※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】
[154]創る名無しに見る名無し:2010/09/02(木) 20:03:15 ID:RsHmkTHg 自称皇帝の血筋ならいっぱいいるぜ
[155]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:02:50 ID:476cPj1Y 放送「ゴ…ゴーーーーール!!圧倒的に攻められていた筈のサウジアラビアがまさかの先制点です! 中国はDF3人とGKが4人がかりで飛び掛ったのにも関らずあっさり吹き飛ばされてしまいました! 交代出場のバルカンくんがいきなりのゴール!まさかサウジはこれを最初から狙っていたのでしょうか!? 観客「す、すげェ…」「見た目通りとんでもないパワーだ!」「そりゃあんなのに競り勝てる訳ないよな」 松山「サウジアラビアが先制した…」 岬「凄い切り札を隠していたものだね」 ペレス「(よし、後はバルカンを前線に置いて追加点を狙いつつ守れ。2点目を奪えばこの試合は決まりだ)」 オワイラン「(ラジャー)」 点を取るのも時間の問題だと思われた中国ユースが実はサウジアラビアユースの手のひらの上で 踊らされていた。意外な展開に誰もが息を飲んだが、中国の立ち直りは早かった。 肖「監督〜、大丈夫なんですかこれ?」 中国ユース監督「…大丈夫だ!李兄弟にあれを使わせる!」 サササッ! 李邦内「(監督のサイン!)」 李邦坤「(よっしゃー、ついに解禁だぜ!)」 陸「(ぬぅ、あの巨大肉マンめ。よくも朕に赤っ恥を!)」
[156]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:03:03 ID:476cPj1Y その後サウジはバルカンだけを最前線に残し残りの10人全員で守りに入った。 こうなると中国の攻撃ペースも鈍り、チャンスを作るだけでも苦労する様になってしまう。 ピィイッ! 王「あっ!」 放送「これはオフサイド!王くんのフィードは惜しくも実りませんでした」 三杉「今のは…オフサイドトラップだね」 オワイラン「ようし、2点目を狙いに行けバルカン!」 バシュウウウッ! バルカン「ほいっ!」 バッ! ドカッドカッ! 中国メンバー「ぐわっ!」「またかあっ!」 放送「サウジアラビアのカウンター再び!バルカンくんが空中で敵DFを吹っ飛ばしてから いったんボールを味方に預け…バイタルエリアで受け取った!そして振りかぶったーーーっ!!」 バルカン「2点目を貰うぜ!バルカン砲…」 グワァアアアアアッ!! 逆にサウジにカウンターを仕掛けられる始末で、あわや2点目を奪われる危機に晒された。 陸「調子に乗ってはいかんアルヨ…」 だが今度は陸が魅せた。
[157]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:03:16 ID:476cPj1Y 次藤「今度はロングシュートばい!」 新田「こ、これは2点目か!?」 バルカン「発射ァアアアアア!!」 ドッギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!! 陸「…アーーーー、チョウッ!!」 バッ! ブンッ!! バキャアアアアアアアアアアッ!! バルカン「な、なんだと!」 陸「(くうっ…ビリビリ来るアルネ)」 若島津「…あれは、中国拳法!?」 森崎「なんだ、お前の同類かよ」 放送「おおおお〜っ!!バルカンくんの轟音つきのミドルシュートでしたが、これを陸くんなんと 回し蹴りで飛び掛って跳ね返してしまいましたァ!これは中国四千年の神秘と言うべきなのでしょうか!? サウジ、追加点の大チャンスでしたが陸くんの大ファインプレイに阻まれました!」
[158]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:07:13 ID:476cPj1Y いったんここまで。
[159]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:39:33 ID:476cPj1Y オワイラン「(何!?バルカンのパワーに対抗出来るとは!)」 呉「陸!雷斬脚は温存しておけと言った筈…」 陸「リードされているこの状況でそんな事言ってられないアルヨ!さっさと同点にして来るネ!」 呉「全く、身勝手な奴め…!(だがチャンスだ。サウジは動揺している!)」 サウジメンバー「バルカンのシュートが防がれただと!?」「バカな!そんな事が…」 バシッ!ドドドドドッ!ポーン! オワイラン「(来るなら来い!…むっ?)」 放送「陸くんのファインプレイに勢いづいた中国が順調に攻め込んでいく!あっと言う間にチャンスボールを上げたァ! ああっとしかしこれはミスキックか!?あまりにも高すぎて誰も届きそうにな…」 李邦内「今だ!昇竜脚だ邦坤!」 李邦坤「よし邦内! バッ! ガチィイイイッ!! 政夫「おおおおっ!?」 和夫「あ、あんな方法もあったのか!」 高杉「グゲッ…!」 森崎「(ん?高杉の奴なんで肩を抑えてるんだ)」
[160]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:39:46 ID:476cPj1Y バァアアアアアアアッ!! バシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! オワイラン「な、なんだこれは…!?ハッ、しまった!」 ディアイエ「う、うわーっ!!」 バスッ! 李邦内の肩に飛び乗った李邦坤が、ゴールよりもはるか高くに飛び上がり打ち下ろす形で ボレーシュートを放つ。言葉で表すだけでもシュールな大技だが、ただでさえ読み難い角度から 撃たれる上に重力によって勢いを増すこのシュートは流石のサウジも止める事が出来なかった。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「き、き、決まりましたァ〜〜〜〜!!前半40分、今度は中国ユースの李兄弟が 超高度からのボレーシュートで同点ゴール!陸くんと言い李兄弟と言いなんというアクロバティックな 大技でしょうか!?常識外れのこのシュートにはオワイランくんもディアイエくんもどうしようもありませんでした!」 李邦坤「やったぜ!昇竜脚大成功ー!」 李邦内「よし!実戦投入成功だ」 飛「やったな李兄弟!」 ペレス「…クッ、中国ユースにもカードがあるだろうとは思っていたが…ここまで非常識な物だったとは!」 オワイラン「(迂闊だった…落ち着いて対処すれば防げないシュートではなかったのに!)」 サウジ 1−1 中国
[161]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:49:34 ID:476cPj1Y ピッ、ピィイイイイイイイイ! サウジアラビアと中国が互いの温存していた武器を披露しあった前半はそのまま1−1で終わった。 互角に見えるグループAの頂点争いに場内は興奮の坩堝と化していく。 観客「流石強豪同士、見ごたえあるぜ」「バルカンって奴が出てきた時はサウジが勝つかと思ったんだが…」 「中国もあんな大技を二つも隠していたんだな」「こりゃあ後半も見ものだぜ!」 早田「客も盛り上がってんなー」 次藤「ハデで受ける試合じゃけんのう」 中山「…森崎。この試合、どうなると思う?」 森崎「ん?そうだな…」 A 「サウジが勝ちそうだな。試合のペースは奴らが握っている」 B 「接戦になるだろうが、結局は引き分けで終わりそうだ」 C 「中国が勝ちそうだな。攻撃回数は中国の方が多い」 D 「このまま1−1でグダグダなまま終わるかも知れんぞ」 E 「ハッキリ言って分からん。前半は完全に互角だった」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1281623017/l50にて ☆2010/9/2 23:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[162]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/02(木) 22:50:51 ID:476cPj1Y 今日はここまで。また明日お会いしましょう。
[163]2 ◆vD5srW.8hU :2010/09/03(金) 18:28:56 ID:WIVY/xaJ >B 「接戦になるだろうが、結局は引き分けで終わりそうだ」 中山「引き分けか?」 森崎「ああ。お互いに切り札を切ったが、それで1点ずつの痛み分けになった。 俺の見た所、あの中国の双子ハゲの空中技も二回目からはサウジに防がれると思う。 だがサウジのデブ野郎も既に警戒されているから2−2あたりで勝負がつかないまま終わるんじゃないか?」 松山「妥当っぽいな。両側ともこれ以上隠していたカードは無さそうだし」 早田「予選だからPK戦は無いしな。引き分けでもリスクは少ないよな」 森崎が引き分けを予想した事で自然とチーム内に引き分けを予感する声が高まる。 だが三杉と岬だけは違う見解を持っていた。 三杉「いや…そうとも限らないな」 森崎「なんだよ、じゃあお前はどっちが勝つと思っているってんだ?」 三杉「引き分けだ。ただし接戦の末ではなく談合による引き分けだ」 森崎「はァ?」 岬「…ありえるね。この予選は決勝トーナメントに進んだ4チームの内上位2チームが ワールドユースへの出場権を得る。言い換えれば準決勝に勝つ事が最大の目的で、 強豪はどのチームもその一戦に総力を注ぎ込むだろうから、予選で全てのカードを見せたくないだろうね」 三杉「そう。中国もサウジもこれ以上勝ちに行くなら既に出してしまったカードの 研究材料を更に曝け出すか、もしくは別のカードを出すしかない。どちらもそれをやりたくないだろうから…」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24