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【勝利者と】幻想のポイズン40【敗者たち】
[241]森崎名無しさん:2010/08/25(水) 00:50:13 ID:??? 一応選ばれるだけならそう難しくないらしいし サンタナとリリー以外は選ばれるんじゃない?
[242]森崎名無しさん:2010/08/25(水) 01:17:18 ID:??? 日本代表には当然西尾?なんて名前はなかったけど、どうなるんだろうねw
[243]森崎名無しさん:2010/08/25(水) 01:44:29 ID:??? 次の大会と言っても、Jr.ユース大会終わったら反町帰るんじゃないの?
[244]森崎名無しさん:2010/08/25(水) 01:48:01 ID:/+cvr08U まずは30人とはいえ、絞り込みとレギュラーポジション争いってのが待ってるからねえ
[245]森崎名無しさん:2010/08/25(水) 02:17:43 ID:??? 西尾?さんは全日本を拒否して全静岡入り
[246]森崎名無しさん:2010/08/25(水) 02:31:46 ID:??? >>245 監督は城山に頼むとして、浦辺・岸田・西尾・一条・長野・岩見・小田…… 無理やりそろえようと思えばそろいそうだな
[247]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/26(木) 00:05:36 ID:??? >F.「くそっ……次は俺達が優勝するぞ!」 悔しさを露に、次の大会での優勝を誓う ================================================================================ 反町の心中にあるのは、守矢の健闘を称える祝福の気持ちでも、紅魔の健闘を称える敗者へのフォローでもない。 決勝の舞台に立てず、優勝争いに全く絡めなかった事に対する純粋な悔しさのみであった。 悔恨を露にしながら反町は思わず次の大会こそは優勝をしてみせると呟き……。 普段は温厚で弱気な事の多い反町にしては意外な反応のようにも見え、一瞬オータムスカイズの面々は驚くのだが……。 それでも、強気な性格をしたメンバー達は首を縦に振りながら賛同を示す。 チルノ(あたいがいるチームが負けるとか間違いでしかないのよ! 次の大会があればこのあたいがパーペキにゴールを守ってだいしょーりね!!) サンタナ(どうせ次の大会まで時間はあるんだろうし、その間に鍛えればチルノが霞むくらい強くなれるわね! シュートは当然としてドリブルもパスも出来るオフェンシブミッドフィルダーになって大活躍するのはこの私よ!) リグル(ハッハァ! ライトニングリグルキックがある限り、もうオータムスカイズが負ける事は無い! エースのこのリグル・ナイトバグがオータムスカイズを必ず優勝に導くんだからね!) 幽香(舐められっぱなしじゃあ終われないわよねぇ……しかし、普段からそういう態度をもっと出せばいいものを。 半端にいい人ぶるのは相手に舐められる要因になるわよ……) 穣子(……まあ、そうよね。 第一の目標は私達の――オータムスカイズの優勝なんだから。 守矢が勝ったから……神奈子様や諏訪子様が勝ったからって、喜ぶなんて問題外。 ……次こそは、絶対に役立って……このチームを優勝させないと……) 反町(見てろよ早苗さん……次は絶対に俺達は負けない……! どれだけ完璧にゴールを防ごうとしても、奇跡に近い追い上げを見せても……。 それでも、次に勝つのは俺達だ……!)
[248]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/26(木) 00:06:47 ID:??? 静かに闘志を燃やしながら、反町はそう固く誓う。 この幻想郷に来訪した当初では、絶対にありえなかったであろうその感情――。 誰にも負けたくない……諦めたくないという強い思い。 反町は自身ではまるで気づいてはいなかったが……彼は間違いなく、肉体的、技術的な面以上に。 精神的な面でかつてのヘタレだった頃の自分に比べ、大きく成長を遂げていたのだった。 ※チルノ、サンタナ、リグル、幽香、穣子の評価値が上がりました。 レミリア「ギギギ……!!」 一方その頃、フィールドでギリギリと歯軋りをしながら顔を真っ赤にし。 狂喜乱舞している守矢フルーツズの面々に向けて怒りの篭った視線を向けていた。 レミリアにとってこの敗北は――端的に言えば、ありえないの一言であった。 如何に敵のDFに鬼――伊吹萃香がいようと、それでも注意が必要なのはそのたった一人の選手のみ。 早苗も神奈子も諏訪子も、自分やフラン、パチュリーや咲夜に比べれば一歩劣る程度の選手だと判断していたのだ。 だからこそ、確実にこの試合は勝てると思っていたのだが……。 確かに萃香が大活躍をし自分達の攻撃の大半を防いでいたものの。 早苗も好セーブを見せ、神奈子もフランドールのシュートを防ぎ、そして諏訪子は咲夜からボールを奪ってみせた。 レミリア=スカーレットはプライドの高い選手である。 幾多もある幻想郷の勢力の主の中で、随一と言われる程の誇りを持つ吸血鬼。 そんな彼女にとってはこの試合は圧倒的に格下だと思っていたチームに自分達の攻撃を完全に防がれた……。 何よりも悔しく、プライドを傷つけられた試合であった。 まだ点の取り合いで負けるというのならば幾らかは納得出来た部分があったものの。 終始試合を押していたにも関わらず、決定機を何度も逃したというのはあまりにも恥ずかしすぎる試合内容なのである。
[249]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/26(木) 00:07:47 ID:??? レミリア(認めましょう……この試合、敗因は間違いなくキャプテンである私が得点できなかった事……!! そして、完全に舐めきっていた私の判断が間違っていた……だが、次はこうはいかない……! スカーレットデビルが……このレミリア=スカーレットが! こうも惨めな敗北を、もう二度とする訳にはいかない!!) この時、レミリア=スカーレットは今にも暴れだしてしまいそうになる自身の体を懸命に押さえつけつつ。 それでも昂る血が全身を駆け巡るのを止められないまま、守矢のキャプテン――東風谷早苗を見つめていた。 必ずや再戦し、今度こそはあのふざけたオーバーラップキーパーを粉砕してみせる。 そう固く誓いながら、やはりレミリアはギリギリギリと悔しげに歯軋りをする。 どれだけの力があろうと、どれだけの誇りの高さを持とうと。 この時のレミリアの姿は、ただの負けず嫌いな幼女のそれにしか見えなかった。 ※レミリアの早苗に対する感情が レミリア→(粉砕してやる!)→早苗 になりました。 そして、そんなレミリアを尻目に喜びを露にしていた守矢フルーツズの面々も……。 次第に落ち着いてきたのかこれまで応援してくれた観客達へと挨拶に向かい始める。 目立ちたがりである天子や萃香はいち早く観客席の前まで向かい。 キャプテンである早苗もそれに続こうとするのだが……。
[250]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/26(木) 00:09:07 ID:??? 咲夜「早苗!」 早苗「咲夜さん……?」 そんな早苗に不意に声をかけたのは、紅魔スカーレットムーンズの名ボランチ。 攻守の要として今日の試合も活躍をしていた、十六夜咲夜である。 一体どうしたのかと早苗が首を傾げる中、咲夜は少しばかり苦笑したような表情を浮かべつつ、小さく早苗に拍手を送る。 咲夜「今日は完敗だったわ……。 優勝おめでとう」 早苗「そんな……私も本当ギリギリで……正直、萃香さんがいなければ途中で体力が尽きてましたよ。 咲夜さんのディフェンスのお陰でどれだけ攻めてもボールを奪われ、中盤は完全に支配されてましたからね」 咲夜「ありがとう。 でも、謙遜しない方がいいわ……貴方は優勝チームのキャプテンなんだから」 そう咲夜が言うと早苗は頬を少しだけ紅潮させながら今一度ありがとうございますと感謝の言葉を述べ……。 そんな早苗を今一度、咲夜は苦笑して見つめながら……自身が結わっていた鉢巻を解き、早苗へと差し出す。 咲夜「キャプテンマーク……は私には無いけれど、この鉢巻とあなたのキャプテンマークを交換してくれないかしら?」 早苗「は、はい! それはもう、勿論! 喜んで!!」 この試合、咲夜もまたレミリアと同様、早苗に関して完全に格下だと見ていたのだが……。 しかし、早苗はその咲夜の想定外の活躍を見せ、見事に勝利を掴みとってみせた。 その強さ、奇跡的な――神がかり的な強さは素直に咲夜にとっても尊敬でき……。 だからこそ、この試合――早苗と戦ったという証は残るような形で持っておきたかった。
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0ch BBS 2007-01-24