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【魔界の】幻想のポイズン50【軽業師】
[461]森崎名無しさん:2011/03/04(金) 00:41:51 ID:??? 三杉は「チームとして命蓮寺は幻想郷に遥かに及ばない」って言ってるけど、 中盤の支配力とか白蓮の守備力とか考えると五分以上だと思うんだけどな。
[462]森崎名無しさん:2011/03/04(金) 00:46:20 ID:??? まあ、三杉のいってるのは結果論だよね。佐なんとかさんだって能力的には十分に強者だ。 ……まあ、エースに歯向かったのが身の不幸ってことで
[463]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 00:48:59 ID:??? >>461-462 確かに中盤の力は、五分五分くらいといった感じです。 ただ、これもあくまで中央の3人だけが凄いのであって両サイドハーフはいまいちですし。 命蓮寺はFW・DFが幻想郷に比べて弱いので、三杉さんはこんな感じな事言ってますね。
[464]森崎名無しさん:2011/03/04(金) 00:51:52 ID:??? サイドハーフあれでいまいちなのか… 確かに中央に比べたら弱いけど
[465]森崎名無しさん:2011/03/04(金) 01:33:19 ID:??? 中盤五分だったのか・・・
[466]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:33:57 ID:??? >★反町→ ダイヤ2 オータムドライブ 68 +(カードの数値)=70★ >★ムラサ→ クラブ7 ブロック 53 +(カードの数値)(人数差補正+1)=61★ >★椛→ クラブJ ブロック 55 +(カードの数値)+(人数差補正+1)=67★ >★一輪→ ダイヤ3 げんこつスマッシュ 61 +(カードの数値)+(ブロック補正+1)=65★ >≧2→反町のシュートが命蓮寺ゴールに突き刺さる! ================================================================================= ガツッ! ドゴォッ! バルルルルルルルルルッ!! 反町「(あっ、しまった!? 撃ちそこなった!?)」 思い切り格好をつけたまでは良かったものの、しかし、反町はこの肝心な場面で撃ちそこなった。 芝を軽く蹴ってしまい、万全の状態でシュートを撃てなかったのである。 そして、ボールは反町の本来のシュート力をまるで生かせないまま。 大きく下降しつつゴールへと向かっていくのだが……。 ムラサ「ぶぎゃあっ!?」 椛「届けっ、届けっ……届けぇぇぇぇっ!!」
[467]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:34:57 ID:??? チィッ!! 椛「(掠ったのに……! くそォォォオオッ!!)」 佐野「一さん! 頼む、止めてくれェェェェェェ!!」 一輪「(止めたいけど……速い、上に……届かな……)うぎゃああああっ!?」 バコォンッ!! バシュッ!! ピピィーッ!! 反町「……え?」 佐野「畜生……」 しかし、それでも決まった。反町の撃ちそこないは、一流シューターの並のシュートくらいの威力はあるのである。 幻想郷Jrユース 3−0 命蓮寺ナムサンズ ※反町支持率 38→39
[468]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:36:15 ID:??? ジョン「あぁぁぁぁあああ〜っ! き、決まったァァァァ〜ッ!! 幻想郷Jrユース、前半だけでなんと3得点〜ッ!! なんという圧倒的破壊力! なんという圧倒的な攻撃力でしょうかァ!? 命蓮寺ナムサンズ守備陣、完全に崩壊! 前半で大きく突き放す3点のリードを手に入れたァァァ〜!!」 リグル「ハッハァー! これで3点差だァ!! やっぱり守備は大した事無いよ! 撃ちそこないでだって入るんだもん!!」 反町「(調子に乗るな……と、言いたい所だけど……。 実際入ってるし、言い返せない……)」 得点が入った事は大いに喜ぶべき事であり、しかもこれが相手をどん底に突き落とす3点目なのだから。 その喜びもひとしおといったものである。 しかし、シュートを撃った張本人である反町としては……。 ただの撃ちそこないがゴールネットを揺らした事に、若干ながら消化不良を感じ……。 これを見ていたリグルは、やはり撃ちそこないでゴールを許す以上、敵は大した事無い奴らだと断定をする。 事実、敵DFは椛以外軽く吹き飛ばされていたのだから反町としても否定は出来ない。 霊夢「ナイスゴールナイスゴール。 よくやったわね、反町」 反町「え? あ、ありがとうございます(れ、霊夢さんが褒めた? 俺を?)」 霊夢「(これであいつの失態で2点目。 ふん、ざまあみなさい。 ……私を止めて調子に乗るからこうなるのよ)」 そして、この反町のゴールを一番に素直に祝福したのは、なんと意外にも霊夢であった。 しかし、これも霊夢の中では多分に靈夢に対する愉悦感と心の余裕があり。 反町を褒めるだけ上機嫌であっただけで……本来ならば、これくらいは決めて当然と断定をしていただろう。 とにもかくにも、こうして反町はボランチらなどからも祝福を受けたあと……。 揃って自陣へと戻り、DF陣からもまた祝福を受け。さて、これからどうするか……と作戦会議に入ろうとするのだが……。
[469]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:37:18 ID:??? ざわ……!! 穣子「ちょ、ちょっと、あれ……!」 反町「え? あ、あれは……!?」 魔理沙「(……靈夢、投げたか)」 不意に命蓮寺ナムサンズ陣営から、どよめきと混乱の声が聞こえ。 何事かとそちらへと視線を向ければ……なんと、そこではここまで中盤を支え続けていた、命蓮寺ナムサンズのエース。 博麗靈夢が、何故か単身、ベンチの方へとしずしずと帰還しており……。 入れ替わるようにして、ヒューイらと殆ど変わらない姿をした妖精が靈夢とハイタッチをしてフィールドへと入ってくる。 ――選手交代。 ここまで守備でも攻撃でも、その絶対的な能力で場を支配してきた靈夢が、ベンチへと下がる。 これが意味をしていたのは、たった一つ。 霊夢「勝ったわね(ふん、尻尾巻いて逃げたか。 そりゃ自分のせいで2点も失ってちゃあね)」 咲夜「……まぁ、その通りね。 あの妖精も、ヒューイのように特別な能力があるとも思えないし。 恐らくは数合わせだけの選手なんでしょ」 妹紅「怪我でもしたのかな?」 反町「いや……そんな様子は、無かったと思いますけど……」 魔理沙「(靈夢も変わらんな……で、魅魔様はあくまでも選手として出場はしねぇのか。 ……まぁいい、靈夢がいなくなりゃ中盤も支配しやすくなる。 シュート本数も増える)」 もう逆転をされることは無い。 追いすがられる可能性はあれど、引き分けにも、敗北にも、相手は届かない。 靈夢がいなくなった今、幻想郷Jrユースの勝利は既に約束されたも同然であり。 この後の時間も、後半45分も、全てが彼ら、彼女らにとっては完全なる予定調和な時間になるだろうと、結論付けるのだった。
[470]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/03/04(金) 01:38:19 ID:??? ……ここで少し時間を巻き戻そう。 反町達が自陣へと戻り、作戦会議をしようとしていた頃。 命蓮寺の者達もまた、佐野を中心として懸命に体勢を立て直そうとしていた。 一輪「うぅっ……ご、ごめんなさい姐さん、ごめんなさい……!」 ムラサ「あんなの無茶よ……なんなのよ……星のレイディアントトレジャーがかわいく見えるわ」 椛「(届かない……撃ちそこないにも届かない……! くそっ、なんで……どうして……!!)」 佐野「お、落ち着け皆! まずは1点返して、2点差でハーフタイムを終える! そして、後半開始のキックオフで1点取る! これで1点差になる! 1点差になればまだまだ勝てるんだ! いいか、勝てるんだ! 諦めるな! 勝てるんだよ、この試合!!」 白蓮「そうです……最後まで諦めず戦いましょう。 一輪、ムラサ、過ぎた事を悔いるのはいつでも出来ます。 今はまだ試合中です。 戦いましょう。 私も鳥町君を止められなかった責任があるのですから」 佐野「あ、白蓮さん、あれ反町さん。 鳥町じゃない」 白蓮「あらまあ、うふふ」 特に、ここに来てショックが大きかったのは、やはりDF陣であった。 3本シュートを撃たれて、その全てを止められず、決められている。 それだけでも堪えるというのに、最後に撃たれたのがただの撃ちそこないとくれば……。 そのショックは当然ながら、計り知れないものである。 特に椛に至っては、撃ちそこないにすら届かないのかと、自身の力の無さを嘆いていた。 自身の命蓮寺に来てから今までの苦労や練習は一体なんだったのかと、アイデンティティーを崩壊させかけていたのである。 しかし、それでも佐野と白蓮は懸命に鼓舞をした。 ここで諦めるのは簡単だが、しかし、それでも尚、勝機はあるのだから戦い続けるべきだと。 佐野「とにかく、次のキックオフだ! 次のキックオフで1点返す!! その為に、私にいい考えがある。 まず……」 靈夢「ごめんなさい、佐野さん。 私、そろそろ体力の限界で……交代してもよろしいでしょうか?」 佐野「うん、そう、まず、靈夢さんを交代……。 ……はいィィィイイイイイイイイイイイイイイ!?」 だが、ここで靈夢が交代を申請した。 これにより、命蓮寺の再び沸きあがろうとしていた闘志は、根元からポキリと折れた。
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0ch BBS 2007-01-24