紫「あぁそのこと。う〜ん……何故だか出向こうとした途端に気乗りしなくなっちゃったのよね。 残念だわ。私がきてたら霊夢の他に誰かコーチしてあげても良かったんだけど」 言葉の終わりには、松山に意味ありげな流し目を送ってきたが、松山はきっぱりとスルーした。 紫と霊夢の会話を聞いて考え事に囚われていた。 今回も霊夢が練習にやってきたのは、第三者の干渉あってのこと。 自主的に鍛錬をしないながら、それでもサッカーでも弾幕でも実力は微塵も衰えない。 ここまで苦難の道を歩んできた松山であっても、その気になれば軽がると飛び越えていってしまうのではないか。 超越的な何か……霊夢をそんな風に見る目を、自然松山はしていた. 紫「(……ふぅん?) そう……ね。そうだいいこと考え付いたわ」 霊夢「(げげ何だか嫌な予感するわーもりもりと)」 名案(大抵が他者には厄介案)を思いついた紫は、グラウンドであることおかまいなしに円卓と椅子を用意した。 松山と霊夢を有無を言わさず席につかせるや、腕相撲勝負(霊夢は術抜き)をしようなどと頓珍漢なことを言い出す。 皆(松山含め)こぞって何を言ってるんだと困惑する中で、当然霊夢が呆れ成分たっぷり含んだ視線を向けて反発した。 霊夢「はぁ? 何でそんなことしなくちゃならないのよ。 この暑さにやられて頭の螺子飛んだんじゃないの?」 紫「ご挨拶ね。 余興よ余興。 練習も終わっちゃってたし、こうした催しでも見て帰らないと勿体無いじゃないの。 ね、ほら霊夢が勝てば官軍。 負けても約束通りにお茶はあげるわ。 ただし……」 霊夢「ボイコットすれば反故にする、でしょ。 まぁいいわさくさくやってお茶貰って行くから。 ほら光も座りなさいよ」 松山「あ、あ〜? (一体ぜんたいどういう流れでこんなってるんだろう?)」
[212]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/09(木) 23:13:14 ID:??? 巻き込まれてるという実感はあるが、とりあえず松山にしても、練習疲れを早く癒したいので手早く終わらせる事に。 霊夢と正面から向かい合い、肘を立て手を握り……見ると霊夢の黒い瞳がとても近いところで揺れている。 若干のむず痒さを感じる松山だが――開始の合図をノリノリで紫が行った。 なし崩し的に腕相撲勝負が始まり……すぐして松山は奇妙なことに気付いた。 松山「(あれ? 霊夢さん力込めてるのか? 握る手は震えてるけど、なんだろうこれは……)」 見た目では、負けん気はある霊夢の表情は必死で、力んでいる様に見える。 が、余りに手応えがなく、松山が少し力を入れただけで、そこからは電車道。あっけなく勝負がついて紫が高らかに。 紫「そこまで! 勝者松山君〜。駄目ねぇ霊夢、ちっとも押し返せなかったじゃない」 霊夢「何言ってるのよ霊力抜き勝負なんてしたら、そもそもの体格も筋肉も違うのに勝てる訳ないでしょうが!」 松山「――――」 何かを崩されるような言葉を耳にしてしまった風に、松山は「俺が時を止めた」とばかりに硬直した。 そんな松山を見ながら、紫は扇子で隠した口元を少し笑みの形にし、霊夢に賞品を手渡す。 暫く霊夢は、誤魔化されないなどとぶつくさ言ってたが、茶の誘惑に負けた様に部屋に向け歩き出した。 見世物も終わったことで名無し達もどんどん姿を消し……松山(シャンハイ)、萃香、紫だけが残された。 松山「…………」 紫「神妙な顔ね。 で、どうなのかしら」 松山「どうって……いや何が、です?」 紫「さっきの腕相撲よ腕相撲。 感じたことや気付いたことがあれば、何でもいいから言って御覧なさいな」 松山「(え、え〜……? つくづく突拍子も脈絡もない……何でもいいなんて言われても何についてを?)」 萃香「……」
[213]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/09(木) 23:14:15 ID:??? どうしますか? A 紅魔カップ決勝戦において霊夢が負傷したことについて B 俺はアームレスリングの世界チャンプを目指せるかについて C 霊夢が負けた理由は実は利き腕に封印された何かが暴れたのかについて D その他 *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[214]森崎名無しさん:2010/09/09(木) 23:17:12 ID:EwJ8woEQ B
[215]森崎名無しさん:2010/09/09(木) 23:17:51 ID:NPvcSJ8w A ナニイテンダ
[216]森崎名無しさん:2010/09/09(木) 23:17:56 ID:PbcBtSh+ A
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0ch BBS 2007-01-24