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【RoadTo】キャプテン森崎39【Brazil】
[171]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:54:28 ID:Xkzmsx4B ディアイエ「あ、あわわっ…」 日向「ウォラアッ!」 ドガアッ! ディアイエ「ぶはあああっ!」 バサッ。 ピィイイイイイイイイイイイイイイ!! 日向「フン…こんな雑魚どもじゃ腹の足しにならねえな」 全日本メンバー「(日向だな〜…)」「(サウジがちょっとかわいそうになってきた)」 普段は最前線でボールを待つ事が多い彼は、自陣内で守るしか出来ないサウジの選手たちを遠慮なく狩り、 屠る様にゴールを奪った。とても彼らしい容赦の無さに味方も呆れるしかなかったが、別の事で戦慄する者達もいた。
[172]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:54:47 ID:Xkzmsx4B 井手「す、凄いんだな。日向さんの運動量が落ちていない…2回もあの新必殺シュートを撃った後なのに」 見上「流石にアレを連発は出来ない様だが…足に負担がかかっていても心肺機能でカバーしていると言う事か?」 赤井「まるでお前ばりのスタミナだな…」 葵「凄いや日向さん!流石日本が世界に誇る猛獣ストライカー!」 三杉「(元々総合的な身体能力ではウチでも1、2を争う程だったが…更に化け物になってくるとは)」 それは足が痙攣している筈なのに疲れを見せない日向の持久力だった。 今まではシュートに専念しても終盤は疲れて運動量が落ち足が止まっている事が多かった日向だったが、 沖縄で思う存分特訓に励んだ今の彼は限界が近くてもそれを伺わせないパフォーマンスを保てたのだ。
[173]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:54:59 ID:Xkzmsx4B 今大会初登場の日向が好き勝手に暴れまわる中、流石に疲れが出てきたのか他の選手たちは 立花兄弟と交代で投入された新田と沢田も含め、大した活躍は見せなかった。 唯一の例外は前半試合から消えていた松山で、それを取り返さんとばかりにボール狩りに走り回っていた。 ズザザザーッ! ガチッ! チャーバン「ぐわあ!」 松山「よし、取った!」 日向「ならさっさとよこせ。もう一点入れてやる」 松山「…ほらよ!」 バコン! 日向「ククク…貫けェ!!」 グワァアアアアアアアアッ!! ビキビキビキッ!
[174]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:55:14 ID:Xkzmsx4B 日向「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜!!!」 バジュッグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!! ディアイエ「ヒッ…ゴブ!」 ドッガァアアアアアアアアアアアアン!! バジュウウッ! ボガーン! ピィイイイイイイイイイイイイイイイイ! 最後に日向が宣言通りゴールネットと広告ボードをもう一度貫いた所で4−0の最終スコアが確定した。 *日向が「スキル・ダイナモ(ガッツが0以下になるまでガッツ切れペナを受けない)」を習得しました。 日向チーム内支持率:33→34
[175]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:55:28 ID:Xkzmsx4B 後半4分でダイジェストに入った時点の両チームガッツ 残り/最大 635/800 和夫 700/700 三杉 390/900 日向 850/850 岬 795/800 政夫 850/850 松山 750/750 中山 800/800 若島津 800/800 早田 750/750 中里 835/835 森崎 900/900 葵 850/850 山森 800/800 次籐 750/750 新田、沢田 700/700 反町、井沢、石崎、赤井 650/650 滝、高杉 600/600 来生
[176]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:55:41 ID:Xkzmsx4B 650/650 ラジャ 721/750 チャーバン 482/800 バルカン 621/650 ファイセル 650/650 ナセル 621/650 ムスタファ 658/850 オワイラン 611/650 クズマーン 611/650 ムフリズ 611/650 ワブブ 605/750 ディアイエ
[177]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:55:51 ID:Xkzmsx4B 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 6点 チャ 5点 三杉、イ、サークーン 4点 飛、李邦内、バルカン、チャナ、李邦坤 3点 日向、ファーラン、政夫 2点 ブンナーク、井沢、岬、チャーバン、和夫、山森 1点 新田、早田、葵、松山、王、エン、ナセル 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 4アシスト イ、岬 3アシスト チャナ、王、李邦坤、チャーバン、ファーラン、和夫 2アシスト 中山、ブンナーク、リョウ、サークーン、飛、李邦内、政夫、早田 1アシスト 松山、チャ、エン、ナセル、ラジャ、山森
[178]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:56:03 ID:Xkzmsx4B ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイ! 数分後、日本の栄光の始まりとサウジアラビアの絶望の終焉を告げる笛が鳴り響いた。 放送「試合終了!結果は4−0、全日本ユースの圧勝です!そしてついにこの瞬間、 日本がワールドユースへの出場権を獲得しました!日本の史上初のワールドユース出場です! そう、今大会の圧倒的な戦績からするとにわかには信じ難いですがこれが初めて 彼らがアジアの壁を突破した瞬間なのです!数々の輝かしい偉業を積み重ねる この世代の選手たちの伝説に今また1ページ、栄光の軌跡が加わったのです!!」 ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 観客「やっぱり日本は強かった!前評判通りだった!」「優勝候補筆頭の名に恥じなかったぜ!」 「こんなにハイレベルなサッカーを見れたのは初めてだよ」「これだけ強ければ世界でも通用するんじゃないか?」 賀茂「現金なモンだぜ。サウジを応援していた時もあったのに」 片桐「アジアのチームなら何処でも良いから強くなって、世界で活躍してほしい。そんな心境でしょう」 陽子「もうっ、今は素直に喜びなさいよ二人とも!今夜は飲めや歌えやよ!」 片桐「…ほどほどにしとけよ」
[179]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:56:16 ID:Xkzmsx4B 史上初のアジア予選突破を果たした全日本ユースの選手たち。 客観的な事実を述べれば彼らは英雄以外の何者でもないのだが、その喜び方には差があった。 松山「やったァ!監督の言う通り、歴史を変えたぞ!」 早田「ハッハッハ!これで俺たちゃヒーローだぜ!」 岬「フフ。日本に帰ったらしばらく騒がれそうだね」 中里「(これで長老たちも説得しやすくなろう。良き哉良き哉)」 日向「ま、こんなもんだな。リハビリにはなったか」 若島津「お疲れ様です、日向さん」 沢田「(結局僕何もしていないなあ。やっぱり落とされちゃうのかなあ…)」 三杉「とりあえずは、アジアレベルを超えている事は証明出来たかな」 森崎「それだけじゃ足りねえよ。世界じゃアジアサッカーなんか馬鹿にされているんだからな」 新田「(くそっ…どうしたらいいんだ…どうすれば強くなれるんだ?)」 遠慮なく大げさに喜びを爆発させる者達はどちらかと言えば少数派だった。 大抵の者は自分たちの力がアジアでは飛び抜けている事を再確認しただけで、 問題は世界に通じるかどうかだと既に未来に思いを馳せていた。
[180]2 ◆vD5srW.8hU :2010/11/07(日) 19:56:28 ID:Xkzmsx4B そんな中、ただ一人中山だけはささやかな感動に震えていた。 中山「…勝った…」 自らに確認する様な呟きの内容は当たり前過ぎる現実だった。 4−0と言う誰にも否定出来ない大勝ぶりで何を今更と思われるかも知れないが、彼には重要な事だった。 中山「(大勝になったのは日向の力。それは拒めない。だが俺は負けなかった。 今まで見た事も無い様な凄腕のDF相手に俺は負けなかった!)」 ザッザッザッ… バルカン「うわぁあああああああああああああああん!!負けちゃったよ、悔しいよ、うわぁあああああ…ん?」 サウジメンバー「ウグッ、ヒック…」「グスッ…え?」「な、何だよ…」 オワイラン「君は…?」 何時しか中山は集まって涙ぐむサウジメンバーの下に足を運び、訝しげな視線を気にせずオワイランの前に立っていた。
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0ch BBS 2007-01-24