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【早田の】小田Jr.の野望19【気持ちがわかる】
[554]小田ジュニアの野望:2010/08/15(日) 17:46:59 ID:PYeDhXlc 瀬名「という事で今日はこんなものかな?」 正美「全体的な勧誘は出来なかったけど、勝ち続ければそれだけ影響力も復活するし、 あの城島妹も入団するって言っているんだからいい事尽くめね」 瀬名「その代わり負けちゃうと…」 冬季大会に様々な命運がかかっていると思うと身が引き締まる思いのまだ若い女性監督だった。 〜〜〜 そして… シュガー帰ってきたかな?→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ 帰ってきました! ハート くたくたになりながら帰ってきました! スペード、クラブ9以上 まだまだ道中のよう。 クラブ8以下 またシュガーの反応が消えた。 となります。
[555]森崎名無しさん:2010/08/15(日) 17:48:26 ID:??? シュガー帰ってきたかな?→ ハート7
[556]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 13:27:55 ID:qtZG0Xng シュガー帰ってきたかな?→ハート7 ハート くたくたになりながら帰ってきました! 12月初旬。 春菜姫(お父さん!お父さん!シュガーたちが戻ってきたよ!ちょっと迎えにいってくるね!) 元気そうにジュニアの頭の中で囀る春菜姫。彼女は時折ジュニアにいまシュガーがどこにいるだとかを 教えてくれていたのだが、どういうわけかエジプトやインド、中国と最短距離ではなく 赤道近くの国々に立ち寄りながら日本に戻ってきたようだった。 小「ようやくか。それにしてもあれから結構たつよな。日本直通便じゃないにしても一週間もかからないと 思っていただけに不思議だ」 春菜姫(そうね。理由はわからないけど日本国内なら私1人で移動できるからちょっといってくる!) そういうと春菜姫の意識が消えていく。 〜〜〜
[557]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 13:29:17 ID:qtZG0Xng その日の夜。 シュガー「もうくたくただよぅ…」 如何にも疲れたような顔で不思議な木の葉の上に座り込むシュガー。その木はティルが転生した際に 本来は花だったはずの不思議な種が、元々シュガーが持ってきていたはずの木の種と融合してしまい 今では盆栽という中々渋いものになったもので、ティルやシュガーの寝床となっている。 小「戻ってきたのか。」 シュガー「それにしても猛ひどいよ。あそこにシュガーのきらめき無かったよ?」 可愛い顔で表情豊かにプンスカ怒るシュガー。 小「ゴメンゴメン。俺だって騙されたんだ。恨むならあの妖精を恨んでくれ」 ジュニアが聞いた話では確かに季節使いがあの妖精の穴に飛び込んだと聞いたのだが、後に聞いた ティルの言葉ではどうやら『仕事の邪魔だから』という単純な理由で騙されたらしい。 ジュニアとしては最終決定をシュガーに任せたのだから良心の呵責というものはあまり無いのだが ティルのいう矛盾は確かに最初からあったわけで、そこに初めから聞いていたらシュガーを大変な 目にあわせることなど決してなかったのだ。
[558]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 13:31:23 ID:qtZG0Xng 小(……せめて頭脳明晰のスキルか知力が10以上あれば判定に持ち込めたんだけどな) 馬鹿ではないがサッカーに注力するジュニアの頭がいい訳も無く、その矛盾に気づけず妖精の言葉を 信じ、あっさりと確認もせずに妖精の穴へ誘った自分に多少の自責を感じる。 シュガー「それでね…」 ジュニアのそんな思いも知らず彼女は言葉を続ける。 シュガーの言葉→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ 向こうの世界の事を色々と話してくれた。 ハート ちび春菜姫が現れた!? スペード 今日はもう眠いから…とばたんきゅ〜。 クラブ 今日はお別れをいいに来たんだ。 となります。
[559]森崎名無しさん:2010/08/16(月) 13:46:30 ID:??? シュガーの言葉→ ダイヤQ
[560]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 18:39:23 ID:qtZG0Xng シュガーの言葉→ダイヤQ ダイヤ 向こうの世界の事を色々と話してくれた。 シュガー「それでね。向こうの世界はすごかったんだよ〜。」 疲れているにも関わらずシュガーはそれでも元気だ。 小「凄かった?なんだ、この世界とは違ったのか?」 シュガー「うん〜とね。一緒なんだけど違うの!!」 小「一緒なんだけど違う?…というと?」 どうせジュニアが行った剣と魔法の世界なのだろうと思っていただけに僅かに興味が湧く。 シュガー「ん〜…おっきな扉があって、それを超えるとみんな旅人なんだって?シュガーも 旅人だったんだよ?」
[561]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 18:40:23 ID:qtZG0Xng 小「???なんのこっちゃ?」 精神年齢が限りなく幼児に近い彼女の言葉は正直よくわからない。しかも、疲れからか だんだんおねむになってきているようだ。 ???「仕方が無いわね。続きは私が言ってあげるわよ」 そういいながら小さなシュガーの帽子の中がもぞもぞと動く。 小「…ちび春菜!?」 それはルリタニアに行った時に数回見た、親指姫よりずっと小さな少女だった。 ちび春菜「よっこいしょっと。ふう、お久しぶり猛。」 小「た、たけし?」 ちび春菜といえど春菜姫の一部。ルリタニアではお父さんといっていたような気がするのだが、 いま彼女は猛といった。
[562]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 18:41:23 ID:qtZG0Xng ちび春菜「どうしたの?変な顔して?まあいいわ。それじゃシュガーの続きね」 そういいながらどこからとも無く出した小さな座布団に座り込むとジュニアの小指の爪ほどしかない少女は 落ち着き払った声…といっても普段の聞きなれた声よりもやや甲高い声でジュニアに説明を始める。 小「…てちょっとまて!春菜姫だよな?」 確かに外見は非常に彼女に似ている。しかし、なんというか小さいのでよくわからないのだが 今のちび春菜の姿は春菜姫とも、シュガーと契約していた時の真っ白な髪をした彼女とも異なる。 全体的にゆったりとした白色のローブに、長い髪は結い上げられ動きやすくなっている。また瞳の色 もアイスブルーに輝き、それは純日本然とした春菜姫の特徴と著しく異なっていた。しかも よくよく見ると、以前より僅かに体が大きくなっている。シュガーの中にある春菜姫の残滓をかき集め て形成されたはずの彼女は小さくなる事はあれど大きくなる事などあるはずも無いのだが… ちび春菜「まあまあ落ち着いて。その話も後でするから。」 猫のように目を細めて満足する小さな彼女。どうやらジュニアの知る彼女は彼女ではなくなったようだ。
[563]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 18:42:23 ID:qtZG0Xng ちび春菜「さてっと、話の腰が折れちゃったけど…どこから話したものかしら」 僅かに考え事をするように首をかしげる彼女。小さなローブもそれに習い着崩れるのだが 彼女は特にそれを気にした様子も無く話し始める。 〜〜〜 その世界は一見するとこの世界とほとんど同じものであったという。飛行機が空を飛び、 大地には自動車が走り、そして海には大型の船が浮かぶ。普通に電気により世界は一日中 輝きをもたらされており、歴史そのものも春菜姫の知るものと大差はなかった。 そして数日間は向こうのミューレンブルクでキラメキを探していたのだが、そこで事件が起こった。 突如、シュガーとちび春菜の前に大きな門が現れたのだ。それはどう考えても普通なものでなく ちび春菜は反対したのだが、結果的にその中に入る事になり… ちび春菜「そこからは秘密。ただその世界で玉(ギョク)という石を5つ集めると何でも お願い事が一つだけかなうんだって。そこで私たちは最も小さな旅人として時に単独で時に パーティを組んで探したんだけど…結局それはどこかの少年が集めちゃったみたい。でもね…」
[564]小田ジュニアの野望:2010/08/16(月) 18:43:24 ID:qtZG0Xng そういうとちび春菜は両手を前にかざす。するとかざされた両手の先に彼女とほぼ同じサイズの まん丸の光る何かが現れる。 ちび春菜「これがその玉の一つ。玉はいろんな所にいっぱいあるんだけど最後の一個以外はどれでも よかったの。だから仲間の子から一個貰ったのよ」 自慢げにいうと大切にそれを自分の胎へと再度吸収させる。 小「5個でいいのか。ドラゴソボールより3つも少なくていいならお得だな…で、もしかして ちび春菜が今の姿なのは…?」 ちび春菜「そう。私たちは旅人として…本当は何よりも望むものがあるシュガーがそうなんだけど… 冒険してきたの。だからこの玉の力でパワーアップしたってこと。わかった?」 既におねむで横になっているシュガーを尻目にえっへんと胸を張る。 小「そっか…大変だったんだな…それじゃもう春菜姫とは融合しないのか?」 今更ながら当たり前のことを聞くジュニア。
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0ch BBS 2007-01-24