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【その果てに】小田Jr.の野望21【待つもの】
[194]森崎名無しさん:2010/09/10(金) 22:24:00 ID:??? >>187 まだえりるもドロッセルマイヤーも居るし この???(紫乃に力を与えた奴か?)も居る http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1280995467/654-655 どうやっても打ち切りにはならないだろう しかも上位連中の力で解決したらペナも無しってぬるい展開かもしれん
[195]森崎名無しさん:2010/09/10(金) 22:35:01 ID:??? これだけ時間コストをかけたイベントがボーナスなし(それどころかティル消滅) で終わったら、立派なペナルティだよ
[196]森崎名無しさん:2010/09/10(金) 22:36:43 ID:??? 成長率の高い修行がボーナスだろう ティルは復活するフラグ満々じゃん
[197]森崎名無しさん:2010/09/10(金) 22:49:03 ID:??? そして、そのボーナスをうまく活用できなかったわけだ。 ティルはどうなんだろうなあ、個人的にはあんまり楽観視してない。
[198]小田ジュニアの野望:2010/09/10(金) 23:34:41 ID:rERHwcz+ B.まだ時期尚早。彭祖の話を聞く。 小「……それで…目的というのは…なんなんだ?」 戦闘を続行する意味をなくしたジュニアは彭祖の言葉の続きを聞くことにする。 彭祖「ふっふっふ…もう、おわりだよ。あれが『虫食い』と呼ばれる所以…考えたことがあるかい?」 小「それは本を食うから…だろ?」 衣服を食い駄目にする虫や、テストの問題で文章の一部に欠落が問題を一般的に『虫食い』と呼ぶと記憶 している。 故に、穴を開けるものの総称としてジュニアは判断していたのだが… 彭祖「御名答。私はね、穴を開けたいんだ。それもでっかい…この世界の強きものも弱きものも 一様に弱きものとして開放される手段として」
[199]小田ジュニアの野望:2010/09/10(金) 23:35:41 ID:rERHwcz+ 小「…意味がわからん」 彭祖「なに、すぐにわかる」 ガサガサガサ…… 何かが洞窟の奥の方から現れる。それは人の形に近いといえば近い…だが、全く持って異形なる 漆黒の使者だった。 彭祖「さあ、宴だ!!この狂乱なる世界に飛びたて!!!異世界の悪魔達よ!!!!」 奥から現れるのは何千何万という異形の悪魔としか言いようのない存在。 そうして…洞窟の奥からジュニアは絶望感を抱きながら意識を失う… 〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜 〜〜〜 〜〜 〜
[200]小田ジュニアの野望:2010/09/10(金) 23:36:53 ID:rERHwcz+ 小(…ここは…どこだ?) 暗闇に閉ざされるジュニア。 そこに灯かりが灯る。いるのはドロッセルマイヤー。本来本体以外の虫食いは主人公である ジュニアに任せ、力として白紙のカードと世界の異物を見破る瞳、更に副次的とはいえ精神耐性(強)を 与えた人物である。 ドロッセルマイヤー「フォッフォッフォ…ギリギリだったね。秋津姫が私に本を返した意味はここに あったようだ」 面白そうに本をパタパタさせるドロッセルマイヤー。そのたびに世界から何かが消え去っている。 小「……ドラコは?他のみんなは?」 ドロッセルマイヤー「さあね。私の仕事は物語を進めることだけだ。故に助け出すことが出来るのも 主人公である猛くんだけ。まあ、紅茶でもどうだい?」 ドロッセルマイヤーの周りだけに灯っていた光は範囲を広げる。そこには大きなテーブルと…
[201]小田ジュニアの野望:2010/09/10(金) 23:38:13 ID:rERHwcz+ 小「…えりる!?えりるが…ドロッセルマイヤーに頼んだのか?」 えりる「………」 表情なく俯くえりる。 ドロッセルマイヤー「まぁまぁ、彼女が懇願してこなければ私も動かなかったからね。なんせ猛くんは 猛くんの世界だけを守ればいいんだろうけど、私は何万、何百万…いや、それ以上の世界を 守る必要があるからね。正直、えりるとキミに渡した白紙のカードだけでどうにかなると思ったんだけどね…」 小「………」 ドロッセルマイヤー「あ、そうだ。白紙のカードは返してもらうよ。他の世界の主人公に渡さないと いけないんでね」 そういいながら紅茶を飲みながらドロッセルマイヤーは片手を上に向ける。 音もなく現れた白紙のカード。
[202]小田ジュニアの野望:2010/09/10(金) 23:39:15 ID:rERHwcz+ 小「な!?それはまだ必要だ!俺にくれるんじゃなかったのか!?」 ドロッセルマイヤー「そうだね。もしその力を今回の戦いに使うならね。だけどえりるが言っていただろう。 本来このカードは滅ぼされた世界の怨嗟の力により構成されたもの。今回の戦いで使わなかった 猛くんが持っていたとしても、世界の紙片はキミを襲うだけさ」 こともなげにとんでもないことを言い放つドロッセルマイヤー。 ドロッセルマイヤー「だがまあ…今回はイレギュラー中のイレギュラーだ。虫食いの体を倒した お陰で本の世界そのものを食い破られることはなかった。ただその力を持ったものが現れてしまった ようだけどね」 そういいながらぱちんと指を鳴らすと、そこに現れたのは…髪を腰まで伸ばした翼のある美青年。 小「彭祖!?なんでこんなところに!」
[203]小田ジュニアの野望:2010/09/10(金) 23:40:21 ID:rERHwcz+ 意識がないのか。まるでゴルゴタの丘で磔にされた聖人のような体勢でとどめられている。 今日がクリスマスだということを意識しての演出だとしたらどこまでも性格の悪い老人なのだろう。 ドロッセルマイヤー「本来は虫食い以外には不干渉を貫きたいところなんだけどね。彼がいると世界には 穴という穴が開かれてしまう。それでは仕事がめんどくさくなるので消させてもらうよ。 …これが世界の修復力の正体さ」 そういうとジュニアの憎しみにも似た表情に満足を覚えたのか、そのまま彭祖の存在を消す。 ドロッセルマイヤー「さてっと。キミは結局最後まで優柔不断に終わったようだね。 秋津姫が時間がないと言っていたのに。まあ彼女は彼女で今回の事は予想の範囲内。 だからこそ私に本を返した…とも取れるのだが。」 小「本を返した…だと!?」 あれだけ頑張って奪い去った本を簡単に返したという秋津姫。ジュニアはそのことに強い不信感を抱く。
[204]小田ジュニアの野望:2010/09/10(金) 23:41:22 ID:rERHwcz+ ドロッセルマイヤー「おっと。この件で誰かを恨むのはお門違いだよ。結果論だけど、えりると 秋津姫がいたからこそ猛くんの世界は救われたんだ。…まあ本当の意味で救われたかというと… どこまでも疑問が残るのだがね。あの青年も哀れなものだよ。本当の目的はもっと別にあったはずなのに いつの間にか虫食いに侵食され、結果的に同じ事を始めてしまった」 小「どういうこと…だ?」 ドロッセルマイヤー「ふふふ…それはもしかしたら誰かの口から語られるかもしれないよ。私は あくまで管理者。本の世界の住人には不干渉さ。だから、シュガーにも手を出していないだろう? 世界の修正力はいつでもあの子を追い立てているが…中々に、あれは興味深いものだ」 先ほど世界の修正力とは自分の行動だといったはずなのに他人事のように話す老人。
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0ch BBS 2007-01-24