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キャプテンブライト6
[668]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:36:25 ID:491J2JqI ……。 メカ沢「…痛いんだが」 原 素子「なっ…ッ!」 原さんの包丁のほうが、折れていた。 彼女のそれは、高性能ではあるが市販のものだから、なのだろうか。 原素子が長年愛用していた本来の包丁は、(奈々が新記録を出した時に刺さったモノとして)帰宅記念館に展示されている。 もっとも。今の原さんの包丁も、予備とは言えどかなりの切れ味:硬度を誇る。 普通の高校生にそんなものを刺したら、相手が帰宅部員でない限り、##検閲しました## である。 原 素子「わ、私の包丁が…」 桜子「(…ある意味、凄いんだけど)」 原 素子「私、今までメカ沢くんのこと、普通の高校生だって思ってたけど…」 タカトシ(どこかから)『本人識別ができてるなら、刺さないであげて!』 原 素子「メカ沢くんって実は…身体が異常に固い高校生なんじゃないかしら!?」 ブライト「(桜子、お前が突っ込めよ)」 桜子「(ブライトさんがやってよ)」 がっくりと膝を落とす、原素子。 原 素子「これで…残る私の武器は。100均で買った包丁と、ホームセンターで買った包丁と、ネットで買った包丁しか…」 桜子「予備、多すぎ!」 これでは…職務質問で、終わりである(職質かけた警官の命のほうが)。 ブライト「とりあえず、目的は果たした! 桜子、メカ沢、逃げるぞ!」 逃げることには、結構慣れてきた三人である。 …慣れちゃうほど逃げてきたってのも、哀しいモノがあるが。ともかく、逃げることができた。 ちなみにこの時。偶然通りすがった瀬戸口は一部始終を見ていたが…関わるのを嫌って、見なかったことにした。懸命だ。
[669]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:38:32 ID:491J2JqI <WB:食堂> 数日後の、夕食。そこには多くのクルーが揃っていた。 …もともと、女性陣は女子寮にいたのだが。 どこぞの誰かのストレスのせいで、夜な夜な、誰かが刺されていく。←文章にすると怖ぇ… ついには食事係のおばちゃんが逃亡。飢えた女どもは男子寮を占拠。 だが、そこの食事係も逃亡となって、結果的にWB内の食堂が使われることになったのだ。 ちなみに奈々だけは「食事? 全然余裕っす」とか言って、女子寮の部屋にいる。 おそらく彼女の中では、今はそこを「帰る場所」と認識しているのであろう。 ピンポーン。チャイムが鳴って、大勢の郵便業者が荷物を抱えてきた。 ブライト「あれ? いつもの女子校生は?」 業者「女子校生? さあ…(そんな社員、いたかなぁ)」 あおい「うわ。これカトラスじゃん。なんで連邦軍は、こういうのを民間の業者に運ばせるかなぁ」 原 素子「経費節減してんのよ。特に輸送部隊は削減されてて」 桜子「あー、それでか。軍としてそういう流れだから、重要機密を運ぶWBには、たいした支援がないんだ」 ミライ「でも重要機密を運ぶ船にくらい、もう少しまともな待遇を与えてもいいんじゃないかしら。特に人材を」
[670]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:41:29 ID:491J2JqI 舞は、軽く笑った。 芝村 舞「逆かもしれない…そう考えたことは、ないか?」 ミライ「はい?」 芝村 舞「重要機密がゆえに、まともな待遇ではない。そして、もう一歩進める。『謀殺のために隔離した』と」 ミライ「それって、どういうことかしら?」 芝村 舞「邪魔なヤツ、無能なヤツは、どこにでもいる。それはいい。彼らは、我らが守ればいいだけのこと。 だがそんな度量も能力もない者が上に立てば。やることは見えてくる。…リストラだ」 リュウ&蘭「「びくっ」」 芝村 舞「政治的に邪魔な者、あるいは無能な者を隔離し、サイド7で沈める…それが本来のV作戦かもな、と」 芝村が言うと、冗談に聞こえなくなるからタチが悪い。 芝村 舞「『ガンダム』の位置づけを考えれば、わりと悪くない説だろう。そもそもジムは、ガンダムの量産機ではない。 装甲材からして違うからな。コアブロックもない。するとガンダムのデータ…これは、たいした意味がなくなる。 アムロの戦闘データなんて、マチルダさんが回収した時点では『被弾しまくってた』モノだ。ジムなら撃破されてる」 桜子「ガンダムって…」 芝村 舞「試作機ですらない、ただの実験機かもしれぬ。『作ること』そのものが目的。 技術力の証明と、ノウハウの蓄積。だから作ったあとは、どうでもいい…そうとも考えられる」 桜子「いや、あの。ガンダムって…何?」 ブライト「あ。やっぱり、そこ?」 桜子「そもそもガンダムって…何なの? 私、知らないんだけど」 すると。やたら男前の表情で、アムロが言った。 アムロ「ガンダムとは…マウントフジばりに、秘密の最終兵器です。だから我々は知らなくて良いのです!」 桜子「ふーん」 タカトシ(色々スルーして)「わー。荷物、凄いなぁ」
[671]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:43:42 ID:491J2JqI わいわい。がやがや。届いた荷物の中から、原素子が一つの包みを高く掲げた。 原 素子「きゃー! ツインセルマックスM66よ! ツヴィリング社の傑作モデル! マイクロカーバイドパウダースチール製のブレード、そして硬度はHRC約66! あぁん、もう濡れちゃう!」 タカトシ「興味ないけど、一応聞きますね。なんなんです?」 そこで謙信ちゃん様が、我々のためにそっと解説をしてくださった(最近、さらに敬称が統一できていない)。 謙信「……。包丁だ。カシナート並みに凄い」 ワールド「いいなぁ…」 なのは「いいよねぇ…」 糸色望「そこに共感する女性たちってのも、なかなかいないでしょうね…」 #原さんが、良さげな包丁を入手しました。しかしこれでも、奈々に刺したモノより劣るらしい。 ・どんだけ凄かったんだ、あの包丁…
[672]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:45:26 ID:491J2JqI アムロ「これ、なんでしょうね」 謙信「…手裏剣に似ているが」(F) ブライト「アメリカ的な何か、のことか?」 桜子(無表情で)「それはメリケン」 蘭「手裏剣と言えば、忍者でしょう。忍者には、手裏剣を欲しがる習性があります!」 ハマー「せ、拙者は忍者ではござらんから、関係ないでごさるYO」 リュウ「まあまあ。ハマー、これ持ってみろよ」 ハマー「ん? これは…アレ学(アレクサンダー流忍者学園)で影千代先輩が使っていたもの!?」 なのは「(忍者、忍者!)」 謙信「(わくわく)」 ハマー「い、いや、拙者は知らないでござるよ!? どうやって投げればいいかも、知らないでござるよ!?」 叶親「…言っとくが、ハマー。お前、もし忍者じゃなかったら…ただの無職だぞ?」 なのは(ボソッと)「…貴重な『忍者』枠を圧迫してるかと思うと反吐が出る」 叶親(ボソッと)「土下座する忍者って時点で、最悪に近いのにな」 ハマー「……。つ、使えるでござるよ!? でもこれは、手裏剣ではなくて…『YO』を練習する道具YO!?」 #手裏剣のレプリカ。『YO−メラン』です。ハマーのスキルに追加されました。
[673]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:46:29 ID:491J2JqI アムロ「このソーラー充電器は、メカ沢で決定でしょ」(G) メカ沢「そうか? 俺は機械とか苦手だしケータイも使わないから、いらないが」 原 素子「そんな出力じゃ、WBそのものに追加しても意味ないし」 メカ沢「いや、だから俺はいらないって…」 糸色望「絶望したッ! 原子力の評判がガタ落ちの今、太陽光を利用しない高校生に絶望したッ!」 メカ沢「…わかったよ。使うけど。どうするんだ?」 アムロ「ああ、あとは僕が調整しときます」 #メカ沢に、微々たるものですが自動回復スキルがつきました(ハーフタイム等)。 糸色望「…絶望したッ! 太陽光発電のパワーの無さに、絶望したッ!」(しかもメンテが大変)
[674]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:48:17 ID:491J2JqI 灯里「カトラス、欲しいですー」(H) ヤムチャ「サブマシンガンでいいから!」(I) アリア社長「ぷいにゅ、ぷいにゅ!」 瀬戸口「軍楽技能持ちが、欲しがってる(…俺らに言ってくれれば、倉庫から持ってきてやるのに)」 あおい「カトラスは接触プレイのスキル、サブマシンガンはタックルとパスカットの必殺技だね」 桜子「もともとメカ沢の買い物だし(使い込んだけど)、メカ沢にあげれば?」 メカ沢「でも俺、ビームサーベル持ってるぞ」 桜子「そっか。じゃあ接触プレイのスキルに乏しくて、白兵戦の武器持ってない人間…」 アムロ「それでいて、適度に過激派な人で、素手で戦わない人」 ブライト「…絶望先生でいいんじゃん?」 糸色望「…はぁ。あの、そんなに期待されても困るんですけど」 #絶望先生がカトラスを入手。接触プレイで補正がつきます。…投擲の時は、使えません。 あおい「サブマシンガンは、実はボクも欲しいんだけど…まあメカ沢でいいのかな」 原 素子「単純なモノじゃ、寂しいわね。ちょっと改造しましょう」 アムロ「そうですね。パンツ的な何かも足してみたいし」 なのは「(ロボには銃なの!)私も手伝うー。あと、 弾 丸 はこちらで用意できます」 ヤムチャ「…ヤバい感じがするのは、俺だけか?」 叶親「絶望先生のカトラスには、あまり食いつかなかったのにな」 #メカ沢がサブマシンガンを入手。必殺技として使えます。必要なくなれば、誰かにあげます。 ・これはもともと、あまり燃費は良くないです。武装によっては補助兵器になります。
[675]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:49:34 ID:491J2JqI 桜子「この杖っぽいのは?」(B) あおい「って、これ、灯里ちゃんが持ってるような『オール』じゃないの? 船を漕ぐやつ」 灯里「ぅわー、これ、アリシアさんのですよー☆」 アリア社長「ぷいにゅ?」 ブライト「アリシアさん?」 灯里「はひっ。これで私も、アリシアさん的なことができます」 あおい「『華麗』な感じ?」 灯里「いえ、泥臭い感じというか、田舎っぽいですけど」 あおい「そうなの?」 灯里「手榴弾を射出したり、迎撃に強くなったり、不思議なカラダだったりします」 ブライト「どんな人なんだ、そのアリシアさんってのは」 灯里「確か出身は孤児院で、パン屋に住み込みで働いてました」 アリア社長「ぷにゅー?」 桜子「パン屋から観光業に変わったの? 灯里ちゃんの先輩は」 灯里「ほへ?」 桜子「アリシアさんって、ARIAカンパニーで先輩って聞いてるけど…」
[676]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:52:44 ID:491J2JqI 灯里「いえ。会ったこともないですよ?」 叶親「そのオールの持ち主って…誰?」 灯里「アリシア・メルキオットさん(旧姓)」 タカトシ「あぁ、そっちの…」(戦場のヴァルキュリアに出てた偵察兵) あおい「むしろそっちのアリシアさんが、オール持ってたほうが驚きだね…」 #灯里が、オールを入手しました。何か(勝手に)やっちゃうみたいです。 灯里「じゃあこのオールは、お部屋に飾っておきましょー」 あおい「あれ? 使うんじゃないんだ」 灯里「はい。私の自前のほうが、慣れてますし。…それに、もう憶えましたから」 全員「「「(何 を だ ?)」」」 桜子「んー。灯里ちゃんって、掴みどころがないよねぇ。あはは。そのうち魔法でも使えたりして」 灯里「ほへ? 今 で も 使えますよ?」 桜子「(え? 今、なんて…)」 灯里「アリシアさんのマネ。ラスボスに鉄パイプで殴りかかる感じで!」 やや錯乱気味で、アリア社長をオールで殴っている灯里である。…誰かとめてあげてください。 瀬戸口「TV版って…ファンにはガッカリとか黒歴史とかのことも多いんだよな…」 なのは「TVでブレイクすることもあるので、そのへんは」
[677]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:54:45 ID:491J2JqI 原 素子「これは射出機かしら」(D) 瀬戸口「榴弾なんかを飛ばす…ものか? でもちょっとおかしくないか?」 原 素子「失敗作なのかしら…。まあ、調べてみましょう」 桜子「メカ沢につけときゃ、問題ないんじゃない?」 アムロ「やりすぎると重くなっちゃいますからね」 #『何かの射出機』がメカ沢装備に入りました。何を飛ばすかは貴方次第! ・後々、他の装備との組み合わせで特殊な運用がされるかもしれません。 桜子「これは地図かな」(E) アリーナ「宝の地図かなー」 その言葉の、次の瞬間。帰宅していた奈々が物凄い速さで現れた。 桜子「わ、びっくり」 奈々「帰宅部にとって、地図は重要です! んー? これは…」 アムロ「何かわかるの?」 奈々「地図には違いないんですけど。男塾の地図、ジャブローへの侵入口、ア・バオア・クーからの脱出経路。 色々ありますね。私が知らないところの地図もあります」 あおい「かなり重要な地図のような」 奈々「地図と言えば、プチ情報。警備上:防犯上の観点から、諸外国で『詳細で正確な』地図は、あまり売られてません」 糸色望「主に 共 産 圏 で顕著ですね!」 奈々「いえ、あの、政治関係はちょっと…」 アムロ「メカ沢のGPSと連動させて、データを芝村さんかあおいちゃんに送って、電脳通信で僕か奈々さんに送信して、 そこから皆にNT能力で配れば、皆で共有できますね」 ヤムチャ「…滅茶苦茶、途中過程が複雑じゃない?」 #何かの時に、使えます。主に地形情報に補正です。
[678]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/05/21(土) 04:57:06 ID:491J2JqI ブライト「で、最後に、一番疑問だったコレなんだが…なんだか浮いてるヤツ」(C) 叶親「あれでしょ、ロートだかトーロだか」 瀬戸口「ロートね。漏斗。『じょうご』と読んでもいい。液体やら粉末を、小瓶とかに移す器具」 アムロ「形はそんなのですけど、…中身が機械ですし。浮いてますし。…全部で6つ、ありますし」 ブライト「おわ!? 動いたぞ!」 アムロ&奈々「…あれ!?」 ブライト「どうした?」 アムロ&奈々「これ…僕&私たちの思う方向に、動きます」 芝村 舞「言おうかどうか迷ってたが…それは『ファンネル』だ。ややオーバーテクノロジー」 奈々「ファンネルぅ!?」 芝村 舞「この時代だ。ビット、でもいいがその試作型。不安定で出力は弱いがな。芝村側で、開発中の試作機だ」
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0ch BBS 2007-01-24