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【最後の夏は】小田Jr.の野望24【終わらない】
[820]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/18(木) 19:59:32 ID:??? 投げる!→6.6 三振! 打つ!→4.3 取る!→5.5 オモイノカネ「さあ、9回裏ツーアウト!カウントは2ストライク3ボール!」 美津乃「これで…終わりよ!!」 シュピン!!!…パン!! イザナギ「…ストラーーーイク!!!バッターアウト!!!ゲーーームセット!!」 美津乃「うっしゃ!!!」 実況「美津乃選手、最後は直球ストレートで三振!!16人に対して被安打2!自責点1! そしてそして三振の数なんと5つ!!3イニング1/3…つまり全アウトカウントのうちの 半分は三振に打ち取るという驚異的なピッチングでほぼ完璧に押さえ込む!」
[821]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/18(木) 20:00:57 ID:??? 小「負けた…のか!?」 ベンチ前で声を張り上げていたジュニアだが結果は5−1と完敗。自らのピッチングによる失点は1だが それは問題ではない。試合においては結果が全て…とまではいわないが、最も重要なファクターの 一つである事は間違いない。 春菜姫「お父さん…」 ティル「申し訳ありません」 慰めるためだろうか、ジュニアとは三位一体ともいえる妖精と神さま見習いがそっと近づき ユニフォームの裾を摘む。 小「…まあ、仕方ないさ。試合というのは運もあるんだし。とにかく審判がよんでるし 整列しよう!」 美少女2人に見守られてグチグチいうのがかっこ悪いと思ったジュニアは空元気も元気と言わんばかりに 審判の方へと走る。 イザナギ「それでは6−1で赤チーム勝利!礼!!」 一同「あっしたー!」 観客1「中々楽しかったぞ〜!また見せてくれよ〜〜」 観客2「うんうん。今年は赤チームが勝ったという事は赤の国の方を豊穣にしておこうか」 観客3「前半と後半のギャップが凄かった」
[822]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/18(木) 20:01:57 ID:??? 思い思いにそう叫んでは消えていく神様達。気がつけば回りの空間も夕焼けとなり、 ボールガールをしていた紫乃もとことことジュニアたちの方に近づいていく。 イザナギ「うんうん。今年の神事も中々に白熱したいい試合だったね。これは夢として みんな忘れてしまうだろうけど、それぞれには楽しませてもらったお礼に少しずついいことが 起きるようにしていたから。そして、今回の最優秀選手は…」 ゴクリ… イザナギからのMVP→!dice !diceのスペースを抜きコピペってください 1.2.3 1ホームラン5三振と大活躍した美津乃 4 18人を無失点で抑えた父、強 5 1人で1ホームラン3打点あげた内村 6 2打点と地味にいい仕事をした宮本 となります。
[823]森崎名無しさん:2010/11/18(木) 20:03:32 ID:??? イザナギからのMVP→ 2
[824]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/19(金) 00:50:31 ID:??? イザナギからのMVP→2 1.2.3 1ホームラン5三振と大活躍した美津乃 イザナギ「本当の試合なら1失点してるから異論が出るかもしれないけどこれは神事。 なので一番目立った人がMVPだよ」 一旦そう言葉を切り…どこからともなくドラムロールが始まる。 どこどこどこどこどこ…… イザナギ「月星美津乃さん!」 ばっばーーーん! 何でもありなこの世界。突然スポットライトが遥か彼方からまるでレーザービームのように差し込まれる。 美津乃「当然!!」 大きくVサインを作るまだ若さ溢れるNIKEの社長。
[825]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/19(金) 00:51:35 ID:??? 強「まあ当然」 宮本「異議はない。」 内村「おめでとうございます」 他の候補者もそれに全く異論はなく拍手で褒め称える。 イザナギ「で…だ。最初に言ったMVPの『異なる世界の異なる物語の参加権』だけど、キミは…」 申し訳なさそうに話すイザナギ。月星美津乃という存在はイザナギにとってはゲストであり 完全にその存在を掌中に入れているわけではないので、右から左へ存在確率をホイホイ移動できる 存在ではないのだ。 美津乃「わかってるわよ。私もはじめにいったでしょ。MVPには興味がないって。 楽しかったからその何とかの参加権なんて要らない。…そうねぇ…そこの結局試合に出れなかった ちいさな女の子にでもあげてちょうだい」 ボールガールとしてちょこまかと動き回っていた愛らしい少女に目を向けるまだ20代の美津乃社長。
[826]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/19(金) 00:52:36 ID:??? 一同「なにぃ!!」 紫乃「私…なの?」 今までほとんど関係ないところでちょろちょろしていただけなのにとんでもないことになったと 紫乃は顔を真っ赤にする。 イザナギ「………はっはっは。こんなに笑ったのはいつぶりだろう、こいつは一本とられたよ。 わかった。月星さんのその願いはきっとかなう。」 その意外すぎる返しに思わず大声で笑いながら了承する日本最高神の父親。 美津乃「いや、別に願いって程じゃないわよ。それじゃ、私はそろそろ帰るわ。シロちゃんが 待ってるかもしれないし」 照れているのかそれとも本心なのか…それはわからないのだが美津乃は軽く頬をかきながら もう帰りたい旨を伝える。 イザナギ「わかった、君は男前だね。そのシロちゃんにもヨロシク。キミ達はきっといいメオトに… いや、それはこの口からいってよい言葉じゃないね。それじゃ!」 そういいながらぱちんと指を鳴らすと、まるで初めからそこには誰もいなかったかのように 空間は隙間を作る。
[827]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/19(金) 00:53:38 ID:??? エルロン「そうか…そうやって世界ごと切り取って召還したのか…どうりで…妖精たちの動きが 不安定だったわけだよ」 次に話を始めたのはウッドエルフのエルロン。長髪美しく、いつの間にかユニフォームではなく いつものレンジャーの服をきている。 イザナギ「まあね。キミにも悪い事したね。もう帰るかい?仕事が残っているんだろう?」 エルロン「シャルロッテが無事に過ごせている事がわかったから悪い事などこれっぽっちもないよ。 ああそうだ。僕の場合も記憶は夢として消えるのかい?」 イザナギ「いや。君は異なる世界の異なるエルフだからね。それはない。 これもキミの輝かしい冒険の一つとして吟遊詩人にでも謳ってもらうといいさ」 エルロン「フ。負け試合を…かい?」 イザナギ「内容は任せるよ。伝説というのは少しくらい歪められて伝わるもの…だろ?」 エルロン「まったくだ。それじゃ、シャルロッテ。今度こそ本当にさよならなんだね。 キミが幸せであってくれれば僕はそれ以上は望まない」
[828]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/19(金) 00:54:39 ID:??? フラウ「……エルロンも…まあ、がんばって」 試合も終わり敵味方がなくなったことでジュニアのそばに寄り添っていたフラウだったが、 元の世界の唯一のかかわりであった彼が消えることに僅かに何か感じ入ったのか、 普段の彼を拒否する言葉ではない、相手を思いやる言葉をかける。 エルロン「大丈夫さ。それじゃな、タケシ。幸せにしてあげてくれ」 最後にようやくジュニアにそう話しかけると、不思議な紋様を自身の体の上下左右に展開し、それが 一瞬輝いたかと思うと…彼の姿は突如として消える。 イザナギ「さて…と。残りは大体同じ世界かな?」 皆を見渡すイザナギ。 春菜姫「あ、私はこのままお父さんの中に戻るからいいわよ」 ティル「それでは私も」 イザナギによばれたというよりジュニアの世界から引きずり出された2人は世界にではなく精神の中へ 帰ろうとする。
[829]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/19(金) 00:55:39 ID:??? イザナギ「そうかい?キミ達も大変だったね。ありがとう」 春菜姫「お爺ちゃま。そんなにかしこまらないで。高天原だって大変だもんね」 そういいながら消える2人。 小「これで残ったのはみんな同じところか。それじゃまとめて返そう。みんなありがとう。 お陰で今年も他の神も含めて皆やる気がでる事だろう」 そういいながら大きく音を鳴らす。 〜〜〜
[830]小田ジュニアの野望野球外伝:2010/11/19(金) 00:56:48 ID:??? ぴぴぴッぴぴぴッぴぴ… 朝。とある一件から寝起きが異常によくなったジュニアだったが珍しく目覚ましの音で目覚める。 小(ふぁぁ。変な夢みたな。……って、あれ?なんだけ…) そんな事をおもいながらいつも着ているパジャマを脱ぎ、几帳面に畳まれていた普段着に着替える。 強「ああ、起きたか。…ふあああ…」 リビングで大きなあくびをする強。寿司用の魚を安く手に入れるためにセリに出入りできる権利を持つ 彼の朝は速く、この時間であればとっくに冴えているはずであるのだが不思議に眠そうにしている。 紫乃「おはようなの」 ドラミ「おっはよ!」 挨拶をした2人が神妙に見ているのは出雲大社のニュース。普段であれば朝の子供向け番組を 見ている2人だったがどういうわけかチャンネルを変える事無くそれを見ている。
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0ch BBS 2007-01-24