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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
[775]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:25:56 ID:??? ガトー「わしは遥か昔愚かな人間たちに愛想を尽かし、この世との関わりを絶った。 だが、お前たちを見ているうちに人間もまだ捨てたものではないと思うようになってのう。 …微力ながらここからはわしも手を貸そう。さあ、まいるがよい! 神によって選ばれしアリティアの光の王子よ。 地の底から蘇った暗黒地竜メディウスを、再び闇の中へと封ずるのだ!」 どうやらガトーが直々にマルス達の仲間になってくれるらしい。 俗世との関わりを絶ち、生ける伝説となったアカネイア大陸の魔道の創立者。 彼の魔道の力は、きっとドルーアの兵士たちの妨害を乗り越える助けとなってくれるだろう。 マルス「…よし!これより我らアカネイア軍は四方向から同時にドルーア城を攻略していく! 森崎、今回の指揮は僕に任せてもらっても構わないかい?」 森崎「ああ、構わないぜ。タリスでの情けない戦い方からどれだけ変わったのか、お手並み拝見と行こうじゃないか」 マルス「ありがとう。それじゃあまずは移動しようか。警備の兵たちになるべく気取られないように玉座を目指そう」 シュタタタタタタ…… 城の中を素早く駆けていくマルス達。そんな中、シーダは強い決意を秘めた瞳をマルスに向け口を開く。 シーダ「マルス様。私、マルス様とここまで戦えて本当に嬉しいと思っているの…」 マルス「シーダ……僕の方こそ、どれだけの力を君から受け取ってきたか…」 最終決戦の場だからこそ、熱く燃え上がっている二人を、後方から生暖かい視線で森崎とガトーは見守っていた。 森崎「あーあー。こっちまで火移りしそうだぜ。 でもまあ確かにシーダ姫がいればこそだよな。マルスの強さってのは」
[776]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:27:12 ID:??? ガトー「誰かを思い、守ろうとする力…か。確かに強い人の感情は時に大きな力を呼び起こすものじゃ。 今でこそ魔力を触媒に精霊を呼び出す形をとっている魔法も、はるか昔は 感情を様々な現象へと変換し、力を行使するという形をとっていたのじゃ」 森崎「ふーん。魔法のことはよくわからんけど… 相手に勝ちたい、負けたくないって強く思うだけでも確かに力が湧いてくるような気もするな」 ガトー「それじゃよ。単純じゃが、その感情のエネルギーこそ魔法本来の形なのじゃ。 誰かを信じ、己の心を託すこと。その穏やかな流れが人に益を与える良き魔法を生み出すのじゃ。 最も…時が進むにつれ、利便性を求めるあまり、人は感情の流れを操ることを忘れてしまったのじゃがな… そういえば…お主にはマルスに対するシーダ姫のような… 命を賭してでも守ってゆきたい存在などはあるのかのう?」 森崎「んな!?こ、こんなときにい、いきなり何を言い出すんだよガトー司祭!」 ガトー「先ほど自分でも言ったじゃろう。今のマルスの力の大半はシーダ姫を守ろうとする強い意志。 そういった強い意思や感情は強い力を生み出す魔法を引き起こすのじゃよ。 相性のよい者同士が連なることで普段以上の力を発揮する… 今でこそ当たり前のような現象じゃが、元を正せば古代の魔法による力なのじゃ。 お主はもっと強くなりたいのじゃろう?ほれほれ、誰か気になっておる人はおらんのか?」 森崎「(うぐぐ……大賢者だかなんだか知らんが図々しい質問をしてきやがって……)」 ずかずかと秘めたる心の領域に乗り込んでくるガトーの態度に対して森崎は…
[777]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 03:28:57 ID:??? ☆どうしますか? Aそんなことより周辺に敵が待ち構えていないか偵察だ Bそんなことより武器・道具を使ったり渡したりしよう Cそんなことより有利に戦えるような地形を探しに行こう Dそんなことよりマルスとシーダに茶々を入れてやろう Eせっかくだしガトー司祭と少し話をしてみよう 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[778]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 03:32:32 ID:8d2cPKU6 E
[779]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 03:32:49 ID:PCDQTQBo E ここでヒロインレース再開…だと…?w
[780]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 19:10:47 ID:??? リンダ、ミネルバ、カチュア、パオラ(背中柔らかかったから)、シーダ(ペガサスの肉)辺り?
[781]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:16:21 ID:??? マリアにも向こうからの憧れ描写あったぞw
[782]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:20:58 ID:??? 俺はまだミディアさんをNTRすることを諦めてないぜw
[783]森崎名無しさん:2011/02/23(水) 22:33:35 ID:??? ミネルバ派だけど今回は手羽つき馬刺一択だな
[784]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 23:28:21 ID:??? >Eせっかくだしガトー司祭と少し話をしてみよう ガトー「アカネイア同盟軍の多くの仲間達はお主のことを信頼しておる。 だが、肝心のお主自身の感情についてはどうじゃ? この者にならば自分の背中を託せる。自分の命を預けられる。 そんな信頼の情をおいている仲間は少なからず居るじゃろう」 最終戦前にも関わらず、人の恋路をわざわざ聞きにくるこの司祭に対して 始めのうちは怪訝の眼差しを向けていた森崎ではあったが、 感情のコントロールによる魔法の使役という話題には食いついた。 森崎「(少しでも俺の力の足しになるというなら、少しだけ話をしてみる価値はあるだろうか?) ……で、ガトー司祭はどうしてそこまでして俺の好きな人を知りたいんだ?」 ガトー「お主の新たな力…『星』のオーブの力とは、親しき者の成長の力を支え 進化を促すという効力ももっておる。お主が自分の感情を自覚することができれば その者の秘めたる力を解き放たせることもできるやもしれん」 森崎「ん?それってつまり、俺の力で誰かの成長率を高めたりすることが出来るってことか?」 ガトー「そのような効果を発揮することも出来るかもしれんな。 なんにせよ、魔道の学がないお前さんでは魔力の行使はまず出来ぬ。 古代の魔法…感情のコントロールによる星の加護の力を使いこなしてみたいとは思わんかね?」 森崎「うーん…よーするに、俺のお気に入りの仲間に対して俺の力で成長率を高めることが出来るようになる… んで、その力を確実に発揮するために、俺の…その…好きな仲間を明確にしておいたほうがいい……ってことか?」 ガトー「そういうことじゃな。本当に自分が大切に思っていると感じた仲間だけに使うことの出来るお主だけが仕える魔法じゃ」
[785]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/23(水) 23:30:05 ID:??? 森崎「俺だけが使える…魔法、か」 ガトー「他人のために力を行使し益を生み出す。これこそが我々魔道使いの存在意義なのじゃよ。 大切な仲間のためだからこそ、大きな力を起こすことが出来るということを覚えておくと良い。 ……自分の欲望のためだけに力を行使するものの末路は……お主も良く分かっているじゃろう」 森崎「…ガーネフのことか」 ガトー「うむ…あやつとて、元はといえば魔道の研究に没頭する真面目な司祭のはずじゃった。 しかし、欲望という大きな闇に飲まれ、道を踏み外し闇の中へとその身を落としていってしまった… 森崎よ。お主はあやつのようにはならぬようにな。己の夢を追うことは確かに素晴らしいことじゃ。 じゃがそのために誰かを犠牲にし、周りを哀しみの渦に巻き込むことだけはしてはならぬぞ」 森崎「あ、ああ…わ、分かったよ……」 これまでの自分の生きざまを正面から否定されてしまったように感じ、森崎は少しバツが悪くなる。 今でこそ仲間を大事に考えられるようになったとはいえ、やはり自分のやってきたことには 間違いなど無いと考えていた森崎にとっては、自分のこれまでのやり方がガーネフのようだと言わんばかりの ガトーのいい口はかなり耳に痛いものだったのだ。 ガトー「…さて。それでは前置きはこのあたりにしておいて、本題に移ろうかの」 森崎「……ゴクリ」 ガトー「今のお前さんの中で、最も信頼を置ける仲間とは……誰じゃ?」
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0ch BBS 2007-01-24