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銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜
[298]銀河シュナイダー伝説:2011/01/11(火) 19:20:39 ID:FZXy97+Y ピッピッピィーーーーー!!!!! 実況「試合終了!!!終わってしまえば4−1!!!シュナイダー君がこの試合もハットトリックを 決め、準決勝進出決定!!ハーゲン君の一太刀により1点を返すことは出来ましたが、 中心人物のシグルド君の穴を埋めるほどの効果は流石に厳しいかった!」 重力が少なく、空調も運動に最適化されたドーム内。それだけに本来疲れは溜まりにくいのだが、 平面ではなく立体的に行動をする必要のあるフライング・サッカー内の人物は汗まみれであった。 カルツ「ようやっと勝ったか」 シグルド抜きで2−0とほぼ勝利の確定した前半途中で怪我が悪化しないように抜けたカルツと ミレウス。それにより中盤が薄くなったのは否めないがそれでもシグルドの抜けた10人の ニーベルンに負けるはずも無い。薄くなった中盤を突破されハゲネに1点入れられたという事実は 完全勝利にごく僅かの傷をつけられたのだが、それ以上の破壊力で彼らのプライドを粉砕し、 とりあえずの自己満足を得る。 マックス(FW)「折角途中登場したのに活躍描写なし!」 ハルドビッヒ(DF)「上に同じ!!」 〜〜〜
[299]銀河シュナイダー伝説:2011/01/11(火) 19:21:44 ID:FZXy97+Y シュナイダー「……勝つには勝ったが」 強者を倒してこそ意味がある…とまでの戦闘狂ではないのだが僅かなしこりが残るシュナイダー。 その渇きにも似た感情を満たすため、次の対戦相手になるであろうチームを見学に行く。 シェスター「連れないねぇ。1人で行動なんて寂しい事いわずに僕も連れて行ってくれよ」 既に着替え終わった友人がぽんと肩を叩き、シュナイダーの行動を僅かに制限する。 メッツァ「カルツは病院に連れて行った。明日の試合までには完治できるそうだ」 そしてもう1人。いつもの面子が…1人を除いて集まる。 この時代の医学の進歩は凄まじく、多少の怪我、捻挫、筋違い程度は即日完治できるレベルになっていた。 それでも人間という種族は呪われているのか様々な新しい病気が発見されたり、最も原始的な病気である 風邪だけはどうしても根絶させる事は出来なかったりと穴はいくつでもあるのだが。 シュナイダー「そうか。」 そういうことなら自分も付き添いをすればよかったかも…とも僅かに思いながらも、カルツの性格では 自分が見舞いに行くより次の試合の勝利のための偵察の方が喜ぶのではないかと思いなおす。
[300]銀河シュナイダー伝説:2011/01/11(火) 19:25:43 ID:FZXy97+Y 〜〜〜 そして数時間の間、次の対戦相手の試合の行く末を見守るシュナイダー。 どちらが勝利する?→!dice !diceのスペースを抜いてコピペってください。 4.5.6 カペロマン率いる『ブラストバイパー』 1.2.3 天才ヨハン率いる『ドライフロッシュ』 となります。
[301]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 19:28:22 ID:??? どちらが勝利する?→ 3
[302]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 20:54:55 ID:??? ちょ、カペロマンに借りを返す機会失っちまった。
[303]森崎名無しさん:2011/01/11(火) 21:53:48 ID:??? もう優勝か個人タイトルを獲って目に物を見せるしかないな
[304]銀河シュナイダー伝説:2011/01/11(火) 22:27:51 ID:FZXy97+Y >>302>>303 結構戦える可能性高かったんですけどねぇ。1/3と1/2の確率なので単純に2/3の確率で 対戦できたのですが。 どちらが勝利する?→3 1.2.3 天才ヨハン率いる『ドライフロッシュ』 シュナイダーたちと同様、ベスト8まで勝ち上がっていたカペロマン率いるブラストバイパー。 カペロマンのサイドアタックと、マンフレート・マーガスによるブラストヘッド。その破壊力は 8チーム内でも屈指のものであり、その勢いで準々決勝を勝ちあがろうと獰猛な牙を蛙の名を冠する チームに突きたてようとする。 実況「決まったーーー!カペロマン君のサイドワインダーがほぼ角度0の位置から炸裂ーーー!! が、ブラストバイパーの反撃もここまで!!3−1でチーム「ドライフロッシュ」が勝利! 噂されていた同部屋対決、『ハンブルク』対『ブラストバイパー』の争いは夢と消えました〜〜!!」 そう、この戦いのもう一つの見所はもし、ブラストバイパーが勝ち上がることができてば、 1000人ほど在籍するため数多く存在する学生寮…その学生寮同士の戦いが決勝トーナメントで 行われるという前代未聞、夢の試合が行われるという事だった。
[305]銀河シュナイダー伝説:2011/01/11(火) 22:29:00 ID:FZXy97+Y カペロマン「くっそーーーー!!」 蛍光色に染まる天を仰ぐカペロマン。ここまで絶好調といってもよかっただけにその悔しさは 尋常ではない。 マーガス「カペロマン…今回は敵が悪かった」 そう答えるのは友人で同部屋のマーガス。その大柄な体格から放たれるブラストヘッドも 使うことが無ければ大木と同じ。炸裂させる事無く完封されたのだ。 リーベルト(やっぱりつまらないな…次の戦いこそ面白いといいんだけど) 一方、勝者となったヨハン・リーベルトは大して面白くも無かった笑劇を眺めるかのような 冷めた表情で勝利という名の栄光を味わうのだった。 〜〜〜
[306]銀河シュナイダー伝説:2011/01/11(火) 22:30:34 ID:FZXy97+Y シュナイダー(カペロマン…俺と戦う前に負けたのか……) 一抹のしこり。それはもう一年以上前の話。そのときの借りはまだ返せてはおらず、シュナイダーは 恐らく最愛の妹以外の誰にもわからない、ごく僅かな表情の変化を見せる。 その表情の正体が愚弄か慙愧か慚悔か…それを知るものはここにはいない。 シェスター「カペロマンたちは負けたねぇ。」 その表情を知らないシェスターは結果をごく当たり前に結果を反芻する。 メッツァ「飛びぬけたシューターはいない。が、それでもうちのキーパーから得点を取るのは 苦労されないだろう。」 守護神不在…というよりも、キーパーにかかる能力は運営能力と指揮能力。一つは士官学生に人気の無い 授業、もう一つは来年から履修可能になる授業…つまり、現時点におけるGKはほぼその素質のみに依存 されるため能力の高いGKは本当に一握り…特に恐らく決勝で対戦するであろうミュラークラスの 能力者は何年かに1人レベルの逸材である。
[307]銀河シュナイダー伝説:2011/01/11(火) 22:31:47 ID:FZXy97+Y シェスター「ゲームメイカーは間違いなくヨハン・リーベルト。だけど、もしかしたら我々にとって 一番厄介なのはあのDFのルンゲかも知れないな」 そういいながらやはりヨハン・リーベントと同じようにつまらなそうにしている神経質そうな男を 顎で指す。 ハインリッヒ・ルンゲ…細身というよりも痩せすぎな体格に、まだ若いというのに広い額が目立つ 黒髪の青年。今回の戦いにおいて殊勲賞は間違いなく彼であり、その執拗なマークで マンフレート・マーガスを無失点に押さえることに成功していた。 シュナイダー「当然次の試合は俺にマークがつくだろう」 ストライカーが1人である事の最大の弱点である。 メッツァ「それを防ぐ手立ては…あるのか?」 その答えにシュナイダーが答えるよりはやく、 シェスター「策は2つだね。一つは簡単、シュナイダー自身がボールを持って切り込む。 どんなにマークセンスがあっても競り合いに持っていくにはボールを受け取るという 動作の隙が無ければ成立しない。タックルも巧そうだけど競り合いほどじゃないだろう。」
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0ch BBS 2007-01-24