※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[455]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/21(金) 09:28:36 ID:??? バンビーノ「…と言うのがパルマの先取点の全容だ。」 三杉「なるほど…。」 三杉に説明をし終え、バンビーノは溜め息混じりにヤレヤレと笑った。 どうやらバンビーノ自身もシニョーリのプレイにお手上げだったようである。 三杉「岸田と赤井もなかなかどうしてタフなDFの筈だが…歯牙にもかけなかったか。 伊達に点取屋と言われている訳ではなさそうだね。(少なくとも来生よりは危険そうだ。) しかし…アクセルスピン…シュート…ねぇ。」 バンビーノ「ああ、それについては実際に見なければピンと来ないだろう、オレも無理だと思う。 とにかくボールの伸びは印象的だったが、それよりもシニョーリ自身のバランス感覚に驚いた。 あんな体勢でまともにシュートを撃てる時点でオレの常識からは外れている。」 どうにも釈然と出来ない三杉だが、それでもこれはバンビーノの説明なのだ。 信じられないデタラメであったり、過剰な表現だったりは考えられなかった。 出来ればこの目で見たいという欲求に駆られ、三杉は再びフィールドへと注目するのだった。 実況「さあパルマの先制点から15分が経過、前半もそろそろ折り返しに差し掛かっています。 サンプドリアは失点のショックのすせいか、未だかなり引き気味になっています。」
[456]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/21(金) 09:58:52 ID:??? バンビーノ「サンプドリアは5-4-1になったか…。 昔ながらのイタリアらしい戦術だ。 引きこもり気味だがよくボールキープしているものだ。」 三杉「それに対して、パルマは変わらず3-5-2…中央に人数を集めた近代的なフォーメーションか。 最終ラインの3人、それからGKのシューマッハは大分信頼されているようだね。 トリノ…フランス国際に出ていた彼も、あの時に比べて格段に存在感がある。」 バンビーノ「世代的に叩かれ続けてきた…しかもその当事者の一人だからな。 叩かれた分だけ強靭になるのは何ら不思議な事じゃない。」 三杉「うん…そしてそれはコンティとタルデリにも言える事と言うわけだね。」 まだ正確には見積もれないが、レッチェのマンチーニくらいには警戒の必要がありそうだった。 全く感じる所の無かったフランス国際の頃を考えれば大した成長である。 必死で守り、ボールキープするサンプドリアとは対照的にパルマの選手は皆 余裕を持ってプレイしていた。 それでもサンプドリアは、手薄になりがちなパルマのサイドスペースへ時々カウンターを仕掛けた。 当然、それはなかなか成功しないが…。 先着で ★前半の行方→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、ダイスやカードで分岐します。 ダイヤ≫サンプドリアの縦カウンターがサイドの裏に通った。 ハート≫シニョーリがもう一点取って終了。 スペード≫タルデリとコンティが目に見えて存在感出した。 クラブ≫パルマは流しているのか、1-0のまま前半終了。 JOKER≫?
[457]森崎名無しさん:2011/01/21(金) 10:43:38 ID:??? ★前半の行方→ ハート6
[458]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/22(土) 12:11:24 ID:??? >前半の行方→ >ハート≫シニョーリがもう一点取って終了。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ダリオ「甘いぜ!!」 サンプMF「くっ、ダメか!?」 パシィッ!! パルマ右サイドの裏を狙って出されたパスは、SHのダリオ・ガリバルディによって阻止された。 いつの間にやら前半も残り少なくなっており、焦れた結果による迂闊なパスだった。 ダリオ「残り時間5分を切った・・・よし!」 ポーーーンッ! タイミングを狙い済ましていたかのように、ダリオは大きくサイドチェンジを放った。 左SHであるシルが若干高めに位置にしていた為、ボールは誰も居ないスペースへと飛んでいく。 「これはパスミスか?」 観客達の大部分はそう判断したが・・・ CBの一人であるトリノが中央を放棄してそこに走りこんでいた。 トリノ「うおおおおおっ!!! いくぜ、TC2だ!」
[459]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/22(土) 12:16:37 ID:??? スパァァァァァァン!! ノートラップで大きくフィード、ボールが再び逆サイド寄りで前線に跳んでいく。 コンティ「TC2…げにまっことおぼこいネーミングぜよ…。」 失点から30分以上、ここまで緩やかな展開が続いていたサンプドリア。 攻撃が上手くいかない事への焦り、シニョーリから目を離せない緊張、時間は刻々と過ぎて言った。 前半も残り少なくなり、その緊張が間もなく中断される、その集中が途切れそうなタイミング… まさに今、ここに来ての急激なペースアップに当然ながら彼らの混乱は最高潮となった。 サンプMF「くっ、カットだカット!!」 サンプDF「シニョーリのマークを外すな!」 混沌と行き交うコーチング、乱れる陣形、当然ながらトリノのフィードはカットされない。 そしてパルマ側でこのボールが向かうスペースを追っていたのはコンティだった。 まるで着地点が判っていたかのように、右サイドの深い位置でこれをトラップ。 サンプLSB「うおぉぉ! 行かせねえ!」 コンティ「行く必要はないぜよ!」
[460]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/22(土) 12:18:02 ID:??? シュッ…! コンティ「たまるか、ごっついええ調子きとう!!」 敵のLSBが迫ってきているにも関わらず、コンティはアーリークロスを放つ。 LSBはこのコース上に立ち塞がろうしたが、彼の頭上を越えてボールはゴール前に上がって行った。 パルマが前半最後に出してきた速攻は、まったくペースダウンする事なくここまで来ていた。 岸田「シニョーリだ! シニョーリを取り囲んで何もさせるな!」」 赤井「はいっ!!」 シニョーリ「全く、数で抑えつけようっての? …ちっちぇえな!」 岸田「言ってろ!! 俺のフカヒレクリアで叩き潰してやる!!」 シニョーリに対して3人がかりの徹底マークにつくサンプ守備陣。 フィニッシュだけは絶対阻止しようと必死である。 しかし… コンティ「甘いじゃき、ワシのパスぁブーメランじゃけえのぉ!!」
[461]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/22(土) 12:20:53 ID:??? グググっ…… 赤井「えっ…ま、曲がった!? し、しかもこんなに激しく…!」 岸田「フィニッシャーはシニョーリじゃない!? まさかタル…あっ!?」 シニョーリ「へへんっ!」 岸田らがフィニッシャーを探してブロックに移行しようと目を離した一瞬の隙。 アッと叫んだ頃にはシニョーリが彼らを振り切って、パスコース上に行っていた。 そして間髪いれずゴールに背を向けたまま跳躍し、そのまま後方に縦回転した。 右足でシュート…と思われたがその足はボールが来るよりも早く振り終えて空振り… だがシニョーリはその足を振り戻しながら、交差するように左の足を振り切った。 シニョーリ「バイシクルシュートだぁぁ!!」 シュパァァァァァァン!!! ザシュッ! まるで全て裏をかかれたようなサンプドリア、このシュートに反応出来る者はいなかった。 残酷に風を切る音、そしてボールがネットに突き刺さる音だけが赤井達の鼓膜を震わせた。 ピィィィィィィィィ!! パルマ 2ー0 サンプ
[462]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/22(土) 12:23:00 ID:??? 実況「決まったあぁぁぁぁ! サンプドリア、絶望的な追加点を許してしまった!! っと…そして今、前半終了のホイッスルも鳴らされました。 しかしそれにしてもパルマ、アッと言う間にゴール前まで攻め込んできました。 そしてフィニッシュを決めたのはやはりシニョーリくん、バイシクルシュートで決めました。」 ザワザワ…ザワ… 長らく展開が停滞していた中での一瞬で起こった速攻、そしてゴール…。 その切れ味は三杉達の背中を冷やすのに十分すぎる鋭さを持っていた。 三杉「今のは…。」 中山「凄いな…正直ゾッとしたぜ。」 三杉「ああ…トリノ、コンティ、シニョーリと、たったこれだけの繋がりで点を取るとはね。 そしてバンビーノの言っていた通り、シニョーリの身体能力、バランス感覚は尋常じゃない。」」 バンビーノ「……」 先着で ★バンビーノさんは言いました→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ≫速攻は確かに凄かったが…うーん…。(絵札以上で言及) ハート≫どうにも違和感を感じる。 スペード、クラブ≫シニョーリ…ヤツは危険すぎるな。 JOKER≫なるほど…あの監督、恐ろしいほどのやり手だな。
[463]森崎名無しさん:2011/01/22(土) 12:23:41 ID:??? ★バンビーノさんは言いました→ ダイヤJ
[464]森崎名無しさん:2011/01/22(土) 12:24:19 ID:??? キャーバンビーノサーン
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24