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【不思議な事が】ライ滝第十三話【起こった!】
[280]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/06(日) 14:22:39 ID:??? ハエ怪人「やれ! 人間の文明を破壊しつくし、ゴルゴム帝国の礎を築くのだ!」 アーナロイド『ウィーン』 ???「おっと、そうは問屋が卸さないぜ」 ハエ怪人の指揮の元、ビルを破壊しようと銃を構えるアーナロイド軍団。 だがそれを何者かの声が遮る。 ハエ怪人「なにィ、何者だ!?」 ヒビキ「何者かって? 通りすがりの鬼と少年のコンビさ」 良太郎「悪いけど、これ以上君達の好きにはさせないよ」 声のした場所にいたのは、ヒビキと良太郎の二人であった。 ハエ怪人「ふん、何かと思えば弱々しいただの人間か。人間なら人間らしく大人しくなにもせず震えていれば良かったものを」 良太郎「確かに僕は弱いしそれに運も悪けど、だからってなにもしないで君達を見過ごす理由にはならない」 ヒビキ「お、良い事言うねぇ少年。そうだよねぇ、男ならこういう時はやるっきゃないっしょ。俺、こういう時の為に鍛えてますから!」 ハエ怪人「馬鹿め。鍛えた所でお前達など俺達の敵ではないわ! その無謀が命取りだ!」 二人の言葉を一笑に付すハエ怪人。 ヒビキ「じゃあ命取りかどうか試してみるかい? ……やろうぜ、少年」 良太郎「はい。モモタロス、行くよ!」
[281]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/06(日) 14:23:41 ID:??? ヒビキは腰に下げていた音叉を手に取り、良太郎は手にしたベルトを腰に巻きつけた。 ヒビキ「ハァァァ……スアァァァァァッ!!」 【輝】 http://www.nicovideo.jp/watch/sm8471554 ヒビキは音叉を腕で叩くと額にかざす。 するとヒビキの体が炎に包まれ、右腕で炎を振り払ったヒビキは鬼の姿へと変身していた。 良太郎「変身!」 【Double-Action】 http://www.youtube.com/watch?v=xyScz8DCPpU 良太郎はバックルの赤いボタンを押し、懐から取り出したパスをバックルにかざした。 同時にベルトから「sword・form」という電子音が流れ、良太郎の体にモモタロスが憑依。 その後プラットフォームと呼ばれる姿に変身した良太郎の上半身にアーマーが装着され、最後に頭部に桃を象ったレリーフが現れる。 電王ソードフォーム「俺、参上!!」 そして電王ソードフォームは変身を完了すると共にお約束の決めポーズを決めた。 ハエ怪人「変身しただと!? という事はお前達は仮面ライダーBLACKの仲間か!」 電王ソードフォーム「あたぼうよ! 覚悟しなハエ野郎。ダチを痛めつけられて俺の怒りは今最高にクライマックスなんだよ!」 響鬼「そんじゃ、鬼同士仲良く化け物退治と行きますか!」 電王ソードフォーム「任せなオッサン! 行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇぇぇっ!!」
[282]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/06(日) 14:24:51 ID:??? 一旦ここまで ただでさえ遅筆で全然進まないのにリアル事情で何日も更新を休んでしまって本当にすいませんでした 今から外出しないといけないので続きは今日の夜更新できるように頑張りますね それでは
[283]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/07(月) 00:05:24 ID:??? 各所で交戦が始まる中、ここにも一人戦いに向けてバイクを走らせる者がいた。 本来士と共に敵の迎撃に当たる予定だったユウスケである。 ユウスケ「たとえ士がいなくて一人だろうと、士の分まで俺は戦うぜ!」 強がっているのかそうでないのかやや微妙な台詞を吐きながらバイクを走らせるユウスケ。 と、後ろから赤いバイクに乗った男が現れユウスケの横に並んできた。 ユウスケ「ん? おい! この先は危ないから早く引き返せって!」 当然見過ごす事は出来ず、並走してくる男へ警告するユウスケ。 ???「怪物がいるんですよね? 僕は大丈夫ですからあなたの方こそ早く引き返してください」 だが並走する男の方は全く意に介する様子もなく、逆にユウスケに引き返すよう告げてきた。 ???「そうだ! 危ないから早く家に帰れ!」 更にそれに続いてバイクの男とは別に何者かの声がユウスケに向けられる。 ユウスケ「へっ? 今どっから声が……?」 呆気に取られたユウスケは周囲を見回す。 と、赤いバイクの男の横を掌サイズの黄色いコウモリのような生き物が飛んでいる事に気付いた。 ユウスケ「あ……あああああっ!? キバットバットV世!」 キバット「んなっ!? お前なんで俺の事知ってんだ!?」
[284]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/07(月) 00:06:26 ID:??? 男の周りを飛んでいた生き物【キバットバットV世】に気付いたユウスケは素っ頓狂な声を上げ、 自分の事を知っていたユウスケにキバットもまた驚きの声を出す。 ???「あの、あなたキバットの知り合いですか?」 ユウスケ「ええっと、知り合いの様なそうじゃないような……」 実はユウスケ(と士)はこの世界とは別の世界でキバットと遭遇した事があるのだ。 とはいえこの世界のキバットと合うのは初めてであり、どう説明したものか言い淀んでしまう。 ユウスケ「……ま、まあそれはこの際置いておくとして。キバットと一緒にいるってことは君、ひょっとしてキバ?」 ???「えっ!? キバの事まで知ってるんですか……?」 ユウスケ「色々あってね。君がキバならもう止めないよ。ていうか一緒に戦おうぜ。 俺は小野寺ユウスケ。こう見えても君と一緒で怪人と戦う力を持ってるんだ」 自分の考えが当たりだと確信したユウスケは笑みを浮かべながら共闘しようと男に向けてサムズアップをしてみせる。 男はしばらくきょとんとした様子でユウスケの事を見ていたが、やがて彼の方も小さく笑みを浮かべた。 渡「……わかりました。一緒に戦いましょう。僕は渡、紅渡です」 ユウスケ「ああ。よろしくな渡!」 渡「こちらこそよろしくお願いします、ユウスケさん……キバット!」 キバット「うっしゃー! キバって行くぜぇ! ガブッ!!」
[285]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/07(月) 00:08:12 ID:??? 渡はバイクのハンドルから左手を離して正面に突き出す。 その左手にキバットが噛みつくと、渡の顔にステンドグラスの様な模様が現れ腰にベルトが出現した。 渡「変身」 【Destiny's Play】 http://www.youtube.com/watch?v=_jFf_X4A3h0&feature=related 渡の言葉と共にキバットがベルトに止まり、渡は仮面ライダーキバへと変身を完了した。 続いてユウスケも両手をハンドルから離し、腰の横に添える。 するとユウスケの腰にベルトが現れ、ユウスケは次に腕を動かして変身ポーズを取った。 ユウスケ「変身!」 【Ride The Wind】 http://www.youtube.com/watch?v=WEgWU9x7d-A 最後に両腕を左腰に添えると、ユウスケの体は徐々に変化していき、仮面ライダークウガの姿となる。 クウガ「よーし、それじゃあ行こうぜ!」 キバ「はい」 クウガの言葉にキバは小さく頷き、二人は並走したままゴルゴムの待つ戦場へとバイクを走らせるのだった。 今日はこれだけ。一回ageますがご容赦を なんとか来週のゴーカイ放送までには選択肢のある部分までいけるよう頑張ります ではでは
[286]森崎名無しさん:2011/02/07(月) 02:18:29 ID:??? 乙でしたー 次回の更新も楽しみにしてるであります!
[287]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/08(火) 00:17:27 ID:??? >>286 乙ありがとうございます! ハサミムシ怪人「ギチギチギチ。人間どもの下らない文明など俺が破壊しつくしてやろう」 また別の一角ではゴルゴムのハサミムシ怪人が下卑た笑い声を上げていた。 そしてハサミムシ怪人は両腕のハサミを交差させて破壊光線を放とうとするが…… ???「待てぇい!」 それを阻むように一台のバイクがハサミムシ怪人目掛けて体当たりを仕掛けてきた。 ハサミムシ怪人「ぬあっ!? 何者だ!」 咄嗟に体当たりを回避し、激昂した様子で叫ぶハサミムシ怪人。 体当たりを仕掛けた人物はバイクから降りるとヘルメットを脱ぎ高らかに名乗りを上げる。 加賀美「加賀美新! お前達の野望を打ち砕く男だ!」 ハサミムシ怪人「なにィ、小癪な小僧め。出て来い!」 アーナロイド『ウィーン』 加賀美の言葉に苛立ったハサミムシ怪人の指示を受け、大量のアーナロイド達がハサミムシ怪人の背後に出現した。 加賀美「む!」 ハサミムシ怪人「この世界は我々ゴルゴムの物だ。生意気な口を利いた報いを受けるがいい!」
[288]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/08(火) 00:19:08 ID:??? ゴルゴムに歯向かう者に対する見せしめにとハサミムシ怪人は多勢に無勢で加賀美を蹂躙しようとする。 そしてアーナロイド達に一斉攻撃を指示しようとした所で、何処からともなく下駄の音が辺りに響き渡った。 ハサミムシ怪人「ええい、今度はなんだ!?」 天道「……お婆ちゃんが言っていた。俺は天の道を往き、総てを司る男。そして世界は俺を中心にして回っている、ってな。 世界がお前達の物になる? 俺の世界にお前達の居場所はない」 下駄の音を高らかに鳴らしながら右手で天を指差し、無数の敵を前にしても普段通りの唯我独尊な姿でその男、 天道総司はゆっくりとした足取りで加賀美のいる場所へと歩み寄って行く。 加賀美「来たか、天道!」 天道「ふっ、相変わらず暑苦しい奴だ。行くぞ、加賀美」 加賀美「おう!」 並び立った天道と加賀美は共に腕を天に掲げる。 するとカブトムシとクワガタムシを模したメカ、カブトゼクターとガタックゼクターが姿を現し、二人の腕に収まった。 天道「変身」 加賀美「変身!」 二人はそれぞれのゼクターをバックルに装着する。同時に「henshin」という電子音が流れ、二人の体を強固なアーマーが包み込んだ。 このマスクドフォームと呼ばれる形態へと変身した二人は続いてバックルのゼクターの角を手に取った。
[289]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/08(火) 00:20:21 ID:??? 天道「キャストオフ」 【Full Force】 http://www.youtube.com/watch?v=FrI1Rygx2aU&feature=related 加賀美「キャストオフ!」 【Lord Of The Speed 】 http://www.youtube.com/watch?v=qx8_5MhCGeE&feature=related そして二人がゼクターの角部分を180°回転させると「Cast Off」という電子音が流れアーマーの一部が吹き飛ぶ。 最後にそれぞれ「Change・Beetle」「Change・Stag Beetle」の電子音と共にマスク頭部の角が立ち上がり、 二人は仮面ライダーカブト、仮面ライダーガタックライダーフォームへの変身を完了した。 ハサミムシ怪人「その姿、お前達がシャドームーン様の言っていた仮面ライダーBLACKの仲間か! いくら強化服を身に纏った所で人間など怪人の敵ではない事を教えてやる!」 カブト「御託を並べている暇があるのならさっさとかかって来い」 ガタック「返り討ちにしてやるけどな!」 ハサミムシ怪人「なにを! やれぇ!」 アーナロイド『ウィーン』 ハサミムシ怪人の言葉と共に一斉にカブトとガタックに向かって突撃するアーナロイド達。 二人もまた武器を手にして迎え撃つ体制を取り、この場も戦いの幕が切って落とされるのだった。
[290]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2011/02/08(火) 00:21:27 ID:??? 今日もこれだけ ようやっと終わりが見えてきましたよ ではでは〜 余談:所でゴーカイジャーのレギュラー声優陣(下記参照)を見てくれ。こいつをどう思う? 関智一 田村ゆかり 野島裕史 石井康嗣 井上喜久子十七歳
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0ch BBS 2007-01-24