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【読み合い競り合い】Another-C_3【騙しあい】
[903]忍法名無しの術さん:2011/04/01(金) 16:22:30 ID:??? ★なんですか?→ スペードK
[904]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/01(金) 18:34:30 ID:??? > なんですか?→ スペードK > 《ダイヤ、スペード、クラブ》 ナディア「あの子の事は大丈夫だから! 頑張って!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ???「………さーん!」 三杉(………?) ナディア「ミスギさーん!」 自分の名を呼ぶ声で三杉はハッと我にかえる…。 そしてその声の主がナディアである事に彼は正直驚いた。 三杉(ナディアが僕に何を……) モニカとの事を彼女に伝え、激昂させたのはつい一昨日の夜のこと。 そしてそのモニカがここに居ない事実、それが彼女のショックを示しているのは明らかだった。 また結果的にナディアにも辛い事をさせる羽目になってしまった。 それをさせたのは全て自分、自分の行動によるもの…これは三杉にとって耐性のない苦痛であった。
[905]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/01(金) 18:35:46 ID:??? だが… ナディア「あの子の事は大丈夫だから! 頑張って!」 三杉「・・・!」 ナディアの表情には怒りも恨みも、そして悲しみも無かった。 それは確かに…100%が背中を押してくれる強い人間の顔だった。 心の中に重い物を抱え込み、それで自分を追い込もうとしていた三杉の心が少しだけ救われた。 言葉そのままに信じられたのだ…彼女のような友人が居れば、確かにモニカは大丈夫なのだと。 さらに…ナディアの言葉はこれで終わらなかった。 ナディア「それから伝言!!」 三杉(ま、まだ何か…?) ナディア「勝って下さい…だって! 今日の試合だけじゃなく! 世界を相手にしても! 勝って下さい、だって!」 三杉「……!!」
[906]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/01(金) 18:36:49 ID:??? ビリビリッと背中に電気が入り…何かのスイッチが入った気がした。 あの時思わず饒舌に語った…自分だけが考えていた諦めに似た本音。 ユース以降…トップの世界では、日本は世界に勝てないという確信。 この伝言は、その自身の弱い幻想を打ち破って欲しいとモニカが言っていたという事だった。 三杉はそれを伝えてくれたナディアに対して力強く頷き…そしてフィールドへと歩を進めた。 三杉(また僕は小さな人間になるところだった。) 目を瞑った。 自身を傷つけた相手(三杉)に対しても、モニカは背を押してくれたのだ。 どれだけ傷付いているか想像も出来ないが、それでも彼女は背中を押してくれたのだ。 三杉(強くなろう…。 倒れても…苦しくても、何度でも立ち上がれるくらいに…!) ※三杉がとある試練に対して立ち直れるフラグが立ちました。 ミハエルの時に得られなかったので、結果的に今回の恋愛イベントには意味があったと言えます。
[907]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/01(金) 18:38:06 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアア!! 実況「さあ間もなく後半キックオフです、攻撃権はローマから…さあ前半のようにペースを掴むか!? それとも今度はフィオレンティーナが流れを呼び込むのか!?」 〜某女子寮の一室〜 クラウディア「さ、ココア入ったわよ。」 モニカ「う゛ん……」 泣きはらして目の周りが赤くなったモニカと、その親友のクラウディアの2人が居た。 彼女達2人はどうやらTV中継でこの試合を観戦しているようである。 モニカはクラウディアからココアを受け取り、それを口に運んだ。 モニカ「ごめんね、クラウディア…。」 クラウディア「なにが?」 モニカ「ジョバンニ兄さんの応援に行きたかったでしょ…?」 クラウディア「ふふ、そんなこと考えなくていいよ。 それに決勝戦ではちゃんと応援に行くもの。」
[908]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/01(金) 18:40:38 ID:??? モニカ「フィオレンティーナが勝つって信じてるのね…。」 クラウディア「そうよ……モニカもでしょ?」 モニカ「うん…。」 クラウディアの優しい笑顔に対してモニカも落ち着いて言葉を返していた。 その程度には回復していた。 クラウディア「落ち着いたらまたドレスを買いに行きましょ?」 モニカ「え…?」 クラウディア「ふふ、みんなでイイ女にならなくちゃね。 振った事をせいぜい後悔させてあげなきゃ!」 モニカ「アハハ…そうだね、がんばんなきゃだよね。」 この言葉に対して、少しではあるけれどもモニカは笑顔を見せた。 クラウディアもまた優しく温かい微笑みを返すのだった。
[909]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/01(金) 18:42:13 ID:??? 〜サン・シーロ〜 ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!! 実況「さあローマのキックオフ! ボールはヘルマーくんに渡ります!」 ヘルマー「行くぜフィオレンティーナ…この後半は痛い目を見せてやるぞ!?」 ダダダダッ! 実況「おっと、いきなり突破をしかけるヘルマーくん!! 強引な攻めだがフィオレンティーナは対処できるのか!?」 三杉(いきなりペースを掴みに来たか…! ここは…) A ブンナークと新田にチェックに行かせる B A+三杉でチェック C A+マルコでチェック D マルコと三杉でチェック E 三杉だけでチェックだぜ F マルコだけでチェックで十分だろ G 素通しだろjk 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[910]忍法名無しの術さん:2011/04/01(金) 18:44:47 ID:LO00aV0k A
[911]忍法名無しの術さん:2011/04/01(金) 18:46:08 ID:iLV3frKY A
[912]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/04/01(金) 19:09:53 ID:??? >A ブンナークと新田にチェックに行かせる ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「(中央突破などさせるか!)ブンナーク、新田、止めるんだ!」 素早く三杉は指示を飛ばす…が、FWの動き出しはその声とほぼ同時であった。 前線の選手達の考える事はどうやら同じようである。 ブンナーク「当前だっ!!」 新田「もう行ってますって…!!」 ヘルマー「こういう場合、どう見たってお前達の方がヤラレ役だろ!?」 前半よりも暗い瞳でこちらに飛び込んでくるヘルマー。 これより後半の開戦となる。
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0ch BBS 2007-01-24