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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[297]森崎名無しさん:2010/09/14(火) 08:33:00 ID:??? >マスターブレード シャンハイはアリスと同じで人形を操れるけど、それじゃ駄目なんでしょうか。 マスターブレードの要素がここに揃っているなら、Dで賢者の石の存在を霊夢に示せば思い付いてくれるのではと思ったんですが。 東方サッカーに詳しい方のご意見はいかがでしょうか。
[298]森崎名無しさん:2010/09/14(火) 11:24:59 ID:??? いかんスゲー悩む 次の試合は負けられないから正解当てときたいけど東方サッカー未プレイだからどれが当たりか分からない… やっぱりDなのかな
[299]287:2010/09/14(火) 11:41:59 ID:/PwB0DvQ Dに変更します
[300]森崎名無しさん:2010/09/14(火) 13:07:15 ID:??? >>297 シャンハイがアリス役とパチュリー役を兼任、 魔理沙役を松山が… 可能、かもしれない。 魔理沙役である松山が空を飛ぶ必要があるけど…
[301]森崎名無しさん:2010/09/14(火) 15:27:30 ID:kbFc5Aig うーん… Dでお願いします 間違ってたらごめん
[302]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/14(火) 20:45:04 ID:??? >>285-286 >>281の時点で補足しておくべきでしたね。 申し訳ありません。 東方サッカープレイ済み基礎知識が必要な選択肢は極力避けてるのですが、今回ばかりはそうともいかなく。 >>287-291 あくまで私の解釈ですが、人間の魔理沙は八卦炉の真火が必要ですが…… 種族・魔法使いには不要でシャンハイはそれに準じてる扱いにしてます。当然威力は魔理沙の方が上になります。 >>292 はい。東方シリーズではなく東方サッカーのオリジナルです。 >>294-296 Aを選んだ場合でも、【マスター夢想スパーク封印】が使えるようになりました。 が、【ドライブタイガー】互換ではなく威力もそう高くありません。 (これ名前の語呂が良すぎたので霧雨さんのところからつい拝借してしまったもの、改めてすみませんー) >>297 大正解です!>>298ご安心を。 >>300 シャンハイが魔法詠唱担当して、松山が撃つことでガッツ消費の軽減も出来る事は出来ましたが。 >>275でポイント得られなかったので、今回の試合ではそうした改良自体が行えません。
[303]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/14(火) 20:51:25 ID:??? D ひとまず棚上げして、シャンハイに【賢者の石-Replica-】の進展を訊く 一度始めたからには、噛り付いてでも答えを明らかにしようと松山は脳力を全力で使い考える。 が、幻想郷に来る前は、当然ながらサッカーに明け暮れて、指輪や空想の物語などろくすっぽ読んだ試しもなく。 魔法が普通に存在する幻想郷へ来てからも、魔法について薫陶を受けた訳でもない松山に発想を求めるのは酷だった。 松山「(……………………駄目だ! 分からん! 俺のオツムがあまり良くないのもあるんだろうけど、子供に学術書渡して学説立てろとかと同じだろ!?)」 顎に拳を当てながらで困窮極まった松山は、楽しそうにお喋りをする二人の声に気付き、そっと横目で見る。 霊夢「でね、連れて来られる前に里行ったんだけど、他と雰囲気の違う茶店見つけたのよ。 咲夜がレミリアに用意しそうな西洋のタルトとか〜そういうのメニューに沢山並んでたわよ」 シャンハイ「わぁっ、いいですね。 え、そのお店でアリス様に似たウェイトレスさんを……?」 霊夢「声かけようとしたらさ〜っと逃げたけどね。 他にも……金髪で妙に履いてるスカート気にしてて、客と余り視線合わそうとしない不自然な店員もいたわ」 どうやた人里にオープンした喫茶店と、そこのケーキについて話してるらしく、これまた松山には縁遠い話だった。 松山「(割り込みにくいし、話の最中悪いけど……やっぱり餅は餅屋だ。 そうだ魔法といえば、紅魔館のスパイメイドさんから譲ってもらったアレ、どうなってるかな)」 テーブル中央の辺にお行儀よく正座して霊夢と話してるシャンハイに声をかけると、快活に返事をされる。 松山「話してるとこ、ごめんなシャンハイ。 ちょっと気になってさ。ほら、あのメイドさんから貰ったあの石の事」 シャンハイ「あ、ハイ賢者の石ですね。 ここにあります。 恐らく今晩中には……ッハイ!?」 不意に、ガチャンと少し強めに、地霊殿でよく使われてるティーカップを下ろした霊夢がシャンハイを凝視していた。 夢に出てきた物が、現実で転がり出てきたのを見たような……。 霊夢はそんな面持ちで、シャンハイが出した賢者の石をまじまじと見る。
[304]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/14(火) 20:52:31 ID:??? 霊夢「これ、何……まさか……いや確かに賢者の石って言ってたわね」 松山「ど、どうしたんだよ霊夢さん」 様子がただならぬと見て、松山が声をかけるが霊夢は無言。 何か考えをすり合せるかの様に、時折ぶつぶつ小声で呟いてから……。 霊夢「――シャンハイ。 あんた光の人形て言っても、アリスに作られたことは変わんないのよね?」 シャンハイ「えっ!? ハ、ハイ。 私もこの上海も……アリス様の手がけた」 霊夢「他にも人形があるのね!? で、その賢者の石てのは……。 成る程ね、つまり単体で魔法を編んでくれるオプションな訳だ。 シャンハイに【上海人形】、パチュリーの【賢者の石-Replica-】、魔理沙の【マスタースパーク】……! 何だ……ここまで揃ってるなら、"アレ"が使えるじゃない!!!」 難局を切り崩せる強力な切り札が見つかったと、そんな興奮を露わにして霊夢が椅子から立ち上がった。 唖然とする松山達を残し、壁に掛けられた時計を確かめる。時刻はもう間もなく22時を回る頃だった。 霊夢「残る問題は時間ね……。試合が明日の夜までなら、後はシャンハイの頑張り次第でどうにか……」 松山「ち、ちょっと! 一体何だってんだよ霊夢さん! シャンハイに何かさせるつもりなのか!?」 続け様に"アレ"とは何かと、松山が問い質すと、霊夢は真剣味ある表情で向き直ってきた。
[305]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/14(火) 20:54:26 ID:??? 霊夢「そっか。光は知らなくて当然よね。 ねぇ光。あんたは、魔理沙がパワー重視で幻想郷でも最強クラスのストライカーと言われて…… レミリアやその妹と並び称される……それにしてはシュートがイマイチ弱めと思ったことはない?」 松山「えっ!? (魔理沙さんが最強を名乗るにはイマイチ? そう言われてみれば……魔理沙さんが見せた【マスタースパーク】に【ドラゴンメテオ】。 見るから派手で強力なシュート……だが【マスターオブレッドサン】や最後のオーバーヘッドと比べると……。 【ファイナルスパーク】は? あれだって、天候が霧雨の時しか使えないと限定され過ぎるしな……)」 魔理沙はFWとして必要な能力を隙無く備えているが、確かに……肝心なシュートの威力がそう強いという訳ではない。 同じだけ豊富な技を揃え、ゲームメイカーもこなせる器用さを持つ紅魔館主人のレミリア・スカーレット。 その妹で、霊夢の結界すら容易く越えた、特異な羽を生やした金髪の少女と、得点力で肩を並べるには疑問を感じた。 松山の無言を肯定と取り、少し懐かしむ口調で霊夢が話を続ける。 霊夢「まーあんたは当時のことなんて全然知らないでしょうが、私が博麗連合を率いてた頃。 魔理沙はアリス、パチュリーと一緒に、ある必殺シュートを武器に得点を量産してた時期があったのよ」 松山「! (当時のこと……霊夢さんの資料で幾らかは知ってるが、そんな情報は初耳だぞ!?)」 霊夢「シュートの名前は【マスターブレード】。威力は軽く見積もって【マスタースパーク】の3倍に届くわ。 正直言って、今の今まで忘れてたし、使えるとも思ってなかったけど……」 霊夢が言葉を切り、シャンハイを見る。 察しが及んだのか、緊張の顔でシャンハイもその視線を受けながら無言でいると、霊夢は決まり悪そうに付け足した。
[306]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/14(火) 20:56:01 ID:??? 霊夢「もう分かったと思うけど、今のシャンハイにはその【マスターブレード】を撃てる条件が揃ってるのよ。 ただねぇ……。 魔理沙、アリス、パチュリーの三人が揃って初めて行使できる技を、シャンハイ単独でやるんだから……」 松山「! 何か危険でもあるのか!? そんな事なら……!」 霊夢「話は最後まで聞きなさいって! (とと、手が出るとこだったわ) 多分だけど、石と人形のバックアップ込みでも、シャンハイが貯蔵してる魔力は一度で枯渇するわね。 どうなのかしらその辺? シャンハイ、あんたはそれでも使う覚悟ある?」 シャンハイ「…………」 シャンハイは即答はしなかった。謹直な姿勢から、僅かに顔の向きを変えて松山を見つめてくる。 その意味するところは、鈍感な松山にでもすぐ理解が及んだ。 松山「(……俺に、決めてほしいのか? シャンハイ? 確か……シャンハイは、貯蔵魔力が底を尽きても、俺の活力だか何だかを分けてあげれば回復できると……。 難しいところは分からないがアリスさんはそう言ってた。 だが、俺も試合で体力を使うし、シャンハイの回復が遅れたら、地底から地上に戻るのは困難だ……)」 霊夢「あー悩んでるとこ悪いんだけどね。 誰も今すぐ決めろなんつってないでしょ。 向こうのさとりは、最初のシュートではまず失点するそうだし。 遅くても試合後半の状況次第で使うか指示すればいいんじゃない?」 松山「! そ、そうだな。 (だけど……シャンハイに何時でも撃てるように準備させるかどうかは、今言わないと。 どうする、シャンハイを頼っていいのか? 俺は…………)」
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0ch BBS 2007-01-24