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【幻想の】幻想のポイズン42【ポイズン】
[590]森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:12:38 ID:nYwaAGmQ C 新展開乙でした
[591]森崎名無しさん:2010/10/20(水) 00:13:03 ID:W9gxq2nA G
[592]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/20(水) 23:23:18 ID:??? >C.「どれだけ脅されても……俺は負けませんよ」 正統派な感じに言い返す ========================================================================= 一瞬、幽香の視線を受けて身も心も凍りついたかのように全身が硬直する反町。 それほどまでに、今の幽香から発せられる闘気――否、殺気、敵意は強烈で。 反町は思わずその場に崩れ落ちそうになる体を懸命に堪えながら……。 辛うじて踏ん張り、ぎこちなくではあるが表情を怯えのそれから笑みへと変化させつつ。 あくまでも正々堂々と、幽香の言葉を受けた上で自身も負けるつもりは無いと言い返す。 反町「誰が敵でも……俺は負けません」 幽香「ふぅん……なら、大会では期待させてもらうわ。 じゃあね」 リグル「あっ、ま、待ってよ幽香!」 メディスン「幽香!!」 幽香「リグル、メディ。 あんた達もレギュラーを取れるように頑張りなさい。 楽しみにしてるわよ」 反町の返答に、幽香は満足そうに――しかし、やはりどこか冷たい笑みを見せ。 それもつかの間、くるりと反転をするといつの間にか紫が作り出していた隙間へと入っていこうとする。 その姿を見て、幽香と仲の良いリグルとメディスンは慌てたように声をかけるのだが……。 幽香は決して振り向く事は無く、ただ二人へと言葉を送ると……その長い緑の髪を靡かせ、隙間の向こうへと消えてゆくのだった。 リグル「ゆ、幽香……」 静葉「(彼女が敵ね……まあ、全幻想郷に選出をされなかった以上、それもある程度予想はついていたけれど……。 ……2大会連続ノーゴールノーアシストとはいえ、彼女の実力は圧倒的。 ……国際Jrユース大会というのは、思っていた以上に厳しい戦いになりそうね)」 橙は全日本へ派遣され、幽香は魔界へと帰還した。 いつもいた仲間たちが、別のチームへと旅立った事実を受け。 全幻想郷Jrユースへ選出をされたメンバー達はそれぞれ。 改めてこれからはまた新たな戦いが始まるのだという事を実感していたのだった。
[593]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/20(水) 23:24:33 ID:??? その後、反町達はしばらく立ち尽くし、呆然としたいのだが……。 やがて気を取り直すと、紫の作り出した隙間を通って再び外の世界から幻想郷へと帰還をする。 既に外は夕闇に染まっており、穣子とうどんげは揃って夕食の準備へとすぐに取り掛かり……。 一同が何をするでもなく、ぼんやりと居間でしばらく過ごしていると、すぐさま夕食を持って居間へと戻ってくる。 そうして今日もまた、いつものように一同揃って夕食を食べ始めるのだが……。 反町「(でも……今日は橙も、幽香さんもいないんだよなぁ……)」 一同が今日の練習試合を振り返り、談笑をする中。 それでもどこか不自然さを感じるのは、いつもいる二人がこの場にいないという点だろう。 ぽっかりと空いている席を見て、反町はやはり一抹の寂しさを覚えつつ。 それでも腹は空いていたのか、ぱくぱくと食べ進め……そして、更に考える。 反町「(しかし、考えてみれば……こうして皆とここで食事をするのも……。 今日を境に、しばらくはお休みになっちゃうんだよなぁ……)」 明日からはいよいよ全幻想郷としての合宿が開始し、この家ともしばらくはおさらばとなる。 幻想郷に来て僅か2ヶ月と少し――しかし、その2ヶ月という短い期間も。 反町にとっては長く感じ、そして、とても充実をした日々だった。 その長い時間、ずっと暮らし続けてきたこの家を離れるという事が……。 反町を少しばかりセンチメンタルな気持ちにさせるのだが……。 他の者達はそんな感傷的にはなっていないのか、まるで反町の様子を気にする事もなく、ただただ談笑を続けていく。 そして、その話題の中心となっていたのは……。
[594]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/20(水) 23:26:11 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★合宿前、最後の夜→!card=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 JOKER→リグル「幽香が敵とかやだ、私も魔界に行く!」 メディスン「私も!!」 リグルとメディがまさかの代表入り拒否!? ダイヤ・ハート→有力なサッカー選手たちが抜けた後の幻想郷のサッカー事情について! スペード・クラブ→他の派遣選手はどんな所にいったのかについて!
[595]森崎名無しさん:2010/10/20(水) 23:26:27 ID:??? ★合宿前、最後の夜→ スペードJ =★
[596]森崎名無しさん:2010/10/20(水) 23:36:06 ID:??? 合宿か…何人部屋になるんだろな
[597]森崎名無しさん:2010/10/20(水) 23:58:24 ID:??? どうやっても反町は女性と相部屋なんですねもげればいい
[598]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:20:48 ID:??? ★合宿前、最後の夜→ スペードJ =他の派遣選手はどんな所にいったのかについて!★ ============================================================================== 目下のところ、一同の間で積極的に意見が交わされていたのは、果たして他の国にはどのような派遣選手が行ったのか……。 どの国に、どんな選手たちが派遣されたのかという話題であった。 つい先ほど橙、そして藍や天子、衣玖が全日本へと派遣された事を見て。 そろそろ他の国にも、選手たちが派遣されているのだろうと一同は考えたのである。 穣子「えっと……全幻想郷に召集されてなくて。 派遣される実力者ってどんだけいたっけ?」 レティ「紅魔スカーレットムーンズのスカーレット姉妹は確実に派遣されるだけの実力はあるでしょう。 それに……」 にとり「萃香様と勇儀様……あのお二人もどっかに派遣されるんじゃないかな? あと、文様。 ……なんか今大会全然いいとこなかったけど」 うどんげ「あ、あと師匠もきっとどこかに行くと思うわ。 実力は当然、幻想郷でもNo.1だし! それに、この前ご挨拶に帰った時に何か荷造りとかしてたから……。 あれ、多分合宿に行く準備をしてたんだと思う」 てゐ「(ただ、姫様はまったく準備とかしてなかったから……多分派遣選手にも選ばれてすらないんだろうなぁ……。 まあ、しゃあないウサけど……)」 静葉「それに、守矢の神奈子様、諏訪子様……あのお二方も派遣されなくてはおかしな実力よ。 後は……しばらく試合には出ていないけれど、八雲紫や西行寺幽々子の二人……。 それと、四季映姫もね」 反町「(四季さんか……そういえば、ずっと前にサッカー情報誌で名前だけ見かけたっけ。 でも、俺は一度として会った事は無いんだよなぁ……)」
[599]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:22:14 ID:??? 誰が派遣選手に選ばれるのかという話では、次々と幻想郷代表の合宿に召集されなかった実力者達の名が上がり。 それらの人物を聞きながら、反町はただ一人、出会った事が無い人物――。 四季映姫という人物の名前に反応をしつつ、しかし、話の行方を見守る。 尚、この時――彼女達の口から、かつては名門にはなれないが強豪であると認識をされていたチーム。 オータムスカイズとの敗戦を切欠に、幻想郷サッカー界のカースト制度の底辺近くへと押しのけられた。 地霊アンダーグラウンドの主軸選手――古明地さとり、こいし姉妹の名は、出てこないのだった。 穣子「っていうか、そもそも派遣される国ってのはどういうトコなのかしら? 八雲紫は、ある程度列強の国に選手を派遣するって言ってたんでしょ?」 静葉「外の世界の事情は知らないものねぇ……一樹君、わかる?」 反町「う、うーん……えっと……多分、今度の国際大会に出場する国の中で強敵と言われるのは……。 まず、南米のアルゼンチンとウルグアイ……かな」 チルノ「なんべー?」 反町「うん……この二つの国は、外の世界で読んだサッカー雑誌によると今度の大会でもかなり強いらしいぞ。 それと……開催国であるフランスに、イタリア、西ドイツ。 ……ここら辺が強敵だと思う。 ヨーロッパも、サッカー強いからなぁ……」 にとり「とすると……ひのふの……あと、5つ。 日本を含めれば、6つの国に選手が派遣されるって事かねぇ?」 反町「多分、そうなんじゃないかな……?」
[600]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/21(木) 00:23:14 ID:??? 先ほどオータムスカイズの一同が口々に出していた派遣選手候補の数は、11人。 現時点で既に橙たちが派遣選手として登録をされているという全日本を除き……。 残った5つの国にそれぞれ派遣選手が送られるとすれば、平均して一国には2人程度が送られるという事になる。 妖精1「……2人かぁ。 ……その派遣選手だけでも、かなり厄介よね」 反町「その上、これら強国の元からいる選手たちも相当合宿で鍛えてくる筈だからな……。 大会では、苦戦は必死だと思うぞ……」 たかが2人……しかし、されど2人。 先ほど名を上げた派遣選手候補達は、いずれもその選手一人だけで幾らでも戦局を変えられる程の実力者達なのである。 今日の練習試合で幾ら外の世界のチームに大勝が出来たからといって……。 しかし、油断をしていては必ず痛い目を見る筈だと反町達はあえて苦言を全員に言って聞かせ……。 こうして、夕食の時間は過ぎ去ってゆくのだった。 うどんげ「(……あっ! も、もしかして師匠と闘うかもしれないの!? 私!?)」 てゐ「(っていうか……うどんちゃんの場合、試合に出場できるかどうかが問題ウサ)」
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0ch BBS 2007-01-24