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【雪村美和の】キャプテンEDIT21【憂鬱】
[201]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/12/22(水) 22:41:12 ID:??? 浪野の7番・8番「「と、止められない!?」」 安宅「くっ! だから止めておけと! ……DF! 相手のツートップから目を離すな!」 浪野の4番「分かってる!」 再びゴール近くまで切り込まれ、緊張の色を濃くする並の守備陣。 大前「む」 比良山「このくらいのディフェンス陣なら、安宅に届かすくらいは出来るが……」 大前「後半を残しているのに、消耗は避けたいな。となれば……撃っちゃえ、雪村!」 雪村「え? いいの!? じゃあ行くぞーっ!」 大前の許しが出て、嬉々としてシュートに行く雪村。 実況「雪村くん、シュート体勢に入った! これはまさか、彼のミドルシュートか!?」 安宅「『あの』雪村のシュートだと? ……舐めたまねを!」 浪野の3番(前半4失点してる相手には、妥当な評価だと思うけどなー) 怒気を滲ませてセービングに向かう安宅。今度こそは止めると、懲りずにキャッチングに行く構えを見せる。
[202]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/12/22(水) 22:42:44 ID:??? 雪村「それェ!」 安宅「止めるっ! ……なにィ!?」 完全にフリーの状態で、存分に狙いを付けて撃った雪村のシュート。 それは僅かながらに安宅のキャッチングできる限度を上回る威力を持っていた。 元々、雪村のシュート力はチーム内でも高い部類にある。基礎的な能力だけで言えば、本職である比良山すら上回っていた。 それが決まらないのは、大前のように必殺シュートを持たず、更にはどういうわけか運が悪い所為である。 実力自体は、決して侮っていい選手ではない。 安宅「あ、あああああっ!?」 指先を掠めていくボールを、絶望の表情で見送る安宅。 雪村「やった! これでゴール――」 が、直後に雪村も絶望を味わう。 ――ガイィィィンっ! 実況「あっと、これは惜しくもポストを直撃! 雪村くん、安宅くんの意表を突きそのセービングまでは超えましたが、ポストに嫌われたァ!」 観客「おいおい、またかよ……」「俺たちはいつになったら雪村のゴールシーンを見れるんだ?」「こらー! しっかりしろー!」 雪村「そ、そんなぁ……せっかく、強いGKからマトモにゴール出来たと思ったのに!」 宇津木「汚いな流石ポストきたない。この流れはどう見てもゴールでしょ?」
[203]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/12/22(水) 22:43:44 ID:??? 安宅「はっ、はっ……た、助かった……」 浪野の4番「いや、助かったじゃないって!」 浪野の6番「しっかりしろよ! 今のもパンチングだったら弾いてた球だったろ!?」 安宅「う、ぐっ……い、いやそれよりもボールだ! ポストに弾かれたボールは!?」 大前「あ、ヤバ――」 ポストに辺り大きく跳ね返ったボール。 それは浪野中のゲームメイクを主に担当していた10番の元へ飛んでいく。 浪野の10番「僥倖だ! こいつを通す!」 実況「浪野中、今度こそ縦へパスを通す! 鳴紋ゴール前上空に高くボールが上がり――」 浪野の11番「よっしゃあ! もらったァ!」 渡会「ところがどっこい!」 実況「――が、渡会くんが素早く飛び出して押さえました!」 まるで先を読んでいたかのように、渡会が飛び出してキャッチング。
[204]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/12/22(水) 22:44:48 ID:??? 浪野の11番「な、なにィ!?」 渡会「そろそろ働いておかないと、ホントにゴール前の置物だからな! それ! 前半中にもう1点、取ってこーい!」 威勢良くボールを蹴り出す渡会。 無論、攻撃陣もこれに応えようと浪野ゴールを窺うのだが―― 安宅「こ、これ以上失点してたまるか! みんな、守れーっ!!」 大前「また全員で守備か……」 比良山「これだけ固められると、必殺シュートでも無ければ危険だな」 大前「前半終了まで後少しだし、無理攻めする必要も無いか。……ここから本格的に流そう」 ――結局、点差は動かないまま前半終了の笛が鳴る。 4−0で鳴紋の圧倒的なリード。もはや、試合は完全に決している。 後半からの戦いは完全な消化試合であろうことは、観客の誰もが予想していた。
[205]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/12/22(水) 22:46:16 ID:DmMhszHU 〜ハーフタイム〜 やす子「おーっす、お疲れ様ー。この試合も意外と楽勝ペースね。 この前、『これからは本格的に強敵相手だー!』ってぶち上げていた私が恥ずかしくなってきたわ」 菱野(……とはいえ、この4得点はハットトリックを上げた大前さんの存在が大きいですね。 存分にご活躍なさり、チームの絶対的エースとして地歩を固めて行くのは喜ばしいこと。 ですが、余りにもチームが大前さんだよりになると言うのも――) 複雑な心境で溜息を吐く菱野。彼女とて想っている相手が大車輪の活躍を見せるのが嬉しくないはずはない。 だが、それとは別問題としてチームの構造が歪になっていくのは、看過できない問題である。 菱野(――あくまで県内の大会であるならそれもいいでしょうが、鳴紋の目標は来年の全国制覇。 日本中から強敵が集まる全国大会を勝ち抜くには、一人のエース頼みでは厳しい。 それに……相手の中には、大前さんさえいなければと積極的に削ってくるような方もいるかもしれません) エースに依存するあまり、他の戦力が伸び悩み全国区では勝てなくなる。 その選手が強過ぎる故に、執拗な接触により怪我を負わされる。 いずれも小豆沢時代に経験済みの事態であった。鳴紋においては、決して他人事は言えないことである。 そんな菱野の危惧を余所に、ハーフタイムのミーティングは進む。 やす子「さて、今のところ大きな問題はなく試合は推移しているけど、後半からはどうしよっかな? ほとんど勝ちは決まったみたいなものだし、無理せずに流すのも手ね」 大前(後半戦からの戦い方、か。どうしようか?) 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.ここはダイジェストで流そう B.普通に試合する
[206]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:46:55 ID:Cj2iqGwY A
[207]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:54:09 ID:ksMurABw A
[208]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:54:12 ID:??? 帰ってきたエディットさんにさっそく質問 ダイジェストにすると一人あたり何枚カード引ける? 交代とかは? ハーフタイムの会話はある?
[209]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:56:27 ID:5csmoAkU B
[210]森崎名無しさん:2010/12/22(水) 22:57:25 ID:OZBVCeno B
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0ch BBS 2007-01-24