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【ザ・ニュー】ファイアーモリブレム24【森崎!!!!】
[883]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:28:12 ID:??? そのとき岬の心に何か大きな違和感が生まれる。 若林と相対し、眩い日差しの中で練習に明け暮れるうちに、岬の心境に大きな変化が起こっていたのである。 心境の変化?→!card と→!cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します ダイヤ・ハート→日本を翼君たちと一緒に世界一にすることだ! スペード→日本サッカーのビジネスを…うう、な、なんだか頭が…… クラブ→…うん。日本サッカーのビジネスを裏で牛耳ることのはずだ。でも… JOKER→父さんの再婚相手を見つけてあげることだ!
[884]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 02:32:21 ID:??? 心境の変化?→ クラブ2
[885]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:54:27 ID:??? 心境の変化?→ クラブ2 >クラブ→…うん。日本サッカーのビジネスを裏で牛耳ることのはずだ。でも… ============== 岬の心は変わっていなかった。急激に変化を続ける日本サッカーの事情を前にしても 彼の心は外面は相変わらず穏やかなまま、内面にはどす黒い野望を抱えていたのである。 岬「(でも…日本のサッカーのレベルが海外に肉薄する現状では 僕の野望はあまりにも意味をなさなくなってしまう…)」 海外のクラブと比べてレベルが低くとも、客の招集やグッズ販売で盛り上がるのが現状の日本ビジネスの特徴だ。 これを利用するには日本は強くなりすぎてはいけないのだ。 日本人は昔から圧勝を好まない傾向がある。判官びいきという言葉が残っているとおり 弱いものが勝つ、柔よく剛を制す、知恵を絞り体力のハンデを覆す。 最後までハラハラとした試合展開は観客たちを興奮させて、また応援に来ようとする心を育ませる。 この絵に描いたような様式美を好む観客を集める『方程式』を完成させるには今の状況は非常にまずい。 岬「(でも、日本のサッカーのレベルが高くなったのは正直嬉しい。 やっぱり僕はサッカーが好きだからね。フィールドに出て、ボールを蹴っている間は胸が躍るようだ。 だけど、夢と野望は別の話。こうなればなにか別の設け話を新たに考える必要が出てくるな。 世界トップレベルの実力になりつつある日本のサッカーに相応しい新たな野望… それを見つけるために、僕はフランスに旅立つ。あずみちゃんなら何かいいアイディアを考えてくれるかも)」 こうして岬は黄金世代の新たな遠征組の一人としてフランスへと旅立ったのだった。 残された南葛の選手たちは、冬の高校選手権も連覇するために新たなチーム作りに励むことになる。
[886]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:55:53 ID:??? 森崎「……そうか。岬がフランスに――」 陽子「シャンゼリゼには森崎君たちが世界Jrユースで戦ったフランス代表の ナポレオン君が所属していてね、彼とのコンビプレーで リーグ・アンで華麗に活躍中よ。森崎君も負けていられないわね!」 森崎「岬がフランスに向かったとして…他の選手たち、中山達はどうしてるか分かりますか?」 陽子「うーん。中山君が新しく南葛高校のキャプテンに任命されているようだけど チームを支えていくのが精一杯で、リーダーシップを発揮して引っ張っていくこともできず 伸び悩む自分の体を改善することもできずに、悩んでいるみたい。 山森君や中里君などJrユースで名を馳せた選手たちは特に、ね」 森崎「(中山……以前の俺のような状態みたいなのかな? お前も成長ができずに周りとどんどん力の差を広げられていく不安感に囚われているのか…?)」 親友の難解な障害に胸をいためつつ、森崎は陽子の日本のレポートを読み終わった。 陽子「今のところはこんなところかしら。他の国のレポートも見る?」
[887]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 02:57:32 ID:??? ☆どこの情報を聞きますか?(あと1回) Aイタリア(翼) Bメキシコ(日向・若島津) Cドイツ(若林) Dブラジル(石崎・新田) Eイングランド(松山・早田) Fオランダ(三杉) Gフランス(岬) Hさらに詳しく日本(中山) Iやっぱり聞かない 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。 =============== 今夜はここまで。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました〜
[888]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 03:00:37 ID:ctNa/Gjg D お疲れ様でしたー
[889]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 03:09:19 ID:ZJffqhMc F 原作に近づくほうがダイヤなのか……?
[890]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 04:18:28 ID:9csXQIbk E
[891]森崎名無しさん:2010/12/30(木) 04:21:58 ID:MSHlqNXA E
[892]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 14:09:23 ID:??? >>888 乙ありがとうございます! >>889 綺麗なダイヤか黒いクラブか…といった基準ですw ============== >Eイングランド(松山・早田) 森崎「松山や早田の様子を知りたいな」 陽子「マンチェスターのことなら……あった。こっちの資料に目を通して頂戴」 森崎は陽子から手渡された資料をパラパラとめくりながら一通りの項目を閲覧する。 その中で、一際目を引く内容があった。それは―― 〜某月某日・イングランド・ロンドン西部の某スタジアム〜 プレミアリーグのユースチームの優勝決定戦。 この栄光を勝ち取るため、二つのチームが大激戦を繰り広げていた。 マンチェスターユナイテッド対チェルシー。 スコアは2対1のとマンチェスターが1点リードしてるものの 一瞬の油断も許されない拮抗した試合展開が続いていたのである。 試合時間は残り10分。キャプテンマークを巻く松山は 額のハチマキに滲んだ汗を拭いながら、チームメイトたちに檄を飛ばす。 松山「みんな!もうひとふん張りだ!俺達のガッツを今こそ発揮するんだ!」 早田「ハァッ…ハァッ…おうよ!『奴』のマークは俺に任せておけ!」
[893]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/12/30(木) 14:10:24 ID:??? 早田はダラダラと垂れる疲労の印を拭うと、これまで幾度の対決を繰り広げてきた その強靭なフィジカルで多くのDFたちを葬ってきた イングランド1のラフプレイヤーと称される『凶爪』リチャードを睨みつける。 カルツ「ソーダ、無茶はするな。あの男の『ジェットシュート』は脅威の一言だ」 早田「へっ…ここまで奴にはまったくいい動きはさせてねぇんだ。このまま押さえ込んでやるぜ! それよりカルツ、お前こそ奴のタックルをあんなに受けて平気なのか?」 カルツ「『さつじん』タックルとはよく言ったものだぜよ…だが、本気のわしにかかればどうということは無い」 カルツと早田は互いに励ましあいながら、残りの時間を精一杯戦おうと奮起する。 ロブソン「リチャードも手強いが、やはり一番の強敵はチェルシーユースのキャプテン 『獅子王』リネカーだ。奴のことだ。きっとまだ出していない隠しだまを持っているはずだ…!」 ロブソンがマークするリネカー。彼はリチャードの凶暴さを前面に押し出すプレイとは対照的の フェアプレイを信念に置く義理堅い男である。だが、そのテクニックは次代のイングランドを背負う男と言われているのだ。 ロリマー「くぅ〜。あの兄弟が居なければもうちょっと楽に戦えるはずなんだけどな〜」 ディーン「英国の黄金コンビとはよく言ったものだな。兄のデイビット、そして弟のロバート… 奴ら二人が上手く機能することで、エースのリチャードとリネカーが楽に動き回れるのだからな…」 ロリマーとディーンは苦虫を噛み潰したような顔をする。 ともにドライブシュートを得意とするこの兄弟のミドルシュート攻勢に、 さすがのシューマッハも疲労の色を隠せないでいたのである。 シューマッハ「ハァ…ハァ…ハァ……(……俺はこんな所で負けるわけには……)」 リッキー「くたばるにはまだ早いぜシューマッハの旦那。…あと10分だ。頼りにしてるぜホントに…」
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0ch BBS 2007-01-24