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【勝った者が】キャプテン霧雨67【強いんだ！】
[788]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 21:40:56 ID:??? 翼「……森崎！！あのシュートに距離は関係ない！全力で止めろォ！！」 超モリサキ「お前に指図されるいわれはねぇ！わかってんだよ、そんなこと！！！」 ズガガガガガガドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ！！！ 翼の叫びどおり、サルバトーレの跳ね返したネオタイガーショットは次藤のブロックですら容易く蹴散らす。 他の選手は言うまでもなく、返される猛虎の牙に無抵抗に引き裂かれていく。 全日本のフィールダーはこのシュートに絶望し、イタリアのフィールダーたちはこのカウンターシュートに湧き上がる。 吉良「（これは………！）」 日向「（俺のシュートが……俺のネオタイガーが……！！）」 若林「（と、止められるわけがないだろう…PA外とかそういうレベルじゃない！）」 サルバトーレ「終わりだ！！ジノでさえ取れないシュートを跳ね返した！止められるわけがねぇ！！」 観客「き、決まれえええええええええええええええええええええええええええっ！！！」 「森崎ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ！！！！」 超モリサキ「（俺はもう失点しない。そう誓った。何が何でも、何が何でもだ！！ なら、このシュートだって止めてやる！！どんなに凄いシュートだろうが、止まらないはずがない！！） 俺は諦めん、諦めん……諦めんといったら、諦めん！！！！」
[789]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 21:41:56 ID:??? 超モリサキ「 そ う 何 度 も 抜 か れ て た ま る か ァ ！ ！ ！ 」 ギュオオオオオオオオオオオオオオオッ……！！ グワシィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ
[790]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 21:42:56 ID:??? ヘルナンデス「よし！大逆転！イタリア希望の未来へレディー・ゴー！！ ……………………………え？」 翼「……残念だったね。あいつは性格がとてつもなく最低だけど、トップクラスのGKなんだ」 早田「も…………森崎ぃいいいいいいいいいいいいいッ！！！やっぱりお前は最高だァ！！！」 （7）金木「い、今のですら……止めてしまうのか！！？」 松山「いてて…お、おおっやったあーーーーーーーっ！！ナイスセービング、森崎ーーーーーーっ！！！」 若島津「（お、俺が追い落とされたのも当然か……！）」 日向「なん………だと…ォ…！！」 サルバトーレ「そ……そんな…！！そんな、そんな、そんな…バカなァ！！！！」 誰もが目を疑い、誰もが声を上げた。 サルバトーレの跳ね返したネオタイガーショット。 誰もが決まると思われたそのシュートを、超モリサキはその両手に収めていた。 超モリサキ「恐怖と共に覚えておけ、俺は森崎 有三……！！世界ナンバーワンのGKだァ！！！」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！！ 実況「と、止めたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！！！！！！！！！！！！ サルバトーレくんの跳ね返した日向くんのネオタイガーショット、恐ろしい威力のシュートを止めた！！ これが…これが森崎くんの真の実力…！！ シュナイダーくんですら完封した森崎 有三の実力です！！！」
[791]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 21:43:57 ID:??? 観客「もっりさき！もっりさき！もっりさき！もっりさき！もっりさき！もっりさき！！！」 「お前が東洋の守護神だァ！！」「さすがSGGK、なんともないぜ！！」「世界ナンバーワン！！」 「よっしゃああ！！！！ファインセーブしすぎだろ！前半は偽者だったか！？」 「か、カウンターシュートを防ぎやがっただとォ！！？」 超モリサキ「……そらァ！！翼、いい加減トドメを刺しやがれ！！！」 ドゴオオオオオオッ！！！ ヘルナンデス「ま、またツバサに！どうなってんだい！」 翼「俺も森崎も、こんなところで立ち止まっていられない。そういうことさ……！」 ダッ！！ サルバトーレ「く、くそォ！！ここでテメェを止めれば、止めれば決勝で…！！」 翼「（こいつも輝夜のプレイに魅せられた選手か！目の付け所はさすがだ…だけど！） 輝夜のライバルは、俺だーーーーーーーーーーッ！！」 ガシィッ……バッ！！ サルバトーレのタックルに、翼が再び大空へ飛翔。そのタックルを抜き去る。 前半とは違い、イタリアの選手たちはこの相手に対し、どこを守ればいいのかわからない。 その状態では決して翼は止まらない。 実況「翼くん、サルバトーレくんを抜き去り、そのままゴール付近まで突破！ ドリブル、ワンツーを巧みに織り交ぜる変幻自在の攻撃を誰も止められない！！ これは……とうとう全日本が逆転するのかァ！？」
[792]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 21:44:58 ID:??? 翼「（日向くんは……ショックが大きいみたいだな。ここで任せるなら………） 柴田！！！」 バゴォッ！！ マリーニョ「な、なにィ！？ヒューガじゃない！？」 （7）金木「（やらかすなよ、柴田……！）」 サルバトーレ「ちきしょう……！ジノーッ！！！」 動揺するDF陣をあざ笑うようなドライブパスが、ゴール前の柴田へと通る。 柴田はワンバウンドしたボールをそのままダイレクトで撃ち込みにシュート体勢に入る。 （6）柴田「来た！マイクロウェーブ！！これが柴田劇場のフィナーレクライマックスだぜ！」 キュピィン！！ （6）柴田「行くぜ、イタリアGK！こいつが俺のおニューの新技！Gビットサテライトだーーーーッ！！！」 ヘルナンデス「ま、また新シュートなんて勘弁してーーーーーっ！！！」 バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ！！！！ 柴田の放つシュートが急加速し、ヘルナンデスの予期したタイミングを大きく外す。 黄金の右腕をすり抜け、柴田のシュートがゴール左隅へと突き刺さった。 そのゴールまでの瞬間を、じっくりとヘルナンデスは長い苦行のように感じていた。 ヘルナンデス「（う、嘘だ……こ、こんな結果なんて…アハハハ……こんな新シュートのオンパレードなんて…）」 ピイーーーッ！！！
[793]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 21:45:58 ID:??? 実況「決まったァーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！ 柴田くんの謎シュートがヘルナンデスくんを打ち破り、とうとう逆転！！ 全日本、2点のビハインドを跳ね返し、カウンターシュートすら防ぎきり、とうとうリードを奪います！！！」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！ 吉良「ほう…柴田もドリブル以外に武器を得たか」 観客「よっしゃああああああああああああああっ！！よくやったぞ！」「日向よりは落ちるが、やるじゃないか！！」 「逆転！逆転だァ！！」「カード神様ポスト神様森崎様ありがとーーーーっ！！！」 「う、嘘だろ……嘘だろーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！？」「さすがです坊ちゃま」 （6）柴田「ヒャッホー！！どうだい！これが柴田劇場だぜ！」 松山「ナイスシュート！よく決めたよ、柴田！！」 翼「（よし……。残り時間も少ない。終わったな）」 日向「（俺の……俺のシュートが…）」 超モリサキ「（さて……明日勝ち上がってくるのは、霧雨か、シュナイダーか…）」 とうとう逆転を果たした全日本。…この後のことは、語ることは何もない。 希望であったカウンターシュートが防がれ、逆にゴールを奪われたイタリア。 残り時間ではシュートどころか、前線にボールを持っていくことも出来ず……… ピッ……ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ！！ 実況「試合終了！！前半のビハインドを取り返し、全日本が決勝進出！！ 2-3で優勝候補イタリアを破る！！！明日の相手は既に我らがフランスに決定しています！ 決勝では、どんな熱い戦いを見せてくれるのでしょうか！！」
[794]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 21:46:58 ID:??? ………………… ピエール「…………と、いうわけで。 全日本がイタリアを破り、決勝進出。明日の対戦相手は、全日本だ」 魔理沙「そっか……」 A イタリアが負けたのか…… B 大空と社長のツインシュートだとォ！？ C ううん、やっぱり光たちは強敵だな… D 後半は無失点か…やはり森崎は強敵だな… E …ミアータシュートってなんだよ…… F その他 反応をどうぞ 現魔理沙ガッツ 1020/1020 ＊先に【２】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[795]森崎名無しさん：2011/02/26(土) 21:49:35 ID:7xi77IWQ B
[796]森崎名無しさん：2011/02/26(土) 21:55:26 ID:PL2yAXJE Ｅ
[797]森崎名無しさん：2011/02/26(土) 21:58:49 ID:+y7pcYz2 Ｂ
[798]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/02/26(土) 22:14:14 ID:??? >>B 大空と社長のツインシュートだとォ！？ 魔理沙「よ、よりにもよってあの2人のツインシュートだと！？」 ピエール「知って…そうか、知ってるんだったな。そんなに意外なのか？」 魔理沙「ああ。だって、中学は別だったしさ…」 ピエール「そんなことを言えば、俺とナポレオンもそうだろう」 魔理沙「いや、お前らはともかくとして……両方ともすげぇ我が強いんだよ。 はっきり言って、それで同点に追いついたって事実を突きつけられても信じがたい」 それともう一つ。これは弱音とも取られそうなので言わなかったが。 2人とも恐ろしい強さの選手であり、その2人のツインシュートは破壊力も恐ろしいことになっているだろう。 この2つの驚きが入り混じり、魔理沙は他の事実が中々頭に入らなかった。 魔理沙「（私と霊夢のツインシュートは、そりゃ私たちは親友だしな…。 仲の悪いヤツとツインシュート…私だったら、レミリア…とか？ うえっ、絶対にごめんだぜ。…よく考えれば、あの2人が仲いいかはわからないんだよな。 まぁ、性格考えれば仲良くしてるとは到底思えないが…にしても、面倒な技を開発してくれやがって）」 ピエール「（なるほど……相手の連携は、中々のものなのだろうな。 それだけの選手たちにコンビ技を開発させるとは…やはり全日本は強敵だな）」
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0ch BBS 2007-01-24