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【悩める】ファイアーモリブレム21【若者達】
[530]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:45:37 ID:??? 森崎「それって誰がどう考えても若林がなにかしたに決まってますよ! 俺の能力を落とすだけじゃなく、中山たちの力まで失わせるなんて…許せねぇ!!」 片桐「落ち着きたまえ森崎。確かに若林が南葛に関与した日から数名の能力が落ちてしまった。 だがそれと同時に、今まで日の目を見なかった他の選手たちが軒並み力をつけ始めているのだ。 具体的に言えば、修哲トリオのメンバーだ。基礎的な力はもちろん スイーパーの高杉を交えたコンビプレーにも磨きをかけている」 森崎「なっ…?」 片桐「そしてなにより大きな成長が見られたのは岬だ。 高水準の献身的なプレーは相変わらずだが、それに加えて 自ら血路を切り開く力強さを身に付けたというか…プレーの幅が大きく広がっているのだ。 岬を中心とした組織的プレーは、もはや日本の高校内では敵はいないだろう。 日本サッカー協会としては、彼のリセットの影響が後々の全日本の強化に繋がると見当を立てている」 森崎「どういうことですか!まさか、俺の能力が下げられたのも将来の全日本のためだとでも言うつもりですか!?」 片桐「……現に君のプレイスタイルは今現在かなり理想的な物に仕上がっているじゃないか。 これまでの独り善がりなプレイでは、いずれ自分の身を滅ぼしかねないと不安を抱いていたんだ。 日向がリセットに『変化』をもとめたように、若林もまたリセットに何かの意志を篭めているのだろう。 それが何なのかはまだ分からないが…全日本の強化に繋がっているのならば、私は彼を止めることは出来ない」 森崎「…………じゃあ、どうすればいいんですか?俺はいつまでこの世界にいればいいんですか? 若林が俺の能力を下げようとする限り、俺は日本に戻ることは出来ない! 俺はこのまま……一生このアカネイア大陸で戦わなくちゃいけないんですか!!」 そんなこと、納得できるわけが無い。誰が好き好んで大好きなサッカーを止めてまで戦場に身を置くのだ。 森崎は思わず片桐の肩に掴みかかった。 片桐「……もちろん私も君をこのままにしてはおかないさ。だから、一度君を日本に帰還させ、しばらく滞在させる。 そこでもしも能力に変化がおきなければ、そのまま日本でのサッカー活動を再開させるさ」
[531]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:47:16 ID:??? 森崎「もしも変化がおきれば、俺はまたこのアカネイアに強制送還されるんですね」 片桐「……日本に戻る時期は君が決めてもらって構わない。なんなら今すぐにでも」 森崎「少し考えさせてください。こちらの仲間たちとの事情もありますし」 吐き捨てるように言う森崎に対し、片桐は静かに肩に手を置いて言う。 片桐「君の気持ちは分かる。だが、私は全日本に対して中立でなければならない立場なのだ。 誰かに特別に肩入れすることはできない。若林に対しても、君に対してもだ。 残酷なことを言うようだが、若林の影響で君の能力が落ち… 他の者の能力が相対的以上に伸びた場合、遠慮なく私は君を見捨てるだろう」 森崎「!」 片桐「…だが。今の君には仲間がいる。先の大会、結果は芳しくなかったかもしれんが 君の力の本分は仲間と共にあることで生まれると私は思っている。 仲間を大事にしなさい。もしも君の力が失われることがあろうとも、 君が信頼し、信頼される仲間たちは、決して君を見捨てることはしないだろうから」 そこまで言うと、片桐は森崎の方から手を離し去っていった。 森崎は小さくなっていく片桐の背中から目を逸らすと、力なく自室の扉を開け、体をベッドへと投げ出した。 森崎「(ちくしょう……中山……俺は……俺はどうすればいいんだよ……!!)」 全日本の力の向上に繋がる以上、若林の暴挙を止めるにはサッカー協会の力は頼れない。 一度自分が地球へと戻り、若林に直接会って真実を確かめる必要が出てくる。 だが、今自分はアカネイア同盟軍にお世話になっている身でもある。 突然責任を放り投げて姿をくらますには、残念だが彼らと仲良くなりすぎていた。 森崎「(日向の問題が片付いたと思った途端これかよ。ちくしょう……!)」
[532]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:49:02 ID:??? こうして森崎は後夜祭の穏やかなムードに浸る余裕も無く、苦悶の表情を浮かべたまま眠りに落ちていくのだった。 次の日の朝。アリティアカップのために来訪した選手たちはアンナの案内で地球へと戻っていく。 片桐は森崎の意志を問うために、見送りのために立つ彼の前へと近づく。 片桐「さぁ、もう一度聞こう。森崎、君は私たちと共に一旦地球に帰るかね?」 ☆どうしますか? Aまだ帰らない B一旦帰る(次の戦場パートは森崎は出撃不可となり、ダイジェスト化されます) 『3票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[533]森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:49:47 ID:??? 中山、中里、山森をアカネイアに避難させることはできないのか…
[534]森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:52:58 ID:wGBxx32c A 中山、中里、山森が駄目で早田は無事ってのはどういう事なんだろう? っていうか地味に怪しいな岬さん
[535]森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:55:04 ID:??? つまり原作に近づいてるってことさ。 中山、中里、山森はキャプ森での強選手だからね。
[536]森崎名無しさん:2010/10/10(日) 22:56:10 ID:??? ああ、そういうことか
[537]森崎名無しさん:2010/10/10(日) 23:01:15 ID:/VlZonLg A 原作やゲーム基準で考えたらしかたないことなんかね? 中山さんは岸田にすら劣ってる描写だし 中里も所謂全日本サポータークラブの一人だし 山森は2、3コマだけの出番だもん 逆に松山、若島津は4基準の能力とストーリーだし早田もRJ7の離脱イベントに似た感じの強化があったのかもしれない
[538]森崎名無しさん:2010/10/10(日) 23:05:38 ID:K0gOTM3A A 今回は残って森崎猛トレーニングさせよう 急いで帰ってもリセット若林に勝てるとは思えない
[539]森崎名無しさん:2010/10/11(月) 03:21:43 ID:/O8PtvA6 A この次はチキたんなんだよ……
[540]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/11(月) 10:25:21 ID:??? >Aまだ帰らない 森崎「今回は見送ります。……もう少しこちらの世話になります」 片桐「そうか。こちらから定期的に案内を送る。帰りたくなったときは案内の者に従ってくれ」 そう言うと片桐たちは光の輪に包まれ、地球へと戻っていった。 森崎「(……今はまだ帰るときじゃない。ここでもっと力を蓄えて 若林を完璧に叩き伏せるくらいの力を手に入れるんだ。 待っていてくれ中山。俺がいつか必ず助けに行くから。 いくら全日本のためとは言え、人の力を好き勝手に弄っていいはずがあるかよ…!)」 その後しばらくして、アカネイア同盟軍の一団はアリティア城かまち前に集められる。 ジェイガンから、今後の行軍についての説明があるらしい。 ジェイガン「さて、これから我らはグルニア地方へと進軍を開始する。 まずはガトー司祭の指示の元、ラーマン神殿にて 『光』と『星』のオーブを回収に向かう予定だ」 森崎「オーブ?……ああ、思い出した。確かそのオーブが無いとガーネフを倒せる魔法が作れないって話だったよな」 ジュリアン「たった三日間とはいえサッカー漬けだったからな。忘れかけてたぜ」 ジェイガン「そして、その後はいよいよグルニア領内にて大陸最強の騎馬部隊『ブラックナイツ』との戦闘に入るだろう。 つまりラーマン神殿からは連戦となる。途中で物資が切れぬよう このアリティア城下町で各自補給を怠らないように。出発は2時間後。以上だ」 森崎「2時間後か。そんなにゆっくりはしてられないか。さて、まずは一緒に行動する奴を選ぶかな?」
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0ch BBS 2007-01-24