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【最後の夏は】小田Jr.の野望24【終わらない】
[274]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 21:07:19 ID:TcjL699M 小久保天野のツインシュートの威力は下手をすればなんちゃってサイクロンにも匹敵するほどの 威力を持ち出していた。 しかし、それは阿吽の呼吸が完璧だった時のみ。今回のパワープレイでは壁が3枚に競り合う人物が 1人ととても万全な状態で放てるものではなかった。 ビュッキューーーン!!! それでもかろうじて錦戸のダンシングコンペをすり抜け放たれたツインシュートだったが… 高杉「ぬ か せ ん !!!!」 ガチ!!! この試合の守護神はジェトーリオではなく自分だとばかりに大活躍する高杉は打ちそこないとはいえ 威力そのものは十分なシュートを完璧にブロックしてしまう。 実況「な!なんと!ナタリアちゃんの不意打ちドライブシュートから始まった、小竹君の ミニバンブーショット、もう一回ナタリアちゃんのドライブオーバーヘッド、そして 今回の小久保君、天野さんのツインボレーシュート!奇跡の波状攻撃ともいうべき4連続シュートの ことごとくをジェトーリオ君率いる修哲DF陣が完全防御!修哲FCが立ち上がるまでは南葛SCに 在籍していたジェトーリオ君がもしSC生の癖を見破っていたとしてもここまで完璧に防がれるとは 誰も思わなかったことでしょう!これは強い!これは本物だ修哲FC!そしてついに時間は ロスタイム突入!2点差でこれはもう決定的だーーーー!!」
[275]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 21:09:03 ID:TcjL699M そして… ロスタイムは3分と指定され… 最後の一矢→!dice そして状況→!card お1人様で!card!diceのスペースを抜きコピペってください。 !diceの時間が3以下ならシュートチャンスが以下の状況で始まり、 4以上の場合無常にも笛が鳴り響きます。 ダイヤ 再び天野小久保のツインボレー! ハート 池田がガッツペナ無視で最後の気力を振り絞りエアバースト! スペード ガッツペナ無視でナタリア最後のドライブシュート! クラブ 小竹が最後の意地でツイストダイビングヘッド! となります。
[276]森崎名無しさん:2010/11/03(水) 21:10:42 ID:??? 最後の一矢→ 6 そして状況→ ダイヤK
[277]森崎名無しさん:2010/11/03(水) 21:13:05 ID:??? そりゃあ乱数ってのは偏るもんですよ。それをカバーするためにリセットがあるわけですが、 リセットを否定するからにはこういうグダグダ展開も受け入れねばなりますまい。 「ガチかプロレスか」というのはどこまでも付きまとう問題ですよなー。
[278]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 23:03:44 ID:TcjL699M >>277 いやあ、実は負けること自体は中の人はそれでも仕方が無いとは思ってるのですよ。。 プロレスは三沢さんが逝ってしまわれてからトンと見なくなりましたが… 全日時代の川田の三沢越えはいまだに中の人のベストバウトとして心の中で深く刻まれています。 最後の一矢→6 そして状況→ダイヤK 数字が4以上のためホイッスル… 高杉のブロック後も南葛はパスカットに走りタックルに走り、ロスタイム最後の最後まで走り回った。 しかし運命というものは残酷なもの。 ぴっぴっぴーーーーーーーー!!! 実況「ここで試合終了のホイッスル!南葛ようやくバイタルエリアまでボールを運んできましたが そこで試合終了。全日本少年サッカー大会静岡大会は2−0で修哲FCの勝利!キャプテン井沢さんが 抜けた穴をジルベルト君とジェトーリオ君の2人の南米出身のプレイヤーが見事に穴を埋め、 守りきり逃げ切りました!!」
[279]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 23:04:45 ID:TcjL699M 蝶オダ(な、なんだと…) ドラミ「負けちゃったねぇ…パパ」 がっくり膝から芝生に崩れる蝶オダ。そこには悲しみの色がありありと溢れていた。 実況「そしてこの後は第二試合。去年の県大会優勝…そして全国ベスト4という輝かしい実績を 残したクラブチームNIKE対、修哲FCと同様、今年結成された若き清水FCとの試合が 行われます!このチームの勝者が修哲FCと決勝の大地の上に立つだけにこちらも見逃せません!」 〜〜〜 因みにその第二試合は大波乱、あのクラブチームNIKEが延長戦まで持ち込まれ2−3とい 僅差ながら敗北してしまうという結果だったのだが、猛はそれを知る事無く帰路につくのだった。 〜〜〜
[280]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 23:05:55 ID:TcjL699M そして明けて7月4週。 蝶春菜「それじゃ、私…もういくね」 敗戦の傷が癒えず初めて自主的にサボったサッカー練習日。何気なく不思議な木の盆栽に水を上げていると 心の中でそういった声が聞こえてくる。 …ふわん… 優しく優雅に…まるで春の柔らかい日差しのように現れた蝶春菜。黄金に輝く髪に、まるでおしろいを 塗ったように白い肌。綺麗、可愛いを通り越し神々しいまでに美しく、それでいてどこか刹那的な 雰囲気を常にもつ少女のようにも年頃の女性にも見えるのはその独特の黒目がちな瞳のせいなのだろう。 小「いく…って、どこに…?」 元々ずっと一緒にはいられないことは知らされており、やることもなくなってしまったので尋ねる猛。 蝶春菜「うん…そうねぇ。もう1人のお父さんのところ…かな?」 小「お父さん?そういえばずっと前もお父さんっていってたけど…一体誰なんだ?」 蝶春菜「それはね…」 ほんの僅か空気が止まったかのように辺りは静まる。
[281]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 23:07:11 ID:TcjL699M ほんの僅か空気が止まったかのように辺りは静まる。 蝶春菜「お父さんはあなたよ。半分だけだけどね。私はお父さんの忘れ物を…もう一度輝いて欲しいから ここに来たの。私の力及ばず負けちゃったけどね」 そういいながら、はにかむのはきっとそういう表情をしないと涙が溢れてしまうからなのだろう。 小「…そっか。なんとなく…本当になんとなくだけどそんな気がしていた。」 びっくりする事無く返事する猛。時折見る夢の中、その中の自分に対して彼女にそっくりな人物は… その人物は髪の色は漆黒だし、純和風の装飾をしているのだが…彼女である事は間違いなさそうだった。 そして、彼女は夢の中の自分に対して『お父さん』といっているのだ。だからきっと間違いないのであろう。 蝶春菜「そっか。やっぱり同一人物だもんね。私と接触すればそうなるのかも」 小「そうだな。向こうの自分…と表現するのもおかしな話だけど、ヨロシクな」
[282]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 23:08:15 ID:TcjL699M 蝶春菜「……うん。……そうね。」 小「…???どうかしたのか?」 蝶春菜「ううん。なんでもない。同じなのにやっぱりちょっとちがうかな?って、思っただけ」 小「そりゃそうさ。俺は夢の中の俺のような破天荒な経験はしてないからな。」 蝶春菜「うん。そうだね。それじゃ行ってくる。紫乃ちゃんやどらみちゃん、それにフラウさんを 大切にしてね。私のことは忘れてもいいけど、みんなを幸せにしないと許さないわよ!」 小「ああ。大丈夫さ。俺の小学生のサッカー時代は終わったけど…人生はまだまだ先があるもんな。 中学高校と一生懸命していれば今度こそ全国にいくチャンスもあるかもしれないし、それに 親父や飛鳥さんという心強い味方もいる。俺の本当のサッカー人生はここから始まるんだ!」 まるで自分に言い聞かせるように、そう蝶春菜に別れの言葉を継げる小田猛少年だった。 〜〜〜
[283]小田ジュニアの野望:2010/11/03(水) 23:09:17 ID:TcjL699M 〜〜〜 そして…季節は幾度となく巡り… 小「親父!今日もしっかり頼むぜ!!」 本当の辛酸というものを味わってからの小田猛は父や妹のドラミと共に再びサッカーに打ち込み始め、 中学時代こそジュニアユースなどに所属することもなく、それゆえにあまり目立つ事はなかったのだが、 高校に入りその父親譲りの才能を放出。ユースに所属する事で綺羅星のごとく誕生したスターとして 有名になっていた。 強「止めてくれ。流石に年は取りたくないものだ。もう負けで構わないよ」 その少年を育て上げた父、強も又本業のすし屋をしながら再三再四の召集により重い腰を上げ 南葛SC(クラブユース)のコーチとして指導にあたり、チームの底上げを行ったいた。 小「嘘つくな。中学時代それに何度騙された事か。俺がやっとで追い抜いたと思ったらいつの間にか そのほんの少し上でプレイしやがる。もう騙されないぞ」 強「今回ばかりは本当だよ。って、ほら、足が止まってる。ダッシュ5本追加な」 小「き、キタネェ…ま、いっか。それじゃ行ってくる」
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0ch BBS 2007-01-24