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【再び】キャプテン森崎41【世界へ……!】
[120]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 00:39:40.50 ID:WnrjF/Ja 三杉「…そう、その通りさ。僕はリハビリが終わってから、翼くんに追いつこうと必死になってきた。だが結果は見ての通りだ」 松山「………」 三杉「三年間を棒に振った者と、三年間ブラジルでプロになるまで努力し続けた者。 その差はやはり、短時間では埋められないと言う事か…」 松山「…そんなの当たり前だろ」 三杉「…?」 岬「松山…」 松山「お前は天才だが、翼も天才だ。凡人の俺が保証してやるよ。だったら、 同じ天才なら努力の量で勝負が決まるだろ。馬鹿な俺でも分かる事を一々言わせるなよ」 三杉「………」
[121]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 10:24:52.82 ID:WnrjF/Ja 松山「だから…えっと、お前ならまだまだ追いつけるから…」 岬「松山、ボロが出ているよ」 三杉「君に叱咤激励は無理だよ。慣れない事はする物じゃないよ」 松山「う、うるさい!お前がらしくなく愚痴なんか吐いているのが悪いんじゃないか! お前は何時も冷徹で毒舌で…チームの頭脳じゃないといけないだろ!」 三杉「ああ、その通りだ。そして君にはチームの善玉をやっていて貰わないとね」 松山「…前から思っていたんだけど、何かこのチーム内の俺って、損な役割じゃないか…?」 岬「松山は不器用な位に真っ直ぐだからね。そんな松山を皆信頼していると思うよ」 松山「…それならいいか」 三杉「(単純だ)」 岬「(単純だ)」
[122]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 10:25:15.39 ID:WnrjF/Ja 三杉「…ところで、君はどうなんだい。岬くん」 岬「僕?」 三杉「君は前から翼くんのパートナーとされてきた。そして今日の試合も精神面と 戦術面で彼を支えていた。だが実力では大きな差が生じた様だが?」 松山「そういえばそうだな。悔しくは…無いのか?」 岬「う〜ん…言いにくい事だけど、僕は昔から翼くんと自分が互角だと思った事はないからね」 松山「えっ!?そうなのか?」 岬「うん。パートナー扱いをされるのは有難いし、実際にそういう役目をこなせる自信はあるけど… 昔翼くんと一緒のチームになったのはただの偶然で、その時僕以外に彼の補佐役をこなせるMFが いなかったのが大きいと思うよ。無論、翼くんの事は尊敬しているし大事な親友でもあるけどね」
[123]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 10:26:21.99 ID:WnrjF/Ja 三杉「つまり、君は翼くんだけじゃなく全体的な補佐役に回るつもりだから 実力面で翼くんに引き離されてしまっても悔しく思う必要はないのか」 岬「うん。自ら好んで裏方に回りたがるなんて我ながら珍しいタイプだと思うけど、 この全日本ユースは自己主張が強い個性的な選手が多いから、これで良いかなって」 松山「確かにな…岬がチームの潤滑油になっている時ってあるよな」 岬「まあ、裏方に回る事ばかり考えて実力が伸び悩んじゃったら元も子もないのも事実だし、 今日は試合から消えている時間もあったから…そういう点では焦っているかな」 三杉「…君は常に周りも自分も良く見ているね。ひょっとしたら僕たち皆が君の掌の上で 踊らされているんじゃないかと思えてくる程だよ(無意識でやっているのかも知れないが)」 岬「まさか。買いかぶり過ぎだよ(三杉くんには要注意だな…バレたら小次郎より面倒な事になる)」 松山「そうだよ、岬に限ってそんな事は有り得ない(三杉は自分が陰謀好きだから他人もそういう目で見ちゃうんだろうな)」
[124]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 10:27:12.36 ID:WnrjF/Ja いったんここまで。
[125]創る名無しに見る名無し:2011/03/09(水) 16:00:52.81 ID:/NRTaP7I 3Mのやりとりは面白すぎるw
[126]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 20:35:53.62 ID:WnrjF/Ja 次藤「かーっ、腹減ったばい!今ならカツ丼10杯は行けるとね!」 早田「高いなオイ。カロリーも金額も」 政夫「いくらなんでも食いすぎだろ」 和夫「良くそれで太らないモンだぜ」 中里「暴飲暴食は身を滅ぼすでゴザル」 次藤「何じゃ、よってたかって。ワールドユースの前祝だとでも思えばよか」 早田「ワールドユース、か…」 中里「どうした?早田よ」
[127]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 20:36:21.68 ID:WnrjF/Ja 早田「ああ。いよいよワールドユースが間近に迫ってきたが、今日の試合でチームは一つになれたのかなってな」 中里「…ふむ。興味深い事柄ナリ」 政夫「………」 和夫「………」 次藤「う〜ん。とりあえず翼がこの期に及んでキャプテンば目指すとは考えられんめぇ」 政夫「直接対決で負けちゃったし、チームから長い間離れていたもんな…」 和夫「これで森崎のキャプテンの座は安泰か…くそっ」 早田「前から思ってたんだが、何でお前らアンチ森崎なんだ?立花」
[128]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 20:36:56.47 ID:WnrjF/Ja 政夫「何で…って、あいつ俺達の事をサル呼ばわりするじゃないか」 和夫「お前らがデブだのハゲだのニンジャだの呼ばれたら仲良く出来るのか?」 次藤「太っちょらん!」 早田「ハゲてねえ!」 中里「(忍者なのは事実であるが…)」 政夫「それにあいつ、勝つ為には何をやってもいいって考えてるだろ」 和夫「何時俺達に足が折れるまでスカイラブしろって言いだすもんか…」
[129]2 ◆vD5srW.8hU :2011/03/09(水) 20:37:16.99 ID:WnrjF/Ja 次藤「いくらあいつでもそこまではやらんと思うがのう」 政夫「信じねーよ。今までの言動が言動だ」 和夫「いくらGKとして優秀でも、俺たちゃ信じねーよ」 中里「それがお主らの決断か」 早田「まあ万人受けする奴じゃねーからな、森崎は。でもよ」 政夫「ん?」 早田「森崎に限らず、このチームはクセやアクの強い連中ばっかだろ」 次藤「そういう事タイ。こげんチームは、我が強い奴じゃなか無理っちゃ?」 和夫「そんなのは嫌だっての」 中里「(分かり合える筈もなし。乱世の覇王とは敵も味方も多い物よ)」
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0ch BBS 2007-01-24